※1:”〇〇感”は、「○○な感じ・感覚」「○○な感情・気持ち」「○○な雰囲気」などを表します。
※2:”〇〇感”の意味が複数ある場合は、”「~」など”のように一般的に用いられることが多い意味(「~」)を優先して表記しています。
漢字 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
安心感 | あんしんかん | 「不安や心配がなく、心が穏やかな感じ」 |
安堵感 | あんどかん | 「不安や心配が解消されて、ほっとする感じ」 |
一体感 | いったいかん | 「(気持ち・考えなどが)一つにまとまっている感覚」 |
違和感 | いわかん | 「普段とは違う、しっくりしない感じ。また、調和のとれていない感じ」 |
遠近感 | えんきんかん | 「自分の近くにあるものが大きく、遠くにあるものが小さく感じること」 |
温度感 | おんどかん | 「物事における優先度・関心度・関係性・感情などの感覚」 |
飢餓感 | きがかん | 「(比喩的に)自分の望むものが不足していて、それを強く求める感じ」など |
既視感 | きしかん | 「実際は見たことも体験したこともないはずなのに、すでに見たり体験したことがあるかのような感覚。また、そのように感じる現象。デジャヴ」 |
季節感 | きせつかん | 「その季節らしい感じ」 |
期待感 | きたいかん | 「期待できるような感覚」 |
忌避感 | きひかん | 「特定の物事や人物を嫌って避ける感情」 |
義務感 | ぎむかん | 「自分がそれをしなければならないという気持ち」 |
距離感 | きょりかん | 「対象までの距離を把握する感覚」 |
緊迫感 | きんぱくかん | 「状況などが、非常に差し迫っている感じ。また、いつ何が起こるかわからないようなピリピリとした感じ」 |
空気感 | くうきかん | 「特定の人物・場所などが持つ雰囲気」 |
空腹感 | くうふくかん | 「腹が減った感覚」 |
嫌悪感 | けんおかん | 「特定の人物や物などに対して抱く、不快感などの否定的な感情」 |
倦怠感 | けんたいかん | 「心や体が疲れてだるい感じ」 |
交感 | こうかん | 「互いに感じ合うこと。心が通じ合うこと」 |
高揚感 | こうようかん | 「気持ちが高まり、興奮した感覚」 |
五感 | ごかん | 「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚(きゅうかく)の5つの感覚」 |
漢字 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
罪悪感 | ざいあくかん | 「罪を犯した、または悪いことをした、という気持ち」 |
自己肯定感 | じここうていかん | 「ありのままの自分を積極的に受け入れ、自分には価値があると認める感覚」 |
質感 | しつかん | 「材質が持つ、目で見たり触ったりしたときの感じ」 |
使命感 | しめいかん | 「自分に与えられた役割や任務を果たそうとする強い気持ち」 |
重厚感 | じゅうこうかん | 「重々しくて、落ち着いている感じ」 |
充実感 | じゅうじつかん | 「何かを達成したり、不足している要素がないときに感じる、心が満たされる感覚」 |
充足感 | じゅうそくかん | 「不足している要素が満たされて、心が満足している感覚」 |
重量感 | じゅうりょうかん | 「(物事から受ける印象が)いかにも重みのある感じ」 |
使用感 | しようかん | 「商品などを実際に使ったときの感じ」など |
焦燥感 | しょうそうかん | 「思うように事が運ばず、焦ったりイライラしたりする気持ち」 |
所感 | しょかん | 「心に感じたこと。思ったこと」 |
触感 | しょっかん | 「物体に触れたときに手や皮膚で受ける感じ」 |
食感 | しょっかん | 「(歯ごたえ・歯触り・舌触り・喉越しなど)食べ物を口の中に入れたときに、口の中や喉(のど)などで受ける感じ」 |
親近感 | しんきんかん | 「自分と近いところ(境遇・出身・考え方・趣味など)があり、親しみやすい感じ」 |
スピード感 | すぴーどかん | 「物事がすらすらと滞りなく進行する感覚」 |
生活感 | せいかつかん | 「人が暮らしているという雰囲気」 |
