※1:漢字表記や漢字の読み方が複数ある場合は、左から順に一般的に用いられることが多い(つまり左側の方がよく使われる)です。
漢字表記の例 【些末、瑣末】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記、比較して一般的に使われることが少ない漢字表記】
漢字の読み方の例 【りんぎ、ひんぎ】 ⇒ 【一般的に使われることが多い読み方、比較して一般的に使われることが少ない読み方】
※2:意味が複数ある場合は、”「~」など”のように一般的に用いられることが多い意味(「~」)を優先して表記しています。
※3:漢字表記が存在しなかったり見つからなかったりする言葉や表現の場合は、ひらがな表記しかしていません。
| 漢字 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 生憎 | あいにく | 「期待や目的に沿(そ)わない状況になって、残念な様子」など |
| 悪しからず | あしからず | 「相手の希望や意向に沿(そ)えない時に用いる、”気を悪くしないでください”や”悪く思わないでください”という気持ちを表す語」 |
| 当たりを付ける | あたりをつける | 「未知の物事に関して、おおよその結果・程度を予測すること」 |
| 軋轢 | あつれき | 「仲が悪くなること」 |
| 強ち | あながち | 「(”強ち~ない”の形で)必ず~とは限らない、という気持ち。必ずしも」 |
| 暗黙の了解/不文律 | あんもくのりょうかい/ふぶんりつ | (暗黙の了解)「明確に言葉や文章にしていなくても、当事者間の理解や納得が得られているルール」、(不文律)「明確に言葉や文章にしていなくても、当事者間の理解や納得が得られているルール(暗黙の了解よりも規則や掟としての意味合いが強い)」 |
| 言い得て妙 | いいえてみょう | 「上手い表現で的確に言い表していること」 |
| 言い値 | いいね | 「売る側が提示する値段のこと」 |
| 如何せん | いかんせん | 「残念ながら」 |
| 意匠 | いしょう | 「物の形・色・模様などのデザイン的な工夫」 |
| 一概には言えない | いちがいにはいえない | 「ひとつの考え・意見などが全てに当てはまるわけではないため、断定できないこと」 |
| 厭わない | いとわない | 「嫌がらないこと。また、嫌だからと避けたりしないこと」 |
| 嫌味、嫌み、厭味 | いやみ | 「他人に不快感を与える言動や態度」 |
| 言わずもがな | いわずもがな | 「言うまでもない。言わなくても分かる」 |
| 所謂 | いわゆる | 「世間一般に言われる。俗に言うところの」 |
| 因果関係 | いんがかんけい | 「ある事柄(原因)が、直接的に別の事柄(結果)を引き起こす関係」 |
| 迂闊 | うかつ | 「ぼんやりして物事に対して注意が足りていないこと。また、そのさま」 |
| 疎い | うとい | 「その物事についてよく知らないこと。その事情に通じていないこと」 |
| 御座形、御座成り/等閑 | おざなり/なおざり | (おざなり)「その場をしのぐために、物事をいい加減に行うさま」、(なおざり)「物事をいい加減に考え、何もせずに放っておくさま」 |
| 押し並べて | おしなべて | 「物事の大体の傾向として」 |
| 慮る | おもんばかる、おもんぱかる | 「あれこれ考えること。考慮すること」 |
| 漢字 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 邂逅 | かいこう | 「思いがけなく出会うこと。また、偶然の出会い」 |
| 乖離 | かいり | 「離れること」 |
| 瓦解 | がかい | 「一部の崩れから、全体が崩れること」 |
| 瑕疵 | かし | 「本来なら満たされているべき品質・性能・要件が満たされていない状態」など |
| 過信 | かしん | 「価値や能力を実際よりも高くみて、信頼しすぎること」 |
| 過大評価/過小評価 | かだいひょうか/かしょうひょうか | (過大評価)「価値や能力を実際よりも高く評価すること」、(過小評価)「価値や能力を実際よりも低く評価すること」 |
| 割愛 | かつあい | 「惜しいと思いながらも、やむをえず手放したり、省略したりすること」 |
| 葛藤 | かっとう | 「心の中に相反(あいはん)する欲求や感情が起こり、迷い悩むこと」など |
| 過渡期 | かとき | 「物事が古いものから新しいものへと移り変わる途中の時期」 |
| 可否 | かひ | 「賛成と反対」など |
| 紙一重 | かみひとえ | 「1枚の紙の厚さほどの、ごくわずかな違い」 |
| 皮切り | かわきり | 「物事のし始め。手始め」 |
| 為替 | かわせ | 「現金を直接使わずに代金の受け取り・支払いや資金の移動を行う方法」 |
| 勘案 | かんあん | 「色々な事情などを考え合わせること」 |
| 鑑みる | かんがみる | 「他の事例などに照らして考えること。他と比べて考えること」 |
| 喚起 | かんき | 「(感情・意識・行動などを)呼び起こすこと」 |
| 慣習 | かんしゅう | 「特定の社会・集団の中で、口に出しては言わないが守られている行動」 |
| 起因 | きいん | 「物事の起こる原因となること」 |
| 気概 | きがい | 「困難などにくじけない強い気持ち」 |
| 規格 | きかく | 「品質・大きさ・形状などについて定められた標準」など |
| 危惧 | きぐ | 「上手くいかないのではないかと心配し、恐れること」 |
| 奇遇 | きぐう | 「思いがけなく出会うこと」 |
| 偽善 | ぎぜん | 「上辺(うわべ)を善人らしく見せかけること」 |
| 帰属 | きぞく | 「財産や権利などが、特定の個人・組織・国などの所有になること」など |
| 期待値 | きたいち | 「物事に対する期待の度合い」など |
| 忌憚 | きたん | 「遠慮すること」 |
| きな臭い | きなくさい | 「なんとなく怪しい。信用できない」など |
| 機微 | きび | 「表面上は分かりにくい微妙な心の動き」など |
| 詭弁 | きべん | 「間違っていることを、それが正しいかのように思わせる弁論」 |
| 欺瞞 | ぎまん | 「欺(あざむ)くこと。騙すこと」 |
| 逆もまた然り | ぎゃくもまたしかり | 「ある事柄において、条件や因果(=原因と結果)を入れ替えて逆転させても正しいと言えること」 |
| 杞憂 | きゆう | 「あれこれと要らない心配をすること。取り越し苦労」 |
| 及第点 | きゅうだいてん | 「試験などに合格するために必要な最低限の点数」 |
| 寄与 | きよ | 「社会や人のために役に立つこと。貢献」 |
| 器用貧乏 | きようびんぼう | 「大抵のことはそれなりに上手くこなせるが、かえって一つのことに集中できず、どれも中途半端(=突出して優れたものがない)になってしまうこと。また、そのような人」 |
| 極論 | きょくろん | 「内容や例を極端にして言うこと。また、そのような意見や議論」 |
| 嫌いがある | きらいがある | 「ある物事に対して、好ましくない傾向があること」 |
| 義理 | ぎり | 「物事の正しい筋道。人として守るべき正しい道。道理」など |
| 金策 | きんさく | 「必要な金銭を準備すること。また、そのための工夫」 |
| 食い気味 | くいぎみ | 「相手が話し終わっていないのに、(相手の話を遮って)自分の話を割り込ませること」 |
| 食い下がる | くいさがる | 「(食いついたまま離れずぶら下がる意から)諦めずに粘り強く立ち向かうこと」 |
| 食えない奴 | くえないやつ | 「ずる賢くて油断できない人」 |
| 屈指 | くっし | 「多くの中で、指を折って数えられるほど優れていること。指折り」 |
| 雲隠れ | くもがくれ | 「人が行方(ゆくえ)をくらますこと。人が急に姿を隠してしまうこと」など |
| 愚問 | ぐもん | 「くだらない質問」など |
| 迎合 | げいごう | 「自分の考えを曲げてでも、人の気に入るように調子を合わせること。相手に合わせて自分の意見や態度を変えること」 |
| 計上 | けいじょう | 「費用などを全体の計算の中に組み入れること」 |
| 怪訝 | けげん | 「人の言動や物事の状況などに対して、理解できず疑問に思ったり、不思議で納得がいかなかったりすること。また、そのさま」 |
| 言質 | げんち | 「後で証拠となる言葉」 |
| 顕著 | けんちょ | 「誰の目にもはっきりと分かるほど目立ってあらわれているさま」 |
| 故意 | こい | 「わざとすること」など |
| 語彙力 | ごいりょく | 「多くの言葉を理解し、それらの言葉を適切に使いこなせる能力」 |
| 控除 | こうじょ | 「計算の対象から金額・数量などを差し引くこと」 |
| 更迭 | こうてつ | 「ある地位・役職についている人が代わること。また、代えること」 |
| 誤嚥/誤飲 | ごえん/ごいん | (誤嚥)「飲食物や唾液(だえき)などを飲み込んだときに、本来向かうべき食道ではなく、誤って気管に入ってしまうこと」、(誤飲)「飲食物ではない異物を飲み込むこと」 |
| 互換性 | ごかんせい | 「あるものを別のものに置き換えても問題なく機能する性質」 |
| 心許ない | こころもとない | 「頼りなくて不安であること」 |
| 誤植 | ごしょく | 「印刷物で、文字・記号などに誤りがあること。ミスプリント」 |
| 故人 | こじん | 「死んだ人。亡くなった人」 |
| 御託を並べる | ごたくをならべる | 「自分勝手なつまらないことを偉そうに長々と言うこと」 |
| 誤謬 | ごびゅう | 「誤り。間違い」 |
| 漢字 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 採算 | さいさん | 「利益があるかどうか、収支(収入と支出)を計算すること」 |
| 差し支える | さしつかえる | 「支障がある。妨(さまた)げになる」 |
| 査収 | さしゅう | 「よく調べて受け取ること」 |
| 左遷 | させん | 「前より低い地位・官職に落とすこと」 |
| ざっくばらん | 「遠慮や隠し事をしないで接するさま」 | |
| 刷新 | さっしん | 「良くない状態を改めて、新しいものにすること」 |
| 殺風景 | さっぷうけい | 「面白味(おもしろみ)や風情(ふぜい)を欠いたり単調だったりして、見る者を楽しませないこと。また、そのさま」 |
| 些末、瑣末 | さまつ | 「それほど重要でない小さなこと。取るに足らないこと」 |
| 参画 | さんかく | 「物事の計画に加わること」 |
| 散見 | さんけん | 「あちこちに見えること。ちらほらと目にすること」 |
| 自愛 | じあい | 「自分を大切にすること。自分の健康状態に気を付けること」 |
| 恣意的 | しいてき | 「その時々の思い付きで気ままに行動するさま」 |
| 柵、笧 | しがらみ | 「人の心に絡(から)みついて、決意・行動などを引き止めるもの」 |
| 示唆 | しさ | 「他の物事やヒントとなることを与えて、それとなく教え示すこと」 |
| 自重 | じちょう | 「言動を慎(つつし)んで、軽はずみなことをしないように注意すること」 |
| 諮問 | しもん | 「有識者やある特定の機関に政策などの意見を求めること」 |
| (~)弱/(~)強 | (~)じゃく/(~)きょう | (~弱)「示した数値(~の部分)よりも少し小さいこと」、(~強)「示した数値(~の部分)よりも少し大きいこと」 |
| 事由 | じゆう | 「事柄が起きた理由・原因」など |
| 従量課金 | じゅうりょうかきん | 「顧客のサービス利用量に応じて、請求金額が決まる課金方式」 |
| 準拠 | じゅんきょ | 「ある基準や規則、法律などを根拠として、それに従うこと」 |
| 竣工 | しゅんこう | 「工事が完了して、建造物などができあがること」 |
| 準~級 | じゅん~きゅう | 「~級に次ぐ等級であること。~級のすぐ下に位置する等級であること」 |
| 照会 | しょうかい | 「問い合わせて確かめること」 |
| 証左 | しょうさ | 「事実を明らかにする根拠となるもの」 |
| 定石 | じょうせき | 「物事を行う上での最善と考えられている方法・手順」など |
| 承認欲求 | しょうにんよっきゅう | 「他人から認められたい、他人から価値のある存在だと思われたい、という欲求」 |
| 贖罪 | しょくざい | 「金品を出したり善行を積んだりして、犯した罪を償(つぐな)うこと」 |
| 辛気臭い | しんきくさい | 「思い通りにならずにイライラしたり、面倒に感じられたりして、元気がなくなり暗い気持ちになるさま」 |
| 心証 | しんしょう | 「言動(言葉や行動)から心に受ける印象」 |
| 辛勝 | しんしょう | 「勝負・試合などで、相手に辛(かろ)うじて勝つこと」 |
| 推敲 | すいこう | 「詩や文章を作るとき、より良くするために字句や表現を何度も練り直すこと」 |
| 随時 | ずいじ | 「その時その時の状況に応じて。その時々」など |
| (~に)過ぎない | (~に)すぎない | 「それ(~)以上のものではない。ただそれ(~)だけのことだ。ただそれ(~)でしかない」 |
| 逝去 | せいきょ | 「人の死を、敬意をもって表した言葉」 |
| 整合性 | せいごうせい | 「物事や言動に矛盾(むじゅん)がなく、整っている状態」 |
| 責任の所在 | せきにんのしょざい | 「ある行動や状況の責任を負うべき対象」 |
| (~)せざるを得ない | (~)せざるをえない | 「仕方がなく、その物事(~)をしなければならない」 |
| 席巻 | せっけん | 「対象となる範囲を片っ端(かたっぱし)から勢いよく自分のものにしていくこと」 |
| 背に腹は代えられない | せにはらはかえられない | 「より大きな犠牲を回避するために、他のことを犠牲にするのは仕方のないこと」 |
| 僭越 | せんえつ | 「自分の地位・立場を越えて出過ぎたことをすること。また、そのさま」 |
| 相関関係 | そうかんかんけい | 「ある2つの事柄において、一方が増加するとき、もう一方が増加(または減少)する傾向にある関係」 |
| 訴求 | そきゅう | 「宣伝や広告などで、消費者の購買意欲に働きかけること」 |
| 息災 | そくさい | 「健康で無事なこと。また、そのさま」 |
| そぐわない | 「ふさわしくない。釣り合わない。似合わない」 | |
| 齟齬 | そご | 「(上下の歯が食い違う意から)物事や意見などがうまく一致しないこと」 |
| 卒無く | そつなく | 「物事を失敗や問題なく、要領よく処理するさま」 |
| 忖度 | そんたく | 「他人の気持ちを推(お)し量ること。また、推し量って相手に配慮すること」 |
| 漢字 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 体系的 | たいけいてき | 「個々の物事が、一定の秩序(ちつじょ)や規則に従ってまとまりの中に収まっているさま」 |
| 台頭 | たいとう | 「勢力を増して進出してくること」 |
| 高飛車 | たかびしゃ | 「相手に対して、上から目線で威圧するような態度をとること。また、そのさま」 |
| 打診 | だしん | 「交渉などの際に、相手の意向を知るために前もってその問題に触れて、相手の反応を探ること」 |
| 惰性 | だせい | 「今まで続いてきた動作や習慣などをそのまま維持しようとする性質」など |
| (~)足らず | (~)たらず | 「数詞について、その数値・数量(~)に満たない(足りない)こと」など |
| 男尊女卑 | だんそんじょひ | 「男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や態度」 |
| 秩序 | ちつじょ | 「社会や集団が望ましい状態を保つための決まり」など |
| 致命的 | ちめいてき | 「損害や失敗などが、取り返しがつかないほど重大なさま」など |
| 茶番 | ちゃばん | 「結果の見え透いているような馬鹿げた振る舞い」 |
| 直近 | ちょっきん | 「現時点から最も近い期間」 |
| 陳腐 | ちんぷ | 「古くさくて、価値が低いこと。ありふれていて、つまらないこと。また、そのさま」 |
