このページでは木偏の難読漢字について簡単に一覧にしてまとめています。

 

(木偏の難読漢字を新しく見つけ次第、追記していきます)

 

どうぞご覧ください。

 

 

目次

 

↓木偏の難読漢字の読み方や意味、写真などを載せています

 

【ア行~】

 

【カ行~】

 

【サ行~】

 

【タ行~】

 

【ナ行~】

 

【ハ行~】

 

【マ行~】

 

【ヤ行~】

 

【ラ行~】

 

(【ワ行~】は候補がなかったため表記していません)

 

 

↓木偏の難読漢字とその読み方だけをザっと見たい方はこちら(同ページのリンクへ移動します)

 

木偏の難読漢字(一覧表)

 

 

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関連ページ

 

木偏の難読漢字

※1:漢字表記が複数ある場合は、一般的に使われることが多いほうの漢字表記を優先しています(読み方の表記も同様)。

 

例 【楝(樗)】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記(比較して一般的に使われることが少ない漢字表記)】

 

(木偏でなくても一般的によく使われる漢字表記、よく見かける漢字表記であれば【荒木(粗木・樸)】のように表記しています)

 

※2:標準和名=【日本での正式な名称のこと】

 

学名と標準和名の違いとは?

 

↓ア行~

 

【青桐(梧桐・梧)】

 

読み方:アオギリ

 

 

青桐というのは、”アオイ目アオイ科アオギリ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【榕(赤榕)】

 

読み方:アコウ

 

 

榕というのは、”バラ目クワ科イチジク属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【足枷(桎)】

 

読み方:あしかせ

 

 

足枷というのは、”罪人の足にはめて歩行の自由を奪う刑具のこと/(転じて)生活や行動の自由を妨(さまた)げるもの”。

 

 

後者の意味は例えば、「家族が行動の足枷になっている」や「彼の人生の足枷になってしまうことを恐れた」のように用いられます。

 

 

【荒木(粗木・樸)】

 

読み方:あらき

 

 

荒木というのは、”山から切り出したままで加工していない木”。

 

 

【梲】

 

読み方:うだつ

 


※上は前者の梲(短い柱)の写真

 


※上は後者の梲(防火壁)の写真

 

梲というのは、”梁(はり)の上に立て、棟木(むなぎ)を支える短い柱/民家で、建物の妻の壁を一段高くして、小屋根をつけた部分”。

 

 

後者の意味の梲は、連続して建ち並ぶ家々で、火事が移ることを防ぐための防火壁としての役割があります。

 

 

【榎(朴)】

 

読み方:エノキ

 

 

榎というのは、”バラ目アサ科エノキ属に分類される落葉高木の一種”。

 

キノコの「エノキ」と間違えやすいですが、”シメジ科に分類されるキノコの一種”である「エノキ」は、正しくは「榎茸(エノキタケ)」と表記されるため注意が必要です。

 

 

”朴”は、一般的には「ホオ」(ホオノキの別名)と読むことが多いです。

 

 

【槐】

 

読み方:エンジュ

 

 

槐というのは、”マメ目マメ科エンジュ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【楝(樗)】

 

読み方:オウチ

 

 

楝というのは、”栴檀(センダン:標準和名)の別名”。

 

栴檀は、”ムクロジ目センダン科センダン属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

【桶】

 

読み方:おけ

 

 

桶というのは、”細長い板を縦に円筒形(えんとうけい)に並べて底をつけ、箍(たが)で締めた容器のこと”。

 

 

「箍が外れる」という慣用句がありますが、これは桶(おけ)・樽(たる)などの周りを締めつけている輪(箍)を外すと構成している板がバラバラになることから、”緊張や束縛がとれて、締まりのない状態になること”の意味として用いられます。

 

簡単にいうと、”自分の行動を抑制していたもの(緊張や束縛)がなくなることで、自分自身を制御できなくなったり羽目(はめ)を外してしまったりすること”です。

 

 

例えば「彼は箍が外れたように愚痴を言い始めた」や「彼女は箍が外れたかのように突然号泣してしまった」のように用いられます。

 

 

【檻】

 

読み方:おり

 

 

檻というのは、”猛獣や罪人などを閉じ込めておく、鉄格子(てつごうし)などを使った頑丈な囲い”。

 

 

 

↓カ行~

 

【櫂】

 

読み方:かい

 

 

櫂というのは、”手に持って水をかくことで生じる抵抗を利用して船を進める船具”。

 

 

ちなみに櫂には「オール(oar)」と「パドル(paddle)」があり、これらの違いは”櫂が船体に固定されているかどうか”になります。

 