正義感 | せいぎかん | 「不正を良しとせず、ルールを遵守し、物事の善悪をわきまえて正しく振る舞おうとする気持ち」 |
清潔感 | せいけつかん | 「汚れや臭いがなく、キレイな感じ」 |
清涼感 | せいりょうかん | 「涼しくて爽(さわ)やかな感じ」 |
絶対音感 | ぜったいおんかん | 「音を聞いたときに、他の音と比較せずにその音の高さ(ド・レ・ミなど)をすぐに判別できる能力」 |
爽快感 | そうかいかん | 「爽やかで、すっきりとした気持ち」 |
喪失感 | そうしつかん | 「大切なものを失ったときの虚(むな)しい気持ち」 |
疎外感 | そがいかん | 「周囲から嫌われ、仲間外れにされているという感覚」 |
存在感 | そんざいかん | 「人や物が、確かな存在であると印象付ける感じ」 |
漢字 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
第六感 | だいろっかん | 「理屈では説明のつかない、鋭く物事の本質をつかむ心の働き」 |
多幸感 | たこうかん | 「非常に幸せな感じ」 |
達成感 | たっせいかん | 「物事を成し遂げたことによって得られる満足感」 |
脱力感 | だつりょくかん | 「体から力が抜けてぐったりした感じ」 |
直感 | ちょっかん | 「考えたり推測したりすることなく、感覚的に瞬時に感じとること」 |
痛感 | つうかん | 「強く心に感じること。身にしみて感じること」 |
透明感 | とうめいかん | 「物体の透き通った感じ。また、濁(にご)りがなく、明るい感じ」 |
背徳感 | はいとくかん | 「本来あるべき人の道(または、こうあるべきだという状態)から外れた、または背いたという後ろめたい感覚」 |
敏感 | びんかん | 「感覚や感度が鋭いこと」 |
不信感 | ふしんかん | 「信用できないという気持ち」 |
閉塞感 | へいそくかん | 「(比喩的に)物事が進展しない、または打開策や先行きが見えないような行き詰まった感じ」など |
没入感 | ぼつにゅうかん | 「他のことが気にならなくなるほど、対象に意識を集中している感じ。特に、映画・ゲームなどで、その世界に入り込んでいる感じ」 |
優越感 | ゆうえつかん | 「自分が他人よりも優れているという感情」 |
立体感 | りったいかん | 「立体的な感じ。平面的ではなく、奥行き・高さ・幅などがある感じ」 |
臨場感 | りんじょうかん | 「実際にその場に身を置いているかのような感じ」 |
劣等感 | れっとうかん | 「自分が他人よりも劣っているという感情」 |
連帯感 | れんたいかん | 「仲間同士で気持ちを同じくして繋がっている感覚。また、他者と繋がっている感覚」 |
※:”〇〇感”は、「○○な感じ・感覚」「○○な感情・気持ち」「○○な雰囲気」などを表します。
【安心感】
読み方:あんしんかん
安心感というのは、”不安や心配がなく、心が穏やかな感じ”の意味。
例文1 「彼ならどんな状況でも成功するだろうという安心感がある」
例文2 「私が結婚するなら、相手には刺激よりも安心感を求める」
【安堵感】
読み方:あんどかん
安堵感というのは、”不安や心配が解消されて、ほっとする感じ”の意味。
例文1 「無事に目的地にたどり着くことができた安堵感から笑顔になった」
例文2 「助かったという安堵感から自然に涙が流れてきた」
【一体感】
読み方:いったいかん
一体感というのは、”(気持ち・考えなどが)一つにまとまっている感覚”の意味。
例文1 「チームの一体感を高めるためには、まずはお互いを知ることが大切だ」
例文2 「森の中で一人で瞑想していると自然との一体感が得られる」
【違和感】
読み方:いわかん
違和感というのは、”普段とは違う、しっくりしない感じ。また、調和のとれていない感じ”の意味。
例文1 「グループ内で自分だけが初対面だったが、前から知り合いだったかのように違和感なく溶け込めている」
例文2 「あのとき自分以外は名前で呼ばれていたのに、自分だけ名字で呼ばれたことに違和感を覚えている」
【遠近感】
読み方:えんきんかん
遠近感というのは、”自分の近くにあるものが大きく、遠くにあるものが小さく感じること”の意味。
例文1 「片目だと両目のときよりも遠近感や立体感が感じにくくなる」