| (~を)使わない手はない | (~を)つかわないてはない | 「それ(~)を使わないという選択肢はない」 |
| 月並、月並み、月次 | つきなみ | 「ありふれていること。平凡なこと。また、そのさま」 |
| 体裁 | ていさい | 「他人が見たときの自分の状態についての感じ。世間体(せけんてい)」など |
| 定礎 | ていそ | 「建築工事の始めに礎石(そせき)を据(す)えること。建築工事を始めること」 |
| 低反発 | ていはんぱつ | 「反発力(外部から加わった力を跳ね返す力)が低いこと」 |
| 定量的 | ていりょうてき | 「物事の様子または変化などを、数値や数量に直して表すさま」 |
| 適宜 | てきぎ | 「個々の状況に合わせて行動するさま」など |
| 手に余る | てにあまる | 「物事が自分の能力を超えていて、その物事の処理ができないこと。手に負えない」 |
| 手前味噌 | てまえみそ | 「自分で自分のことを褒(ほ)めること」 |
| 当該 | とうがい | 「特定の事項や物事を指す表現」 |
| 当事者 | とうじしゃ | 「その物事に直接関係のある人」 |
| 踏襲 | とうしゅう | 「今までのやり方・方針などを受け継いで、その通りにやっていくこと」 |
| 同調圧力 | どうちょうあつりょく | 「集団の中で少数意見を持つ人に対して、多数意見に合わせるように誘導する無言の圧力」 |
| 登竜門 | とうりゅうもん | 「成功や出世のための難しい関門」 |
| 度し難い | どしがたい | 「道理を言い聞かせても理解しようとしない。救いようがない。どうしようもない」 |
| 読解力 | どっかいりょく | 「文章を読んで、その内容を理解する能力」 |
| 取り分け、特け | とりわけ | 「同じようなものの中でも、その程度が際立っているさま。特に」 |
| 鳴かず飛ばず | なかずとばず | 「何の活躍も成果もない状態でいること」など |
| 済し崩し的に | なしくずしてきに | 「流れに任せて物事が少しずつ変わっていくさま。物事が曖昧(あいまい)なまま、少しずつ変わっていくさま」 |
| 何卒 | なにとぞ | 「相手に対して強く願い望む気持ちを表すときに用いる語。どうか」 |
| 涙ぐましい | なみだぐましい | 「涙が出そうなほど感動したり、哀(あわ)れだと感じること」 |
| 鳴り物入り | なりものいり | 「大げさな宣伝をすること」など |
| 念頭に置く | ねんとうにおく | 「常に心に留(とど)めておくこと。心掛けておくこと」 |
| 能書き | のうがき | 「自分の優れた点などを盛んに述べること。また、その言葉」など |
| バイアス | 「物事の見方や考え方に生じる偏り」 | |
| 媒体 | ばいたい | 「伝達の仲立ちとなるもの」 |
| 反芻 | はんすう | 「繰り返しよく考えること」など |
| 皮肉 | ひにく | 「直接的ではなく、相手を意地悪く遠回しに非難すること。また、そのさま」など |
| 罷免 | ひめん | 「公務員の職を強制的に辞めさせること」 |
| 比喩 | ひゆ | 「ある物事を説明する際に、他の似ている物事に置きかえて分かりやすく説明する表現方法」 |
| 日和見 | ひよりみ | 「事の成り行きを見て有利な方につこうと、形勢をうかがうこと」 |
| 平たく言えば | ひらたくいえば | 「分かりやすく言えば。簡単に言えば」 |
| 歩合制 | ぶあいせい | 「個人の売上や成果などに応じて報酬が支払われる制度」 |
| 付加価値 | ふかかち | 「ある商品やサービスに付け加えられた、他にはない独自の価値」など |
| 不可抗力 | ふかこうりょく | 「(天災など)人の力ではどうすることもできない外からの力や事態」 |
| 俯瞰 | ふかん | 「(高い所から見下ろすように)物事を広い視野で見渡すこと」など |
| 不況 | ふきょう | 「景気が悪いこと。経済が停滞していること。不景気」 |
| 不謹慎 | ふきんしん | 「慎(つつし)みのないこと。不真面目(ふまじめ)なこと。また、そのさま」 |
| 不躾 | ぶしつけ | 「礼儀や作法を欠いていること。無礼。無作法。また、そのさま」 |
| 不条理 | ふじょうり | 「道理に合わないこと。筋道(すじみち)が通らないこと」 |
| 付随 | ふずい | 「主となる物事に付き従って他の物事が生じること」 |
| 訃報 | ふほう | 「人が亡くなったことを関係者に知らせる連絡」 |
| 不問 | ふもん | 「取り上げて問題にしないこと」 |
| 無礼講 | ぶれいこう | 「身分・地位の差、礼儀作法や堅苦しいことを抜きにして行う宴会」 |
| プロパガンダ | 「特定の主義や思想などに誘導したり、それらを広めたりするための宣伝活動」 | |
| 辟易 | へきえき | 「同じことが繰り返されて、飽きて嫌な気持ちになること。うんざりすること」 |
| 屁理屈 | へりくつ | 「筋(すじ)の通らない理屈」 |
| 便宜 | べんぎ | 「特別な処置」など |
| 他ならない | ほかならない | 「(多く”~に他ならない”の形で)それ以外の何物でもない」など |
| 補完 | ほかん | 「不足している部分を補って、完全なものにすること」 |
| 本懐 | ほんかい | 「元から抱いている願い。本望(ほんもう)」 |
| 本末転倒 | ほんまつてんとう | 「重要な部分と、それよりも重要度の低い部分の順序や位置づけを間違えること。また、それにより重要な部分(本来の目的)の逆効果になること」 |
| 眉唾物 | まゆつばもの | 「信用できないもの。真偽の確かでないもの。怪しいもの」 |
| 満更でもない | まんざらでもない | 「どちらかと言えば良い。また、かなり良い(表向きは気に入ってなさそうに振る舞うが、本心は気に入っている場合)」など |
| 見切り発車 | みきりはっしゃ | 「議論や準備が十分にできていない状況で、物事を決定または実行してしまうこと」など |
| 見過ごせない | みすごせない | 「無視することはできない。見逃すことはできない」 |
| 身に余る | みにあまる | 「自分の立場・能力などに対して、待遇・評価などが過度であり、自分にはふさわしくないと感じること」 |
| 無論 | むろん | 「論じる必要のないほど明らかなさま。言うまでもなく。もちろん」 |
| 明文化 | めいぶんか | 「(規則・取り決めなどを)明確に文章で書き示すこと」 |
| メタ認知/無知の知 | めたにんち/むちのち | (メタ認知)「自分の思考・感情・行動などを、客観的」、(無知の知)「自分が何も知らない(=無知)ということを自覚することが真の知への始まりである、という考え方」 |
| 目減り | めべり | 「物の実質的な価値が低下すること」など |
| 免疫 | めんえき | 「生体が自己にとって健全な成分以外のものを識別して排除する防御機構」など |
| 免罪符 | めんざいふ | 「責任・非難・罪悪感などから逃れるための行動や理由」など |
| 目下 | もっか | 「今。ただ今。現在」 |
| 持て余す | もてあます | 「取り扱い方や処置に困ること。手に負えないで困ること」 |
| 元い | もとい | 「誤って述べたことを訂正するときに用いる語」 |
| 悖る | もとる | 「物事の筋道に合わないこと。道理に背(そむ)くこと。反すること」 |
| (~に)吝かではない | (~に)やぶさかではない | 「~する努力を惜しまない。喜んで~する」 |
| 野暮 | やぼ | 「表面だけでは分かりにくい、人の微妙な気持ちを理解できないこと。また、そのような人やそのようなさま」など |
| 疚しい、疾しい | やましい | 「悪いことをしたと心を痛める。後ろめたい」 |
| 揶揄 | やゆ | 「相手を困らせたり怒らせたりするようなことをして面白がること。からかうこと」 |
| 有識者 | ゆうしきしゃ | 「特定の分野や問題についての詳しい知識や経験を持ち、専門的な意見やアドバイスができる人」 |
| 所以 | ゆえん | 「わけ。理由」 |
| 癒着 | ゆちゃく | 「あるべき関係を超えて、不正に強く結びついていること」など |
| 予後 | よご | 「手術後の患者の状態や、病気の経過についての医学的な見通し」など |
| 余談 | よだん | 「用件以外の話。本筋を外れる話」 |
| 余念がない | よねんがない | 「(”~に余念がない”の形で)他のことを考えず、ひとつのことに集中しているさま」 |
| 理に適う | りにかなう | 「道理・理屈に合っていること。物事の筋が通っていて、無理や矛盾がないこと」 |
| 留意 | りゅうい | 「心に留(とど)めること。気を付けること」 |
| 領分 | りょうぶん | 「権限・能力などの及ぶ範囲。勢力範囲」など |
| 稟議 | りんぎ、ひんぎ | 「官庁・会社などで、会議を開く手間を省(はぶ)くために、係の者が案を作成して関係者に回覧し、承認を求めること」 |
| 例に漏れず | れいにもれず | 「一般の例と同様に。他と同様で例外ではない」 |
| 黎明期 | れいめいき | 「新しい事柄(時代・文化など)が始まろうとする時期」 |
| 老婆心 | ろうばしん | 「必要以上に世話を焼こうとする気持ち。おせっかいな心」 |
| ロビー活動 | ろびーかつどう | 「個人や団体が、自分たちの意見や要望を政治家や行政官に伝え、特定の政策や法律に反映させてもらうように働きかける活動」 |
| 詫び寂び | わびさび | 「質素なものや、時間の経過による変化(古びたものなど)の中に、美しさや味わい深さなどの魅力を感じる日本特有の心」 |
※1:漢字表記や漢字の読み方が複数ある場合は、左から順に一般的に用いられることが多い(つまり左側の方がよく使われる)です。
漢字表記の例 【些末、瑣末】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記、比較して一般的に使われることが少ない漢字表記】
漢字の読み方の例 【りんぎ、ひんぎ】 ⇒ 【一般的に使われることが多い読み方、比較して一般的に使われることが少ない読み方】
※2:漢字表記が存在しなかったり見つからなかったりする言葉や表現の場合は、ひらがな表記しかしていません。
【生憎】
読み方:あいにく
生憎というのは、
1.期待や目的に沿(そ)わない状況になって、残念な様子
2.相手の期待が外れたことをからかって言う語
の意味。
意味1の例文 「生憎の天気で野球が中止になった」
⇒心の中では天気が晴れになることを期待していましたが、実際の天気は雨で野球ができなくなったことを残念に思っている、ということ
意味2の例文 「お生憎さま、試験には合格できました」
⇒自分が試験に合格できないと相手は思っていましたが、試験に合格できたので相手の期待が外れてからかっている、ということ
【悪しからず】
読み方:あしからず
悪しからずというのは、”相手の希望や意向に沿(そ)えない時に用いる、「気を悪くしないでください」「悪く思わないでください」という気持ちを表す語”の意味。
例文1 「本日は予定が埋まっていて、その件については返信できないので悪しからず」
例文2 「この商品は売り切れ次第、販売終了となりますが、悪しからずご了承ください」
【当たりを付ける】
読み方:あたりをつける
当たりを付けるというのは、”未知の物事に関して、おおよその結果・程度を予測すること”の意味。
当たりを付けるは、大体こうだろうと予測したものが外れている場合でも用いられます。
例文1 「失敗するのは嫌なので、何事も当たりを付けてから行動するようにしている」
例文2 「今回のテストは自信があると言っていたが、私は彼の点数は赤点ギリギリだろうと当たりを付けている」
【軋轢】
読み方:あつれき
軋轢というのは、”仲が悪くなること”の意味。
例文1 「その出来事をきっかけに妻との間に軋轢が生じた」
例文2 「まずは組織内部の軋轢を解消するのが最優先だ」
【強ち】
読み方:あながち
強ちというのは、”(”強ち~ない”の形で)必ず~とは限らない、という気持ち。必ずしも”の意味。
例文1 「彼の言っていることも強ち間違いではない」
例文2 「彼女の証言も強ち嘘とは言い切れない」
【暗黙の了解/不文律】
読み方:あんもくのりょうかい/ふぶんりつ
暗黙の了解というのは、”明確に言葉や文章にしていなくても、当事者間の理解や納得が得られているルール”の意味。
暗黙の了解は例えば、「新人が率先して雑用を担当する」「旅行したら職場にお土産を買ってくる」「エレベーターや電車では先に降りる人を行かせる」などが挙げられます。
暗黙の了解と意味の似ている言葉に「不文律(ふぶんりつ)」がありますが、不文律は”暗黙の了解よりも、より強い規則や掟(おきて)としての意味合い(どちらも明文化されていないルールという点では同じ)”になります。
なので暗黙の了解よりも強く守らなければならないルールの場合に不文律が用いられます。
暗黙の了解の例文 「どの職場でも何かしら暗黙の了解はあるものだ」
不文律の例文 「夜は9時までには帰って来なければならないという不文律があった」
【言い得て妙】
読み方:いいえてみょう
言い得て妙というのは、”上手い表現で的確に言い表していること”の意味。
例文1 「バブル経済とは言い得て妙だ」
例文2 「彼の説明は言い得て妙で、難しい概念だったが簡単に理解することができた」
【言い値】
読み方:いいね
言い値というのは、”売る側が提示する値段のこと”の意味。
言い値の対義語を「付け値(つけね)」といい、”買う側が提示する値段のこと”を意味します。
例文1 「言い値で買うとは言ったが、さすがに相場の10倍の値段で買うことはできない」
例文2 「友人から言い値で車を譲ってもらったが、かなり安くしてくれたみたいだ」
【如何せん】
読み方:いかんせん
如何せんというのは、”残念ながら”の意味。
例文1 「やりたいことはたくさんあるが、如何せん時間が足りない」
例文2 「職場の近くに引っ越したいけど、如何せん家賃が高くて諦めている」
【意匠】
読み方:いしょう
意匠というのは、”物の形・色・模様などのデザイン的な工夫”の意味。
例文1 「意匠を凝(こ)らした商品だからといって必ず売れるわけではない」
例文2 「彼の作品は、斬新な意匠で注目を集めている」
【一概には言えない】
読み方:いちがいにはいえない
一概には言えないというのは、”ひとつの考え・意見などが全てに当てはまるわけではないため、断定できないこと”の意味。
例文1 「田舎よりも都会の方が住みやすいとは一概には言えない」
例文2 「一概には言えないが、多くの人はお金があれば今よりも幸せになれる」
【厭わない】
読み方:いとわない
厭わないというのは、”嫌がらないこと。また、嫌だからと避けたりしないこと”の意味。
厭わないは、「厭う(いとう):嫌に思うこと。また、嫌に思って避けること」の否定形です。
例文1 「彼女は、子どものためならどんな苦労も厭わない」
例文2 「あの人のためなら罪を犯すことも厭わない」
【嫌味、嫌み、厭味】
読み方:いやみ
嫌味というのは、”他人に不快感を与える言動や態度”の意味。
一般的に嫌味というと言葉によるものだけだと思われがちですが、正確には言葉によるものだけでなく不快感を与える行為すべてが嫌味に含まれます。
例文1 「相手は私のことを純粋に褒めてくれているのに、どこか嫌味に聞こえてしまう」
⇒例えば、相手は私のことを頭が良いと褒めてくれるが、自分では頭が良いと思っていないため、バカにされているように感じてしまう場合など
例文2 「彼は嫌味ばかり言う人なので、仲の良かった人も次第に彼から離れていった」
【言わずもがな】
読み方:いわずもがな
言わずもがなというのは、”言うまでもない。言わなくても分かる”の意味。
例文1 「彼が頭が良いことは言わずもがなだ」
⇒彼が頭が良いということは、言わなくても周知の事実である
例文2 「彼女の試験結果がどうなるかは、言わずもがな」
【所謂】
読み方:いわゆる
所謂というのは、”世間一般に言われる。俗に言うところの”の意味。
例文1 「彼のようにお金と時間に余裕がある独身者のことを、所謂独身貴族と呼ぶ」
例文2 「最近のニュース記事には、所謂フェイクニュースが多い」
【因果関係】
読み方:いんがかんけい
因果関係というのは、”ある事柄(原因)が、直接的に別の事柄(結果)を引き起こす関係”の意味。
因果(いんが)は、「原因と結果」のことを意味します。
例文1 「その出来事と今回の事件には因果関係はないと結論付けられた」