オールは”器具などで船体に櫂が固定されたまま使用”し、パドルは”船体に櫂が固定されず漕(こ)ぎ手が支えながら使用”します。

 


※上はボートでオール(固定されている)を使用している写真

 


※上はカヌーでパドル(固定されていない)を使用している写真

 

なのでボートではオール(固定されている)、カヌー・カヤックなどではパドル(固定されていない)を使用しているというわけです。

 

(必ずしもボートだからオールというわけではなく、ボートによっては船体に固定されていないパドルを使用することもあります)

 

 

【楓】

 

読み方:カエデ

 


※上は伊呂波紅葉(イロハモミジ)(ムクロジ科カエデ属)の写真

 

楓というのは、”ムクロジ目ムクロジ科カエデ属に分類される落葉高木の総称”。

 

 

葉の形が蛙(カエル)の手に似ていることから「蛙手(カエルデ)」となり、それが略され「カエデ」となりました。

 

 


※上はカナダの国旗の画像

 


※上は砂糖楓(サトウカエデ)の葉の写真

 

楓を英語にすると「maple(メープル)」で、メープルシロップで有名なカナダの国旗にも砂糖楓(サトウカエデ)(ムクロジ科カエデ属に分類される落葉高木の一種)の葉がデザインされています。

 

メープルシロップの原料は砂糖楓の樹液で、その樹液を煮詰めて水分を飛ばすとメープルシロップになります。

 

 

【樫(橿・櫧)】

 

読み方:カシ

 


※上は白樫(シラカシ)の写真

 

樫というのは、”ブナ目ブナ科に分類される常緑高木の一群の総称”。

 

 

【舵(梶・楫)】

 

読み方:かじ

 

 

舵というのは、”船の進行方向を定める装置”。

 

 

【柏(槲・檞・栢)】

 

読み方:カシワ

 

 

柏というのは、”ブナ目ブナ科コナラ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

 

柏の若葉は柏餅(かしわもち)に用いられ、柏餅とは”餡子(あんこ)を餅(もち)で包み、柏の葉をかぶせたお菓子”になります。

 

 

【枷】

 

読み方:かせ

 

 

枷というのは、”昔の刑具で、罪人の首・手・足などにはめて体の自由を奪うもの/(転じて)行動の妨(さまた)げになるもの”。

 

 

後者の意味は、例えば「その事実が彼の心理的な枷になっている」や「昔のトラウマが枷となり、一歩踏み出せずにいる」のように用いられます。

 

 

【桂(楿)】

 

読み方:カツラ

 

 

桂というのは、”ユキノシタ目カツラ科カツラ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【樺(椛)】

 

読み方:カバ

 


※上は白樺(シラカバ)の写真

 

樺というのは、”ブナ目カバノキ科カバノキ属に分類される樹木の総称”。

 

 

【框】

 

読み方:かまち

 


※上は前者の意味の框(床)の写真

 


※上は前者の意味の框(障子)の写真

 

 

框というのは、”床などの板の端部を隠すために用いられる化粧横木/戸・障子(しょうじ)などの周囲の枠”。

 

 

【榧】

 

読み方:カヤ

 

 

榧というのは、”マツ目イチイ科カヤ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【枳殻(枸橘・枳)】

 

読み方:カラタチ

 

 

枳殻というのは、”ムクロジ目ミカン科カラタチ属に分類される落葉低木の一種”。

 

 

【橇(樏・檋・梮)】

 

読み方:かんじき

 

 

橇というのは、”雪の上などを歩くとき、深く踏み込んだり滑ったりしないように、靴(くつ)などの下につけるもの”。

 

橇を靴などに装着することで、接地面積を大きくし、体重が分散されることで雪の上などを歩いたときに足が沈みにくくなったりします。

 

 

”橇”は「そり」と読むこともできます。

 

 

【樵】

 

読み方:きこり

 

 

樵というのは、”山で木を切り出す職業の人”。

 

 

【橒】

 

読み方:きさ

 

 

橒というのは、”材木の木目(もくめ)の模様”。

 

 

【杵】

 

読み方:きね

 

 

杵というのは、”臼(うす)に入れた穀物などをつくための木製の道具”。

 

 

【桐】

 

読み方:キリ

 

 

桐というのは、”シソ目キリ科キリ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【切り株(檮・梼)】

 

読み方:きりかぶ

 

 

切り株というのは、”草・木を切った後に地上に残る部分”。

 

 

【杭(杙)】

 

読み方:くい

 

 

杭というのは、”目印や支柱にするために、地中に打ち込む長い棒”。

 

