このページでは虫偏の難読漢字について簡単に一覧にしてまとめています。

 

 

目次

 

↓虫偏の難読漢字とその読み方だけをザっと見たい方はこちら

 

虫偏の難読漢字(一覧表)

 

 

↓虫偏の難読漢字の読み方や意味、写真などを載せています

 

【ア行~】

 

【カ行~】

 

【サ行~】

 

【タ行~】

 

【ナ行~】

 

【ハ行~】

 

【マ行~】

 

【ヤ行~】

 

(【ラ行~】【ワ行~】は候補がなかったため表記していません)

 

 

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関連ページ

 

虫偏の難読漢字(一覧表)

※1:漢字表記が複数ある場合は、一般的に使われることが多いほうの漢字表記を優先しています(読み方の表記も同様)。

 

例 【蠍(蝎)】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記(比較して一般的に使われることが少ない漢字表記)】

 

(虫偏でなくても一般的によく使われる漢字表記、よく見かける漢字表記であれば【浅蜊(鯏・蜊)】のように表記しています)

 

※2:標準和名=【日本での正式な名称のこと】

 

学名と標準和名の違いとは?

 

漢字 読み方 備考欄
赤貝(蚶) アカガイ
浅蜊(鯏・蜊) アサリ
アブ
蟻(螘) アリ
鮑(蚫・鰒) アワビ
蝗(稲子) イナゴ
うじ 蛆は、「蝿(ハエ)」の幼虫。別名で「蛆虫(うじむし)」とも呼ばれる
蟒蛇(蟒) うわばみ
海老(蝦・鰕) エビ
螻蛄(螻) オケラ(ケラ) 「オケラ」は、「ケラ」(標準和名)の別名
御玉杓子(蛞・蝌蚪) おたまじゃくし 御玉杓子は、「蛙(カエル)」の幼生(子ども)
蚊の幼虫は「孑孑(ボウフラ)」と呼ばれる
カエル 蛙の幼生(子ども)は「御玉杓子(おたまじゃくし)」と呼ばれる
牡蠣(牡蛎・蛎・蠣) カキ 別名で「海のミルク」とも呼ばれる
蝸牛(蝸) カタツムリ 標準和名は「マイマイ」で、別名で「カタツムリ」「デンデンムシ」と呼ばれる
蟹(蠏) カニ
蜘蛛(蜘・蛛) クモ
蟋蟀(蛩・蛬・蛼) コオロギ
蠍(蝎) サソリ
さなぎ
シジミ
紙魚(衣魚・蟫) シミ
蝉(蟬) セミ
蛸(鮹・鱆) タコ
壁蝨(蜱・蟎) ダニ
チョウ
にじ
ニナ 蜷は、「川蜷(カワニナ)」(標準和名)の別名
蝿(蠅) ハエ 蝿の幼虫は「蛆(うじ)」と呼ばれる
ハチ
蛤(蚌) はまぐり
腹の虫(蛔) はらのむし
針鼠(蝟) ハリネズミ
蜩(日暮・茅蜩) ヒグラシ
ヒル
蚋(蜹) ブヨ(ブユ・ブト) 「ブユ」(標準和名)は、別名で関東では「ブヨ」、関西では「ブト」とも呼ばれる
ヘビ
馬刀(蟶) マテ 馬刀は、「馬刀貝(マテガイ)」(標準和名)の別名
マムシ 蝮は、「日本蝮(ニホンマムシ)」(標準和名)の別名
蛟(虯・螭) みずち 蛟は、想像上の動物
蚯蚓(蚓) ミミズ
もぬけ(ぬけがら) 「ぬけがら」は、”抜け殻”と表記されることがほとんど
螠虫(螠) ユムシ

 

虫偏の難読漢字

※1:漢字表記が複数ある場合は、一般的に使われることが多いほうの漢字表記を優先しています(読み方の表記も同様)。

 

例 【蠍(蝎)】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記(比較して一般的に使われることが少ない漢字表記)】

 

(虫偏でなくても一般的によく使われる漢字表記、よく見かける漢字表記であれば【浅蜊(鯏・蜊)】のように表記しています)

 

※2:標準和名=【日本での正式な名称のこと】

 

学名と標準和名の違いとは?