例文2 「平面上に表現された絵などに遠近感を与える方法の総称が遠近法である」
【温度感】
読み方:おんどかん
温度感というのは、”物事における優先度・関心度・関係性・感情などの感覚”の意味。
「温度感が高い=物事における優先度・関心度が高い、関係性が良い、ポジティブ(積極的)な感情」、「温度感が低い=物事における優先度・関心度が低い、関係性が悪い、ネガティブ(消極的)な感情」ということを意味します。
例文1 「彼らは仕事だとは思えないようなゆるい温度感でいつもラジオの収録を行っている」
例文2 「このマッチングアプリは温度感の高い方の登録が多いので、本気で結婚したいと考えているならお勧めです」
⇒この場合は「温度感が高い=本気で結婚したいと考えている」、「温度感が低い=結婚は考えておらず、ただ遊びたい・付き合いたいとだけ考えている」
【飢餓感】
読み方:きがかん
飢餓感というのは、
1.飢(う)えている感じ。水や食べ物が欲しいと思う感じ
2.(比喩的に)自分の望むものが不足していて、それを強く求める感じ
の意味。
意味1の例文 「いくら水を飲んでも腹は満たされず、飢餓感を紛(まぎ)らわせることはできなかった」
意味2の例文 「彼女は親に愛されてこなかったので、大人になった今でも愛情に対する飢餓感を感じている」
【既視感】
読み方:きしかん
既視感というのは、”実際は見たことも体験したこともないはずなのに、すでに見たり体験したことがあるかのような感覚。また、そのように感じる現象。デジャヴ”の意味。
例文1 「彼はその女性とは初対面だったが、昨日夢で見た女性とそっくりで既視感を覚えていた」
例文2 「初めて通ったはずの道だが、まるで毎日通っていたかのような妙な既視感に襲われた」
【季節感】
読み方:きせつかん
季節感というのは、”その季節らしい感じ”の意味。
例文1 「そのお店では季節感を取り入れた料理が提供される」
例文2 「彼には季節感がなく、冬でも暖房もつけずに半袖短パンで過ごしている」
【期待感】
読み方:きたいかん
期待感というのは、”期待できるような感覚”の意味。
例文1 「彼の新しい作品へのファンの期待感は非常に高いものだった」
例文2 「多少の期待感は抱いていたが、まさか本当に買ってきてくれるとは思っていなかった」
【忌避感】
読み方:きひかん
忌避感というのは、”特定の物事や人物を嫌って避ける感情”の意味。
例文1 「相談すればすぐに問題は解決するのだが、彼に対する忌避感からなかなか相談できずにいる」
例文2 「日頃から彼女の性格の悪さは知っていたが、その卑怯なやり方を目の当たりにして彼女に忌避感を覚えた」
【義務感】
読み方:ぎむかん
義務感というのは、”自分がそれをしなければならないという気持ち”の意味。
例文1 「父は私を愛していたからではなく、父親としての義務感から世話をしてくれていたのだろう」
例文2 「最初は自分が守ってあげなきゃいけないという義務感から友達になったが、今では親友と呼べるほど仲が良い」
【距離感】
読み方:きょりかん
距離感というのは、”対象までの距離を把握する感覚”の意味。
距離感は、物理的な距離(2つの物体の間の実際の距離)だけでなく、心理的な距離も含まれます。
(物理的な距離)例文1 「メガネの度が合っていないのか、いまいち距離感がつかめない」
(心理的な距離)例文2 「その出来事がきっかけで彼女との距離感が縮まり、より親密になれたような気がする」
【緊迫感】
読み方:きんぱくかん
緊迫感というのは、”状況などが、非常に差し迫っている感じ。また、いつ何が起こるかわからないようなピリピリとした感じ”の意味。
例文1 「何とも緊迫感のないドラマで、3話まで見たが途中で飽きてしまった」
例文2 「彼は以前に、大勝負の前の緊迫感が好きでギャンブルをしていると話していた」
【空気感】
読み方:くうきかん
空気感というのは、”特定の人物・場所などが持つ雰囲気”の意味。
例文1 「その職種に長く就いている人は、やはり独特の空気感がある」
例文2 「その国らしい空気感を表現するために様々な工夫を凝(こ)らしている」
【空腹感】
読み方:くうふくかん
空腹感というのは、”腹が減った感覚”の意味。
例文1 「2日間何も食べていないはずなのに不思議と空腹感はない」
例文2 「寝ようとしたが激しい空腹感に襲われたので、ドラマを見ながら夜食を食べた」