 

【楔】

 

読み方:くさび

 

 

楔というのは、”堅い木材または金属で、一端が厚く、もう一方の端にいくにつれて薄くなるように作ったもの”。

 

 

楔は薄くなっている方を対象物に当てたり、隙間(すきま)などに差し込み、そのまま厚い端の方をハンマーで打ち込み使用します。

 

木材・石材を割るとき、重いものを押し上げたり、差し込んだ材が抜け落ちるのを防ぐためなどに用いられます。

 

 

【櫛】

 

読み方:くし

 

 

櫛というのは、”髪の毛を梳(す)いたり、髪に挿(さ)して飾りに使ったりする道具”。

 

 

【楠(樟)】

 

読み方:クスノキ

 

 

楠というのは、”クスノキ目クスノキ科ニッケイ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

楠(樟)の葉・枝などのチップを水蒸気蒸留することで「樟脳(しょうのう)」と呼ばれる白い結晶を精製することができます。

 

英語では「カンフル(camphor)」(または「カンファー」)と呼ばれ、主に防虫剤、他にも防臭・医薬品などに用いられます。

 

 

ちなみに”ダメになりかけた物事を蘇らせる効果のある措置のこと”の意味で使われる「カンフル剤」のカンフルは、樟脳が由来になります。

 

これは昔に樟脳が強心剤(衰弱した心臓の働きを高めるための薬剤)としても使われていたことからきています。

 

 

【梔子(梔)】

 

読み方:クチナシ

 

 

梔子というのは、”リンドウ目アカネ科クチナシ属に分類される常緑低木の一種”。

 

 

梔子は、沈丁花(ジンチョウゲ)・金木犀(キンモクセイ)と合わせて、日本の「三大芳香木」のひとつに数えられています。

 

 

【椚(櫟・橡・櫪)】

 

読み方:クヌギ

 

 

椚というのは、”ブナ目ブナ科コナラ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【榑】

 

読み方:くれ

 

 

榑というのは、”山から切り出したままの材木/薄板。へぎ板/薪(まき)”。

 

 

【黒檜(𣜌)】

 

読み方:クロベ

 

 

黒檜というのは、”マツ目ヒノキ科クロベ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

黒檜(標準和名)は、別名で「鼠子(ネズコ)」とも呼ばれています。

 

 

【欅(槻)】

 

読み方:ケヤキ

 

 

欅というのは、”バラ目ニレ科ケヤキ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【楮】

 

読み方:コウゾ

 

 

楮というのは、”梶の木(カジノキ:標準和名)の別名”。

 

梶の木は、”バラ目クワ科コウゾ属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

【杮】

 

読み方:こけら

 

 

杮というのは、”材木を削るときに出る木くず”。

 

 

 

”杮(こけら)”という字は、果物の「柿(かき)」という字によく似ているので注意が必要です。

 

 

【梢(杪)】

 

読み方:こずえ

 

 

梢というのは、”木の幹(みき)や枝の先端”。

 

 

 

↓サ行~

 

【榊】

 

読み方:サカキ

 

 

榊というのは、”ツツジ目モッコク科サカキ属に分類される常緑小高木の一種”。

 

 

【桜(櫻)】

 

読み方:サクラ

 


※上は染井吉野(ソメイヨシノ)(桜の品種)の写真

 

桜というのは、”バラ科サクラ属に分類される落葉高木または低木の総称”。

 

 

【椹】

 

読み方:サワラ

 

 

椹というのは、”ヒノキ目ヒノキ科ヒノキ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【樒(梻)】

 

読み方:シキミ

 

 


※上は樒の果実の写真

 

樒というのは、”アウストロバイレヤ目マツブサ科シキミ属に分類される常緑小高木の一種”。

 

 


※上は八角(はっかく)の写真

 

全体的にアニサチンなどの毒を含み、特に果実に猛毒があり、樒の果実は中華料理の香辛料として用いられる「八角(はっかく)」(英語ではスターアニス)によく似ているため注意が必要です。

 

 

【四手(椣)】

 

読み方:シデ

 


※上は熊四手(クマシデ)の写真

 

四手というのは、”ブナ目カバノキ科クマシデ属に分類される落葉高木の総称”。

 

 

【樝】

 

読み方:シドミ

 

 

樝というのは、”草木瓜(クサボケ:標準和名)の別名”。

 

草木瓜は、”バラ目バラ科ボケ属に分類される落葉低木の一種”を指します。

 

 

【杣】

 

読み方:そま

 

 