 

↓ア行~

 

【赤貝(蚶)】

 

読み方:アカガイ

 

 

赤貝というのは、”フネガイ目フネガイ科アカガイ属に分類される二枚貝の一種”。

 

 

【浅蜊(鯏・蜊)】

 

読み方:アサリ

 


※上は浅蜊(一種)の写真

 

浅蜊というのは、”マルスダレガイ目マルスダレガイ科アサリ属に分類される二枚貝の一種/アサリ属に分類される二枚貝の総称”。

 

 

模様は様々で、淡水の流れ込む浅海の砂泥地にいます。

 

 

【虻】

 

読み方:アブ

 


※上は塩屋虻(シオヤアブ)の写真

 

虻というのは、”双翅目(そうしもく)(ハエ目)短角亜目(ハエ亜目)に分類される昆虫の総称”。

 

 

【蟻】

 

読み方:アリ

 


※上は黒山蟻(クロヤマアリ)の写真

 

蟻というのは、”膜翅目(まくしもく)(ハチ目)アリ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

【鮑(蚫・鰒)】

 

読み方:アワビ

 


※上は黒鮑(クロアワビ)の写真

 

鮑というのは、”ミミガイ科に分類される大型の巻貝の総称”。

 

 

高級食材として知られ、コリコリとした食感が特徴的です。

 

 

【蝗(稲子)】

 

読み方:イナゴ

 


※上は小翅蝗(コバネイナゴ)の写真

 

蝗というのは、”直翅目(ちょくしもく)(バッタ目)バッタ科イナゴ属に分類される昆虫の総称”。

 

 

稲の葉や茎を食べる害虫として知られ、稲につくことが名前の由来になっています。

 

 

【蛆】

 

読み方:うじ

 


※上は蛆(うじ)のイラスト

 

蛆というのは、”蝿(ハエ)の幼虫のこと”

 

 

蛆は、別名で「蛆虫(うじむし)」とも呼ばれています。

 

 

【蟒蛇(蟒)】

 

読み方:うわばみ

 

 

蟒蛇というのは、”大きな蛇(ヘビ)のこと/(転じて)酒をたくさん飲む人。大酒飲みのこと”。

 

 

【海老(蝦・鰕)】

 

読み方:エビ

 


※上は車海老(クルマエビ)の写真

 

海老というのは、”甲殻類十脚目(エビ目)に分類される長尾類の総称”。

 

 

海老(エビ)や蟹(カニ)の殻には「アスタキサンチン」という赤い色素が含まれていて、その赤い色素はタンパク質と結合していて、赤い色素は隠れてしまっています。

 

ですが、この結合は加熱することで分解され、茹(ゆ)でたり焼いたりすることで赤い色素が現れて赤色に変化します。

 

 

【螻蛄(螻)】

 

読み方:オケラ(ケラ)

 


※上は螻蛄(一種)の写真

 

螻蛄というのは、”直翅目(バッタ目)ケラ科に分類される昆虫の一種/直翅目ケラ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

「オケラ」は、「ケラ」(標準和名)の別名になります。

 

 

【御玉杓子(蛞・蝌蚪)】

 

読み方:おたまじゃくし

 

 

御玉杓子というのは、”蛙(カエル)の幼生(子ども)のこと”。

 

 

 

↓カ行~

 

【蚊】

 

読み方:カ

 


※上は一筋縞蚊(ヒトスジシマカ)(別名:藪蚊(ヤブカ))の写真

 

蚊というのは、”双翅目(別名:ハエ目)カ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

人などの血液を吸う吸血動物で、種類によってマラリア・デング熱などの病気を媒介(ばいかい)します。

 

蚊は血を吸うときにストロー状の針を刺して、その時に唾液(だえき)を注入し、その唾液を異物とみなして人体がアレルギー反応を引き起こすことにより、赤く腫(は)れて痒(かゆ)くなります。

 

 


※上は孑孑(ボウフラ)の写真

 

ちなみに蚊の幼虫のことを「孑孑(ボウフラ)」と呼びます。

 