【嫌悪感】
読み方:けんおかん
嫌悪感というのは、”特定の人物や物などに対して抱く、不快感などの否定的な感情”の意味。
例文1 「彼はその人物に激しい嫌悪感を抱いていたので、過去に2人の間で何かあったのだろう」
例文2 「彼女は嫌悪感をあらわにしたが、彼はそんなことなど一切気にせず自分の仕事をこなしていた」
【倦怠感】
読み方:けんたいかん
倦怠感というのは、”心や体が疲れてだるい感じ”の意味。
例文1 「体に倦怠感は残っていたが、関係なくいつも通り仕事をしていた」
例文2 「現在は倦怠感もなく、発熱や咳(せき)などの症状も回復している」
【交感】
読み方:こうかん
交感というのは、”互いに感じ合うこと。心が通じ合うこと”の意味。
例文1 「霊との交感を目的としているが、実際に霊と交感できたことはない」
例文2 「彼女は植物と交感できるという不思議な力を持っていた」
【高揚感】
読み方:こうようかん
高揚感というのは、”気持ちが高まり、興奮した感覚”の意味。
例文1 「ライブ会場では、何かに憑りつかれたかのような高揚感が観客を沸かせていた」
例文2 「人生で初めて徹夜したが、疲れや眠気よりも何とも言えない高揚感に包まれていた」
【五感】
読み方:ごかん
五感というのは、”視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚(きゅうかく)の5つの感覚”の意味。
例文1 「全神経を五感に集中して探る」
例文2 「五感が研ぎ澄まされているため、今の彼に不意打ちは通じない」
【罪悪感】
読み方:ざいあくかん
罪悪感というのは、”罪を犯した、または悪いことをした、という気持ち”の意味。
例文1 「普通の人は悪いことをしたら少なからず罪悪感を感じるが、彼は本当に何も感じていないようだった」
例文2 「そんなことにいちいち罪悪感を覚えていたら何も行動できないよ」
【自己肯定感】
読み方:じここうていかん
自己肯定感というのは、”ありのままの自分を積極的に受け入れ、自分には価値があると認める感覚”の意味。
例文1 「子供の頃から親に否定されて育ってきたため、自己肯定感が低くなってしまった」
例文2 「彼は自己肯定感が非常に高いので、苦手や劣っている部分があっても自分をダメな人間だとは思わないだろう」
【質感】
読み方:しつかん
質感というのは、”材質が持つ、目で見たり触ったりしたときの感じ”の意味。
例文1 「少し見ただけで分かるくらい明らかに本物とは異なる質感だったため、その作品の評価は最悪だった」
例文2 「素材によって質感は大きく左右されるので、素材選びからすでに勝負は決まっていたといえる」
【使命感】
読み方:しめいかん
使命感というのは、”自分に与えられた役割や任務を果たそうとする強い気持ち”の意味。
例文1 「彼は、自分が世界を救わなければならないという使命感に燃えている」
例文2 「医者といっても全員が患者を助けたいという使命感を持って仕事をしているわけではない」
【重厚感】
読み方:じゅうこうかん
重厚感というのは、”重々しくて、落ち着いている感じ”の意味。
例文1 「黒を基調とした重厚感のあるデザインになっている」
例文2 「彼の重厚感のある話し方から大人の余裕が感じられる」
【充実感】
読み方:じゅうじつかん
充実感というのは、”何かを達成したり、不足している要素がないときに感じる、心が満たされる感覚”の意味。
例文1 「仕事にやりがいがあって給料も高く、さらには美人な妻もいるというこの状況に充実感を得る」
例文2 「向上心もなく、努力もせず、毎日何も考えずにただ惰性で生活している奴なんかに充実感なんてあるわけがない」
【充足感】
読み方:じゅうそくかん
充足感というのは、”不足している要素が満たされて、心が満足している感覚”の意味。
例文1 「彼はいま、彼女に告白して付き合うことになって、彼女を自分のものにしたという充足感に包まれているのだろう」
例文2 「公式戦でいつも負け続けている相手に勝つことができたので、とてつもない充足感に満たされている」
【重量感】
読み方:じゅうりょうかん
重量感というのは、”(物事から受ける印象が)いかにも重みのある感じ”の意味。
例文1 「そこには重量感のあるドアがあったが、2人掛かりでやっと開けることができた」
例文2 「姿を見ていないのに彼だと分かった理由は、重量感のある足音が聞こえてきたからだ」