杣というのは、”木材を切り出すための山。また、木材にするために木を植えた山。杣山(そまやま)/杣山に生えている木。また、杣山から切り出した木材。杣木(そまぎ)/杣木を切ったり運び出したりする人。杣人(そまびと)”。

 

 

【橇(轌・艝)】

 

読み方:そり

 

 

橇というのは、”雪や氷の上を滑らせて走る乗り物または運搬具”。

 

 

 

↓タ行~

 

【橙】

 

読み方:ダイダイ

 

 

橙というのは、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑小高木の一種”。

 

 

【橘】

 

読み方:タチバナ

 

 

橘というのは、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑小高木の一種”。

 

 

【椨】

 

読み方:タブ、タブノキ

 

 

椨というのは、”クスノキ目クスノキ科タブノキ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

「タブ」は、「タブノキ」(標準和名)の別名になります。

 

 

【樽】

 

読み方:たる

 

 

樽というのは、”酒などを入れて蓄えておくための木製の円筒形の容器”。

 

 

【柄(欛)】

 

読み方:つか

 

 

 

柄というのは、”刀剣などの手で握る部分/筆の軸”。

 

 

【栂】

 

読み方:ツガ

 

 

栂というのは、”マツ目マツ科ツガ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【黄楊(柘植・柘)】

 

読み方:ツゲ

 


※上は黄楊(一種)の写真

 

黄楊というのは、”ツゲ目ツゲ科ツゲ属に分類される常緑低木の一種/ツゲ目ツゲ科ツゲ属に分類される植物の総称”。

 

 

前者の意味の黄楊(標準和名)は、別名で「本黄楊(ホンツゲ)」とも呼ばれています。

 

 

【槌(鎚)】

 

読み方:つち

 

 

槌というのは、”物を打ち叩くのに用いられる工具”。

 

槌の頭の部分または全部を鉄で作ったものを「金槌(かなづち)」、木製の槌のことを「木槌(きづち)」と言います。

 

 

一般的には「かなづち」は”金鎚”と表記されますが、”鎚”を「かなづち」と読むこともできます。

 

 

【椿】

 

読み方:ツバキ

 

 

椿というのは、”藪椿(ヤブツバキ:標準和名)の別名”。

 

藪椿は”ツツジ目ツバキ科ツバキ属に分類される常緑高木の一種”の意味。

 

 

種子から椿油(つばきあぶら)を採ることができ、食用油・整髪料・機械油などに用いられます。

 

 

【梃子(梃・槓・杆)】

 

読み方:てこ

 


※上は梃子の原理を利用したもの

 

梃子は”棒の途中に置いた支点を中心に棒が自由に回転して、小さい力を大きい力に変える仕組み。また、それに用いる棒のこと”の意味。

 

 

「梃子でも動かない」ということわざがありますが、これは”どんな手段を用いても、その場から絶対に動かないこと/(転じて)どんなことがあっても決意・信念を変えないこと”の意味になります。

 

 

例えば「息子はお菓子を買ってもらうまで梃子でも動かないつもりだ」や「彼は一度決めたら梃子でも動かない人だ」のように用いられます。

 

前者は”どんな手段を用いても、その場から絶対に動かないこと”の意味で、後者は”どんなことがあっても決意・信念を変えないこと”の意味で使用しています。

 

 

【樋】

 

読み方:とい

 

 

樋というのは、”屋根を流れる雨水を受けて、地上に流すための装置のこと”。

 

 

軒に横に渡して取りつける樋のことを「軒樋(のきどい)」、軒樋を通った水を下に落とすため、縦に渡した樋のことを「竪樋(たてどい)」と呼びます。

 

なので軒樋と竪樋というのは、「雨樋(あまどい)」を構成しているものになります。

 

 

【栃(橡)】

 

読み方:トチ、トチノキ

 

 

栃というのは、”ムクロジ目ムクロジ科トチノキ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

「トチ」は、「トチノキ」(標準和名)の別名になります。

 

 

【椴】

 

読み方:トド

 

 

椴というのは、”椴松(トドマツ:標準和名)の別名”。

 

椴松は、”マツ目マツ科モミ属に分類される常緑高木の一種”を指します。

 

 

【梣】

 

読み方:トネリコ

 

 

梣というのは、”シソ目モクセイ科トネリコ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

【団栗(杼)】

 

読み方:どんぐり

 

 

団栗というのは、”椚(クヌギ)・小楢(コナラ)・樫(カシ)など、ブナ科に分類される植物の果実”。

 

 

 

↓ナ行~

 

【梛】

 

読み方:ナギ

 

 