 

【蛾】

 

読み方:ガ

 


※上は鳶色雀(トビイロスズメ)の写真

 

蛾というのは、”鱗翅目(チョウ目)に分類される昆虫のうち、チョウ類を除いたものの総称”。

 

 

【蛙】

 

読み方:カエル

 


※上は日本雨蛙(ニホンアマガエル)(別名:雨蛙(アマガエル))の写真

 

蛙というのは、”無尾目(むびもく)(カエル目)に分類される両生類の総称”。

 

 

実はほとんどの蛙は毒を持っており、皮膚から毒を含んだ分泌液を出して、皮膚を守っています。

 

なので蛙を触った手で、目や傷口などに触らないようにしましょう。

 

 

【牡蠣(牡蛎・蛎・蠣)】

 

読み方:カキ

 

 


※上は2枚とも岩牡蠣(イワガキ)の写真

 

牡蠣というのは、”ウグイスガイ目イタボガキ科とベッコウガキ科に分類される二枚貝の総称”。

 

 

身が牛乳のように乳白色であることや、栄養が豊富に含まれていることから、別名で「海のミルク」とも呼ばれています。

 

 

【蝸牛(蝸)】

 

読み方:カタツムリ

 


※上は日本蝸牛(ニッポンマイマイ)の写真

 

蝸牛というのは、”腹足綱(ふくそくこう)柄眼目(へいがんもく)に分類される、陸に生息する巻き貝の総称”。

 

 

一般的には「カタツムリ」と呼ばれていますが、標準和名は「マイマイ」で、別名として「カタツムリ」「デンデンムシ」と呼ばれています。

 

 

【蟹(蠏)】

 

読み方:カニ

 


※上は楚蟹(ズワイガニ)の写真

 


※上は加熱後の楚蟹の写真

 

蟹というのは、”十脚目(エビ目)短尾下目(カニ下目)に分類される甲殻類の総称”。

 

 

海老(エビ)や蟹の殻には「アスタキサンチン」という赤い色素が含まれていて、その赤い色素はタンパク質と結合していて、赤い色素は隠れてしまっています。

 

ですが、この結合は加熱することで分解され、茹(ゆ)でたり焼いたりすることで赤い色素が現れて赤色に変化します。

 

 

【蜘蛛(蜘・蛛)】

 

読み方:クモ

 


※上は女郎蜘蛛(ジョロウグモ)の写真

 

蜘蛛というのは、”クモ目に分類される節足動物の総称”。

 

 

 

蜘蛛の巣は網目状になっていて、横糸には粘液で粘着性をつけて獲物を捕らえるようにし、縦糸には粘液を付けずに、移動するときは蜘蛛自身がくっつかないように縦糸のみを用います。

 

巣(網)の中心部には「こしき」と呼ばれる部分があって、蜘蛛は普通はこしきにいて獲物を待ち構えています。

 

 

【蟋蟀(蛩・蛬・蛼)】

 

読み方:コオロギ

 


※上は閻魔蟋蟀(エンマコオロギ)の写真

 

蟋蟀というのは、”直翅目(バッタ目)コオロギ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

 

↓サ行~

 

【蠍(蝎)】

 

読み方:サソリ

 

 

蠍というのは、”サソリ目に分類される節足動物の総称”。

 

 

蠍には一対(つい)の大きな鋏(ハサミ)、後ろの尻尾のように見える部分の先端に毒針があります。

 

有毒生物として知られていますが、人の命にかかわる毒を持っているのはごく一部の種類しか存在しません。

 

 

【蛹】

 

読み方:さなぎ

 

 

蛹というのは、”完全変態を行う昆虫類で、幼虫から成虫になる直前の形態のこと”。

 

 

「幼虫 → 蛹 → 成虫」と変態することを「完全変態」、「幼虫 → 成虫」と蛹を経ずに幼虫からそのまま成虫に変態することを「不完全変態」と言います。

 

 

【蜆】

 

読み方:シジミ

 


※上は真蜆(マシジミ)の写真

 

蜆というのは、”マルスダレガイ目シジミ科に分類される二枚貝の総称”。

 

