※1:その漢字の本来の読み方には(本)、慣用読みには(慣)の表記をし、本来の読み方(本)の五十音順を優先しています。
(慣用読みとは、”本来の読み方ではない誤った読み方が一般的に広く定着し、その誤った読み方についても正しい読み方となったもの”を意味し、「百姓読み(ひゃくしょうよみ)」とも呼ばれます)
※2:一般的な使用頻度を判別しやすいように、記号(◎、○、△)で表しており、以下のような表記の仕方をしています(◎の読み方には青色マーカーをつけています)。
◎:正しい読み方(一般的によく使われる)
○:正しい読み方(◎の読み方よりは使われる頻度が少ない)
△:正しい読み方(ほとんど使われることがない)
漢字 | 読み方 | 備考欄 |
---|---|---|
甘味処 | 本:あまみどころ(○) 慣:かんみどころ(◎) | |
新しい | 本:あらたしい(△) 慣:あたらしい(◎) | |
荒らげる | 本:あららげる(◎) 慣:あらげる(○) | 「あらげる」は、”荒げる”と表記されることが多い |
あり得る | 本:ありうる(◎) 慣:ありえる(○) | |
依存 | 本:いそん(○) 慣:いぞん(◎) | 「依存心」「依存症」なども同様に、「いそん」「いぞん」の両方で読むことができる |
一段落 | 本:いちだんらく(◎) 慣:ひとだんらく(○) | |
家中 | 本:うちじゅう(◎) 慣:いえじゅう(○) | |
大舞台 | 本:おおぶたい(◎) 慣:だいぶたい(○) | |
慮る | 本:おもんぱかる(○) 慣:おもんばかる(◎) | |
確執 | 本:かくしゅう(△) 慣:かくしつ(◎) | |
過不足 | 本:かふそく(◎) 慣:かぶそく(○) | |
甘蔗 | 本:かんしゃ(△) 慣:かんしょ(◎) | 甘蔗は、「砂糖黍(サトウキビ)」の別名 |
堪能 | 本:かんのう(△) 慣:たんのう(◎) | 「かんのう」と「たんのう」で意味が少し異なる |
忌諱 | 本:きき(◎) 慣:きい(○) | |
寄贈 | 本:きそう(△) 慣:きぞう(◎) | |
既存 | 本:きそん(○) 慣:きぞん(◎) | |
胸腔 | 本:きょうこう(○) 慣:きょうくう(◎) | |
矜持 | 本:きょうじ(◎) 慣:きんじ(△) | |
共存 | 本:きょうそん(○) 慣:きょうぞん(◎) | |
拮抗 | 本:けっこう(△) 慣:きっこう(◎) | |
箝口 | 本:けんこう(△) 慣:かんこう(◎) | 「箝口令(かんこうれい)」という言葉で用いられることが多い |
減殺 | 本:げんさい(◎) 慣:げんさつ(△) | |
現存 | 本:げんそん(○) 慣:げんぞん(◎) | |
言質 | 本:げんち(◎) 慣:げんしつ(△) | |
口腔 | 本:こうこう(○) 慣:こうくう(◎) | |
較差 | 本:こうさ(△) 慣:かくさ(◎) | |
鉱滓 | 本:こうし(△) 慣:こうさい(◎) | |
攪拌 | 本:こうはん(△) 慣:かくはん(◎) | |
攪乱 | 本:こうらん(△) 慣:かくらん(◎) | |
固執 | 本:こしゅう(△) 慣:こしつ(◎) | |
御用達 | 本:ごようたつ(△) 慣:ごようたし(◎) | |
早急 | 本:さっきゅう(○) 慣:そうきゅう(◎) | |
撒布 | 本:さっぷ(△) 慣:さんぷ(◎) | 「さんぷ」は”散布”と表記されることがほとんどで、散布を「さっぷ」と読むことはできない |
残滓 | 本:ざんし(◎) 慣:ざんさい(○) | |
惨敗 | 本:さんぱい(△) 慣:ざんぱい(◎) | |
詩歌 | 本:しか(△) 慣:しいか(◎) | |
弛緩 | 本:しかん(◎) 慣:ちかん(○) | |
弑逆 | 本:しぎゃく(○) 慣:しいぎゃく(◎) | |
識語 | 本:しご(△) 慣:しきご(◎) | |
施工 | 本:しこう(△) 慣:せこう(◎) | |
施行 | 本:しこう(◎) 慣:せこう(○) | |
施策 | 本:しさく(○) 慣:せさく(◎) | |
舌鼓 | 本:したつづみ(◎) 慣:したづつみ(△) | |
七回忌 | 本:しちかいき(◎) 慣:ななかいき(○) | |
蔗糖 | 本:しゃとう(△) 慣:しょとう(◎) | |
借問 | 本:しゃもん(◎) 慣:しゃくもん(○) | |
重用 | 本:じゅうよう(△) 慣:ちょうよう(◎) | |