梛というのは、”ナンヨウスギ目マキ科ナギ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【楢(枹)】

 

読み方:ナラ

 


※上は小楢(コナラ)の写真

 

楢というのは、”小楢(コナラ:標準和名)の別名/水楢(ミズナラ)なども含めた総称”。

 

小楢は、”ブナ目ブナ科コナラ属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

小楢(標準和名)は「楢(ナラ)」の他にも、別名で「柞(ハハソ)」と呼ばれています。

 

”枹”は「ばち」と読むこともできます。

 

 

【楡(枌)】

 

読み方:ニレ

 


※上は春楡(ハルニレ)の写真

 

楡というのは、”春楡(ハルニレ:標準和名)の別名/バラ目ニレ科ニレ属に分類される植物の総称”。

 

春楡は、”バラ目ニレ科ニレ属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

 

↓ハ行~

 

【椒】

 

読み方:ハジカミ

 

 

 

椒というのは、”山椒(サンショウ:標準和名)の別名”。

 

山椒は、”ムクロジ目ミカン科サンショウ属に分類される落葉低木の一種”を指します。

 

 

山椒は、葉・花・実(果実)・樹皮に至るまであらゆる部位が食用になる植物で、その独特な香りから香辛料などに用いられます。

 

 

【梯子(梯)】

 

読み方:はしご

 

 

梯子というのは、”高い所へ登るための道具/梯子酒(はしござけ)の略”の意味。

 

梯子酒は、”次から次へと場所を変えて酒を飲み歩くこと”を意味します。

 

 

【榛】

 

読み方:ハシバミ

 

 

榛というのは、”ブナ目カバノキ科ハシバミ属に分類される落葉低木の一種”。

 

 

【櫨(黄櫨)】

 

読み方:ハゼ、ハゼノキ

 

 

櫨というのは、”ムクロジ目ウルシ科ウルシ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

「ハゼ」は、「ハゼノキ」(標準和名)の別名になります。

 

 

【桴(枹)】

 

読み方:ばち

 

 

桴というのは、”太鼓・銅鑼(どら)などの打楽器類を打ち鳴らす棒状の道具”。

 

”枹”は「ナラ」と読むこともできます。

 

 

 

ちなみに”撥”も「ばち」と読みますが、撥は”琵琶(びわ)・三味線(しゃみせん)などの弦を弾いて鳴らす箆(へら)状の道具”になります。

 

 

【柞】

 

読み方:ハハソ

 

 

柞というのは、”小楢(コナラ:標準和名)の別名”。

 

小楢は、”ブナ目ブナ科コナラ属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

小楢(標準和名)は「柞(ハハソ)」の他にも、別名で「楢(ナラ)」と呼ばれています。

 

 

【柊】

 

読み方:ヒイラギ

 


※上は柊(モクセイ科)の写真

 


※上は西洋柊(モチノキ科)の写真

 

柊というのは、”シソ目モクセイ科モクセイ属に分類される常緑小高木の一種/西洋柊(セイヨウヒイラギ:標準和名)の別名”。

 

西洋柊は”ニシキギ目モチノキ科モチノキ属に分類される常緑小高木の一種”を指します。

 

 

 

西洋柊(モチノキ科)の葉が、柊(モクセイ科)のギザギザしている葉の形に似ていることから「西洋柊(セイヨウヒイラギ)」の名称が付けられています。

 

どちらも葉の形など見た目が似ていますが、柊(モクセイ科)は秋から冬頃に白い花を咲かせ、西洋柊(モチノキ科)は冬頃に赤色の果実をつけます。

 

 


※上は柊鰯(ひいらぎいわし)の写真

 

また柊と西洋柊のギザギザの葉は魔除(まよ)けになると考えられ、節分には「柊鰯(ひいらぎいわし)」、クリスマスにはクリスマスリースなどに用いられます。

 

柊鰯(節分)には柊(モクセイ科)、クリスマスリース(クリスマス)には西洋柊(モチノキ科)が使用されます。

 

 

【楸】

 

読み方:ヒサギ(キササゲ)

 


※上は木大角豆(キササゲ)の写真

 


※上は赤芽柏(アカメガシワ)の写真

 

「ヒサギ」と読むと”木大角豆(キササゲ:標準和名)の別名/赤芽柏(アカメガシワ:標準和名)の別名”の意味。

 

赤芽柏は、”キントラノオ目トウダイグサ科アカメガシワ属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

「キササゲ」(木大角豆)と読むと”シソ目ノウゼンカズラ科キササゲ属に分類される落葉高木の一種”の意味。

 

 