 

【紙魚(衣魚・蟫)】

 

読み方:シミ

 


※上は背筋紙魚(セスジシミ)の写真

 

紙魚というのは、”総尾目(そうびもく)(シミ目)に分類される昆虫の総称”。

 

 

書物などの紙を食べ、くねくねと魚のように素早く動く様子から「紙魚」という漢字が当てられています。

 

 

【蝉(蟬)】

 

読み方:セミ

 


※上は油蝉(アブラゼミ)の写真

 

蝉というのは、”半翅目(カメムシ目)セミ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

油蝉は、鳴き声が油で揚げているときの音に似ていることから名付けられ、「ジージージリジリジリジリ」のように鳴きます。

 

 

 

↓タ行~

 

【蛸(鮹・鱆)】

 

読み方:タコ

 


※上は真蛸(マダコ)の写真

 

蛸というのは、”頭足類八腕目(タコ目)に分類される軟体動物の総称”。

 

蛸というと、一般的には「真蛸(マダコ)」を指すことが多いです。

 

 

蛸には吸盤の付いた足(正確には腕)が8本あり、丸く大きな頭のように見える部位は胴部で、本当の頭は眼や口が集まっている部分になります。

 

蛸は上記のように、頭から足が生えているため「頭足類(とうそくるい)」と呼ばれています。

 

 

【壁蝨(蜱・蟎)】

 

読み方:ダニ

 


※上は二棘血真壁蝨(フタトゲチマダニ)の写真

 

壁蝨というのは、”ダニ目に分類される節足動物の総称”。

 

 

真壁蝨(マダニ科に分類される壁蝨の総称)は主に草むら・野山などの草木がある場所に生息し、山だけでなく公園の草むらや、道路わきの草むらにも生息しています。

 

マダニ科の壁蝨は、吸血する際に様々な病原体(感染症を引き起こす)を媒介することで知られています。

 

 

【蝶】

 

読み方:チョウ

 


※上は並揚羽(ナミアゲハ)の写真

 

蝶というのは、”鱗翅目(りんしもく)(チョウ目)に分類される昆虫のうち、ガ類を除いたものの総称”。

 

 

 

↓ナ行~

 

【虹】

 

読み方:にじ

 

 

虹というのは、”雨上がりなどに、太陽と反対側の空中に見える、7色の円弧状の帯のこと”。

 

 

虹は、大気中に浮遊している水滴に日光が当たり、その光(日光)が分散されることによって生じる現象になります。

 

 

【蜷】

 

読み方:ニナ

 


※上は川蜷(カワニナ)の写真

 

蜷というのは、”川蜷(カワニナ:標準和名)の別名”。

 

川蜷は、”ニナ目カワニナ科カワニナ属に分類される巻き貝の一種”を指します。

 

 

 

↓ハ行~

 

【蝿(蠅)】

 

読み方:ハエ

 


※上は家蝿(イエバエ)の写真

 

蝿というのは、”双翅目(ハエ目)イエバエ科とその近縁の科に分類される昆虫の総称”。

 

 

【蜂】

 

読み方:ハチ

 


※上は大雀蜂(オオスズメバチ)の写真

 

蜂というのは、”膜翅目(ハチ目)に分類される昆虫のうち、蟻(アリ)を除いたものの総称”。

 

 

【蛤(蚌)】

 

読み方:ハマグリ

 


※上は蛤(一種)の写真

 

蛤というのは、”マルスダレガイ目マルスダレガイ科ハマグリ属に分類される二枚貝の一種/マルスダレガイ目マルスダレガイ科ハマグリ属に分類される二枚貝の総称”。

 

 

【腹の虫(蛔)】

 

読み方:はらのむし

 

 

腹の虫というのは、”腹の中にいる回虫(かいちゅう)などの寄生虫/空腹時に腹が鳴る原因を虫がいることにたとえた語/怒っている感情などを腹の中の虫にたとえた語”。

 

 

例えば”空腹時に腹が鳴る原因を虫がいることにたとえた語”は「会議中に腹の虫が鳴かないかが心配だった」、”怒っている感情などを腹の中の虫にたとえた語”は「上司に理不尽に怒られ、腹の虫が治まらない」のように用いられます。