輸出 | 本:しゅしゅつ(△) 慣:ゆしゅつ(◎) | |
出生 | 本:しゅっしょう(◎) 慣:しゅっせい(○) | |
出納 | 本:しゅつのう(△) 慣:すいとう(◎) | 「しゅつのう」と「すいとう」で意味が少し異なる |
輸入 | 本:しゅにゅう(△) 慣:ゆにゅう(◎) | |
憧憬 | 本:しょうけい(◎) 慣:どうけい(○) | |
消耗 | 本:しょうこう(△) 慣:しょうもう(◎) | |
情緒 | 本:じょうしょ(△) 慣:じょうちょ(◎) | |
秤量 | 本:しょうりょう(△) 慣:ひょうりょう(◎) | |
女王 | 本:じょおう(○) 慣:じょうおう(◎) | |
緒言 | 本:しょげん(○) 慣:ちょげん(◎) | |
浸漬 | 本:しんし(△) 慣:しんせき(◎) | |
垂涎 | 本:すいぜん(◎) 慣:すいえん(△) | |
正鵠 | 本:せいこく(◎) 慣:せいこう(△) | |
刺客 | 本:せっかく(△) 慣:しかく(◎) | |
截然 | 本:せつぜん(◎) 慣:さいぜん(△) | |
相殺 | 本:そうさい(◎) 慣:そうさつ(△) | 「そうさい」と「そうさつ」で意味が少し異なる |
遡及(溯及) | 本:そきゅう(◎) 慣:さっきゅう(△) | |
体腔 | 本:たいこう(◎) 慣:たいくう(○) | |
対蹠 | 本:たいせき(◎) 慣:たいしょ(○) | |
代替 | 本:だいたい(◎) 慣:だいがえ(○) | |
端緒 | 本:たんしょ(○) 慣:たんちょ(◎) | |
貪欲 | 本:たんよく(△) 慣:どんよく(◎) | |
乳離れ | 本:ちばなれ(○) 慣:ちちばなれ(◎) | |
茶道 | 本:ちゃどう(○) 慣:さどう(◎) | |
稠密 | 本:ちゅうみつ(◎) 慣:ちょうみつ(△) | |
掉尾 | 本:ちょうび(○) 慣:とうび(◎) | |
貼付 | 本:ちょうふ(◎) 慣:てんぷ(○) | |
重複 | 本:ちょうふく(◎) 慣:じゅうふく(○) | |
直截 | 本:ちょくせつ(◎) 慣:ちょくさい(△) | |
続柄 | 本:つづきがら(○) 慣:ぞくがら(◎) | |
捏造 | 本:でつぞう(△) 慣:ねつぞう(◎) | |
点綴 | 本:てんてい(○) 慣:てんせつ(△),てんてつ(◎) | 「てんせつ」「てんてつ」は、両方とも「てんてい」の慣用読み |
偸盗 | 本:とうとう(△) 慣:ちゅうとう(◎) | |
呶呶(呶々) | 本:どうどう(△) 慣:どど(◎) | |
読本 | 本:とくほん(◎) 慣:どくほん(○) | |
肉汁 | 本:にくじゅう(◎) 慣:にくじる(○) | |
飲み代 | 本:のみしろ(△) 慣:のみだい(◎) | |
莫逆 | 本:ばくぎゃく(○) 慣:ばくげき(◎) | |
白夜 | 本:はくや(△) 慣:びゃくや(◎) | |
発足 | 本:はっそく(△) 慣:ほっそく(◎) | |
比較 | 本:ひこう(△) 慣:ひかく(◎) | |
鼻腔 | 本:びこう(○) 慣:びくう(◎) | |
必須 | 本:ひっしゅ(△) 慣:ひっす(◎) | |
他人事 | 本:ひとごと(◎) 慣:たにんごと(△) | |
被覆 | 本:ひふう(△) 慣:ひふく(◎) | |
稟議 | 本:ひんぎ(△) 慣:りんぎ(◎) | |
分泌 | 本:ぶんぴつ(◎) 慣:ぶんぴ(△) | |
紊乱 | 本:ぶんらん(△) 慣:びんらん(◎) | |
放縦 | 本:ほうしょう(○) 慣:ほうじゅう(◎) | |
免れる | 本:まぬかれる(○) 慣:まぬがれる(◎) | |
未曾有 | 本:みぞうう(△) 慣:みぞう(◎) | |
由緒 | 本:ゆしょ(△) 慣:ゆいしょ(◎) | |
湧出 | 本:ようしゅつ(△) 慣:ゆうしゅつ(◎) | |
世論 | 本:よろん(◎) 慣:せろん(○) | |
乱世 | 本:らんせい(○) 慣:らんせ(◎) | |
漏洩 | 本:ろうせつ(△) 慣:ろうえい(◎) |
※1:その漢字の本来の読み方には(本)、慣用読みには(慣)の表記をし、本来の読み方(本)の五十音順を優先しています。
(慣用読みとは、”本来の読み方ではない誤った読み方が一般的に広く定着し、その誤った読み方についても正しい読み方となったもの”を意味し、「百姓読み(ひゃくしょうよみ)」とも呼ばれます)
