このページでは湯気と水蒸気の違いについて簡単に解説しています。




1.湯気と水蒸気の違いについて


結論からいってしまうと湯気と水蒸気の違いは、”小さい粒状の水(液体)が集まったもの(=湯気)なのか、水が状態変化して気体になったもの(=水蒸気)なのか”です。



※上はやかんの口から出ている湯気と水蒸気の写真


上の写真のように湯気(小さい粒状の水の集まり)は白い煙のように見えますが、水蒸気は無色透明の気体なので目視はできません


では湯気と水蒸気、それぞれについて解説していきます。




湯気とは


湯気とは、”小さい粒状の水(液体)が集まったもの”です。


湯気は小さい粒状の水(液体)が集まったものなので、気体ではなく液体で、空に浮かんでいる雲も湯気と同じ原理で発生します(つまり雲も小さい粒状の水の集まり)。



湯気が発生する原理を簡単にいうと、水蒸気を多く含む空気が冷やされることで、その空気中に含むことができなくなった水蒸気(気体)が小さい粒状の水(液体)として現れる(その小さい粒状の水が集まると湯気や雲のように見える)、というものです。



水蒸気とは


水蒸気とは、”水(液体)が状態変化して気体になったもの”です。


水蒸気は無色透明な気体なので目で見ることはできず、湯気(小さい粒状の水の集まり)と間違われることも多いので注意が必要です。



ヤカンに水を入れて沸騰させると、ヤカンの蓋(ふた)がカタカタと音がするのは水蒸気によるもので、水(液体)から水蒸気(気体)に変化することで体積が約1700倍になってヤカンの蓋を持ち上げるためです。



また”空気中にどのぐらい水蒸気が含まれているのかを割合(%)で表したもの”を「湿度(しつど)」と言います。


以上が「湯気と水蒸気の違いとは?」でした。



2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 湯気と水蒸気の違いは、”小さい粒状の水(液体)が集まったもの(=湯気)なのか、水が状態変化して気体になったもの(=水蒸気)なのか”。
  • 湯気は”小さい粒状の水(液体)が集まったもの”なので気体ではなく液体で、空に浮かんでいる雲が発生するのも湯気と同じ原理(つまり雲も小さい粒状の水の集まり)。
  • 水蒸気は”水が状態変化して気体になったもの”で、”空気中にどのぐらい水蒸気が含まれているのかを割合(%)で表したもの”を「湿度(しつど)」と言う。



関連ページ


<覚えておきたい知識>


鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など

【知識】一般常識の一覧!


哀悼、重複、出生、集荷など

読み間違えやすい漢字一覧!


(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど

【一般的】物の名前の一覧!


(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど

食べ物の原材料の一覧!


(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など

日本の島(名前・読み方)の一覧!


<豆知識>


(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など

見たことあるけど名前がわからないもの一覧!

<名前は知っているけどわからないもの>


(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど

【食べ物・料理】名前は知ってるけどわからないもの一覧!


(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など

【場所】名前は知ってるけどわからないもの一覧!


(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど

【体の部位】名前は知ってるけどわからないもの一覧!


<よく使う言葉>


慣習的、致命的、便宜的、作為的など

【○○的】よく使う言葉の意味と一覧!


互換性、慢性、普遍性、必然性など

【〇〇性】よく使う言葉の意味と一覧!


蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など

【〇〇化】よく使う言葉の意味と一覧!