【使用感】
読み方:しようかん
使用感というのは、
1.使用された形跡(けいせき)
2.商品などを実際に使ったときの感じ
の意味。
意味1の例文 「中古品のため多少の傷・使用感がございます」
意味2の例文 「この製品の使用感についての評価を調べる」
【焦燥感】
読み方:しょうそうかん
焦燥感というのは、”思うように事が運ばず、焦ったりイライラしたりする気持ち”の意味。
例文1 「研究に人生の長い時間を費やしてきたが、ただ時間だけが過ぎていき、焦燥感が募る」
例文2 「彼は焦燥感を紛らわすために酒を飲んで逃げているが、そんなことをしても何も問題は解決しない」
【所感】
読み方:しょかん
所感というのは、”心に感じたこと。思ったこと”の意味。
例文1 「彼は先ほどの出来事について所感を述べた」
例文2 「彼女は当時、そのような所感を抱いていたが、今となっては意味のないものだ」
【触感】
読み方:しょっかん
触感というのは、”物体に触れたときに手や皮膚で受ける感じ”の意味。
例文1 「あのときの触感は、いまでも私の肌に鮮明に残っている」
例文2 「それは弾力のある軟らかい触感が人気の商品で、どこの店に行っても売り切れている」
【食感】
読み方:しょっかん
食感というのは、”(歯ごたえ・歯触り・舌触り・喉越しなど)食べ物を口の中に入れたときに、口の中や喉(のど)などで受ける感じ”の意味。
例文1 「今回食べたものは、以前食べた新鮮なものとは食感も味も全然違って美味しくない」
例文2 「味が好きというよりも、あのコリコリとした食感が好きでよく食べている」
【親近感】
読み方:しんきんかん
親近感というのは、”自分と近いところ(境遇・出身・考え方・趣味など)があり、親しみやすい感じ”の意味。
例文1 「彼とは名前が同じだけでなく、共通の趣味があったことから親近感がある」
例文2 「彼女とは大学で知り合ったが、出身が同じだったということもあって親近感を持ち、休日は2人でよく遊んでいる」
【スピード感】
スピード感というのは、”物事がすらすらと滞りなく進行する感覚”の意味。
例文1 「この実写映画は、原作と同じで非常にスピード感のあるストーリーになっている」
例文2 「スピード感を持って仕事に取り組んでいる人は、仕事の優先順位をしっかりと考えている」
【生活感】
読み方:せいかつかん
生活感というのは、”人が暮らしているという雰囲気”の意味。
例えば、少し前まで使っていたかのようにテーブルに道具が置かれてあったり、脱ぎっぱなしの衣服がそこらへんに散らばっていたりと、さっきまで誰かがそこで生活をしていたかのような雰囲気を指します。
例文1 「リビングと違って、とても生活感あふれるキッチンだ」
例文2 「彼の部屋はよく整理されていて物が少なく、何とも生活感のない部屋だ」
【正義感】
読み方:せいぎかん
正義感というのは、”不正を良しとせず、ルールを遵守し、物事の善悪をわきまえて正しく振る舞おうとする気持ち”の意味。
例文1 「警察官だからといって誰もが正義感が強いというわけではない」
例文2 「正義感が強いのは悪いことではないが、正義感が強すぎるとトラブルの原因になりやすい」
【清潔感】
読み方:せいけつかん
清潔感というのは、”汚れや臭いがなく、キレイな感じ”の意味。
人に対して用いるときは、”身だしなみ(服装・髪型など)が整っている”ことも清潔感に含まれます。
例文1 「どんなにイケメンでも清潔感がないだけで選択肢から除外される」
例文2 「格安のホテルだったので少し心配していたが、清潔感のある部屋で安心した」
【清涼感】
読み方:せいりょうかん
清涼感というのは、”涼しくて爽(さわ)やかな感じ”の意味。
例文1 「メンソールを含むガムを食べたことによって、口の中に清涼感が広がったのだろう」
例文2 「世の中には目薬を単に清涼感のために使用する人もいるようだ」
【絶対音感】
読み方:ぜったいおんかん
絶対音感というのは、”音を聞いたときに、他の音と比較せずにその音の高さ(ド・レ・ミなど)をすぐに判別できる能力”の意味。
例文1 「本人は絶対音感を持っていると主張しているが、本人以外は絶対音感ではないと思っている」
例文2 「彼女は絶対音感を持っているが、とても音痴なので歌唱力と直結するわけではないみたいだ」
【爽快感】
読み方:そうかいかん