※2:一般的な使用頻度を判別しやすいように、記号(◎、○、△)で表しており、以下のような表記の仕方をしています(◎の読み方には青色マーカーをつけています)。
◎:正しい読み方(一般的によく使われる)
○:正しい読み方(◎の読み方よりは使われる頻度が少ない)
△:正しい読み方(ほとんど使われることがない)
【甘味処】
本:あまみどころ(○)
慣:かんみどころ(◎)
甘味処は”餡蜜(あんみつ)やお汁粉(おしるこ)など、甘い味の菓子を提供する飲食店のこと”の意味。
甘味というのは、”甘い味。また、甘い味の食べ物のこと”を意味します。
【新しい】
本:あらたしい(△)
慣:あたらしい(◎)
新しいは”今までになくて、できたり起こったりして間もないこと。使い始めて間もないこと/変更して今までと違っていること/新鮮であること”の意味。
【荒らげる】
本:あららげる(◎)
慣:あらげる(○)
荒らげるは”(声や態度などを)荒くすること。乱暴にすること”の意味。
「あらげる」は、”荒げる”と表記されることが多いです。
【あり得る】
本:ありうる(◎)
慣:ありえる(○)
あり得るは”可能性がある。あっても(起きても)不思議ではない”の意味。
【依存】
本:いそん(○)
慣:いぞん(◎)
依存は”他に頼って存在していること”の意味。
「依存心」「依存症」などの言葉も同様に、「いそん」「いぞん」の両方で読むことができます。
【一段落】
本:いちだんらく(◎)
慣:ひとだんらく(○)
一段落は”文章などの、一つの段落のこと/物事に一応の区切りがつくこと”の意味。
【家中】
本:うちじゅう(◎)
慣:いえじゅう(○)
家中は”家の中のこと/家族全員のこと”の意味。
【大舞台】
本:おおぶたい(◎)
慣:だいぶたい(○)
大舞台は”大きく立派な舞台のこと/俳優の優れた演技のこと/腕前を見せる晴れの場所(活躍の場所)のこと”の意味。
【慮る】
本:おもんぱかる(○)
慣:おもんばかる(◎)
慮るは”あれこれ考えること。考慮すること”の意味。
例えば「将来を慮る」や「相手の立場を慮る」のように用いられます。
【確執】
本:かくしゅう(△)
慣:かくしつ(◎)
確執は”互いに自分の意思を主張して譲らないこと。また、そこから生じる不和(ふわ)のこと”の意味。
不和というのは、”仲の悪いこと”という意味です。
なので確執は、”お互いに自分の主張を譲らずに、それにより仲が悪くなったり、起こる争いのこと”を表しています。
【過不足】
本:かふそく(◎)
慣:かぶそく(○)
過不足は”多過ぎることと足りないこと”の意味。
例えば「過不足なく伝える」や「過不足なく準備する」のように用いられます。
【甘蔗】
本:かんしゃ(△)
慣:かんしょ(◎)
甘蔗は”砂糖黍(サトウキビ)の別名のこと”の意味。
【堪能】
本:かんのう(△)
慣:たんのう(◎)
「かんのう」と読むと”(学問・技術など)深くその道に通じている様子。また、そのような人のこと”の意味。
「深くその道に通じている」というのは、”その分野に詳しい”ということです。
「たんのう」と読むと”(学問・技術など)深くその道に通じている様子。また、そのような人のこと/十分に満足すること”の意味。
”十分に満足すること”は、例えば「彼は夕食を堪能(たんのう)した」のように用いられます。
【忌諱】
本:きき(◎)
慣:きい(○)
忌諱は”忌(い)み嫌うこと。嫌って避けること”の意味。
例えば「社長の機嫌が悪くなったのは、彼の無礼な言動が社長の忌諱に触れてしまったのが原因だ」や「この地域ではそれは忌諱される食材だ」のように用いられます。
【寄贈】
本:きそう(△)
慣:きぞう(◎)
寄贈は”品物を贈ること”の意味。
【既存】
本:きそん(○)
慣:きぞん(◎)
既存は”既(すで)に存在していること。以前からあること”の意味。
例えば「既存の建造物を有効活用する」や「そのアイデアは新しいものではなく、既存のものだ」のように用いられます。
【胸腔】
本:きょうこう(○)
慣:きょうくう(◎)
胸腔は”胸膜(きょうまく)で覆われた、胸郭(きょうかく)の内部のこと”の意味。
胸郭というのは”胸部の外郭をつくる、かご状の骨格のこと”で、胸郭の内部には肺や心臓などの臓器が収められています。
【矜持】
本:きょうじ(◎)
慣:きんじ(△)
矜持は”自分の能力を信じて持つ誇りのこと”の意味。