【櫃】

 

読み方:ひつ

 

 

櫃というのは、”蓋(ふた)が上に向かって開く大形の箱/(御櫃(おひつ)の形で)飯を入れる器”。

 

 

【棺(柩)】

 

読み方:ひつぎ

 

 

棺というのは、”死体を納めて葬(ほうむ)る木製の箱”。

 

 

また”棺”は「遺体が入っていない状態」、”柩”は「遺体が入っている状態」を指します。

 

なので遺体の納められている「ひつぎ」を運ぶ車は「霊柩車(れいきゅうしゃ)」と表記されています。

 

 

【檜(桧)】

 

読み方:ヒノキ

 

 

檜というのは、”マツ目ヒノキ科ヒノキ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

【拍子木(柝)】

 

読み方:ひょうしぎ

 

 

拍子木というのは、”2つを打ち合わせて鳴らす、四角い柱形の木”。

 

 

【橅(山毛欅・椈)】

 

読み方:ブナ

 

 

橅というのは、”ブナ目ブナ科ブナ属に分類される落葉高木の一種”。

 

 

橅(標準和名)は、別名で「白橅(シロブナ)」とも呼ばれています。

 

 

【触れ文(檄)】

 

読み方:ふれぶみ

 

 

触文というのは、”触れ知らせる文書。自分の考えや主張を述べて、広く人々に知らせる文書”。

 

 

”檄(げき)を飛ばす”という慣用句がありますが、これは元々は「自分の考えや主張を広く人々に知らせて同意を求めたり、決起を促すこと」の意味で用いられます。

 

ですが「元気のない者に刺激を与えて活気づけること。激励(げきれい)すること」のような意味(本来は誤った意味)で使用されることが多く、いま現在ではそれが広く定着したことで「激励すること」の意味も間違っていないものとして扱われています。

 

 

【朴】

 

読み方:ホオ

 

 

朴というのは、”朴の木(ホオノキ:標準和名)の別名”。

 

朴の木は、”モクレン目モクレン科モクレン属に分類される落葉高木の一種”を指します。

 

 

日本に自生する樹木の中では最大級の葉・花を持っていて、大きな葉は食べ物を包んだり焼いたりするときに用いられます。

 

ホオノキの「ホオ」は、「包(ほう)」の意味で、大きな葉で食べ物を包むことから名付けられています。

 

 

【枘】

 

読み方:ほぞ

 

 

枘というのは、”木材などの2つの部材を接合するとき、一方の材の端部に作る突起”。

 

もう一方の材の端部には「枘穴(ほぞあな)」と呼ばれる、枘(突起)を差し込ませるための穴があり、枘を枘穴に差し込んで2つの材を合わせます。

 

 

【榾】

 

読み方:ほだ(ほた)

 

 

榾というのは、”焚火(たきび)などに用いる、小枝や木の切れ端”。

 

 

【帆柱(檣)】

 

読み方:ほばしら

 

 

帆柱というのは、”帆船(はんせん)で、帆(ほ)を張るための柱。マストのこと”。

 

 

帆船は、帆を張って、その帆に受ける風の力を利用して走る船になります。

 

 

 

↓マ行~

 

【楣(目草)】

 

読み方:まぐさ

 

 

楣というのは、”窓・出入り口などの上に渡した横木”。

 

 

【柾(正木)】

 

読み方:マサキ

 

 

柾というのは、”ニシキギ目ニシキギ科ニシキギ属に分類される常緑低木の一種”。

 

 

【升(枡・桝)】

 

読み方:ます

 

 

升というのは、”液体や穀物の量をはかる器”。

 

 

【檀(真弓)】

 

読み方:マユミ

 

 

檀というのは、”ニシキギ目ニシキギ科ニシキギ属に分類される落葉低木の一種”。

 

 

【椋】

 

読み方:ムク

 


※上は椋の木(ムクノキ)の写真

 


※上は椋鳥(ムクドリ)の写真

 

椋というのは、”椋の木(ムクノキ:標準和名)の別名/椋鳥(ムクドリ:標準和名)の別名”。

 

椋の木は”バラ目アサ科ムクノキ属に分類される落葉高木の一種”、椋鳥は”スズメ目ムクドリ科ムクドリ属に分類される鳥類の一種”を指します。

 

 


※上は椋の木の果実の写真

 

椋鳥は、椋の木(ムクノキ)の果実を好んで食べることから名付けられましたが、椋の木の果実以外にも様々なものを食べます。

 

 

【木槿(槿)】

 

読み方:ムクゲ

 

 