爽快感というのは、”爽やかで、すっきりとした気持ち”の意味。
例文1 「たくさん運動した後の汗をシャワーで洗い流すときの爽快感が好きだ」
例文2 「これは群がる敵を攻撃して一掃することができる爽快感あふれるゲームだ」
【喪失感】
読み方:そうしつかん
喪失感というのは、”大切なものを失ったときの虚(むな)しい気持ち”の意味。
例文1 「自分の夢が叶うことがなくなったと分かると、とてつもない喪失感に襲われた」
例文2 「人の死は、残された親しい者の心に深い喪失感を生む」
【疎外感】
読み方:そがいかん
疎外感というのは、”周囲から嫌われ、仲間外れにされているという感覚”の意味。
例文1 「クラスの誰も口をきいてくれなかったので、学校にいる間はずっと疎外感を抱いていた」
例文2 「一人でいることに慣れると、疎外感なんて一切感じなくなる」
【存在感】
読み方:そんざいかん
存在感というのは、”人や物が、確かな存在であると印象付ける感じ”の意味。
例文1 「彼は最近、俳優として数多くの作品に出演し、存在感を発揮している」
例文2 「彼女は非常に静かで存在感がなく、同じ空間にいても話すことはほとんどなかった」
【第六感】
読み方:だいろっかん
第六感というのは、”理屈では説明のつかない、鋭く物事の本質をつかむ心の働き”の意味。
一般的には五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)以外の感知能力を指し、霊感・直感・予知能力なども第六感に含まれます。
第六感は、英語では「sixth sense(シックスセンス)」と言います。
例文1 「今日はこの道を通るのは止めた方が良いと私の第六感が告げている」
例文2 「第六感によって家族の危機をいち早く察知し、事故を未然に防ぐことができた」
【多幸感】
読み方:たこうかん
多幸感というのは、”非常に幸せな感じ”の意味。
例文1 「お酒を飲むとドーパミンの分泌が促されて多幸感を得られやすくなる」
例文2 「その物質は多幸感などをもたらす一方で、非常に強い依存性があるため、使用には注意が必要」
【達成感】
読み方:たっせいかん
達成感というのは、”物事を成し遂げたことによって得られる満足感”の意味。
例文1 「当たり前だが、簡単な問題を解くより、難しい問題を解いたときの方が達成感は大きい」
例文2 「彼が求めているのは達成感ではなく給料なので、しっかりと働いた分のお金を払ってあげてください」
【脱力感】
読み方:だつりょくかん
脱力感というのは、”体から力が抜けてぐったりした感じ”の意味。
例文1 「私は急に脱力感に襲われ、その場に座り込んでしまった」
例文2 「この病気の初期症状に発熱や脱力感があるので、きっと彼も同じ病気だろう」
【直感】
読み方:ちょっかん
直感というのは、”考えたり推測したりすることなく、感覚的に瞬時に感じとること”の意味。
例文1 「私の直感だが、彼は本当のことを言っている」
例文2 「今まで悩んだときは、自分の直感を信じて行動してきた」
【痛感】
読み方:つうかん
痛感というのは、”強く心に感じること。身にしみて感じること”の意味。
例文1 「彼がバイトして自分で学費を払っていると聞いて、私がどれだけ恵まれた環境で育ってきたのかを痛感した」
例文2 「彼女は今回の結果から自分の無力さを痛感し、これまで以上に努力していくことだろう」
【透明感】
読み方:とうめいかん
透明感というのは、”物体の透き通った感じ。また、濁(にご)りがなく、明るい感じ”の意味。
例文1 「それはガラスの透明感を生かしたデザインで、涼しさが感じられて夏にはぴったりだ」
例文2 「彼女のように透明感のある肌をつくりたいのであれば、毎日のスキンケアはとても大切です」
【背徳感】
読み方:はいとくかん
背徳感というのは、”本来あるべき人の道(または、こうあるべきだという状態)から外れた、または背いたという後ろめたい感覚”の意味。
背徳感は、後ろめたいというネガティブな意味で用いられる言葉ですが、悪いことをしていると分かっていながらスリルや興奮を楽しむといったポジティブな意味で用いられることも多いです。
(ネガティブな意味)例文1 「彼女がいるのに合コンに参加してしまい背徳感を感じてしまった」
(ポジティブな意味)例文2 「平日の昼からビールを飲むという背徳感が最高にたまらない」