例えば「自分の矜持を守り通す」や「彼は矜持の高い人だ」のように用いられます。
【共存】
本:きょうぞん(○)
慣:きょうぞん(◎)
共存は”2つ以上のものが一緒に生存・存在すること”の意味。
例えば「彼らは野生動物たちと共存関係にある」や「その国では様々な文化の人々が共存していた」のように用いられます。
【拮抗】
本:けっこう(△)
慣:きっこう(◎)
拮抗は”勢力・実力などがほぼ等しいもの同士が、互いに張り合って優劣のないこと”の意味。
例えば「実力が拮抗している者同士の戦い」や「拮抗していた勢力図が彼一人の存在によって崩れ始めた」のように用いられます。
【箝口】
本:けんこう(△)
慣:かんこう(◎)
箝口は”口をつぐんでものを言わないこと。また、他人にものを言わせないこと。発言を禁止すること”の意味。
箝口は一般的には「箝口令(かんこうれい)」という言葉で使われることが多く、箝口令は”ある事柄について他人に話すことを禁ずる命令のこと”を意味しています。
【減殺】
本:げんさい(◎)
慣:げんさつ(△)
減殺は”(量や程度などを)減らして少なくすること”の意味。
例えば「相手の勢いを減殺する」や「興味が減殺される」のように用いられます。
【現存】
本:げんそん(○)
慣:げんぞん(◎)
現存は”現在、実際にあること。現実に存在していること”の意味。
例えば「現存する最古の文献」や「現存するものはほとんどないと言われている」のように用いられます。
【言質】
本:げんち(◎)
慣:げんしつ(△)
言質は”後で証拠となる言葉のこと”の意味。
「言質(げんち)を取る」のように使われることが多く、これは”証拠となる言葉を相手から引き出すこと”を意味します。
【口腔】
本:こうこう(○)
慣:こうくう(◎)
口腔は”口から喉(のど)までの間の空間のこと”の意味。
【較差】
本:こうさ(△)
慣:かくさ(◎)
較差は”2つ以上のものを比較したときの相互の差のこと”の意味。
例えば「AとBの較差を修正する」や「年間の気温較差は少ない」のように用いられます。
【鉱滓】
本:こうし(△)
慣:こうさい(◎)
鉱滓は”溶鉱炉(ようこうろ)などで鉱石を溶かしたときに、表面に浮かぶ滓(かす)。スラグのこと”の意味。
【攪拌】
本:こうはん(△)
慣:かくはん(◎)
攪拌は”かき回すこと。かき混ぜること”の意味。
例えば「卵を攪拌する」や「攪拌機でかき混ぜる」のように用いられます。
【攪乱】
本:こうらん(△)
慣:かくらん(◎)
攪乱は”かき乱すこと。混乱させること”の意味。
例えば「情報網を攪乱する」や「敵の部隊を攪乱させる」のように用いられます。
【固執】
本:こしゅう(△)
慣:こしつ(◎)
固執は”自分の意見などを主張して曲げないこと”の意味。
【御用達】
本:ごようたつ(△)
慣:ごようたし(◎)
御用達は”宮中・官庁に物品を納めること。またそれを納める商人のこと/よく使うこと。お気に入り”の意味。
例えば前者の意味は「皇室御用達とされている品々」、後者の意味は「芸能人御用達のお店」のように用いられます。
【早急】
本:さっきゅう(○)
慣:そうきゅう(◎)
早急は”非常に急ぐこと。また、そのさま”の意味。
【撒布】
本:さっぷ(△)
慣:さんぷ(◎)
撒布は”まき散らすこと”の意味。
「さんぷ」は一般的には”散布”と表記されることがほとんどで、散布を「さっぷ」と読むことはできません。
【残滓】
本:ざんし(◎)
慣:ざんさい(○)
残滓は”残り滓(かす)のこと/古い時代・制度などの名残(なごり)のこと”の意味。
例えば前者の意味は「容器の底に付いた残滓を除去する」、後者の意味は「それは旧制度の残滓だ」のように用いられます。
【惨敗】
本:さんぱい(△)
慣:ざんぱい(◎)
惨敗は”惨(みじ)めな負け方をすること。ひどい負け方をすること”の意味。
【詩歌】
本:しか(△)
慣:しいか(◎)
詩歌は”漢詩と和歌のこと/詩・和歌・俳句など、韻文(いんぶん)の総称のこと”の意味。
韻文というのは、”一定の韻律(音声的な形式)を持ち、形式の整った文章のこと”を意味します。
【弛緩】
本:しかん(◎)
慣:ちかん(△)
弛緩は”緩(ゆる)むこと。だらしなくなること”の意味。
例えば「筋肉が弛緩する」や「それは職場規律の弛緩による影響だ」のように用いられます。
【弑逆】
本:しぎゃく(○)
慣:しいぎゃく(◎)
弑逆は”主君や親を殺すこと”の意味。