 

 

【針鼠(蝟)】

 

読み方:ハリネズミ

 


※上は四指針鼠(ヨツユビハリネズミ)の写真

 

針鼠というのは、”真無盲腸目(しんむもうちょうもく)ハリネズミ科ハリネズミ亜科に分類される哺乳類の総称”。

 

 

針鼠というと、一般的には「四指針鼠(ヨツユビハリネズミ)」を指すことが多いです。

 

四指針鼠は、針鼠の中で唯一、後足の指の数が4本しかないことが名前の由来になります。

 

 

【蜩(日暮・茅蜩)】

 

読み方:ヒグラシ

 

 

蜩というのは、”半翅目セミ科ヒグラシ属に分類される昆虫の一種”。

 

 

日暮れに鳴くことから名付けられ、「カナカナカナカナ」のように鳴きます。

 

 

【蛭】

 

読み方:ヒル

 


※上は山蛭(ヤマビル)の写真

 

蛭というのは、”ヒル綱に分類される環形動物の総称”。

 

 

【蚋(蜹)】

 

読み方:ブヨ(ブユ・ブト)

 

 

蚋というのは、”双翅目(ハエ目)ブユ科に分類される昆虫の総称”。

 

 

「ブユ」(標準和名)は、別名で関東では「ブヨ」、関西では「ブト」とも呼ばれています。

 

 

【蛇】

 

読み方:ヘビ

 


※上は青大将(アオダイショウ)の写真

 

蛇というのは、”有鱗目ヘビ亜目に分類される爬虫類の総称”。

 

 

 

↓マ行~

 

【馬刀(蟶)】

 

読み方:マテ

 


※上は馬刀貝(一種)の写真

 

馬刀というのは、”馬刀貝(マテガイ:総称)の別名”。

 

馬刀貝は、”マルスダレガイ目マテガイ科マテガイ属に分類される二枚貝の一種/マルスダレガイ目マテガイ科に分類される二枚貝の総称”を指します。

 

 

鞘(さや)に収めた馬手差(めてざし)(右に差す腰刀のこと)に似ていることから名付けられました。

 

 

【蝮】

 

読み方:マムシ

 

 

蝮というのは、”日本蝮(ニホンマムシ:標準和名)の別名”。

 

日本蝮は、”有鱗目ヘビ亜目クサリヘビ科マムシ属に分類される爬虫類の一種”を指します。

 

 

有毒の蛇で、基本的にはおとなしく臆病な性格をしており、距離さえとっていれば攻撃してくることはまずありません。

 

 

【蛟(虯・螭)】

 

読み方:みずち

 

 

蛟というのは、”蛇(ヘビ)に似て長く、角と4本の足がある想像上の動物”。

 

 

蛟は水中に棲(す)み、毒気を吐いて人を害するとされています。

 

 

【蚯蚓(蚓)】

 

読み方:ミミズ

 


※上は縞蚯蚓(シマミミズ)の写真

 

蚯蚓というのは、”貧毛綱(ひんもうこう)に分類される環形動物の総称”。

 

 


※上は蚯蚓の糞の写真

 

蚯蚓は土に含まれている有機物や微生物などを土ごと食べ、粒状の糞(ふん)を排泄(はいせつ)します。

 

土壌改良のために利用され、多くの植物にとって有益な働きをし、農業では一般的に益虫として知られています。

 

 

【蛻】

 

読み方:もぬけ(ぬけがら)

 


※上は蝉の抜け殻の写真

 

蛻というのは、”蝉(セミ)や蛇(ヘビ)などが脱皮すること。また、その抜け殻のこと”。

 

 

「ぬけがら」は、一般的には”抜け殻”と表記されることがほとんどです。

 

 

 

↓ヤ行~

 

【螠虫(螠)】

 

読み方:ユムシ

 

 

螠虫というのは、”ユムシ目ユムシ科ユムシ属に分類される環形動物の一種”。

 

 

真鯛(マダイ)・黒鯛(クロダイ)などの釣り餌や、北海道では食用としても用いられます。

 

 

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