例文2 「この2つの事柄には、相関関係はあるが因果関係はない」
【迂闊】
読み方:うかつ
迂闊というのは、”ぼんやりして物事に対して注意が足りていないこと。また、そのさま”の意味。
例文1 「そんな危険なことを今まで知らずに過ごしていたのは迂闊だった」
例文2 「一見すると誠実そうだが、彼のことを迂闊に信用してはいけない」
【疎い】
読み方:うとい
疎いというのは、”その物事についてよく知らないこと。その事情に通じていないこと”の意味。
例文1 「彼は流行に疎いので、そのドラマを知ってるわけがない」
例文2 「同年代で私よりパソコンに疎い人はいないと思っていたが、まさか同じクラスにいるとは」
【御座形、御座成り/等閑】
読み方:おざなり/なおざり
御座形というのは、”その場をしのぐために、物事をいい加減に行うさま”の意味。
等閑というのは、”物事をいい加減に考え、何もせずに放っておくさま”の意味。
これらの違いとしては「おざなり=行動しているが、いい加減(適当)に済ます」で、「なおざり=物事をいい加減(軽く)に考え、行動すらしない」となります。
御座形(おざなり)の例文 「説明が御座形で、まったく理解することができなかった」
等閑(なおざり)の例文 「彼は勉強を等閑にして、毎日遊んでばかりいる」
【押し並べて】
読み方:おしなべて
押し並べてというのは、”物事の大体の傾向として”の意味。
押し並べては、全体を大まかに表すときに用いる言葉で、物事の全体の傾向を指します(なのでその物事の全部がそうであるとは限らない)。
例文1 「このサービスの顧客満足度は、押し並べて高い水準を維持している」
例文2 「今年の新入社員は、押し並べて優秀だ」
【慮る】
読み方:おもんばかる、おもんぱかる
慮るというのは、”あれこれ考えること。考慮すること”の意味。
例文1 「将来を慮るゆえに、安定した公務員を勧める親が多い」
例文2 「彼の発言は相手の立場を慮っているように見えるが、実際は自分のことしか考えていない」
【邂逅】
読み方:かいこう
邂逅というのは、”思いがけなく出会うこと。また、偶然の出会い”の意味。
例文1 「小学生のときに引っ越してから会えていなかった友達と高校で邂逅を果たした」
例文2 「旧友との邂逅で、学生の頃に戻ったかのような気分になった」
【乖離】
読み方:かいり
乖離というのは、”離れること”の意味。
例文1 「互いの見解が大きく乖離しており、話し合いでは解決できなかった」
例文2 「今期の売り上げは、目標としていた売り上げとの乖離が大きいため、戦略を見直す必要がある」
【瓦解】
読み方:がかい
瓦解というのは、”一部の崩れから、全体が崩れること”の意味。
これは屋根瓦(やねがわら)の一部が落ちれば、その勢いで他の屋根瓦も崩れることからきている言葉です。
例文1 「彼のその発言ひとつで組織が瓦解した」
例文2 「もし彼が抜けたら、このチームは間違いなく瓦解するだろう」
【瑕疵】
読み方:かし
瑕疵というのは、
1.キズ・欠陥(けっかん)・欠点
2.本来なら満たされているべき品質・性能・要件が満たされていない状態
の意味。
意味1の例文 「彼から譲ってもらったパソコンは、一点の瑕疵もなく、新品かと思うほどだった」
意味2の例文 「瑕疵物件は相場よりも価格は安くなるが、一般的には避けられることが多い」
【過信】
読み方:かしん
過信というのは、”価値や能力を実際よりも高くみて、信頼しすぎること”の意味。
例文1 「自分を信じるのは良いが、自分の実力を過信すると油断して失敗してしまうので注意が必要」
例文2 「彼は自分の能力を過信して試験勉強を一切しなかった結果、試験に落ちた」
【過大評価/過小評価】
読み方:かだいひょうか/かしょうひょうか
過大評価というのは、”価値や能力を実際よりも高く評価すること”の意味。
過小評価というのは、”価値や能力を実際よりも低く評価すること”の意味。
過大評価の例文 「私は、どうやら彼の実力を過大評価していたようだ」
⇒彼の本来の実力よりも高く評価していた、ということ
過小評価の例文 「彼女は、自分自身の能力を過小評価する傾向にある」
⇒彼女は、自分の本来の能力よりも低く評価してしまう傾向にある、ということ
【割愛】
読み方:かつあい
割愛というのは、”惜しいと思いながらも、やむをえず手放したり、省略したりすること”の意味。
例文1 「この部分の説明は重要ですが、時間の関係上、割愛します」
例文2 「詳細については別途資料をお送りいたしますので、こちらでは割愛させていただきます」
【葛藤】
読み方:かっとう
葛藤というのは、
1.人と人とが互いに譲ることなく対立すること
2.心の中に相反(あいはん)する欲求や感情が起こり、迷い悩むこと⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味1の例文 「親が子どもに対して過度な期待を抱いたりすることで、親子間の葛藤を生じる恐れがある」
意味2の例文 「私は、親友である彼を助けたい気持ちと、悪事に加担した彼を裁かなければならないという気持ちとの葛藤に苦しめられる」
【過渡期】
読み方:かとき
過渡期というのは、”物事が古いものから新しいものへと移り変わる途中の時期”の意味。
例文1 「思春期というのは、子供から大人へ至る過渡期だと言える」
例文2 「最近我が社では売り上げが少しずつ落ちてきているが、これは過渡期を迎えていると捉えることもできる」
【可否】
読み方:かひ
可否というのは、
1.善(よ)いことと悪いこと。物事の善し悪し(よしあし)
2.賛成と反対
の意味。
意味1の例文 「この問題については可否を論じた上で判断する」
意味2の例文 「その件についての可否を問う」
【紙一重】
読み方:かみひとえ
紙一重というのは、”1枚の紙の厚さほどの、ごくわずかな違い”の意味。
例文1 「天才と狂人の差は紙一重だ」
例文2 「両者の実力は互角だったが、紙一重の差で何とかAさんが勝利した」
【皮切り】
読み方:かわきり
皮切りというのは、”物事のし始め。手始め”の意味。
例文1 「彼の発言を皮切りに、皆が日々ため込んでいた不満を吐き出していった」
例文2 「開店の合図を皮切りに、お客さんが店内へなだれ込んだ」
【為替】
読み方:かわせ
為替というのは、”現金を直接使わずに代金の受け取り・支払いや資金の移動を行う方法”の意味。
為替は「内国為替(ないこくかわせ):同一国内における為替」と「外国為替(がいこくかわせ):通貨の異なる外国間における為替。また、異なる通貨を交換すること」に分類され、一般的には為替というと「外国為替」(異なる通貨を交換すること)を指すことがほとんどです。
内国為替は身近でもたくさん利用されており、例えば「商品代金の振込・クレジットカードでの支払い・スマホゲームへの課金(スマホ料金と一緒に支払う形)」などが挙げられます。
為替レート(=外国為替相場)というと”外国為替(異なる通貨を交換すること)における、自国通貨と外国通貨との交換比率”を指し、例えば「1ドル=100円」(アメリカ通貨と日本通貨との交換比率)というのが為替レートになります。
例文1 「海外旅行をするかどうかは、現地の為替レートを確認してから決めている」
例文2 「外国為替市場は例の政策の表明により混乱が続いているが、あと数日もすれば落ち着くだろう」
【勘案】
読み方:かんあん
勘案というのは、”色々な事情などを考え合わせること”の意味。
例文1 「これらの結果を勘案して決定するつもりだ」
例文2 「双方の事情を勘案した上で、今後の対応について検討していきたいと思う」
【鑑みる】
読み方:かんがみる
鑑みるというのは、”他の事例などに照らして考えること。他と比べて考えること”の意味。
例文1 「慎重に鑑みた結果、この件については公表すべきではないと判断した」
例文2 「今までの彼の言動を鑑みると、彼は信用するに値しない人間だということが分かる」
【喚起】
読み方:かんき
喚起というのは、”(感情・意識・行動などを)呼び起こすこと”の意味。
例文1 「彼の注意喚起によって救われた人はきっと何人もいるだろう」
例文2 「彼の著書はどれも好奇心を喚起する内容だった」
【慣習】
読み方:かんしゅう
慣習というのは、”特定の社会・集団の中で、口に出しては言わないが守られている行動”の意味。
慣習は、法律・規則として定められているものではなく、簡単にいうと「ルールとして明確に決まっているわけではないが、皆が守っている行動」という認識です。
また、習慣と慣習はよく似ている言葉ですが、大きな違いはそれぞれ「習慣=個人」「慣習=社会・集団」を対象として用いられる点になります。
例文1 「エスカレーターで立ち止まる場合片側に並ぶのは、日本の慣習であるといえる」
例文2 「会社内の誰もが古い慣習を面倒くさがりつつも放置しているので、私は全員にその悪しき慣習をやめるように言い放った」
【起因】
読み方:きいん
起因というのは、”物事の起こる原因となること”の意味。
例文1 「失敗したのは、彼の行動不足に起因している」
例文2 「その病気は、ストレスと睡眠不足に起因する」
【気概】
読み方:きがい
気概というのは、”困難などにくじけない強い気持ち”の意味。
例文1 「気概を持って取り組めばたいていのことは上手くいく」
例文2 「あいつからは新しいことに挑戦するという気概がまったく感じられず、プロジェクトから外れてもらった」
【規格】
読み方:きかく
規格というのは、
1.品質・大きさ・形状などについて定められた標準⇐一般的によく用いられる
2.物事の基準となる、社会一般の標準
の意味。
意味1の例文 「ここでは規格を満たしていない商品を選別する作業が行われている」
意味2の例文 「彼は規格外のパワーを持っているが、バットにボールが当たらなければ意味がない」
⇒規格外は、規格から外れていることを意味し、人に対して用いる場合は”普通の人間の能力を大きく超えている”という意味で使われることが多い
【危惧】
読み方:きぐ
危惧というのは、”上手くいかないのではないかと心配し、恐れること”の意味。
例文1 「私はその件について一点だけ危惧していることがある」
例文2 「そのことがきっかけで、彼が自信をなくしてしまうのではないかと危惧している」
【奇遇】
読み方:きぐう
奇遇というのは、”思いがけなく出会うこと”の意味。
例文1 「こんなところで会うなんて奇遇ですね」
例文2 「奇遇にも彼は同じ車両に乗っており、そこで私たちは15年ぶりの再会を果たした」
【偽善】
読み方:ぎぜん
偽善というのは、”上辺(うわべ)を善人らしく見せかけること”の意味。
ちなみに「上辺を善人らしく見せかけること=偽善(ぎぜん)」ですが、反対に「上辺を悪人らしく見せかけること=偽悪(ぎあく)」と言います。
例文1 「人間なら誰でも、多かれ少なかれ偽善的な行動をとっているものだ」
例文2 「彼の行動が偽善だったとしても、その行動で実際に助かっている人がいるなら何も問題はないはずだ」
【帰属】
読み方:きぞく
帰属というのは、
1.国や会社などの組織につき従うこと
2.財産や権利などが、特定の個人・組織・国などの所有になること
の意味。
意味1の例文 「彼は会社への帰属意識が低いので、きっかけさえあればすぐに退職するはずだ」
意味2の例文 「当然だが、彼が亡くなればその権利は私に帰属することになる」
【期待値】
読み方:きたいち
期待値というのは、
1.理論上(計算上)、ある試行を繰り返したときに得られる結果の平均的な値
2.物事に対する期待の度合い
の意味。
意味1の期待値は例えば、「コインを投げて表が出たら100円、裏が出たら0円」というゲームがあるとして、このゲームを繰り返したときに得られる結果の平均的な値(この場合はもらえるお金)が期待値です。
コインを投げて表が出るか裏が出るかはそれぞれ50%なので、期待値を求める計算としては「(100×0.5)+(0×0.5)=50」となり、このゲーム1回あたりの期待値は50円ということになります。
なので仮に1回のゲームの参加費が30円であれば、期待値が50円なので参加するだけ得をする可能性が高く、仮に1回のゲームの参加費が70円であれば、参加するだけ損をしてしまう可能性が高くなります。
意味1の例文 「このくじ引きの期待値は100円しかないので、1回ごとに300円も払うとなると損する可能性が高い」
意味2の例文 「私の中では、新政権に対する期待値は非常に高い」
⇒新政権になったら、今よりも国自体や国民の生活は良くなるだろうと期待している、ということ
【忌憚】
読み方:きたん
忌憚というのは、”遠慮すること”の意味。
よく用いられる「忌憚のない意見」というのは、”遠慮のない正直な意見”を意味します。
例文1 「忌憚のないご意見をいただけましたら幸いです」
例文2 「私は忌憚なく意見を言ったつもりだが、彼は私が遠慮していると感じたようだ」
【きな臭い】
読み方:きなくさい
きな臭いというのは、
1.紙・布などの焦げる臭いがすること
2.(意味1から転じて)戦争・事件などが起こりそうな気配がすること
3.(意味1から転じて)なんとなく怪しい。信用できない⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味1の例文 「散歩していたら、どこからかきな臭い空気が流れてきた」
意味2の例文 「ここ最近の世界情勢は、きな臭い雰囲気が漂(ただよ)っている」
意味3の例文 「彼にはきな臭い話が多く、仲良くなろうとするのはやめた方が良い」
【機微】
読み方:きび
機微というのは、
1.表面上は分かりにくい微妙な心の動き
2.物事の微妙な変化
の意味。
意味1の例文 「そのことは彼女の機微に触れる話題なので、彼女の前では避けるべきだ」
意味2の例文 「機微を捉えることで、問題が起きても柔軟に対応することができる」
【詭弁】
読み方:きべん
詭弁というのは、”間違っていることを、それが正しいかのように思わせる弁論”の意味。
弁論は、”人々の前で意見を述べて論じたり議論したりすること”です。
例文1 「彼がいくら詭弁を弄(ろう)しても、私は彼が間違っていることを知っているので騙されない」
例文2 「一見正しいように見えるが、彼女の意見は詭弁に過ぎない」
【欺瞞】
読み方:ぎまん
欺瞞というのは、”欺(あざむ)くこと。騙すこと”の意味。
欺くは”相手の期待や想像を裏切ること”、騙すは”嘘を言って、本当ではないことを本当であると思い込ませること”を意味します。
例文1 「このようなことがあるたびに、世の中は欺瞞に満ちていると感じる」
例文2 「今まで何度も政治家が国民を欺瞞してきたことで、政治家への不信感が高まっている」
【逆もまた然り】
読み方:ぎゃくもまたしかり
逆もまた然りというのは、”ある事柄において、条件や因果(=原因と結果)を入れ替えて逆転させても正しいと言えること”の意味。
逆もまた然りの「然り」は”その通りである。そうである”という意味で、「また」は”同じく”という意味なので、「逆もまた然り=逆も同じくその通りである」となります。
ちなみに「逆も然り」「逆もまた真(しん)なり」などと言うこともありますが、「逆もまた然り」と意味は同じです。
例文1 「能力が高いからといって人間性も高いとは限らない。逆もまた然りだ」
⇒入れ替えて逆転させても正しいと言える。つまり、人間性が高いからといって能力も高いとは限らない、ということ
例文2 「好きこそものの上手なれというが、逆もまた然りである」
⇒好きなことだから熱心に努力して上手になるが、入れ替えて逆転させても正しいと言える。つまり、上手だから好きになることもある、ということ
【杞憂】
読み方:きゆう
杞憂というのは、”あれこれと要らない心配をすること。取り越し苦労”の意味。
これは古代中国で、杞(き)の国に住む男が、「もし天地が崩れたらどうしよう」と心配して(憂いて)、食事もとれず夜も眠れなかったという話に由来しています。
例文1 「新しい学校で友達ができるか心配していたが、杞憂だった」
⇒新しい学校で友達ができるか心配していたが、仲の良い友達ができた、ということ
例文2 「旅行中の家族が事故に遭う夢を見て、実際に起こっていたらどうしようかと心配していたが、杞憂に終わって良かった」
⇒家族が事故に遭う夢を見て心配していたが、家族は事故にも遭わず無事に帰って来た、ということ
【及第点】
読み方:きゅうだいてん
及第点というのは、”試験などに合格するために必要な最低限の点数”の意味。
例えば、100点満点の試験で80点以上が合格とすると、80点が及第点ということです。
例文1 「数学のテストの点数で60点を取ってしまったが、苦手な教科だったので自分の中では及第点と言える」
⇒60点自体は良い点数ではないが、苦手な数学で60点取れたのは自分の中の合格基準だと最低限の点数は満たしていると言える