⇒平日の昼は普通であればみんなが仕事をしている時間帯だが、その時間帯に自分だけビールを飲むという行為によって生まれる興奮状態が良い
【敏感】
読み方:びんかん
敏感というのは、”感覚や感度が鋭いこと”の意味。
例文1 「彼女は流行に敏感で、話題になっているものにはすぐに飛びつく」
例文2 「この植物は水質の変化に非常に敏感で、水質が悪化するとすぐに枯れてしまう」
【不信感】
読み方:ふしんかん
不信感というのは、”信用できないという気持ち”の意味。
例文1 「散々他人を裏切ってきたくせに、逆に彼はなぜ不信感を抱かれないと思っているのかが分からない」
例文2 「彼女は周囲からとても信用されているみたいだが、あのとき彼女がとっさに放った言葉によって不信感を覚えた」
【閉塞感】
読み方:へいそくかん
閉塞感というのは、
1.閉じふさがっている感じ
2.(比喩的に)物事が進展しない、または打開策や先行きが見えないような行き詰まった感じ
の意味。
意味1の例文 「喉(のど)に炎症が起こって腫(は)れているため、それにより閉塞感が生じているのだろう」
意味2の例文 「将来に希望を持てない閉塞感を抱きながら日々を過ごしている」
【没入感】
読み方:ぼつにゅうかん
没入感というのは、”他のことが気にならなくなるほど、対象に意識を集中している感じ。特に、映画・ゲームなどで、その世界に入り込んでいる感じ”の意味。
例文1 「VR(バーチャルリアリティ)は空間全体に映像の世界が広がっているように見えるため、高い没入感で利用者を引き込むことができる」
例文2 「どんなゲームにも言えることだが、画面サイズが大きいほど、より没入感のあるプレイができるようになる」
【優越感】
読み方:ゆうえつかん
優越感というのは、”自分が他人よりも優れているという感情”の意味。
優越感の対義語は、「劣等感(れっとうかん)」です。
例文1 「先ほどまで優越感に浸っていたが、上には上がいることを知り、私の自信は打ち砕かれた」
例文2 「彼女はあえて自分よりもレベルの低い環境に身を置くことで、優越感に浸って自分の心を守ろうとしている」
【立体感】
読み方:りったいかん
立体感というのは、”立体的な感じ。平面的ではなく、奥行き・高さ・幅などがある感じ”の意味。
例文1 「地図は平面だけの情報より、建物など立体感のある情報で示す方が場所のイメージはしやすい」
例文2 「絵を練習していても、立体感を出すのが難しいと感じる人は多い」
【臨場感】
読み方:りんじょうかん
臨場感というのは、”実際にその場に身を置いているかのような感じ”の意味。
例文1 「4DX(体感型映画上映システム)は、映像に合わせて座席シートが動いたり風が吹いたりして、臨場感が味わえるようになっている」
例文2 「様々なアングルから撮影するなどの工夫によって、映像の迫力や臨場感を高めている」
【劣等感】
読み方:れっとうかん
劣等感というのは、”自分が他人よりも劣っているという感情”の意味。
劣等感の対義語は、「優越感(ゆうえつかん)」です。
例文1 「子供のときから何でもできる姉と比べられてきたので、私は常に劣等感を抱いていた」
例文2 「勉強ができないことに劣等感を持っていたが、誰にも負けない得意なことを見つけてからは自信がつき、劣等感がなくなった」
【連帯感】
読み方:れんたいかん
連帯感というのは、”仲間同士で気持ちを同じくして繋がっている感覚。また、他者と繋がっている感覚”の意味。
例文1 「力を合わせないとクリアできないのに、そもそも全員に連帯感がないのでクリアは不可能だ」
例文2 「共に激しい戦いを乗り越えてきたメンバーなので、連帯感が強くなるのは当然のことだ」
<よく使う言葉>
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
野心、猜疑心、虚栄心、射幸心など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など
機動力、語彙力、死力、求心力など
資本主義、社会主義、事勿れ主義、拝金主義など
因果関係、共生関係、相関関係、労使関係など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
秋桜、御手洗、蒲公英、転寝など
愈々、努々、清々しい、瑞々しいなど
誂える、囀る、目眩く、拵えるなど