例えば「弑逆は許されないことだ」や「主君を弑逆するという暴挙にでた」のように用いられます。
【識語】
本:しご(△)
慣:しきご(◎)
識語は”写本や刊本などで、本文の前または後に、その本の由来や書写の年月日などを記したもの”の意味。
特に、あとから加筆したものを指します。
【施工】
本:しこう(△)
慣:せこう(◎)
施工は”工事を行うこと”の意味。
施工を「せこう」と読むことが多いのは、政策・計画などを実行するなどの意味である「施行(しこう)」と区別するためです。
施工と施行は字が似ていますが、「施工は建築などの工事関係」で使用されることが多く、「施行は法律関係」で用いられます。
【施行】
本:しこう(◎)
慣:せこう(○)
施行は”政策・計画などを実行すること/法令の効力を発生させること”の意味。
施行を「しこう」と読むことが多いのは、「工事を行う」という意味である「施工(せこう)」と区別するためです。
施行と施工は字が似ていますが、「施行は法律関係」で使用されることが多く、「施工は建築などの工事関係」で用いられます。
ただ法律関係では「執行(しっこう)」という言葉が使われることもあり、その場合は施行は「しこう」ではなく「せこう」と読むことも多いので覚えておきましょう。
【施策】
本:しさく(○)
慣:せさく(◎)
施策は”行政機関や政治家などが、ある事柄に対してとる対策や計画のこと”の意味。
【舌鼓】
本:したつづみ(◎)
慣:したづつみ(△)
舌鼓は”美味い物を食べて思わず舌を鳴らすこと”の意味。
「スープの味に舌鼓を打つ」や「あまりの美味しさに舌鼓を鳴らす」のように、”舌鼓を打つ”や”舌鼓を鳴らす”の形でよく用いられます。
上記のように”美味しい料理を味わった満足感を表す言葉”として使用されます。
【七回忌】
本:しちかいき(◎)
慣:ななかいき(○)
七回忌は”死後満6年目の回忌のこと”の意味。
回忌は”人の死後、毎年まわってくる命日のこと”で、少しややこしいですが一回忌は”その人が亡くなった日のこと”を指しています。
なので翌年の命日がきて一回忌と思われている方も多いですが、実は翌年の命日がくると二回忌(=一周忌)となります。
これにより死後満7年目ではなく、死後満6年目の回忌が七回忌となるわけです。
【蔗糖】
本:しゃとう(△)
慣:しょとう(◎)
蔗糖は”砂糖黍(サトウキビ)・砂糖大根(サトウダイコン)などから抽出される糖のこと”の意味。
【借問】
本:しゃもん(◎)
慣:しゃくもん(○)
借問は”試しに問うこと。ちょっと尋ねてみること”の意味。
【重用】
本:じゅうよう(△)
慣:ちょうよう(◎)
重用は”その人を重んじて、重要な職務や地位につかせて用いること”の意味。
【輸出】
本:しゅしゅつ(△)
慣:ゆしゅつ(◎)
輸出は”自分の国の産物・製品・技術などを外国へ売り出すこと”の意味。
【出生】
本:しゅっしょう(◎)
慣:しゅっせい(○)
出生は”人がこの世に生まれること/ある土地・境遇・家柄の生まれであること”の意味。
ただ出生の読み方は「しゅっせい」「しゅっしょう」どちらでも正しいとは言いましたが、戸籍や住民票などを扱う役所での読み方は「しゅっしょう」が多いです。
これは昔、兵隊として戦争に行くことを「出征(しゅっせい)」と言っていたことから、出生を「しゅっせい」と読むと区別がつかなくなるという理由からきています。
ですが病院や法律などにおける出生の読み方は「しゅっせい」が多く、その業界によってどちらの読み方が多いのか異なるようです。
【出納】
本:しゅつのう(△)
慣:すいとう(◎)
「しゅつのう」と読むと”金銭や物品を出し入れすること。支出と収入のこと/平安時代に役所や寺院などで物品の出し入れをしていた者のこと”の意味。
「すいとう」と読むと”金銭や物品を出し入れすること。支出と収入のこと”の意味。
ちなみに「すいとう」は”金銭や物品を出し入れすること。支出と収入のこと”の意味合いが強く、「しゅつのう」は”平安時代に物品の出し入れをしていた者”という意味合いが強いです。
なので出納帳はお金の管理をするための帳簿のことなので、「しゅつのうちょう」とは読まずに、「すいとうちょう」と読みます。
【輸入】
本:しゅにゅう(△)
慣:ゆにゅう(◎)
輸入は”外国から産物・製品・技術などを買い入れること”の意味。
【憧憬】
本:しょうけい(◎)
慣:どうけい(○)