例文2 「及第点とまではいかないが、今回の試験はかなり難しかったから、君にしてはよく頑張った方だとは思う」
【寄与】
読み方:きよ
寄与というのは、”社会や人のために役に立つこと。貢献”の意味。
例文1 「彼は科学の発展に大きく寄与した人物で、歴史の教科書にも載っている」
例文2 「それは世界平和に寄与しているが、一歩間違えば戦争の引き金になってしまうだろうと懸念されている」
【器用貧乏】
読み方:きようびんぼう
器用貧乏というのは、”大抵のことはそれなりに上手くこなせるが、かえって一つのことに集中できず、どれも中途半端(=突出して優れたものがない)になってしまうこと。また、そのような人”の意味。
例文1 「彼はスポーツ全般を普通以上にこなせるが、めちゃくちゃ上手いというわけでもないため器用貧乏だと言われている」
例文2 「器用貧乏は悪いことではなく、多くのスキルを持っているという点においては強みとなる」
【極論】
読み方:きょくろん
極論というのは、”内容や例を極端にして言うこと。また、そのような意見や議論”の意味。
例文1 「極論を言えば、下の人に仕事をすべて任せておけば社長は何もしなくても会社は回る」
例文2 「極論だけど、そんなに人と関わりたくないなら山に1人で住めばいいのに」
【嫌いがある】
読み方:きらいがある
嫌いがあるというのは、”ある物事に対して、好ましくない傾向があること”の意味。
例文1 「彼女は電化製品を買っても、説明書を読まない嫌いがある」
例文2 「最近の若者は、仕事では手を抜こうとする嫌いがある」
【義理】
読み方:ぎり
義理というのは、
1.物事の正しい筋道。人として守るべき正しい道。道理⇒例:義理を通す
2.他人との付き合い上、仕方なく行わなければならないこと⇒例:義理チョコ
3.対人関係や社会生活の中で、果たさなければならない責任や義務⇒例:義理を欠く
4.血縁関係のない者と結ぶ血縁同様の関係⇒例:義理の兄
の意味。
意味1の例文 「助けてくれた相手を裏切るのは、義理に外れた行為だ」
意味2の例文 「私は義理で参加しているだけで、彼とはそこまで親しくはない」
意味3の例文 「今回の件に関しては君に礼を言われる義理はない」
意味4の例文 「彼は私よりも年下だが、姉と結婚しているため義理の兄ということになる」
【金策】
読み方:きんさく
金策というのは、”必要な金銭を準備すること。また、そのための工夫”の意味。
例文1 「彼は資金繰りに困り、手当たり次第に借金をしたり土地を売ったりして、後先を考えずに金策に走ってしまう」
例文2 「彼女は金策のため1日中出掛けていたが、どうやら必要なお金を準備できなかったようだ」
【食い気味】
読み方:くいぎみ
食い気味というのは、”相手が話し終わっていないのに、(相手の話を遮って)自分の話を割り込ませること”の意味。
食い気味は、「食い込み気味」を省略した言葉です。
例文1 「彼はいつも食い気味に話してくるので、彼とはできるだけ話したくない」
例文2 「食い気味に話されると、自分が話したいだけでこっちの話はどうでもいいんだなと感じてしまう」
【食い下がる】
読み方:くいさがる
食い下がるというのは、”(食いついたまま離れずぶら下がる意から)諦めずに粘り強く立ち向かうこと”の意味。
例文1 「おれもできるだけ食い下がって彼に聞いてみたがダメだった」
例文2 「その判定にどうしても納得することができず、審判に食い下がる」
【食えない奴】
読み方:くえないやつ
食えない奴というのは、”ずる賢くて油断できない人”の意味。
例文1 「陰では上司の悪口を散々言っていたが、飲み会で上司の機嫌を上手く取る姿を見て、あいつは本当に食えない奴だと思った」
例文2 「優しくて良い奴だと思っていたが、自分の利益だけはしっかり確保するような食えない奴だった」
【屈指】
読み方:くっし
屈指というのは、”多くの中で、指を折って数えられるほど優れていること。指折り”の意味。
例文1 「彼女が所属しているのは県内屈指の強豪チームだ」
例文2 「彼は世界屈指のお金持ちで、プライベートジェットを複数保有している」
【雲隠れ】
読み方:くもがくれ
雲隠れというのは、
1.月などが雲に隠れること
2.(意味1から転じて)人が行方(ゆくえ)をくらますこと。人が急に姿を隠してしまうこと⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味2の例文1 「その政治家は、問題が発覚してすぐに雲隠れした」
意味2の例文2 「雲隠れしたつもりだろうが、あいつの居場所は分かっている」
【愚問】
読み方:ぐもん
愚問というのは、
1.くだらない質問
2.自分の質問を遜(へりくだ)っていう語
の意味。
愚問(意味1)は、とても簡単な質問や、聞くまでもないような質問を指します。
愚問(意味2)の「遜る」という言葉は、”相手を敬(うやま)って自分を低くすること”を意味します。
意味1の例文 「私の質問は愚問だということは理解していたが、直接彼の口から回答が欲しかった」
意味2の例文 「愚問で恐縮ですが、あなたはなぜそのような活動をされているのですか?」
【迎合】
読み方:げいごう
迎合というのは、”自分の考えを曲げてでも、人の気に入るように調子を合わせること。相手に合わせて自分の意見や態度を変えること”の意味。
例文1 「彼らは権力に迎合して出世できているだけで、その地位に見合うだけの実力はない」
例文2 「あの政治家は、大衆に迎合して人気を得ようとしているだけなので信用できない」
【計上】
読み方:けいじょう
計上というのは、”費用などを全体の計算の中に組み入れること”の意味。
例文1 「予算に設備費を計上する」
例文2 「貸し出したお金が回収不能だと確定した場合は、負債として計上される」
【怪訝】
読み方:けげん
怪訝というのは、”人の言動や物事の状況などに対して、理解できず疑問に思ったり、不思議で納得がいかなかったりすること。また、そのさま”の意味。
例文1 「スイカの皮を漬物にすると美味しいんだよと言ったら、彼女は怪訝な顔でこちらを見ていた」
例文2 「目を開けると皆が怪訝そうに私を見ていたが、何が起こっているのか分からなかった」
【言質】
読み方:げんち
言質というのは、”後で証拠となる言葉”の意味。
例文1 「容疑者から言質を取る」
⇒証拠となる言葉を容疑者から引き出す、ということ
例文2 「警察に言質を与える」
⇒警察と容疑者の場合、警察の立場なら”容疑者から言質を取る”、容疑者の立場なら”警察に言質を与える”となる
【顕著】
読み方:けんちょ
顕著というのは、”誰の目にもはっきりと分かるほど目立ってあらわれているさま”の意味。
例文1 「彼の様子の変化が顕著だ」
例文2 「その影響が顕著に現れている」
【故意】
読み方:こい
故意というのは、
1.わざとすること
2.(法律用語)自分の行為の結果を認識していながら、あえてその行為をすること⇒対義語は「過失」
の意味。
意味1の例文 「故意に壊したわけではないので許してもらえないだろうか」
意味2の例文 「その企業は、コストカットを優先するために、故意に安全基準を無視していた疑いがある」
【語彙力】
読み方:ごいりょく
語彙力というのは、”多くの言葉を理解し、それらの言葉を適切に使いこなせる能力”の意味。
例文1 「彼は語彙力が乏しいため、自分の考えを上手く周りに伝えられない」
例文2 「語彙力を向上させるには読書が効果的だとされている」
【控除】
読み方:こうじょ
控除というのは、”計算の対象から金額・数量などを差し引くこと”の意味。
控除という言葉は特に税金の計算のときに、課税対象(税金がかかる対象)から除外するときに用いられることが多いです。
(日本では自分の収入に対して国から税金がかけられていますが、基礎控除・所得控除・医療費控除などの控除によって、一部の収入が課税対象から除外されます)
例えば、500万円の収入があり、控除がなければ500万円に対して税金がかけられますが、控除があることで税金がかけられる対象を350万円にまで下げられたとします。
税金が収入の10%取られるとすれば、50万円(500万円の10%)も税金を支払わなければならなかったものが、35万円(350万円の10%)の税金を支払うだけで済むようになります。
(上記は例で、実際の金額を元にしているわけではないので注意してください)
例文1 「高校生の息子がアルバイトを頑張りすぎて、扶養控除から外れてしまった」
例文2 「白色申告は手続きが簡単な確定申告方法なので、青色申告のような特別な控除はない」
【更迭】
読み方:こうてつ
更迭というのは、”ある地位・役職についている人が代わること。また、代えること”の意味。
例文1 「それは事実上の更迭で、彼の肩書きに大きな傷がついてしまった」
例文2 「不祥事が明るみに出たことで、それに関与していた役員は全員更迭された」
【誤嚥/誤飲】
読み方:ごえん/ごいん
誤嚥(ごえん)というのは、”飲食物や唾液(だえき)などを飲み込んだときに、本来向かうべき食道ではなく、誤って気管に入ってしまうこと”の意味。
一般的によく聞く「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」とは”誤嚥によって引き起こされる肺炎”で、つまり飲食物や唾液が誤って気管に入り、気管を通じて肺に浸入することで、(飲食物や唾液に付着した)細菌が肺に炎症を引き起こす病気を指します。
(通常は気管に飲食物や唾液などが入り込むと、異物を外に排出しようとしてむせますが、特に高齢者は喉(のど)の力が弱くなっているため誤って気管に入りやすくなってしまう)
誤飲(ごいん)というのは、”飲食物ではない異物を飲み込むこと”の意味。
誤嚥(ごえん)の例文 「誤嚥性肺炎は、高齢者だけでなく若者でも十分起こる可能性があるそうだ」
誤飲(ごいん)の例文 「子供がおもちゃのブロックを誤飲しそうになったので、小さいおもちゃを急いで片づけた」
【互換性】
読み方:ごかんせい
互換性というのは、”あるものを別のものに置き換えても問題なく機能する性質”の意味。
「互換性がある=別のものに置き換えても問題なく機能する」、「互換性がない=別のものに置き換えると機能しなくなる」をいうことを意味します。
例えば「最新製品に使われている部品は、旧製品に使われている部品と互換性がある」のであれば、最新製品の部品が壊れても、互換性のある旧製品の部品を代わりに取りつければ、最新製品は問題なく機能する、という意味です。
例文1 「製品に使われている部品はどれも規格化されているので、互換性は十分に確保されている」
⇒製品の部品は、どれも品質・形状・寸法などが一律に定められた基準で作られていて、交換・修理の際に規格化された部品であれば代わりにすぐに用意して交換することができる
例文2 「無線機は機種やメーカーが違っても互換性はあるので、基本的には交信することができる」
【心許ない】
読み方:こころもとない
心許ないというのは、”頼りなくて不安であること”の意味。
例文1 「子供たちだけで買い物に行かせるのは心許ない」
例文2 「駅前に遊びに行くのに、財布が心許ない」
⇒駅前に遊びに行くのに、財布の中に入っているお金が少なくて不安である、ということ
【誤植】
読み方:ごしょく
誤植というのは、”印刷物で、文字・記号などに誤りがあること。ミスプリント”の意味。
誤植は、誤字だけでなく、脱字なども含まれます。
(誤字は”文字を間違えること。また、間違っている文字”、脱字は”あるべき文字が抜け落ちること。また、抜け落ちている文字”を指す)
例文1 「この本には誤植が多いが、本の内容自体は非常に良い」
例文2 「辞書の誤植を見つけたので、出版社に指摘の電話をしたら感謝された」
【故人】
読み方:こじん
故人というのは、”死んだ人。亡くなった人”の意味。
例文1 「本日は故人を偲(しの)ぶためにお集まりいただき、心より感謝申し上げます」
⇒亡くなった人のことやその人との過去の出来事を懐かしい気持ちで思い出すために集まった、ということ
例文2 「故人のご冥福(めいふく)を心よりお祈り申し上げます」
⇒”冥福=死後の幸福”なので、亡くなった人の死後の幸福を心より祈っている、ということ
【御託を並べる】
読み方:ごたくをならべる
御託を並べるというのは、”自分勝手なつまらないことを偉そうに長々と言うこと”の意味。
御託(ごたく)は、「御託宣(ごたくせん):神仏のお告げ/もったいぶって勝手なことをくどくどと言うこと」の略です。
また、一般的には御託は「おたく」と読むことが多く、「おたく」と読むときは意味が異なるので注意が必要です。
例文1 「彼は御託を並べるだけで動こうとする気配がない」
例文2 「御託を並べている暇があるなら、さっさと終わらせた方が早いのに」
【誤謬】
読み方:ごびゅう
誤謬というのは、”誤り。間違い”の意味。
例文1 「彼の知識は誤謬が多いので、一切信用していない」
例文2 「その説明には誤謬があるため正す必要がある」
【採算】
読み方:さいさん
採算というのは、”利益があるかどうか、収支(収入と支出)を計算すること”の意味。
「採算が取れる、採算が合う=収支がプラス(黒字=利益が出る)」、「採算が取れない、採算が合わない=収支がマイナス(赤字=利益が出ない)」ということを指します。
例文1 「この事業は採算が取れていないため、事業自体を手放す(=売却や廃業)ことも考えている」
例文2 「彼の事業は採算性が高いが、その分だけ参入者も多いため、競争が激化して難易度が上がっている」
⇒”採算性が高い=収支がプラスになりやすい(=利益が出やすい)”
【差し支える】
読み方:さしつかえる
差し支えるというのは、”支障がある。妨(さまた)げになる”の意味。
差し支えるを否定した言い回しである「差し支えない(さしつかえない):問題ない。支障がない。妨げにならない」も一般的によく用いられます。
差し支えるの例文 「今寝ておかないと、明日の仕事に差し支える」
差し支えないの例文 「酒も少しなら病気の進行には差し支えないと先生に言われた」
【査収】
読み方:さしゅう
査収というのは、”よく調べて受け取ること”の意味。
査収は書類・品物などを送る側が「内容をご確認の上、受け取ってください」という意味を込めて(「ご査収ください」などの形で)用いる言葉で、受け取る側は「査収しました」とは言わず、「受領いたしました」「受け取りました」のように返事をするのが一般的です。
例文1 「請求書を送付しますので、どうぞご査収ください」
例文2 「資料をお送りいたしましたので、ご査収の程よろしくお願いいたします」
【左遷】
読み方:させん
左遷というのは、”前より低い地位・官職に落とすこと”の意味。
官職(かんしょく)とは、”政府や地方自治体などの公的な機関における職務や役職”を指します。
左遷の対義語は、「栄転(えいてん)」です。
例文1 「彼は上司に口答えしたために、閑職(かんしょく)に左遷された」
⇒”閑職=仕事の少ない暇な職務。重要ではない職務”
例文2 「左遷され地方に飛ばされたが、自分的には気楽に仕事ができるこっちの方が合っていると感じている」
【ざっくばらん】
ざっくばらんというのは、”遠慮や隠し事をしないで接するさま”の意味。
例文1 「ざっくばらんに言わせてもらうと、私は彼のことをあまり良く思っていない」
例文2 「彼女はざっくばらんな人柄で、親しみやすく友人も多い」
【刷新】
読み方:さっしん
刷新というのは、”良くない状態を改めて、新しいものにすること”の意味。
例文1 「経営陣を刷新し、会社の再建を目指す」
例文2 「昨日の件もあり、システムを刷新することが決まった」
【殺風景】
読み方:さっぷうけい
殺風景というのは、”面白味(おもしろみ)や風情(ふぜい)を欠いたり単調だったりして、見る者を楽しませないこと。また、そのさま”の意味。
例文1 「殺風景な庭が、彼女の性格をよく表している」
例文2 「彼の部屋は家具や小物などが極端に少ないことから、殺風景な生活をしているのだと容易に想像できる」
【些末、瑣末】
読み方:さまつ
些末というのは、”それほど重要でない小さなこと。取るに足らないこと”の意味。
例文1 「些末なことがきっかけで彼女とけんかになり、彼女にひどいことを言ってしまった」
例文2 「あなたにとっては些末なことでも、私にとっては大事なことなの」
【参画】
読み方:さんかく
参画というのは、”物事の計画に加わること”の意味。
例文1 「新しいプロジェクトに参画することになったが、正直なところ気が乗らない」
例文2 「この事業に参画して、地域の活性化につなげられればと思う」
【散見】
読み方:さんけん
散見というのは、”あちこちに見えること。ちらほらと目にすること”の意味。