木槿というのは、”アオイ目アオイ科フヨウ属に分類される落葉低木の一種”。

 

 

【榁】

 

読み方:ムロ

 

 


※上は杜松の葉の写真

 

榁というのは、”杜松(ネズ:標準和名)の別名”。

 

杜松は、”マツ目ヒノキ科ビャクシン属に分類される常緑小高木の一種”を指します。

 

 

杜松(標準和名)は、別名で「鼠刺し(ネズミサシ)」とも呼ばれています。

 

杜松の鋭く尖った針状の葉を、鼠の通り道などに置いて鼠除け(ねずみよけ)にしていたことから「鼠刺し(ネズミサシ)」となり、それが縮まって「ネズ」になったとされています。

 

 

【樅】

 

読み方:モミ

 

 

樅というのは、”マツ目マツ科モミ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

クリスマスツリーは、一般的に樅の若木が用いられることが多いです。

 

 

【紅葉(椛・栬)】

 

読み方:もみじ(こうよう)

 

 

「もみじ」と読むと”木の葉が黄・赤色に変わること。また、その色づいた木の葉/楓(カエデ:総称)の別名/鹿の肉のこと”。

 

楓は、”ムクロジ目ムクロジ科カエデ属に分類される落葉高木の総称”を指します。

 

 

「こうよう」と読むと”木の葉が黄・赤色に変わること。また、その色づいた木の葉のこと”。

 

 

 

↓ヤ行~

 

【櫓】

 

読み方:やぐら、ろ

 


※上は櫓(やぐら)(高楼)の写真

 


※上は物見櫓(ものみやぐら)の写真

 


※上は櫓(ろ)の写真

 

「やぐら」と読むと”城門や城壁の上に設けた高楼(こうろう)のこと/遠くを見るために材木などを高く組んで造った構築物。物見櫓(ものみやぐら)のこと”。

 

高楼というのは”高く造った建物のこと”で、前者の櫓(高楼)は敵情視察や射撃のために設けられます。

 

 

「ろ」と読むと”船を漕(こ)ぐための道具”。

 

 

【椰子(椰)】

 

読み方:ヤシ

 

 

 

椰子というのは、”ヤシ目ヤシ科に分類される植物の総称”。

 

 

椰子の実(果実)というのは、様々なヤシ科の植物の実を指しますが、一般的には「ココナッツ(ココヤシの実)」を指すことが多いです。

 


※上はココナッツの果肉(白い固形部分)とココナッツミルクの写真

 

果実の中にある白い固形部分(果肉)と液体部分を食用とし、白い固形部分を砕いて水とともに混ぜて濾(こ)したものが「ココナッツミルク」になります。

 

 


※上は未成熟のココナッツ(ココヤシの果実)の写真

 


※上はココナッツウォーター(ココナッツジュース)の写真

 

また液体部分は「ココナッツウォーター(ココナッツジュース)」と呼ばれていて、成熟(繊維で覆われ茶色)してくると中のココナッツウォーターは果肉(白い固形部分)などに変化していくため、一般的には未成熟のココナッツ(緑色)から採ることが多いです。

 

ココナッツウォーターは透明な液体で、観光地では未成熟のココナッツ(緑色)に穴を開けて、そこからストローを挿して飲むことが多いです。

 

 


※上はナタデココの写真

 

ちなみにココナッツウォーターに酢酸菌(さくさんきん)を加えて発酵させたものを「ナタデココ」と呼び、弾力のある歯ごたえがあり、デザートなどに用いられます。

 

 

【槍】

 

読み方:やり

 

 

槍というのは、”長い柄(え)の先に、穂(ほ)と呼ばれる細長い刃をつけた武器”。

 

 

槍は基本的には、突き刺したり薙(な)ぎ払ったりして使用します。

 

 

【楪(杠・譲葉)】

 

読み方:ユズリハ

 

 

楪というのは、”ユキノシタ目ユズリハ科ユズリハ属に分類される常緑高木の一種”。

 

 

春先に新しい葉が出ると、譲るように古い葉が落ちることから名付けられています。

 

 

 

↓ラ行~

 

【連子(櫺子・櫺)】

 

読み方:れんじ

 

 


※上は欄間(らんま)の写真

 

連子というのは、”窓や欄間(らんま)などに、木などの細い材を縦または横に一定の間隔を置いて取りつけた格子(こうし)のこと”。

 

欄間は、”天井と鴨居(かもい)や長押(なげし)との間にある部分”を指します。

 

 

木偏の難読漢字(一覧表)

※1:漢字表記が複数ある場合は、一般的に使われることが多いほうの漢字表記を優先しています(読み方の表記も同様)。

 

例 【楝(樗)】 ⇒ 【一般的に使われることが多い漢字表記(比較して一般的に使われることが少ない漢字表記)】

 

(木偏でなくても一般的によく使われる漢字表記、よく見かける漢字表記であれば【荒木(粗木・樸)】のように表記しています)

 

※2:標準和名=【日本での正式な名称のこと】

 

学名と標準和名の違いとは?