憧憬は”憧(あこが)れること”の意味。
例えば「彼への激しい憧憬を抱いていた」や「彼女は皆の憧憬の的になっている」のように用いられます。
【消耗】
本:しょうこう(△)
慣:しょうもう(◎)
消耗は”使って減ること。使ってなくなること/体力や気力を使い果たすこと”の意味。
【情緒】
本:じょうしょ(△)
慣:じょうちょ(◎)
情緒は”対象への特別な感情や味わい。また、その雰囲気のこと/一時的で急激な感情の動きのこと”の意味。
例えば前者の意味は「異国の情緒があふれている」、後者の意味は「彼は情緒不安定な人だ」のように用いられます。
【秤量】
本:しょうりょう(△)
慣:ひょうりょう(◎)
秤量は”秤(はかり)にかけて、重さをはかること/(転じて)物事の多少・軽重などを考え合わせること”の意味。
例えば前者の意味は「それは秤量30キログラムだ」、後者の意味は「両者の立場を秤量する」のように用いられます。
【女王】
本:じょおう(○)
慣:じょうおう(◎)
女王は”女性の君主のこと/王の妃(きさき)のこと/ある分野における第一人者の女性のこと”の意味。
”ある分野における第一人者の女性のこと”は、例えば「演歌の女王」や「クイズの女王」のように用いられます。
【緒言】
本:しょげん(○)
慣:ちょげん(◎)
緒言は”前書き。序文のこと”の意味。
【浸漬】
本:しんし(△)
慣:しんせき(◎)
浸漬は”液体に浸(ひた)すこと。また、水が浸透すること/思想や噂(うわさ)などが次第に浸透していくこと”の意味。
例えば前者の意味は「これは何時間も水に浸漬させたものだ」、後者の意味は「彼らはあいつの考えに浸漬されている」のように用いられます。
【垂涎】
本:すいぜん(◎)
慣:すいえん(△)
垂涎は”食べたくて思わず涎(よだれ)を垂らすこと/ある物を非常に強く欲しがること”の意味。
例えば前者の意味は「垂涎の思いで料理を眺める」、後者の意味は「それらはマニア垂涎の的となっている」のように用いられます。
【正鵠】
本:せいこく(◎)
慣:せいこう(△)
正鵠は”弓の的(まと)の中心にある黒点のこと/物事の急所・要点のこと”の意味。
例えば後者の意味は「その言葉は正鵠を得たものであった」のように用いられます。
【刺客】
本:せっかく(△)
慣:しかく(◎)
刺客は”暗殺を行う人のこと”の意味。
【截然】
本:せつぜん(◎)
慣:さいぜん(△)
截然は”崖や岩壁などが切り立っているさま/物事の区別がはっきりしているさま”の意味。
例えば「両者には截然たる差がある」や「それらを截然と区別する」のような使い方で用いられます。
一般的には截然は後者の意味で用いられることが多く、
どちらの例文も”物事の区別がはっきりしているさま”の意味で使用しています。
【相殺】
本:そうさい(◎)
慣:そうさつ(△)
「そうさい」と読むと”互いに差し引いて打ち消し合うこと。帳消しにすること”の意味。
「そうさつ」と読むと”互いに差し引いて打ち消し合うこと。帳消しにすること/お互いに殺し合うこと”の意味。
【遡及(溯及)】
本:そきゅう(◎)
慣:さっきゅう(△)
遡及は”過去に遡(さかのぼ)ること”の意味。
例えば「3年前まで遡及して適用する」や「遡及して支払われる予定」のように用いられます。
【体腔】
本:たいこう(◎)
慣:たいくう(○)
体腔は”動物の体壁(たいへき)と内臓との間にある隙間(すきま)のこと”の意味。
【対蹠】
本:たいせき(◎)
慣:たいしょ(○)
対蹠は”(「蹠」は足の裏の意)向かい合わせた足の裏のように、2つの物事が全く反対(正反対)の関係にあること”の意味。
例えば「その結果は明確に対蹠を示している」や「対蹠的と言えるほど性格の異なる2人」のように用いられます。
【代替】
本:だいたい(◎)
慣:だいがえ(○)
代替は”他の物で代えること”の意味。
例えば「代替品をご用意いたします」や「このタブレットはスマホの代替で使っている」のように用いられます。
【端緒】
本:たんしょ(○)
慣:たんちょ(◎)
端緒は”物事の糸口。手がかり”の意味。
例えば「問題解決の端緒をつかむ」や「あの時の経験が起業の端緒となった」のように用いられます。
【貪欲】
本:たんよく(△)
慣:どんよく(◎)
貪欲は”非常に欲の深いこと”の意味。
【乳離れ】
本:ちばなれ(○)
慣:ちちばなれ(◎)