例文1 「この地域では平屋建ての建物も散見される」
例文2 「その本の影響を受けていると思われる箇所が散見される」
【自愛】
読み方:じあい
自愛というのは、”自分を大切にすること。自分の健康状態に気を付けること”の意味。
自愛は、相手の健康や安全を気遣う際に(「ご自愛ください」の形で)用いられる言葉なので、自分自身で「自愛します」と使うことはまずありません。
例文1 「体調を崩しやすい時期ですので、どうぞご自愛ください」
例文2 「冬の寒さも厳しくなりますが、どうぞご自愛ください」
【恣意的】
読み方:しいてき
恣意的というのは、”その時々の思い付きで気ままに行動するさま”の意味。
例文1 「彼は恣意的に行動しているようにも見えるが、実はしっかりと考えた上で行動している」
例文2 「それは恣意的に個人が変更してよいものではない」
【柵、笧】
読み方:しがらみ
柵というのは、”人の心に絡(から)みついて、決意・行動などを引き止めるもの”の意味。
”柵”という字は、一般的には「さく」と読むことが多いです。
例文1 「彼女はたくさんの人と交流がある分柵(しがらみ)が多く、本当にやりたいことができていない」
例文2 「彼は家族の柵(しがらみ)から解放されるために離婚したがっているのだと思う」
【示唆】
読み方:しさ
示唆というのは、”他の物事やヒントとなることを与えて、それとなく教え示すこと”の意味。
例文1 「この証拠は、彼が犯人であることを示唆している」
例文2 「もしかしたら彼は、私たちが無事に成功できるように示唆していたのではないだろうか」
【自重】
読み方:じちょう
自重というのは、”言動を慎(つつし)んで、軽はずみなことをしないように注意すること”の意味。
自重は「じじゅう」と読むこともできますが、「じじゅう」と読むと意味が異なるので注意が必要です。
例文1 「飲み会で羽目を外しすぎたので、しばらくお酒は自重(じちょう)することにした」
例文2 「芸能界でのイメージを崩さないためにも、過激な発言は自重(じちょう)した方が良い」
【諮問】
読み方:しもん
諮問というのは、”有識者やある特定の機関に政策などの意見を求めること”の意味。
例文1 「審議会は大臣等の諮問に応じて、答申(=回答としての意見)を作成して提出する」
例文2 「諮問委員会という複数の専門家らによって設立された機関に意見を求める」
【(~)弱/(~)強】
読み方:(~)じゃく/(~)きょう
(~)弱というのは、”示した数値(~の部分)よりも少し小さいこと”の意味。
(~)強というのは、”示した数値(~の部分)よりも少し大きいこと”の意味。
例えば、「1000円弱=1000円よりも少し小さい額=一般的には950円~999円くらい」、「1000円強=1000円よりも少し大きい額=一般的には1001円~1050円くらい」。
「1時間弱=1時間よりも少し短い時間=一般的には50分~59分くらい」、「1時間強=1時間よりも少し長い時間=一般的には1時間1分~1時間10分くらい」。
(ただ、明確に範囲が決まっているわけではないため、人によって(弱と強の)感覚は異なるので注意が必要です)
ちなみに地震の揺れの強さの指標となる震度は、「震度5弱=計測震度4.5以上5.0未満」「震度5強=計測震度5.0以上5.5未満」「震度6弱=計測震度5.5以上6.0未満」「震度6強=計測震度6.0以上6.5未満」が正しく、「震度5弱=計測震度5.0以上5.5未満」「震度5強=計測震度5.5以上6.0未満」は間違いなので注意が必要です。
(~)弱の例文 「彼の家はここから歩いたら1時間弱かかる」
(~)強の例文 「私の球速は速くても140キロ強なので、ピッチャーの中では特別速いわけではない」
⇒球速は140[km/h]より少し速いくらい(141~142[km/h]くらい)、ということ
【事由】
読み方:じゆう
事由というのは、
1.事柄が起きた理由・原因
2.(法律用語)直接の理由・原因となっている事実
の意味。
意味1の例文 「会議を欠席する事由をお聞かせください」
意味2の例文 「これらの行為を正当化する事由がない」
【従量課金】
読み方:じゅうりょうかきん
従量課金というのは、”顧客のサービス利用量に応じて、請求金額が決まる課金方式”の意味。
顧客のサービス利用量が多ければその分だけ請求される金額も多くなり、反対に顧客のサービス利用量が少なければ請求される金額も少なくなります。
例文1 「従量課金は、ユーザーにとって料金への納得感が高い方式だと言える」
例文2 「定額課金制だったものを従量課金制に変更することで、顧客が離れていかないかが心配だ」
【準拠】
読み方:じゅんきょ
準拠というのは、”ある基準や規則、法律などを根拠として、それに従うこと”の意味。
例文1 「教科書は、国で定められた学校指導要領に準拠して作成されている」
例文2 「この規格に準拠していない製品を販売することはできません」
【竣工】
読み方:しゅんこう
竣工というのは、”工事が完了して、建造物などができあがること”の意味。
例文1 「この建物は昨年に竣工したばかりだが、すでに解体作業が進められている」
例文2 「竣工式には関係者など様々な人が集まり、建物が完成したことを祝う場になっている」
【準~級】
読み方:じゅん~きゅう
準~級というのは、”~級に次ぐ等級であること。~級のすぐ下に位置する等級であること”の意味。
例えば、「準2級=2級のすぐ下に位置する等級」「準優勝=優勝(1位)のすぐ下に位置する成績(2位)」ということを指します。
例文1 「漢字検定準2級に合格したら2級に挑戦するつもりだ」
例文2 「決勝戦で負けてしまったから優勝はできなかったが、準優勝でも十分すごいことだ」
【照会】
読み方:しょうかい
照会というのは、”問い合わせて確かめること”の意味。
例文1 「この件についてA社に照会してみたら、やっぱり間違っているのはA社の対応だったみたいだ」
例文2 「ATMから残高照会をして、自分の預金残高を確認してみる」
【証左】
読み方:しょうさ
証左というのは、”事実を明らかにする根拠となるもの”の意味。
例文1 「彼の成績が、ただ時間をかけて勉強すれば成績が良くなるわけではないということの証左だ」
例文2 「彼女がお金持ちになれたのは、若い頃から地道に勉強しながら投資してきたことの証左に他ならない」
【定石】
読み方:じょうせき
定石というのは、
1.囲碁・将棋で、研究により最善とされる一定の打ち方
2.(意味1から転じて)物事を行う上での最善と考えられている方法・手順⇐一般的によく用いられる
の意味。
例文1 「彼は定石に捉われない打ち方をするため、対策するのが難しい」
例文2 「世の中、必ずしも定石通りにやって上手くいくとは限らないのが難しいところだ」
【承認欲求】
読み方:しょうにんよっきゅう
承認欲求というのは、”他人から認められたい、他人から価値のある存在だと思われたい、という欲求”の意味。
他人から認められたい、他人から肯定的(こうていてき)な評価を受けたい、という気持ちが強ければ「承認欲求が強い」ということです。
例文1 「彼女は承認欲求が非常に強く、自分の写真をSNSに上げると、四六時中いいねの数を気にしている」
例文2 「承認欲求が弱い人は、周りからの評価をほとんど気にせず、自分の価値を自分自身で見出すことができる」
【贖罪】
読み方:しょくざい
贖罪というのは、”金品を出したり善行を積んだりして、犯した罪を償(つぐな)うこと”の意味。
例文1 「彼は窓を割った贖罪として、休みの日も欠かさずにボランティア活動に参加した」
例文2 「毎日、足腰の弱くなった彼の両親の世話をしていたのは、彼女なりの贖罪だったのだろう」
【辛気臭い】
読み方:しんきくさい
辛気臭いというのは、”思い通りにならずにイライラしたり、面倒に感じられたりして、元気がなくなり暗い気持ちになるさま”の意味。
例文1 「職場の飲み会は辛気臭い雰囲気が漂っているので、誘われても毎回断ることにしている」
例文2 「彼が昨日からずっと辛気臭い顔をしていたのは、突然嫁さんが子供を連れて家から出ていったからみたいだ」
【心証】
読み方:しんしょう
心証というのは、”言動(言葉や行動)から心に受ける印象”の意味。
例文1 「彼のその余計な発言で心証が悪くなったことは本人は自覚していないらしい」
例文2 「彼女は心証を良くするためにボランティア活動をしていただけで、決して更生したわけではない」
【辛勝】
読み方:しんしょう
辛勝というのは、”勝負・試合などで、相手に辛(かろ)うじて勝つこと”の意味。
辛うじては、”余裕はほとんどないが何とか実現するさま。ぎりぎりのところで。やっと”を指します。
辛勝の対義語は、「惜敗(せきはい):勝負・試合などで、惜しくも負けること。僅差(きんさ)で負けること」です。
例文1 「辛勝で何とか地区予選は通過できたが、県予選はこうはいかないだろう」
例文2 「延長13回で辛勝し、ホームランで優勝を決めた彼は今大会のMVPに選ばれた」
【推敲】
読み方:すいこう
推敲というのは、”詩や文章を作るとき、より良くするために字句や表現を何度も練り直すこと”の意味。
例文1 「彼女は長い間、文章の推敲を重ねた結果、最高の作品が完成したと喜んでいた」
例文2 「推敲の余地があるとは彼自身感じていたが、時間の関係上、修正せずにそのまま提出してしまった」
【随時】
読み方:ずいじ
随時というのは、
1.その時その時の状況に応じて。その時々
2.好きな時いつでも
の意味。
意味1の例文 「上司に随時報告するのは社会人として当然のことだ」
⇒業務上何か変わったことや問題などが発生したら、上司にその時その時の状況に応じて報告するのは社会人として当然、ということ
意味2の例文 「何かあればこちらに連絡していただければ随時対応いたします」
【(~に)過ぎない】
読み方:すぎない
(~に)過ぎないというのは、”それ(~)以上のものではない。ただそれ(~)だけのことだ。ただそれ(~)でしかない”の意味。
例文1 「彼がいくら頭が良いといっても、まだほんの子供に過ぎない」
例文2 「私は道で倒れているあなたを見て救急車を呼びましたが、人として当然のことをしたに過ぎません」
【逝去】
読み方:せいきょ
逝去というのは、”人の死を、敬意をもって表した言葉”の意味。
「○○さんが逝去した」というのは、つまり「○○さんが亡くなった」ということを意味しています。
例文1 「面倒見の良かった社長が逝去したことを知ると、彼女は悲しみに包まれた」
例文2 「生徒一同、逝去された先生のご冥福をお祈りいたします」
【整合性】
読み方:せいごうせい
整合性というのは、”物事や言動に矛盾(むじゅん)がなく、整っている状態”の意味。
「整合性がある=物事や言動が矛盾していない(整っている状態)」、「整合性がない=物事や言動が矛盾している(整っていない状態)」ということを意味しています。
またよく用いられる表現で「整合性を取る=物事や言動が矛盾しない状態にすること」、「整合性を図る=物事や言動が矛盾しないように試みること」、「整合性を保つ=物事や言動が矛盾しない状態を維持すること」を意味しています。
例文1 「彼の証言は整合性が取れていて、何も問題はないように感じる」
例文2 「登場人物が増えてくると、その分だけ物語の整合性を保つのが難しくなる」
【責任の所在】
読み方:せきにんのしょざい
責任の所在というのは、”ある行動や状況の責任を負うべき対象”の意味。
責任の所在は、”責任の在る場所”なので、誰に(またはどこに)責任があるかの対象を指す言葉になります。
例文1 「今回の件についてはうやむやにするのではなく、責任の所在を明らかにしなければならない」
⇒誰が(またはどこが)責任を取るのかを明らかにしなければならない、ということ
例文2 「私たちには彼らに対して、今回の事故の原因や責任の所在を追及する権利があるはずだ」
【(~)せざるを得ない】
読み方:(~)せざるをえない
(~)せざるを得ないというのは、”仕方がなく、その物事(~)をしなければならない”の意味。
例文1 「定時までに仕事が終わらないので、残業せざるを得ない」
例文2 「急遽問題が発生したため、計画を変更せざるを得ない」
【席巻】
読み方:せっけん
席巻というのは、”対象となる範囲を片っ端(かたっぱし)から勢いよく自分のものにしていくこと”の意味。
席巻は”席(むしろ:わらなどを編んで作った敷物)を巻くこと”に由来している言葉です。
例文1 「新技術を用いた製品で市場を席巻し、あっという間に国内シェア1位を獲得した」
例文2 「その話題は、瞬(またた)く間にSNSを席巻した」
【背に腹は代えられない】
読み方:せにはらはかえられない
背に腹は代えられないというのは、”より大きな犠牲を回避するために、他のことを犠牲にするのは仕方のないこと”の意味。
「背に腹は代えられない=背中に腹の代わりは務まらない」ということです。
昔、武士が剣を使って戦っていた際に、人間の五臓六腑が詰まった腹を攻撃されることは命に関わるため、腹を傷つけられそうになったら腹の代わりに背中を差し出して犠牲にしていた、ということに由来しています。
例文1 「2時間ほどしか寝ていないが、宿題の提出日を守るためなら背に腹は代えられない」
例文2 「背に腹は代えられないので、友人の結婚式には参列できないと伝えた」
【僭越】
読み方:せんえつ
僭越というのは、”自分の地位・立場を越えて出過ぎたことをすること。また、そのさま”の意味。
例文1 「僭越ながら今回の決定には異議を唱えたいと思います」
例文2 「彼の作品に勝手に手を加えるのは僭越な行為だ」
【相関関係】
読み方:そうかんかんけい
相関関係というのは、”ある2つの事柄において、一方が増加するとき、もう一方が増加(または減少)する傾向にある関係”の意味。
例文1 「年収と幸福度には相関関係があるが、年収が一定の水準を超えると相関があまり見られなくなる」
例文2 「この2つの事柄には、相関関係はあるが因果関係はない」
【訴求】
読み方:そきゅう
訴求というのは、”宣伝や広告などで、消費者の購買意欲に働きかけること”の意味。
例文1 「新商品は、従来の商品よりも機械音が静かであるという点を訴求していこう」
例文2 「この商品が爆発的に売れたのは、訴求力の高い広告を使ったおかげだ」
【息災】
読み方:そくさい
息災というのは、”健康で無事なこと。また、そのさま”の意味。
例文1 「おかげさまで、私共は息災に暮らしております」
例文2 「年をとると、無病息災であることが何より大切だと感じてくる」
⇒年をとると、病気をせずに健康であることが最も大切なことだと感じてくる、ということ
【そぐわない】
そぐわないというのは、”ふさわしくない。釣り合わない。似合わない”の意味。
そぐわないは、「そぐう:釣り合う。似合う」(一般的にはほとんど使われない)の否定形です。
例文1 「その服装はこの場にそぐわないので、せめてアクセサリーだけでも外すべきだ」
例文2 「彼の言動は、チームリーダーの立場にそぐわない」
【齟齬】
読み方:そご
齟齬というのは、”(上下の歯が食い違う意から)物事や意見などがうまく一致しないこと”の意味。
例文1 「彼女の提出してきた報告書の内容は、事実と齟齬をきたすものだった」
例文2 「私の説明と彼の理解に齟齬があったため、前回よりも丁寧に彼に説明することにした」
【卒無く】
読み方:そつなく
卒無くというのは、”物事を失敗や問題なく、要領よく処理するさま”の意味。
例文1 「彼は仕事は卒無くこなすが、家事になると失敗ばかりで全然ダメだ」
例文2 「彼女は不器用なので、何でも卒無くこなせるようなタイプではない」
【忖度】
読み方:そんたく
忖度というのは、”他人の気持ちを推(お)し量ること。また、推し量って相手に配慮すること”の意味。
推し量るというのは、”すでに知っている事柄から、未知の事についての見当をつけること。推測すること”です。
忖度は本来は良い意味(相手が何を考えているのか、相手がどうしてほしいと思っているのか、などを考察して配慮する)の言葉ですが、一般的には権威や地位のある人を特別扱い(普通とは異なる配慮や優遇)するような場面の良くない意味として用いられることが多いです。
例文1 「彼の心中を忖度して、彼には秘密で誕生日パーティを開く計画を立てた」
例文2 「取引先への忖度が優先されすぎた結果、そのプロジェクトは破綻した」
【体系的】
読み方:たいけいてき
体系的というのは、”個々の物事が、一定の秩序(ちつじょ)や規則に従ってまとまりの中に収まっているさま”の意味。
(ここでの秩序は”物事の正しい順序・筋道”を意味し、一般的には別の意味(もう少し後で解説)で用いられることが多い)
一般的によく用いられる表現として、データなどの個々の情報を、一定の規則(ルール)に従ってまとめる場合、それらを「体系的にまとめる」と表現することができます。