 

漢字 読み方 備考欄
青桐(梧桐・梧) アオギリ
榕(赤榕) アコウ
足枷(桎) あしかせ
荒木(粗木・樸) あらき
うだつ
榎(朴) エノキ ”朴”は「ホオ」(ホオノキの別名)と読むことが多い
エンジュ
楝(樗) オウチ 楝は、「栴檀(センダン)」(標準和名)の別名
おけ
おり
かい
カエデ
樫(橿・櫧) カシ
舵(梶・楫) かじ
柏(槲・檞・栢) カシワ
かせ
桂(楿) カツラ
樺(椛) カバ ”椛”は「もみじ」と読むこともできる
かまち
カヤ
枳殻(枸橘・枳) カラタチ
橇(樏・檋・梮) かんじき ”橇”は「そり」と読むこともできる
きこり
きさ
きね
キリ
切り株(檮・梼) きりかぶ
杭(杙) くい
くさび
くし
楠(樟) クスノキ
梔子(梔) クチナシ
椚(櫟・橡・櫪) クヌギ
くれ
黒檜(𣜌) クロベ
欅(槻) ケヤキ
コウゾ
こけら 果物の「柿(カキ)」という字によく似ているので注意
梢(杪) こずえ
サカキ
桜(櫻) サクラ
サワラ
樒(梻) シキミ
四手(椣) シデ
シドミ 樝は、「草木瓜(クサボケ)」(標準和名)の別名
そま
橇(轌・艝) そり ”橇”は「かんじき」と読むことも多い
ダイダイ
タチバナ
タブ、タブノキ 「タブ」は、「タブノキ」(標準和名)の別名
たる
柄(欛) つか
ツガ
黄楊(柘植・柘) ツゲ
槌(鎚) つち
椿 ツバキ 椿は、「藪椿(ヤブツバキ)」(標準和名)の別名
梃子(梃・槓・杆) てこ
とい
栃(橡) トチ、トチノキ 「トチ」は、「トチノキ」(標準和名)の別名
トド 椴は、「椴松(トドマツ)」(標準和名)の別名
トネリコ
団栗(杼) どんぐり
ナギ
楢(枹) ナラ 楢は、「小楢(コナラ)」(標準和名)の別名。”枹”は「ばち」と読むこともできる
楡(枌) ニレ 楡は、「春楡(ハルニレ)」(標準和名)の別名
ハジカミ 椒は、「山椒(サンショウ)」(標準和名)の別名
梯子(梯) はしご
ハシバミ
櫨(黄櫨) ハゼ 櫨は、「櫨の木(ハゼノキ)」(標準和名)の別名
桴(枹) ばち ”枹”は「ナラ」と読むこともできる
ハハソ 柞は、「小楢(コナラ)」(標準和名)の別名
ヒイラギ 「ヒサギ」は、「木大角豆(キササゲ)」(標準和名)と「赤芽柏(アカメガシワ)」(標準和名)の別名
ヒサギ(キササゲ)
ひつ
棺(柩) ひつぎ ”棺”は「遺体の入っていない状態」、”柩”は「遺体の入っている状態」を指す
檜(桧) ヒノキ
拍子木(柝) ひょうしぎ
橅(山毛欅・椈) ブナ
ふれぶみ
ホオ 朴は、「朴の木(ホオノキ)」(標準和名)の別名
ほぞ
ほだ(ほた)
帆柱(檣) ほばしら
楣(目草) まぐさ
柾(正木) マサキ
枡(升・桝) ます
檀(真弓) マユミ
ムク 椋は、「椋の木(ムクノキ)」(標準和名)と「椋鳥(ムクドリ)」(標準和名)の別名
木槿(槿) ムクゲ
ムロ 榁は、「杜松(ネズ)」(標準和名)の別名
モミ
紅葉(椛・栬) もみじ ”紅葉”は「こうよう」、”椛”は「カバ」と読むこともできる。「もみじ」と「こうよう」で意味が少し異なる
やぐら、ろ
椰子(椰) ヤシ
やり
楪(杠・譲葉) ユズリハ
連子(櫺子・櫺) れんじ

 

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