乳離れは”乳児が成長して乳を飲まなくなること。また、その時期のこと/成長して親などに頼らず自分一人で行動できるようになること”の意味。
例えば後者の意味は「乳離れできていない学生が多いように感じる」のように用いられます。
【茶道】
本:ちゃどう(○)
慣:さどう(◎)
茶道は”湯を沸かし、茶を点(た)て、茶をふるまう行為。また、その様式のこと”の意味。
昔は「茶頭(さどう)」と呼ばれる”茶事をつかさどっている師匠”がいて、その茶頭と混同しないように「茶道(ちゃどう)」と読まれていました。
いま現在において一般的には「さどう」と読まれることが多いですが、茶道関係の言葉はほとんどが「ちゃ」の方で読まれています。
【稠密】
本:ちゅうみつ(◎)
慣:ちょうみつ(△)
稠密は”一つのところに多く集まっていること。また、そのさま”の意味。
例えば「都市部に人口が稠密している」や「樹木が稠密に生い茂っている」のように用いられます。
【掉尾】
本:ちょうび(○)
慣:とうび(◎)
掉尾は”物事が最後になって勢いが盛んになること/最後のこと”の意味。
例えば「これが掉尾だと思って挑戦する」や「大会の掉尾を飾るにふさわしい試合だった」のように用いられます。
一般的には掉尾は「最後のこと」の意味で使われることが多く、どちらの例文も「最後のこと」の意味で使用しています。
後者の例文の”掉尾を飾る”というのはことわざで、これは「物事の最後を立派に締めくくること」の意味として使用されます。
(”「ちょうび」を飾る”と読むことが多いですが、”「とうび」を飾る”と読んでも間違いではありません)
【貼付】
本:ちょうふ(◎)
慣:てんぷ(○)
貼付は”貼り付けること”の意味。
一般的には「ちょうふ」は”貼付”、「てんぷ」は”添付”と表記されることがほとんどです。
「はりつけ」と読む人も多いですが、貼付を「はりつけ」と読むのは間違いです。
”貼り付け”や”貼付け”と書いてある場合なら、「はりつけ」と読むのが正しいです。
例えば「封筒に切手を貼付する」や「履歴書に証明写真を貼付する」のように用いられます。
【重複】
本:ちょうふく(◎)
慣:じゅうふく(○)
重複は”同じ物事が重なること”の意味。
例えば「これは重複した表現だ」や「語句の重複を避ける」のように用いられます。
【直截】
本:ちょくせつ(◎)
慣:ちょくさい(△)
直截は”ためらわず、すぐに判断を下すこと/まわりくどくなく、きっぱりしていること”の意味。
例えば前者の意味は「それは直截かつ合理的な処置であった」、後者の意味は「彼らしい直截な表現だ」のように用いられます。
【続柄】
本:つづきがら(○)
慣:ぞくがら(◎)
続柄は”親族としての相互の関係のこと”の意味。
例えば書類などで続柄を表記する欄がありますが、自分を指す場合は「本人」で、両親を指す場合は「父・母」と書きます。
他に兄弟・姉妹がいるのであれば、「兄・弟・姉・妹」のように書き、配偶者であれば「夫・妻」のように書くことになります。
このような親族との関係(父・兄・妹など)のことを続柄と言います。
【捏造】
本:でつぞう(△)
慣:ねつぞう(◎)
捏造は”実際にはないことを、実際にあったことのように偽って作り上げること”の意味。
【点綴】
本:てんてい(○)
慣:てんせつ(△)、てんてつ(◎)
点綴は”物がほどよく散らばっていて全体の調和がとれていること/散らばっているものをひとつひとつ綴(つづ)り合わせること”の意味。
「てんせつ」「てんてつ」は、両方とも「てんてい」の慣用読みになります。
例えば前者の意味は「広い平地に民家が点綴している」、後者の意味は「美しい言葉を点綴する」のように用いられます。
【偸盗】
本:とうとう(△)
慣:ちゅうとう(◎)
偸盗は”物を盗むこと。また、物を盗む人のこと”の意味。
例えば「彼は名高い偸盗の一人だ」や「それは偸盗の道具として使われる」のように用いられます。
【呶呶(呶々)】
本:どうどう(△)
慣:どど(◎)
呶呶は”くどくど言うこと”の意味。
例えば「呶呶を費やす」や「呶呶を要せず」のように用いられます。
【読本】
本:とくほん(◎)
慣:どくほん(○)
読本は”教科書のこと/一般向きの入門書や解説書のこと”の意味。
【肉汁】
本:にくじゅう(◎)
慣:にくじる(○)
肉汁は”肉からしぼり取った液のこと/鳥獣の肉を煮出した液のこと/肉を焼いたときにしみ出る汁のこと”の意味。
【飲み代】
本:のみしろ(△)