なので簡単にいうと「体系的にまとめる」とは、”色々な情報(個々の物事)を関連付けてまとめること”を指します。
例えば、どんな分野を学ぶにしても個々の情報をバラバラに見ていくのではなく、項目(初級・中級・上級など)ごとにまとめられた情報を見ていく方が分かりやすいですよね。
つまり個々の情報が項目ごとに分けられている「体系的にまとめられた情報」を見た方が理解しやすい、ということです。
例文1 「体系的に教える方が、生徒たちの理解も早いように感じる」
例文2 「情報量が膨大で、体系的にまとめることは困難を極めた」
【台頭】
読み方:たいとう
台頭というのは、”勢力を増して進出してくること”の意味。
例文1 「若手選手の台頭によって、ベテランや中堅選手の出場機会が減ってしまうのは仕方のないことだ」
例文2 「彼女のような自分勝手な考え方が台頭してきたことは、我が国の将来にとっては非常に危険だ」
【高飛車】
読み方:たかびしゃ
高飛車というのは、”相手に対して、上から目線で威圧するような態度をとること。また、そのさま”の意味。
高飛車は、将棋において、飛車(将棋の駒の名)を自陣の前方に置く高圧的な戦法であることに由来している言葉です。
例文1 「彼の中では普通にしているみたいだが、誰が見ても高飛車な態度だということは分かる」
例文2 「彼女の高飛車な性格が原因となり、今までに何度も問題を引き起こしている」
【打診】
読み方:だしん
打診というのは、”交渉などの際に、相手の意向を知るために前もってその問題に触れて、相手の反応を探ること”の意味。
意向は、”どうするつもりかという考え”を意味します。
例文1 「転勤の打診を受けたが、子供が生まれたばかりということもあって断った」
例文2 「この条件で契約可能かを担当者に打診してみたが、反応はイマイチだった」
【惰性】
読み方:だせい
惰性というのは、
1.今まで続いてきた動作や習慣などをそのまま維持しようとする性質⇐一般的によく用いられる
2.物体が外部から力を加えられない限り、現在の運動状態を続けるという性質。慣性
の意味。
意味1の例文 「私はただ惰性で仕事をしているだけで、この仕事に働きがいを感じているわけではない」
意味2の例文 「この物体が惰性(=慣性)で進む速度を調べる」
【(~)足らず】
読み方:(~)たらず
(~)足らずというのは、
1.名詞について、それ(~)が十分でないこと
2.数詞について、その数値・数量(~)に満たない(足りない)こと
の意味。
意味1の例文 「私の言葉足らずでしたので、再度ご説明させていただきます」
意味2の例文 「彼女は、成人男性でも食べきれる人が少ないその大食いメニューをわずか5分足らずで食べ終えた」
⇒”5分足らず=5分に満たない=一般的には4分30秒~4分59秒くらいの感覚”
【男尊女卑】
読み方:だんそんじょひ
男尊女卑というのは、”男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や態度”の意味。
男尊女卑は、男性を優位に、女性を劣位に位置づけて男女平等を否定し、例えば経済的(女性の管理職や役員比率の少なさ)・政治的(女性議員の少なさ)・文化的(家事や育児は女性が担当)などの女性差別を許容する考え方や態度を指します。
反対に”女性を重くみて、男性を軽んじること。また、そのような考え方や態度”を、「女尊男卑(じょそんだんぴ)」と言います。
例文1 「現代においては男尊女卑の考え方は古いという価値観の人も多いですが、昔は男尊女卑が当たり前の時代だった」
例文2 「男女平等が理想の社会ではあるが、いまだに男尊女卑の考え方が色濃く残っている地域もある」
【秩序】
読み方:ちつじょ
秩序というのは、
1.物事の正しい順序・筋道
2.社会や集団が望ましい状態を保つための決まり⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味1の例文 「彼は作業を秩序立てて進めたことで、他の人よりも作業が早く終了した」
意味2の例文 「皆が秩序を守らずに好き勝手に生活していたら、世の中は暴力や犯罪で溢れかえってしまう」
【致命的】
読み方:ちめいてき
致命的というのは、
1.命に関わる(命に到る)さま。命を失いかねないさま
2.(意味1から転じて)損害や失敗などが、取り返しがつかないほど重大なさま
の意味。
意味1の例文 「彼は致命的な傷を負っていたが、奇跡的に回復した」
意味2の例文 「彼女の致命的なミスによって、会社は15億円の損害を受けた」
【茶番】
読み方:ちゃばん
茶番というのは、”結果の見え透いているような馬鹿げた振る舞い”の意味。
茶番は、元々は”お茶の用意をする者”を指し、茶番の役目は芝居(しばい)が未熟な下積みの役者たちが担っており、暇を見つけては余興で滑稽(こっけい)な寸劇などを披露していたことに由来しています。
例文1 「彼らの行動は単なる茶番なので、結果に期待するだけ無駄だ」
例文2 「政治家は問題を起こすといつも茶番じみた言い訳しかせず、国民への誠意が一切感じられない」
【直近】
読み方:ちょっきん
直近というのは、”現時点から最も近い期間”の意味。
例えば、現時点が10月14日(火)だとすると、「直近1週間=過去7日間=10月7日(火)~10月13日(月)」を指します。
(直近は、文脈によって過去の期間だけでなく未来の期間を指すこともあるので注意が必要)
例文1 「例の契約について、直近の状況を上司に報告する」
例文2 「直近3カ月のデータを見る限り、新商品の売り上げは好調なようだ」
【陳腐】
読み方:ちんぷ
陳腐というのは、”古くさくて、価値が低いこと。ありふれていて、つまらないこと。また、そのさま”の意味。
例文1 「彼は私に自信満々に提案してきたので少し期待していたが、彼の陳腐な発想に言葉を失ってしまった」
例文2 「陳腐だと思える表現にこそ、アイデアを生み出すきっかけがあるかもしれない」
【(~を)使わない手はない】
読み方:(~を)つかわないてはない
(~を)使わない手はないというのは、”それ(~)を使わないという選択肢はない”の意味。
「~手はない=そうせずにいる選択肢はない」という意味なので、つまり「(~を)使わないという選択肢はない=(~を)ぜひとも使うべきだ」ということを意味します。
他にも「(~を)逃(のが)す手はない」であれば、「(~を)見過ごすという選択肢はない=(~を)見過ごさないべきだ」という意味になります。
使わない手はないの例文 「こんなに便利なサイトを使わない手はない」
⇒こんなに便利なサイトならぜひとも使うべきだ、ということ
逃す手はないの例文 「この機を逃す手はない」
⇒この良い機会(=チャンス)を見過ごすべきではない、ということ
【月並、月並み、月次】
読み方:つきなみ
月並というのは、”ありふれていること。平凡なこと。また、そのさま”の意味。
例文1 「私の趣味は月並だが、読書と映画鑑賞だ」
例文2 「月並ですが、顧客満足度を最優先に考えたサービスを提供するのが重要です」
【体裁】
読み方:ていさい
体裁というのは、
1.物の外から見える形・様子
2.他人が見たときの自分の状態についての感じ。世間体(せけんてい)
3.それらしい形式。一定の形式
の意味。
意味1の例文 「書類の体裁を整えるのは良いことだが、内容が伴っていなければ意味がない」
意味2の例文 「以前は体裁ばかり気にして疲弊していたが、今は自由に振る舞っている」
意味3の例文 「彼の持ってきた論文は、根拠やデータのない彼の感想ばかりで論文の体裁を成(な)していない」
【定礎】
読み方:ていそ
定礎というのは、”建築工事の始めに礎石(そせき)を据(す)えること。建築工事を始めること”の意味。
礎石は、”建物の基礎にある、柱などを支える石のこと”を意味します。
例文1 「建物の入口に定礎1977年と刻まれたプレートが設置されていたことからも、古い建物だということが分かる」
例文2 「定礎式は、昔は工事を始める前に行っていたが、現在では建物の完成間近に行われることが多い」
【低反発】
読み方:ていはんぱつ
低反発というのは、”反発力(外部から加わった力を跳ね返す力)が低いこと”の意味。
つまり”低反発(反発力が低い)=(押したりして)力を加えてからその力を取り除くと、(跳ね返す力が低いので)ゆっくりと元の形に戻ろうとする”という特徴があります。
反対に高反発というと、”反発力(外部から加わった力を跳ね返す力)が高いこと”を指します。
”高反発(反発力が高い)=(押したりして)力を加えてからその力を取り除くと、(跳ね返す力が高いので)すぐに元の形に戻ろうとする”という特徴があります。
例文1 「低反発マットレスは柔らかくて体にフィットしやすいが、沈み込みやすい分起き上がりにくいと感じる」
例文2 「長時間座る場合は低反発のクッションの方がお尻を傷めにくいが、高反発クッションと比べてへたりやすいのが難点だ」
【定量的】
読み方:ていりょうてき
定量的というのは、”物事の様子または変化などを、数値や数量に直して表すさま”の意味。
例文1 「それらを定量的に評価することができれば、こちら側としてもイメージしやすい」
例文2 「定量的にモデル化した情報を提供してもらえると助かる」
【適宜】
読み方:てきぎ
適宜というのは、
1.その場の状況にぴったり合っているさま
2.個々の状況に合わせて行動するさま
の意味。
意味1の例文 「何か問題が発生しても、こちらで適宜対応するから心配する必要はない」
意味2の例文 「割り振られた仕事が終わったら、適宜休憩をとってもらってかまわない」
【手に余る】
読み方:てにあまる
手に余るというのは、”物事が自分の能力を超えていて、その物事の処理ができないこと。手に負えない”の意味。
手に余るは、量が多くて手で持ちきれない、ということに由来しています。
例文1 「この案件は私1人では手に余るので、先輩に協力してもらうことになった」
例文2 「親友の元気すぎる子供を1日だけ面倒見ることになったのだが、子育ての経験がない私の手に余るということぐらいは簡単に予想がつく」
【手前味噌】
読み方:てまえみそ
手前味噌というのは、”自分で自分のことを褒(ほ)めること”の意味。
昔は、各家庭で自家製(手前=自分、の意味)の味噌が作られており、自分の家の味を他の家庭に自慢していたことに由来しています。
例文1 「手前味噌ですが、私の料理の腕前はプロ並みだと自負しています」
例文2 「彼女は話すたびに手前味噌を並べるので、彼女と話すのはできるだけ避けることにしている」
【当該】
読み方:とうがい
当該というのは、”特定の事項や物事を指す表現”の意味。
具体的な対象が明確になっていたり、すでに話題になっている事項・物事を指すときに用いられます。
例文1 「当該箇所につきましては、1時間ほどで修正が完了する見込みです」
例文2 「大型レジャー施設のリニューアルに伴って注意事項も新しくなっているため、当該施設ご利用の前にご一読ください」
【当事者】
読み方:とうじしゃ
当事者というのは、”その物事に直接関係のある人”の意味。
例えば、「Aさんの軽自動車にBさんのトラックが衝突する事故」があったとすると、当事者はAさんとBさんの2人ということになります。
(この事故を見物するために集まってきた人たちや、事故を目撃していた人は当事者ではありません)
例文1 「それについては当事者間の話し合いによって決めてもらうしかない」
例文2 「当事者である彼自身が本気で変わろうとしない限り、これからもずっと同じことを繰り返すだろう」
【踏襲】
読み方:とうしゅう
踏襲というのは、”今までのやり方・方針などを受け継いで、その通りにやっていくこと”の意味。
踏襲と似ている言葉に「継承」がありますが、踏襲と継承はそれぞれ受け継ぐモノが異なっており、踏襲は”考え方・方法”を、継承は”地位・財産・権利”などを受け継ぎます。
例文1 「前任者のやり方を踏襲しながらも、少しずつ自分なりにアレンジしていくつもりだ」
例文2 「会社の方針を踏襲した結果がこれだ」
【同調圧力】
読み方:どうちょうあつりょく
同調圧力というのは、”集団の中で少数意見を持つ人に対して、多数意見に合わせるように誘導する無言の圧力”の意味。
例えば同調圧力によって、自分の仕事が早く終わっても、周囲の人たちが残業しているので帰れなかったり、学校で休み時間に1人で過ごしていると良く思われないので、友達と過ごすようにしたりする、などが挙げられます。
例文1 「自分のように周囲の雰囲気に流されて、同調圧力で手を挙げる人も多かったように感じる」
例文2 「同調圧力は我が国だけの特別なものではなく、国・性別・年齢に関係なく存在しているものだ」
【登竜門】
読み方:とうりゅうもん
登竜門というのは、”成功や出世のための難しい関門”の意味。
竜門(中国の黄河中流にある急流の名称)を登り切った鯉(コイ)は、竜になるという伝説に由来しています。
例文1 「芥川(あくたがわ)賞は、新人作家にとっての登竜門として知られている」
例文2 「この大会で優秀な成績を収めることが選手たちにとって非常に重要で、将来プロになるための登竜門だと言われている」
【度し難い】
読み方:どしがたい
度し難いというのは、”道理を言い聞かせても理解しようとしない。救いようがない。どうしようもない”の意味。
道理とは、”物事の正しい順序や理由”を意味します。
例文1 「過去に何度も同じ指摘を受けているのに直す気がないなんて、彼は度し難いやつだ」
例文2 「彼女たちの程度の低さは度し難く、それは普段の生活態度を見ていれば誰にでも分かるよ」
【読解力】
読み方:どっかいりょく
読解力というのは、”文章を読んで、その内容を理解する能力”の意味。
例文1 「教育レベルが高いからといって、読解力も高いとは限らない」
例文2 「読解力が乏しいことは自覚しているが、どうやって読解力を鍛えれば良いのか分からない」
【取り分け、特け】
読み方:とりわけ
取り分けというのは、”同じようなものの中でも、その程度が際立っているさま。特に”の意味。
例文1 「彼はクラスで取り分け成績が良い」
例文2 「例年と比べて今年は取り分け暑い」
【鳴かず飛ばず】
読み方:なかずとばず
鳴かず飛ばずというのは、
1.将来の活躍に備えて行動を控(ひか)えて、機会を待っていること
2.何の活躍も成果もない状態でいること⇐一般的によく用いられる
の意味。
本来は意味1のようなポジティブな意味合いで使われていましたが、現在では意味2のネガティブな意味合いで用いられることがほとんどです。
意味2の例文1 「当時は期待の新人とまでもてはやされていた彼だが、最終的には鳴かず飛ばずで引退してしまった」
意味2の例文2 「彼は5年間鳴かず飛ばずの下積み生活を送ってきたが、今までの努力が実って主役に抜擢されることになった」
【済し崩し的に】
読み方:なしくずしてきに
済し崩し的にというのは、”流れに任せて物事が少しずつ変わっていくさま。物事が曖昧(あいまい)なまま、少しずつ変わっていくさま”の意味。
「済し崩し的に」の意味は、「済す=借金の返済」なので、「済し崩し=借金を少しずつ返済すること」に由来しています。
例文1 「友人たちと飲み会をしたが、幹事も含めて全員が泥酔していたので済し崩し的に解散となった」
例文2 「確かな議論がされないまま、済し崩し的に新しいルールが決まってしまった」
【何卒】
読み方:なにとぞ
何卒というのは、”相手に対して強く願い望む気持ちを表すときに用いる語。どうか”の意味。
例文1 「何卒お許しください」
⇒”許して欲しいと強く望む気持ち”を表している
例文2 「何卒お立ち寄りください」
⇒”立ち寄って欲しいと強く望む気持ち”を表している
【涙ぐましい】
読み方:なみだぐましい
涙ぐましいというのは、”涙が出そうなほど感動したり、哀(あわ)れだと感じること”の意味。
例文1 「涙ぐましい努力ではあるが、最終的に結果を出せていなければ意味はない」
例文2 「彼は涙ぐましい努力をして、子供の頃からの夢であったプロ選手になった」
【鳴り物入り】
読み方:なりものいり
鳴り物入りというのは、
1.鳴り物(歌舞伎で太鼓や笛などの楽器)を入れて、賑(にぎ)やかにすること
2.(意味1から転じて)大げさな宣伝をすること⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味2の例文1 「彼は鳴り物入りで入団した選手だ」
意味2の例文2 「その商品は鳴り物入りで世に出たが、まったくと言っていいほど売れなかった」
【念頭に置く】
読み方:ねんとうにおく
念頭に置くというのは、”常に心に留(とど)めておくこと。心掛けておくこと”の意味。
例文1 「安全第一を念頭に置いて作業をする」
例文2 「老後は年金だけでは生活できないことも念頭に置いて、今から貯金や投資に励む」
【能書き】
読み方:のうがき
能書きというのは、
1.薬などの効能を書き記した文書。効能書き
2.(意味1から転じて)自分の優れた点などを盛んに述べること。また、その言葉⇐一般的によく用いられる
の意味。
当時は、薬の効能を書き記した効能書き(=能書き)は適当な内容が多く、実際の内容よりも大きく誇張されていたことに由来(意味2)しています。
能書き(意味2)は、口ばかりで実力がない場合、または実力はあっても行動が伴っていない場合のどちらとしても使用することができます。
意味2の例文1 「彼は能書きばかりで行動が伴っていない」
意味2の例文2 「能書きを垂れるのは良いが、それは1人で仕事ができるようになってからにしてくれ」
【バイアス】
読み方:ばいあす
バイアス(bias)というのは、”物事の見方や考え方に生じる偏り”の意味。
例えばバイアスの種類には、「確証バイアス:自分に都合の良い情報ばかりに注目し、都合の悪い反対意見などの情報を無視してしまうことで生じる偏り」や「生存者バイアス:成功した事例や生き残った人のみを基準に判断し、それ以外(失敗した事例など)の情報を無視してしまうことで生じる偏り」などが存在します。
先入観・固定観念・偏見などもバイアスに含まれる概念(なのでバイアスの方が広い概念)になります。
例文1 「話したことのない人でも悪い噂を聞いてしまうと、その人の評価にバイアスがかかってしまう」
例文2 「欲しい商品を支持する記事ばかり読んでいることからも、彼にはバイアスが生じていることが分かる」
【媒体】
読み方:ばいたい
媒体というのは、”伝達の仲立ちとなるもの”の意味。
仲立ちというのは、”双方の間に立って、関係を取り持つこと”を意味します。
例えば、情報を伝達する役割を持っている媒体であれば、テレビ・ラジオ・新聞・インターネット・USBメモリ・書籍・雑誌などが挙げられます。
これらは情報の発信者と情報の受信者の間で、発信者と受信者の間を取り持つ関係になっているため、上記(テレビなど)は情報伝達における媒体と言えます。
(媒体がないと、情報の発信者と受信者の間を取り持つことができないため、発信者は受信者に情報を届けることができなくなります)
他にも「紙媒体(かみばいたい)だけでなく、Web媒体(ウェブばいたい)でも情報を公開している」のように、”紙媒体”と”Web媒体”という言葉も使われることがあります。
紙媒体は「新聞・書籍・雑誌・チラシなどの、紙を素材として情報を伝達する媒体」、Web媒体は「インターネット上で、情報を伝達する媒体」を指しており、例えば新聞でもそれがインターネット上で公開されているもの(Web版)であればそれはWeb媒体ということになります。
例文1 「近頃の若者は、テレビや新聞ではなくSNSを主な情報の媒体として利用していることも少なくない」
例文2 「デング熱やマラリアは、蚊が媒体となって感染する病気として知られている」
【反芻】
読み方:はんすう
反芻というのは、
1.牛や羊などが一度飲み込んだ食物を胃から口に戻し、再び噛んでからまた飲み込むこと
2.(意味1から転じて)繰り返しよく考えること⇐一般的によく用いられる
の意味。
牛や羊が反芻を行う理由は”食物を消化しやすくするため”で、何回も食物を噛んで細かくすることで消化を良くし、食物に含まれる栄養素を効率よく吸収することができます。
牛などの反芻動物が常に口を動かしているのは、反芻をしていることによるものです。
意味2の例文1 「彼は問題点について反芻することで、解決策を導き出した」
意味2の例文2 「先生からの言葉を反芻するうちに、先生が本当に伝えたかったことを理解することができた」
【皮肉】
読み方:ひにく
皮肉というのは、
1.直接的ではなく、相手を意地悪く遠回しに非難すること。また、そのさま
2.予想や期待と反対の結果になること。また、そのさま
の意味。
意味1の例文 「上司は、仕事に遅刻してきた僕に向かって、”今日は随分早いね”と皮肉を言ってきた」
意味2の例文 「今年最も楽しみにしていたイベントだったが、皮肉にもイベント当日に急遽仕事が入ってしまった」
【罷免】
読み方:ひめん
罷免というのは、”公務員の職を強制的に辞めさせること”の意味。
例文1 「罷免は簡単に言えば、公職に就いている人に対してのクビを意味する言葉だ」
例文2 「不正行為が発覚し、その裁判官は罷免された」
【比喩】
読み方:ひゆ
比喩というのは、”ある物事を説明する際に、他の似ている物事に置きかえて分かりやすく説明する表現方法”の意味。
例えば、「彼は太陽のように明るい人だ(彼を太陽に置きかえて表現)」「人生はドラマだ(人生をドラマに置きかえて表現)」「結婚は墓場だ(結婚を墓場に置きかえて表現)」はどれも比喩が用いられています。
比喩の種類には、「直喩(ちょくゆ)」「隠喩(いんゆ)」「暗喩(あんゆ)」などが存在します。
例文1 「彼は、彼女のことを比喩的に表現したが、表現された本人は気に入らなかったようだ」
例文2 「比喩を用いることで、相手に分かりやすくイメージしてもらえるのが良い点だ」
【日和見】
読み方:ひよりみ
日和見というのは、”事の成り行きを見て有利な方につこうと、形勢をうかがうこと”の意味。
例文1 「彼自身に能力があったわけではなく、単に日和見主義だったからこそ今の地位にいられるのだろう」
例文2 「しばらくは日和見するつもりだったが、状況が変わったのですぐに行動しなければならない」
【平たく言えば】
読み方:ひらたくいえば
平たく言えばというのは、”分かりやすく言えば。簡単に言えば”の意味。
「平たく言えば」は、複雑だったり難しかったりする内容や言葉を、簡単に理解しやすい形で説明するときに用いられます。
例文1 「平たく言えば、彼がAさんの成功に嫉妬して嫌がらせをしていた、ということです」
例文2 「”四面楚歌”とは、平たく言えば、周りが敵だらけで味方がいない、ということだ」
【歩合制】
読み方:ぶあいせい
歩合制というのは、”個人の売上や成果などに応じて報酬が支払われる制度”の意味。
例文1 「うちの会社は歩合制なので、自分が頑張った分だけ給料も多くもらえる」
例文2 「営業職は、完全歩合制ではなく、”固定給+歩合給”の方式になっている会社が多い」
【付加価値】
読み方:ふかかち
付加価値というのは、
1.生産によって新たに加えられた価値。生産額から原材料費や(設備を動かす際の)燃料費などを差し引いた額
2.ある商品やサービスに付け加えられた、他にはない独自の価値⇐一般的によく用いられる
の意味。
付加価値(意味1)は、例えばパンを販売する場合、1個あたり原材料費などで70円かかるとしてパン1個を100円で販売すると、手元に残るお金は30円(これが付加価値)になります。
生産された商品の価格が、原材料の価格よりも高くなるのは、生産によって価値が生み出されて(その価値が)付加されたからです。
意味1の例文 「試しに我が社の付加価値額を計算してみたら5000万円になった」
意味2の例文 「顧客にとって付加価値のある提案を心掛けていることが、顧客満足度の高さに繋がっているのだろう」
【不可抗力】
読み方:ふかこうりょく
不可抗力というのは、”(天災など)人の力ではどうすることもできない外からの力や事態”の意味。
例文1 「この事故は、不注意というよりも不可抗力に近いものなので防ぎようがない」
例文2 「意図的に行動している以上、それは不可抗力とは言えない」
【俯瞰】
読み方:ふかん
俯瞰というのは、
1.高い所から広く見渡すこと
2.(意味1から転じて)(高い所から見下ろすように)物事を広い視野で見渡すこと⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味1の例文 「屋上から市内を俯瞰する」
意味2の例文 「自分自身を俯瞰的に捉えることで、冷静に判断できるようになった」
【不況】
読み方:ふきょう
不況というのは、”景気が悪いこと。経済が停滞していること。不景気”の意味。
景気とは、”社会の経済状態。商売・取り引きなどの状況”を意味します。
例文1 「不況の影響によって、企業の倒産件数が増えている」
例文2 「不況にも関わらず、我が社の利益は過去最高を記録している」
【不謹慎】
読み方:ふきんしん
不謹慎というのは、”慎(つつし)みのないこと。不真面目(ふまじめ)なこと。また、そのさま”の意味。
慎みとは”軽はずみ(その場の雰囲気や勢いでよく考えずに物事をする)なことがないように気を付けること。控えめに振る舞うこと”なので、「慎みのない=軽はずみな行動をしている。控えめに振る舞っていない」ということを意味します。
不謹慎は、災害時や事件・事故などの悲しみや不幸な場面で用いられることが多いです。
例えば、「葬儀の場で遺産の話をする」「災害時に政治家がゴルフをする」などは不謹慎(=慎みがない)だと言えるでしょう。
例文1 「彼は普段から不謹慎な発言が目立つが、不思議なことに仕事はよくできるやつだ」
例文2 「ネットの投稿には不謹慎なものも多いが、それをいちいち気にしていたらキリがない」
【不躾】
読み方:ぶしつけ
不躾というのは、”礼儀や作法を欠いていること。無礼。無作法。また、そのさま”の意味。
不躾は、基本的に自分の無礼な言動に対して用いられることがほとんどです。
例文1 「不躾なお願いとは承知しておりますが、本日中にご対応いただけますでしょうか」
例文2 「不躾な質問で申し訳ありませんが、こちらの案件の予算規模をお伺いしてもよろしいでしょうか」
【不条理】
読み方:ふじょうり
不条理というのは、”道理に合わないこと。筋道(すじみち)が通らないこと”の意味。
道理は、”物事が進行するべき正しい順序や理由”を意味します。
例文1 「真面目な人は報われず、ずる賢い奴が成功しやすい今の世の中は、なんて不条理なのだろうと感じる」
例文2 「不条理を嘆(なげ)くだけで何も行動しない人の人生が好転するわけがない」
【付随】
読み方:ふずい
付随というのは、”主となる物事に付き従って他の物事が生じること”の意味。
例文1 「車上生活に付随するリスクについても考えなければならない」
例文2 「車の購入に付随して、税金や保険料の支払いが発生する」
【訃報】
読み方:ふほう
訃報というのは、”人が亡くなったことを関係者に知らせる連絡”の意味。
訃報は、主に電話・メールなどで伝えられ、「亡くなった人の名前・亡くなった日時・葬儀の詳細(日程・場所・形式)など」の内容が伝えられます。
例文1 「彼は、友人の突然の訃報に驚きを隠せなかった」
例文2 「新聞の死亡記事欄に、故人の訃報や葬儀に関する情報が載せられている」
【不問】
読み方:ふもん
不問というのは、”取り上げて問題にしないこと”の意味。
不問は、求人などで用いられることも多いですが、例えば「経験不問=経験の有無は問題にしない=応募や採用条件に経験があるかどうかは含まれていない」「学歴不問=学歴は問題にしない=応募や採用条件に学歴は含まれていない」ということを意味します。
例文1 「彼はまだ入社してから1カ月ということもあり、今回の件に関しては不問とすることになった」
例文2 「この分野は未経験ではあるが、経験不問の求人も多いので挑戦してみようと思う」
【無礼講】
読み方:ぶれいこう
無礼講というのは、”身分・地位の差、礼儀作法や堅苦しいことを抜きにして行う宴会”の意味。
例文1 「今日は無礼講だから、上下関係は気にせず楽しく飲もう」
例文2 「無礼講だからといって、上司に友達感覚でタメ口を使っていいわけではない」
【プロパガンダ】
プロパガンダというのは、”特定の主義や思想などに誘導したり、それらを広めたりするための宣伝活動”の意味。
例えば一般的によく見られるものとして、「○○首相がこんな政策を進めているなどの嘘や大げさな表現」(○○首相の信用を失わせる方向へと誘導)、「インフルエンサーを起用した商品紹介(悪質な商品でも良質なものとして宣伝)」(悪質な商品を買わせる方向へと誘導)などがプロパガンダとして挙げられます。
例文1 「巧妙なプロパガンダによって、彼らに対する世論の評価は一変した」
例文2 「SNSを駆使したプロパガンダ合戦が繰り広げられているため、今後は正しい情報を見抜く力がより重要となる」
【辟易】
読み方:へきえき
辟易というのは、”同じことが繰り返されて、飽きて嫌な気持ちになること。うんざりすること”の意味。
例文1 「毎週ある会社の飲み会に辟易しているが、それ以上に断りきれない自分のことが大嫌いだ」
例文2 「彼女に一目ぼれして告白したら付き合うことになったのは良いが、彼女のわがままに辟易している」
【屁理屈】
読み方:へりくつ
屁理屈というのは、”筋(すじ)の通らない理屈”の意味。
(理屈は、”筋の通った考え。物事の筋道。道理”)
屁理屈は、一見すると正しい理屈のように聞こえますが、実際には筋が通っていなかったり、論点がずれたりしている理屈を指します。
屁理屈には例えば、「お金を拾ったが、拾ったお金には名前が書いてないので、そのお金は拾った自分のもの」や「早くやれとは言われたが、いつまでに終わらせるかは指定されていないので、まだ何もやっていない」などが挙げられます。
例文1 「彼はプライドが非常に高いので、彼が悪くても屁理屈を捏(こ)ねてなかなか謝ろうとしない」
例文2 「彼女は屁理屈を並べるのは一人前なので、一向に仕事ができるようにならない」
【便宜】
読み方:べんぎ
便宜というのは、
1.都合の良いこと。便利なこと。また、そのさま
2.特別な処置
の意味。
意味1の例文 「便宜上このように略しているだけで、それは正式名称ではない」
⇒都合が良いからこのように略しているだけで、それは正式名称ではない
意味2の例文 「相手は社長の息子だからと便宜を図(はか)るように上司から言われたが、そんなことはしたくないので断った」
⇒”便宜を図る”という言葉自体は悪い意味ではないが、悪い意味として用いられることが多い
【他ならない】
読み方:ほかならない
他ならないというのは、
1.(多く”~に他ならない”の形で)それ以外の何物でもない
2.他の人とは違っていて、特別な間柄にある
の意味。
意味1の例文 「彼が志望校に受からなかったのは、ただの勉強不足に他ならない」
意味2の例文 「他ならない君からの頼みでは断れない」
⇒他人とは違っていて、特別な間柄にある君からの頼みとあっては断ることはできない(=承諾する)
【補完】
読み方:ほかん
補完というのは、”不足している部分を補って、完全なものにすること”の意味。
例文1 「それら2つのサービスは、お互いを補完し合うことでより使いやすくなっている」
例文2 「個人年金や企業年金は、公的年金を補完する役割を担っている」
【本懐】
読み方:ほんかい
本懐というのは、”元から抱いている願い。本望(ほんもう)”の意味。
例文1 「30年間努力してきた結果、ようやく本懐を遂げることができた」
例文2 「私たちは、本懐を果たすまでは決して諦めるわけにはいかない」
【本末転倒】
読み方:ほんまつてんとう
本末転倒というのは、”重要な部分と、それよりも重要度の低い部分の順序や位置づけを間違えること。また、それにより重要な部分(本来の目的)の逆効果になること”の意味。
本末転倒は例えば、「健康のために運動を始めたのに、頑張りすぎて体を壊してしまった」(健康のための行動が逆効果になってしまう)や「プレゼンのために資料を完璧に作り込んだら、時間が足りなくて肝心のプレゼンの内容が疎かになってしまった」(プレゼンのための行動が逆効果になってしまう)などが挙げられます。
例文1 「学業に専念すべき学生が学費のためにアルバイトばかりして、それにより単位を落としてしまうのは本末転倒だ」
例文2 「完璧主義者は全てにおいて完璧を求めてしまうため、本末転倒になりやすいと言える」
【眉唾物】
読み方:まゆつばもの
眉唾物というのは、”信用できないもの。真偽の確かでないもの。怪しいもの”の意味。
眉唾物といっても、すべてが偽り(嘘)であるわけではなく、本当である場合もあり、それ(情報)についての真偽が確かでないものを指して「眉唾物」という言葉が用いられます。
眉唾物は、眉(まゆ)に唾(つば)を塗(ぬ)れば、狐(キツネ)や狸(タヌキ)にだまされないという迷信からきています。
例文1 「その情報は眉唾物だから信用しない方が良い」
例文2 「彼は自信満々に武勇伝を語っているが、その話が眉唾物だと皆が疑っている」
【満更でもない】
読み方:まんざらでもない
満更でもないというのは、
1.それほど悪くもない(全部は否定できず、一部は認める場合)
2.どちらかと言えば良い。また、かなり良い(表向きは気に入ってなさそうに振る舞うが、本心は気に入っている場合)
の意味。
単に満更というと”完全にそうと決まっている。必ずしも”を意味し、多くは「満更~ない」の形で否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ肯定したりする場合に用いられます。
例えば、「彼は満更バカではないようだ=彼は完全にバカと決まっているわけではないようだ」(否定的な意味合いをやわらげている)や、「彼女は満更嫌ではないようだ=彼女は嫌だと思っていない(むしろ気に入っている)ようだ」(肯定している)などのように用いられます。
意味1の例文 「彼が食わず嫌いをしているセロリを食べさせてみると、満更でもないって感じに見えた」
意味2の例文 「Aさんは彼女なんか要らないと言っていたが、女友達を紹介したら満更でもない様子だった」
【見切り発車】
読み方:みきりはっしゃ
見切り発車というのは、
1.電車などが、発車時刻や満員などの理由から、乗ろうとした客を残したまま発車すること
2.(意味1から転じて)議論や準備が十分にできていない状況で、物事を決定または実行してしまうこと⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味2の例文1 「見切り発車で始めたプロジェクトの割には、上手くいった方だと感じている」
意味2の例文2 「下調べが重要だと何度も言っているのに、彼は見切り発車して失敗することが多い」
【見過ごせない】
読み方:みすごせない
見過ごせないというのは、”無視することはできない。見逃すことはできない”の意味。
例文1 「彼の先ほどの言動については見過ごせないため、然るべき対応を取らせていただきます」
例文2 「それは彼らにとっては見過ごせない問題なのかもしれないが、私たちにとってはどうでもいいことだ」
【身に余る】
読み方:みにあまる
身に余るというのは、”自分の立場・能力などに対して、待遇・評価などが過度であり、自分にはふさわしくないと感じること”の意味。
例文1 「私のようなものがこのような賞をいただけるとは、身に余る光栄です」
例文2 「本日は身に余るお言葉をいただき、心より感謝申し上げます」
【無論】
読み方:むろん
無論というのは、”論じる必要のないほど明らかなさま。言うまでもなく。もちろん”の意味。
例文1 「彼は英語は無論のこと、数学も完璧だ」
例文2 「無論、貯金ばかりではなく、投資にもお金を回した方が良いということは理解している」
【明文化】
読み方:めいぶんか
明文化というのは、”(規則・取り決めなどを)明確に文章で書き示すこと”の意味。
例文1 「あらかじめそれらの行為を想定して、規則として明文化しておくに越したことはない」
例文2 「彼らは法律的に明文化されていないからと安心しているだろうが、そう簡単に逃げられるわけにはいかない」
【メタ認知/無知の知】
読み方:めたにんち/むちのち
メタ認知というのは、”自分の思考・感情・行動などを、客観的に認識すること”の意味。
「メタ認知ができる人=自分のことを理解できている人」を指し、メタ認知能力を高めることで、冷静な判断力が身についたり、感情のコントロールが上手くなったりするなどのメリットがあります。
無知の知というのは、”自分が何も知らない(=無知)ということを自覚することが真の知への始まりである、という考え方”を意味します。
無知の知は、古代ギリシャの哲学者であるソクラテスの考え方で、メタ認知の原型のようなものです。
メタ認知の例文 「自分の過去の言動を振り返ってみることも、メタ認知能力を高める方法のひとつだ」
無知の知の例文 「本当に賢い人になりたいのなら、”無知の知”を意識しながら生活してみるといい」
【目減り】
読み方:めべり
目減りというのは、
1.蒸発したりこぼれたりして、物の重量(=目方)が減ること
2.物の実質的な価値が低下すること
の意味。
意味1の例文 「水は少しずつ蒸発していくので、時間が経つとコップ内の水が目減りするのは当然だ」
意味2の例文 「昨今のインフレによって、3年前と比べて貯金が目減りしている」
⇒”インフレ=物の価値が上がる=お金の価値が下がる”なので、同じ100万円でも3年前と比べると実質的なお金の価値は低下している、ということ
【免疫】
読み方:めんえき
免疫というのは、
1.ある特定の病原体や毒素に侵されて回復すると、その病原体や毒素に対して体は抵抗力を持つようになり、それ以降は症状が軽く済んだり、まったくかからなったりすること
2.生体が自己にとって健全な成分以外のものを識別して排除する防御機構
3.(意味1から転じて)物事が度重なるにつれて、それに慣れてしまうこと
の意味。
意味1の例文 「私はいま流行っている病気には先月かかっているので、その病気には免疫があるはずだ」
意味2の例文 「体内に病原体が浸入しても風邪を引かないのは、免疫によって体が守られているからだ」
⇒睡眠不足・ストレス・栄養不足などで免疫力は低下し、免疫力が低下すると病原体などを排除する力も弱くなって感染症にかかりやすくなる
意味3の例文 「彼は女性に対して免疫がないため、女性を前にするとまともに話せなくなる」
⇒”免疫がない=慣れていない”なので、彼は普段から女性と接する機会があまりなく、女性に慣れていない、ということ
【免罪符】
読み方:めんざいふ
免罪符というのは、
1.カトリック教会が、罪の償いが軽減または免除されるとして発行した証書
2.(意味1から転じて)責任・非難・罪悪感などから逃れるための行動や理由⇐一般的によく用いられる
の意味。
免罪符(意味1)は、善行や教会への寄付と引き換えに発行されて、その免罪符によって罪の軽減や免除が約束されます。
ただ、教会にとっての免罪符(意味1)は、資金を得るための都合の良い手段になっていき、これにより教会は批判され、どんどん教会の権威が低下していったことから、最終的には免罪符の販売は禁止されました。
意味2の例文1 「彼の会長の息子であることを免罪符にして、会社で好き放題やっている」
意味2の例文2 「雨が降っていたというのは、遅刻したことの免罪符にはならない」
【目下】
読み方:もっか
目下というのは、”今。ただ今。現在”の意味。
目下は「もっか」の他に「めした」と読むこともできますが、「めした」と読むと意味が異なるので注意が必要です。
例文1 「その件については目下検討中ですので、もうしばらくお待ちください」
例文2 「まずは我が国におけるインフラ老朽化という目下の課題に集中すべきだ」
【持て余す】
読み方:もてあます
持て余すというのは、”取り扱い方や処置に困ること。手に負えないで困ること”の意味。
持て余すは、物だけでなく、時間や感情などに対しても用いられる言葉です。
例文1 「定年退職した父は暇を持て余しており、毎日テレビを見て過ごしている」
⇒”暇を持て余す=時間はたくさんあるが、何もする事がなく、退屈なさま”を意味します
例文2 「チーム内でも彼をどの作業に充てれば良いのか分からず、彼を持て余している様子だった」
【元い】
読み方:もとい
元いというのは、”誤って述べたことを訂正するときに用いる語”の意味。
例文1 「彼の大好物はりんご、元いぶどうだった」
⇒彼の大好物がりんごというのは誤りで、正しくはぶどう、ということ
例文2 「明日は公園に10時、元い11時に集合すること」
⇒公園に10時に集合するというのは誤りで、正しくは11時に集合する、ということ
【悖る】
読み方:もとる
悖るというのは、”物事の筋道に合わないこと。道理に背(そむ)くこと。反すること”の意味。
例文1 「それは人の道に悖る行為だ」
例文2 「彼は神の教えに悖る行動をしてしまった」
【(~に)吝かではない】
読み方:(~に)やぶさかではない
(~に)吝かではないというのは、”~する努力を惜しまない。喜んで~する”の意味。
吝かは、”物を使ったり、与えたりするのを惜しむさま。ケチなさま/思い切りが悪いさま。ためらうさま”を意味します。
例文1 「君に協力することに吝かではないが、明日まで待ってほしい」
例文2 「私がこのプロジェクトに参加することは吝かではありません」
【野暮】
読み方:やぼ
野暮というのは、
1.表面だけでは分かりにくい、人の微妙な気持ちを理解できないこと。また、そのような人やそのようなさま
2.言動や趣味などが洗練されていないこと。また、そのような人やそのようなさま
の意味。
野暮(意味2)は、「田舎(いなか)臭いことやダサいこと」の意味として用いられることが多いです。
意味1の例文 「女性に年齢を聞くなんて野暮な人だね」
意味2の例文 「彼は野暮ったく見えるが、本人的にはオシャレな方だと思っているらしい」
【疚しい、疾しい】
読み方:やましい
疚しいというのは、”悪いことをしたと心を痛める。後ろめたい”の意味。
例文1 「何も疚しいことはしていないので、怯(おび)える必要はない」
例文2 「最近、同棲している彼と目が合うとすぐに目を逸(そ)らそうとするので、何か疚しいことがあるに違いない」
【揶揄】
読み方:やゆ
揶揄というのは、”相手を困らせたり怒らせたりするようなことをして面白がること。からかうこと”の意味。
ちなみに「からかう」は漢字で、「揶揄う」と表記されます。
例文1 「彼は、例の政治家を揶揄するかのようなコメントをすることで挑発しているのだろう」
例文2 「彼女は友人だったが、私の長年の努力を揶揄してきたので絶交することに決めた」
【有識者】
読み方:ゆうしきしゃ
有識者というのは、”特定の分野や問題についての詳しい知識や経験を持ち、専門的な意見やアドバイスができる人”の意味。
例文1 「この問題についての対策の検討に入る前に、まずは有識者の意見を聞くべきだ」
例文2 「彼の意見は、有識者会議の場でも多くの賛同が得られていた」
【所以】
読み方:ゆえん
所以というのは、”わけ。理由”の意味。
例文1 「彼女が皆から嫌われている所以は性格の悪さにある」
例文2 「この異常なまでの頭の回転の速さが、彼が天才だと呼ばれる所以だ」
【癒着】
読み方:ゆちゃく
癒着というのは、
1.本来は離れているべき皮膚・膜などが炎症のためにくっつくこと
2.あるべき関係を超えて、不正に強く結びついていること
の意味。
意味1の例文 「手術後に内臓が近くの臓器や組織と癒着することで、痛みなどの問題を引き起こす可能性がある」
意味2の例文 「その政治家が一部の利権団体などと癒着していたという事実に驚きはない」
【予後】
読み方:よご
予後というのは、
1.手術後の患者の状態や、病気の経過についての医学的な見通し⇐一般的によく用いられる
2.(意味1から転じて)将来的な状態。また、その状態に関する見込み
の意味。
予後(意味2)は、本来の予後(意味1)から派生したネットスラング(インターネット上で生まれた略語や独自の言葉)です。
(意味2は、現実社会で使われることはほとんどありませんが、SNSなどのインターネット上で使われることは多いです)
意味1の例文 「手術後の予後は良好で、この調子なら3カ月以内には歩けるようになると説明を受けた」
意味2の例文 「学生時代に○○を趣味にしていた人は予後が悪い」
⇒学生時代に○○を趣味にしていた人は、将来的な状態が悪い(貧乏になっていたり不幸になっていたりなど)、ということ
【余談】
読み方:よだん
余談というのは、”用件以外の話。本筋を外れる話”の意味。
例文1 「余談ですが、先日行われたセミナーに参加してきました」
例文2 「余談はさておき、本題に入ろうか」
【余念がない】
読み方:よねんがない
余念がないというのは、”(”~に余念がない”の形で)他のことを考えず、ひとつのことに集中しているさま”の意味。
例文1 「大学に通っていて卒業間近の彼は、卒業論文に余念がない」
例文2 「株式投資家の彼は、テレビ・新聞・インターネットと、情報収集に余念がない」
【理に適う】
読み方:りにかなう
理に適うというのは、”道理・理屈に合っていること。物事の筋が通っていて、無理や矛盾がないこと”の意味。
例文1 「彼女の説明は理に適っており、文句のつけようがない」
例文2 「それは理に適った方法だとは思うが、少しは彼の気持ちを汲(く)んであげても良いのではないか」
【留意】
読み方:りゅうい
留意というのは、”心に留(とど)めること。気を付けること”の意味。
例文1 「今後、そのようなミスがないように留意いたします」
例文2 「この項目については留意する必要はあるが、それ以外は気にする必要はない」
【領分】
読み方:りょうぶん
領分というのは、
1.領有している土地。領地
2.権限・能力などの及ぶ範囲。勢力範囲⇐一般的によく用いられる
の意味。
意味2の例文1 「この仕事は僕の領分なので、手を出さないでくれ」
意味2の例文2 「古い考え方ではあるが、仕事は男の領分だから、女は子供のことを最優先に考えるべきだ」
【稟議】
読み方:りんぎ、ひんぎ
稟議というのは、”官庁・会社などで、会議を開く手間を省(はぶ)くために、係の者が案を作成して関係者に回覧し、承認を求めること”の意味。
稟議のための書類(=起案書)のことを「稟議書(りんぎしょ)」と言います(「ひんぎしょ」と読むことはほとんどない)。
例文1 「稟議を上げたが、今どの部門で承認が止まっているのかが分からない」
例文2 「今回の稟議は、業務効率化のための備品購入に伴う予算承認を目的としている」
【例に漏れず】
読み方:れいにもれず
例に漏れずというのは、”一般の例と同様に。他と同様で例外ではない”の意味。
例文1 「不況の影響で我が社も例に漏れず、業績が悪化している」
⇒不況の影響で我が社も(他の会社と)同様に、業績が悪化している、ということ
例文2 「今年もまた例に漏れず、正月は仕事をすることになりそうだ」
⇒毎年正月は仕事をしている人が、今年も正月は仕事をすることになりそうだ、ということ
【黎明期】
読み方:れいめいき
黎明期というのは、”新しい事柄(時代・文化など)が始まろうとする時期”の意味。
もともと”黎明”には「夜明けや明け方」という意味があり、そこから転じて、黎明は「新しい事柄が始まろうとすること」という意味も持つようになりました。
そして、その黎明に期間を表す”期”という字が付いたことで、「新しい事柄が始まろうとする時期」という意味になりました。
例文1 「彼は日本映画の黎明期を代表する人だ」
例文2 「ついにこの会社の黎明期を知るメンバーは私だけになってしまった」
【老婆心】
読み方:ろうばしん
老婆心というのは、”必要以上に世話を焼こうとする気持ち。おせっかいな心”の意味。
例文1 「老婆心ながら言わせてもらうと、相手には自分の本当の気持ちを伝えた方が良い」
例文2 「今の話を聞いた感じだと、その男とはさっさと別れた方が良いと老婆心ながらに思う」
【ロビー活動】
読み方:ろびーかつどう
ロビー活動というのは、”個人や団体が、自分たちの意見や要望を政治家や行政官に伝え、特定の政策や法律に反映させてもらうように働きかける活動”の意味。
元々は議会のロビー(待合室)で議員に直接話しかけたことからきており、「ロビー活動」の他に「ロビイング」「ロビーイング」とも呼ばれています(ロビー活動をする人または団体は「ロビイスト」と呼ばれる)。
ロビー活動は、政治家と大企業などの癒着を連想させることから悪いイメージも多いですが、業界団体が規制緩和を求めるなどの「現場の声を政治に届ける役割」にもなっているため、ロビー活動自体は必ずしも悪いものというわけではありません。
例文1 「企業が自らの利益を守るためにロビー活動をした結果だろう」
例文2 「水面下でその議案に反対するロビー活動が行われていたみたいだが、議案は正式に承認されたようだ」
【詫び寂び】
読み方:わびさび
詫び寂びというのは、”質素なものや、時間の経過による変化(古びたものなど)の中に、美しさや味わい深さなどの魅力を感じる日本特有の心”の意味。
例文1 「枯山水(かれさんすい)の庭園には、詫び寂びの精神が色濃く反映されている」
例文2 「散っていく桜の儚(はかな)さが、詫び寂びを感じさせる」
<よく使う言葉>
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
倦怠感、臨場感、生活感、既視感など
野心、猜疑心、虚栄心、射幸心など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など
機動力、語彙力、死力、求心力など
資本主義、社会主義、事勿れ主義、拝金主義など
因果関係、共生関係、相関関係、労使関係など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
秋桜、御手洗、蒲公英、転寝など
愈々、努々、清々しい、瑞々しいなど
誂える、囀る、目眩く、拵えるなど