慣:のみだい(◎)
飲み代は”酒を飲む代金のこと”の意味。
【莫逆】
本:ばくげき(○)
慣:ばくぎゃく(◎)
莫逆は”非常に親しい間柄(あいだがら)のこと”の意味。
例えば「莫逆の友情を結ぶ」や「彼とは莫逆の仲である」のように用いられます。
【白夜】
本:はくや(△)
慣:びゃくや(◎)
白夜は”北極または南極に近い地方で、夏頃に太陽が地平線近くに沈むために、日没から日の出までの間、空が薄明るくなる現象のこと”の意味。
【発足】
本:はっそく(△)
慣:ほっそく(◎)
発足は”団体や組織などが作られ、活動を始めること/出発や門出(かどで)のこと”の意味。
一般的には発足は前者の意味で使われることがほとんどで、例えば「大学で新しいサークルを発足する」のように用いられます。
【比較】
本:ひこう(△)
慣:ひかく(◎)
比較は”他のものと比べること。比べ合わせること”の意味。
【鼻腔】
本:びこう(○)
慣:びくう(◎)
鼻腔は”鼻の穴の中のこと”の意味。
【必須】
本:ひっしゅ(△)
慣:ひっす(◎)
必須は”必ずなくてはならないこと。必ず要(い)ること”の意味。
【他人事】
本:ひとごと(◎)
慣:たにんごと(△)
他人事は”自分には関係のないこと。他人に関すること”の意味。
例えば「彼は他人事のように感じている」や「今回の事故は決して他人事ではない」のように用いられます。
「他人事ではない」というのは、つまり”他の人だけの問題ではなく、自分にも関係すること”という意味です。
【被覆】
本:ひふう(△)
慣:ひふく(◎)
被覆は”覆い被(かぶ)せること”の意味。
例えば「被覆用の素材を購入する」や「銅線をビニールで被覆する」のように用いられます。
【稟議】
本:ひんぎ(△)
慣:りんぎ(◎)
稟議は”官庁・会社などで、会議を開く手間を省(はぶ)くために、係の者が案を作成して関係者に回覧し、承認を求めること”の意味。
稟議のための書類(=起案書)のことを「稟議書(りんぎしょ)」と言います。
(稟議書は「りんぎしょ」と読み、「ひんぎしょ」と読むことはほとんどありません)
例えば「全員の稟議が終了していない」や「その稟議が決裁された」のように用いられます。
【分泌】
本:ぶんぴつ(◎)
慣:ぶんぴ(△)
分泌は”細胞が生体にとって、特殊な用途をもつ生産物を排出すること”の意味。
【紊乱】
本:ぶんらん(△)
慣:びんらん(◎)
紊乱は”秩序(ちつじょ)などが乱れること。また、乱すこと”の意味。
例えば「一国の紊乱を正すために動く」や「秩序の紊乱は今に始まったことではない」のように用いられます。
【放縦】
本:ほうしょう(○)
慣:ほうじゅう(◎)
放縦は”勝手気ままなこと。また、そのさま”の意味。
例えば「放縦な人生を送ってきた」や「放縦な人ほどそのように考える」のように用いられます。
【免れる】
本:まぬかれる(○)
慣:まぬがれる(◎)
免れるは”好ましくない事柄などから逃れること”の意味。
【未曾有】
本:みぞうう(△)
慣:みぞう(◎)
未曾有は”昔から今までに、一度もないこと”の意味。
未曾有というのは、「未(いま)だ、曾(かつ)て、有(あ)らず」を略したものになります。
例えば「未曾有の大災害」や「未曾有の危機が迫っている」のように用いられます。
【由緒】
本:ゆしょ(△)
慣:ゆいしょ(◎)
由緒は”物事の起こりや今に至るまでの筋道(すじみち)のこと/長い歴史を経(へ)て作り上げられた格式のこと”の意味。
例えば前者の意味は「その品の由緒は不明だ」、後者の意味は「彼は由緒ある家柄の子だ」のように用いられます。
【湧出】
本:ようしゅつ(△)
慣:ゆうしゅつ(◎)
湧出は”(水・温泉・石油などが)地中から湧き出ること”の意味。
【世論】
本:よろん(◎)
慣:せろん(○)
世論は”ある社会の問題について、世間の人々が持っている意見のこと”の意味。
例えば「世論調査が実施された」や「この改革は世論を反映させている」のように用いられます。
【乱世】
本:らんせい(○)
慣:らんせ(◎)
乱世は”秩序(ちつじょ)が乱れて戦乱や騒動などの絶えない世の中のこと”の意味。
【漏洩】
本:ろうせつ(△)
慣:ろうえい(◎)
漏洩は”秘密などが漏(も)れること。また、秘密などを漏らすこと”の意味。
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど