【アクアパッツァ】
アクアパッツァというのは、”イタリア料理のひとつ。魚介類をトマト・オリーブオイル・水などと共に煮込んだ料理のこと”。
【アケビ】
※上はアケビの果実の写真
アケビというのは、”キンポウゲ目アケビ科アケビ属に分類される落葉低木。また、その果実のこと”。
アケビの果実は淡紫色で、秋頃になり熟すと縦に割れ、その果肉は白色で黒色の種子を含み、食べると甘くて美味しいです。
【アヒージョ】
アヒージョというのは、”スペイン料理のひとつ。ニンニクを入れたオリーブオイルに、魚介類・野菜などを加えて煮込んだ料理のこと”。
アヒージョは、一般的にはバゲットやチュロスを浸して食べることが多いです。
【アフォガート】
アフォガートというのは、”イタリア発祥のデザート。バニラアイスにエスプレッソ(コーヒー)をかけたデザートのこと”。
【アボカド】
※上はアボカドの果実の写真
アボカドというのは、”鰐梨(ワニナシ:標準和名)の別名のこと”。
鰐梨は、”クスノキ目クスノキ科ワニナシ属に分類される常緑高木。また、その果実のこと”を指します。
アボカドの果実は栄養価が非常に高く、脂肪分が豊富なことから、別名で「森のバター」と呼ばれています。
【アラビアータ】
※上はペンネ(パスタの一種)のアラビアータの写真
アラビアータというのは、”イタリア料理のパスタソースのひとつ。唐辛子を利かせた辛いトマトソースのこと”。
アラビアータ(all’arrabbiata)は、イタリア語で「怒りんぼう風」を意味しています。
食べると唐辛子の利(き)いたトマトソースの辛さで、怒ったときのように顔が赤くなることが名前の由来になっています。
【あられ、おかき】
※上はあられの写真
※上はおかきの写真
あられ・おかきというのは、”もち米を原料とし、小さく切って煎(い)ったり油で揚げたりして、醤油・砂糖などで味付けしたお菓子のこと”。
※上は雛あられ(ひなあられ)の写真
”桃の節句(3月3日)の雛祭りに供えられる霰のこと”を「雛あられ(ひなあられ)」と言います。
またあられとおかきは似ていますが、それぞれの違いは”大きさ”で、小さいものは「あられ」、大きいものは「おかき」と分類されます(大きさに明確な基準はない)。
【アロエ】
※上はキダチアロエの写真
※上はアロエベラの写真
アロエというのは、”キジカクシ目ススキノキ科アロエ属に分類される植物の総称”。
葉はギザギザがついていて多肉で、葉の表面を取り除いた葉肉の部分を食用とし、一般的に食用として流通しているアロエは「キダチアロエ」と「アロエベラ」になります。
【杏子(アンズ)】
杏子というのは、”バラ目バラ科サクラ属に分類される落葉小高木。また、その果実のこと”。
杏子の花は淡紅色・白色の花で、だいたい3月~4月頃に咲き、杏子の果実はそのまま生で食べたり、ジャムとして利用されます。
(杏子は英語で「apricot(アプリコット)」なので、アプリコットジャムというのは杏子ジャムのこと)
また杏子の種子は「杏仁(きょうにん)」とも呼ばれていて、咳止めなどの効果を持つ生薬として利用されています。
杏仁と言えば「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」が有名ですが、本格的な杏仁豆腐には杏子の種の中にある”白い部分”が使われています。
杏子の種子の中にある白い部分を粉状にして、水と合わせて丁寧に濾(こ)し、
その液体に牛乳や砂糖、ゼラチンなどを加えて冷やしたものが杏仁豆腐になります。
一般的に売られている杏仁豆腐の場合は、白い部分(粉状)がアーモンドパウダーで代用されていることが多いです。
【アンチョビ】
アンチョビというのは、”イタリア発祥の発酵食品。カタクチイワシを塩漬けして熟成させた食品のこと”。
【磯辺揚げ(いそべあげ)】
※上はちくわの磯辺揚げの写真
磯辺揚げというのは、”海苔(のり)を食材に巻いて揚げた料理。また、衣に海苔を混ぜて揚げた料理のこと”。
海苔が磯(いそ)で採れることが名前の由来になっています。
【イチジク】
※上はイチジクの果実の写真
イチジクというのは、”バラ目クワ科イチジク属に分類される落葉高木。また、その果実のこと”。
花嚢(かのう)と呼ばれる袋状の内側に花を咲かせますが、外側からはその花を見ることはできません。
イチジクの花は、イチジクの果実の中に隠れて咲くという変わった仕組みになっていて、
このように「外側からは花が見えない」ことから、”無花果(イチジク)”という漢字が当てられています。
またイチジクは食べるとプチプチとした食感で甘い味がしますが、
イチジクの花は実の内部にあるので、私たちはイチジクの花も一緒に食べています。
イチジクのプチプチとした食感というのは、イチジクの花によるものなんですね。
【外郎(ういろう)】
外郎というのは、”米粉(こめこ)に水・砂糖などを加えて蒸したお菓子のこと”。
外郎は名古屋・山口・伊勢(いせ)などの名物として知られています。
【ウコン、ターメリック】
※上はウコンの地下茎の写真
ウコンは、”ショウガ目ショウガ科ウコン属に分類される多年草。また、その地下茎のこと”を指します。
※上はターメリックの写真
ターメリックというのは、”ウコンの地下茎を乾燥させた香辛料のこと”。
ウコンの地下茎は肥大していて黄色っぽく、それを乾燥させたターメリックは香辛料・染料・カレー粉などに用いられます。
※上はターメリックライスの写真
ターメリックで色付けしたご飯は「ターメリックライス」と呼ばれています。
【ウスターソース】
ウスターソースというのは、”果物や野菜に、香辛料を加えて熟成させたソースのこと”。
ウスターソースは、中濃ソースに比べて粘度が少なくサラッとしていて、やや酸味が強くスパイシーな味わいが特徴的です。
【ウド】
ウドというのは、”セリ目ウコギ科タラノキ属に分類される多年草のこと”。
若い葉や茎は香りが強く、山菜として知られています。
【海ぶどう】
海ぶどうというのは、”括れ蔦(クビレズタ:標準和名)の別名のこと”。
括れ蔦は、”イワズタ目イワズタ科イワズタ属に分類される海藻の一種のこと”を指しますが、一般的には「海ぶどう」と呼ばれることが多いです。
プチプチとした食感が特徴的で、昔から沖縄県でよく食べられており、「グリーンキャビア」とも呼ばれています。
【エクレア】
エクレアというのは、”フランス発祥のお菓子。細長い形のシュークリームの表面にチョコレートを塗ったお菓子のこと”。
【エシャロット】
エシャロットというのは、”キジカクシ目ヒガンバナ科ネギ属に分類される多年草。玉葱(タマネギ)の変種”。
エシャロットはフランス料理によく用いられ、肉・魚などの臭み消し・香り付けやソース、すりおろしてドレッシングに入れたりして利用されます。
【エスニック料理】
エスニック料理というのは、”アジア・南米・中近東などの民族料理のこと”。
エスニック(ethnic)は「民族的な」という意味で、エスニック料理の代表的なものといえば、タイの「トムヤムクン」、インドネシアの「ナシゴレン」、ベトナムの「フォー」などが挙げられます。
※上はトムヤムクン(タイ)の写真
※上はナシゴレン(インドネシア)の写真
※上はフォー(ベトナム)の写真
【XO醤油(エックスオージャン)】
XO醤というのは、”香港(ホンコン)発祥の調味料。干しエビ・干し貝柱・唐辛子(トウガラシ)などで作った調味料のこと”。
XOは、ブランデーの最高等級を示す「extra old(エクストラオールド)」からきており、最も熟成期間が長く、最高品質のものにつけられます。
XO醤にはエビやホタテなどの高級食材が使われていて、調味料の中で最高級であることからXO醤と名付けられています。
(一般的なXO醤にはブランデーは使われていませんが、種類によってはブランデーが使用されているものもあります)
【エッグベネディクト、ポーチドエッグ】
※上はエッグベネディクトの写真
※上はイングリッシュマフィンの写真
エッグベネディクトというのは、”ニューヨーク(アメリカ)発祥の料理。イングリッシュマフィンを半分に切り、ベーコン・ポーチドエッグなどをのせた料理のこと”。
※上はポーチドエッグの写真
ポーチドエッグというのは、”殻を割った生卵を、熱湯の中に入れて茹でたもの”。
日本語では「落とし卵(おとしたまご)」とも呼ばれています。
【エピ】
※上はベーコンエピの写真
エピというのは、”麦の穂のような形をしたフランスパンのこと”。
※上は麦の穂の写真
エピはフランス語で「麦の穂」を意味し、名前の通り見た目は麦の穂のような形をしています。
細長くしたパンの生地(きじ)に切れ込みを入れ、切った部分が左右に開くことで麦の穂のような形になります。
【オイスターソース】
オイスターソースというのは、”塩漬けにした牡蠣(カキ)を発酵熟成させてつくった調味料のこと”。
オイスター(oyster)は、英語で「牡蠣(カキ)」を意味します。
【おから】
おからというのは、”豆腐を作るときにできる、大豆(だいず)をしぼったカスのこと”。
大豆を煮てすりつぶしたものを漉(こ)したものが豆乳で、その残りカスが雪花菜です。
そして豆乳に苦汁(にがり)などを加えて固めたものが豆腐になります。
【おこし】
おこしというのは、”もち米・粟(あわ)などを蒸して、乾かして煎(い)ったものを水飴(みずあめ)と砂糖で固めたお菓子のこと”。
【御萩(おはぎ)、牡丹餅(ぼたもち)】
御萩・牡丹餅というのは、”もち米やうるち米を炊き、軽く搗(つ)いて小さく丸めたものに、餡(あん)・黄粉(きなこ)などをつけたお菓子のこと”。
御萩と牡丹餅は同じ食べ物で、食べる時期によって名称が区別され、それぞれ(萩と牡丹)の花の咲く季節に関係しています。
牡丹(ボタン)の花は春頃に咲くため、春の彼岸で食べる場合は「牡丹餅」、萩(ハギ)の花は秋頃に咲くため、秋の彼岸で食べる場合は「御萩」と呼びます。
【オリーブ】
※上はオリーブの果実とオリーブオイルの写真
オリーブというのは、”シソ目モクセイ科オリーブ属に分類される常緑高木。また、その果実のこと”。
果実は油分を多く含んでいるため、果実から油(オリーブオイル)を採ったり、食用としても用いられます。
【オレガノ】
オレガノというのは、”花薄荷(ハナハッカ:標準和名)の別名のこと”。
花薄荷は、”シソ目シソ科ハナハッカ属に分類される多年草の一種のこと”を指します。
オレガノはイタリア料理にかかせないハーブのひとつで、乾燥させた葉は強い香りが特徴的で、臭み消しとして肉料理・魚料理などに用いられます。
【貝割れ大根、豆苗(とうみょう)】
※上は貝割れ大根の写真
貝割れ大根というのは、”大根の種子を発芽させた、双葉の出た発芽直後のもの”。
ピリッとした辛みがあり、生のままサラダなどに用いられます。
双葉の形が二枚貝の開いた姿に似ていることから「貝割れ」と名付けられています。
※上は豆苗の写真
豆苗というのは、”豌豆(エンドウ)の若芽(わかめ)のこと”。
スーパーなどで豆から発芽させた幼い状態のエンドウが根付き、カットされた状態で売られています。
容器に水を張り、根の部分を浸して育てることで豆苗は2回ほどの再収穫が可能です。
3回目以降は豆自体が持つ養分を使い果たし、上手くいかないことも多いですが、
定期的に水を取り替えて育てれば、2回は再収穫できるので豆苗は手頃な野菜となります。
【カオマンガイ】
カオマンガイというのは、”タイ料理のひとつ。鶏肉の茹(ゆ)で汁で炊いたご飯の上に、茹でた鶏肉をのせ、甘辛いタレをかけた料理のこと”。
【カクテキ】
カクテキというのは、”韓国発祥の漬物。角切りの大根のキムチのこと”。
【カスベ】
※上はアカエイの写真
※上はカスベの煮付けの写真
カスベというのは、”エイ類の別名のこと”。
北海道・東北地方の方言でエイ類のことを「カスベ」と呼び、特に食材としての”エイ類のヒレ”を指して「カスベ」と呼ぶことが多いです。
カスベ(ヒレ)は煮付けや唐揚げなどにして食べられます。
【ガトーショコラ、フォンダンショコラ、ザッハトルテ、ブラウニー】
※上はガトーショコラの写真
ガトーショコラというのは、”フランス発祥のケーキ。小麦粉・砂糖・卵などで作った生地に、溶かしたチョコレートを混ぜて焼いたケーキのこと”。
日本では「ガトーショコラ」と呼ばれていますが、これはフランス語からきていて正確には「gâteau au chocolat(ガトー・オ・ショコラ)」と表記されます。
それぞれ「gâteau(ガトー:ケーキ)」「chocolat(ショコラ:チョコレート)」を意味し、”ガトーショコラ=チョコレートケーキ”を指しています。
※上はフォンダンショコラの写真
フォンダンショコラというのは、”フランス発祥のケーキ。中心部まで焼ききらずに作った、中心部にチョコレートクリームが入ったケーキのこと”。
日本では「フォンダンショコラ」と呼ばれていますが、ガトーショコラ同様にフランス語からきていて正確には「fondant au chocolat(フォンダン・オ・ショコラ)」と表記されます。
それぞれフランス語で「fondant(フォンダン:溶けている。柔らかい)」「chocolat(ショコラ:チョコレート)」を意味しています。
※上はザッハトルテの写真
ザッハトルテというのは、”ウィーン(オーストリア)発祥のケーキ。チョコレート味のスポンジに、杏子(アンズ)(英語:アプリコット)のジャムを挟み、表面を溶かしたチョコレートでコーティングしたケーキのこと”。
ザッハトルテの「ザッハ(Sacher)」は考案者であるお菓子職人のフランツ・ザッハーの名前に由来しており、「トルテ(torte)」はドイツ語で”ケーキ”を意味しています。
※上はブラウニーの写真
ブラウニーというのは、”アメリカ発祥のケーキ。四角い形に焼いたチョコレートケーキのこと”。
四角い形に焼かれてから、食べやすい大きさの四角い形にカットされ、ブラウニーの生地にはクルミなどのナッツが混ぜられていることも多いです。
チョコレートの茶色を表す「ブラウン(brown)」が名前の由来になっています。
【ガナッシュ】
ガナッシュというのは、”溶かしたチョコレートに生クリームなどを加えて作るチョコレートクリームのこと”。
ガナッシュは、チョコレート菓子を作るための材料として用いられ、冷やし固めて生チョコ(生チョコレート)にしたり、ケーキなどのコーティングに利用したりと使い方は様々です。
【蟹玉(かにたま)】
蟹玉というのは、”中華料理のひとつ。溶き卵にほぐした蟹(カニ)の身と野菜などを入れて焼いた料理のこと”。
蟹玉はあんかけタイプが一般的で、中国では「芙蓉蟹(フーヨーハイ)」と呼ばれます。
【カヌレ】
カヌレというのは、”フランス発祥の焼き菓子。溝(みぞ)のついた王冠形の型に入れて作った焼き菓子のこと”。
カヌレはフランス語の「cannelé de Bordeaux(カヌレ・ド・ボルドー)」(正式名称)の略で、フランスのボルドー地方伝統のお菓子になります。
「カヌレ」は”溝のついた”という意味で、外側はしっかりと焼き色がつき硬くて香ばしく、内側はしっとりとして柔らかい食感が特徴的です。
【ガパオライス】
※上はガパオライスの写真
※上はガパオ(ホーリーバジル)の写真
ガパオライスというのは、”タイ料理のひとつ。ガパオ(ホーリーバジル)の葉と肉類などを炒め、その炒めたものと目玉焼きをご飯の上に盛り付けた料理のこと”。
ガパオ(ホーリーバジル)はハーブの一種で、「神目箒(カミメボウキ:標準和名)」の別名になります。
神目箒は、”シソ目シソ科メボウキ属に分類される多年草の一種”を指します。
【カプレーゼ】
カプレーゼというのは、”イタリア発祥のサラダ。薄切りにしたトマトとモッツァレラチーズに、バジルの葉を添えて、オリーブオイルをかけたサラダのこと”。
【臭橙(かぼす)、酢橘(すだち)】
※上は臭橙の写真
臭橙というのは、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑小高木。また、その果実のこと”。
柚子(ユズ)の近縁種で、果実は酸味が強く、果汁を搾って用いることが多いです。
※上は酢橘の写真
酢橘というのは、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑低木。また、その果実のこと”。
果実は食用で、焼き魚・刺身などの料理にその果汁をかけたり、食用酢として用いられます。
※上は酢橘(左)と臭橙(右)の写真
臭橙と酢橘はよく似ていますが、果実の大きさが異なります。
酢橘はゴルフボールほどの大きさなのに対して、臭橙はテニスボールほどの大きさなので、それぞれ大きさで判断することができます。
【唐墨(からすみ)】
唐墨というのは、”ボラの卵巣を塩漬けして乾燥させた食品のこと”。
長崎県が有名な産地で、雲丹(うに)・海鼠腸(このわた)と並んで日本三大珍味と言われています。
【ガラムマサラ】
ガラムマサラというのは、”インド発祥の混合香辛料。複数のスパイスを混ぜ合わせて作る混合香辛料のこと”。
基本のスパイスは、シナモン・クローブ・ナツメグの3つで、それにカルダモン・胡椒(コショウ)・クミンなどを加えたものを指します。
【カルダモン】
カルダモンというのは、”小豆蔲(ショウズク:標準和名)の種子を乾燥させた香辛料のこと”。
小豆蔲は、”ショウガ目ショウガ科ショウズク属に分類される多年草の一種”を指します。
カルダモンは、ユーカリや樟脳(しょうのう)に似た爽やかな芳香で、ピリッとした辛みがあり、カレー粉の原料などに用いられます。
【カルパッチョ】
カルパッチョというのは、”イタリア料理のひとつ。魚や牛肉を薄切りにしたものに、ソースやドレッシングをかけた料理のこと”。
【カルメラ】
カルメラというのは、”砂糖に少量の水を加え、加熱して溶かし、重曹を加えてかき混ぜ、膨らませた軽石状のお菓子のこと”。
カルメラは一般的には、別名で「カルメ焼き」と呼ばれることが多いです。
【ガレット】
ガレットというのは、”フランス料理のひとつ。そば粉で作ったクレープに、ハム・チーズ・卵などをのせた料理のこと”。
【干瓢(かんぴょう)】
※上は干瓢の写真
※上は夕顔の果実の写真
干瓢というのは、”夕顔(ユウガオ)の果肉をひも状にむいて乾燥させた食品のこと”。
夕顔の果実には細長い形の「長夕顔(ナガユウガオ)」と丸みを帯びた球状の「丸夕顔(マルユウガオ)」があり、主に丸夕顔から干瓢が作られます。
【雁擬(がんもどき)】
雁擬というのは、”豆腐をつぶして、レンコン・ゴボウなどを混ぜて、油で揚げた料理のこと”。
雁擬は、別名で「がんも」「飛竜頭(ひりょうず)」とも呼ばれています。
雁(がん)という鳥の肉に似せた味ということから、「雁擬(がんもどき)」と名付けられました。
【棊子麺(きしめん)】
棊子麺というのは、”幅が広くて薄い形状のうどんのこと”。
棊子麺は、名古屋(愛知県)の名産になります。
【キッシュ】
キッシュというのは、”フランス料理のひとつ。パイ生地を敷き、ベーコン・チーズ・野菜などの具材をのせ、卵・牛乳・小麦粉などを混ぜたものを入れて焼き上げた料理のこと”。
【キャビア】
キャビアというのは、”蝶鮫(チョウザメ)の卵を塩漬けにした食品のこと”。
キャビアは、フォアグラ・トリュフと並んで世界三大珍味と言われています。
【金柑(きんかん)】
※上は金柑の果実の写真
金柑というのは、”ムクロジ目ミカン科キンカン属に分類される常緑低木。また、その果実のこと”。
果実は食用とされ、小粒で甘酸っぱく、生のまま食べたり煮て食べたりします。
【金鍔(きんつば)】
金鍔というのは、”餡(あん)に水で溶いた小麦粉をつけ、鉄板の上で一面ずつ軽く焼いたお菓子のこと”。
刀の鍔(つば)に似せて平たく成形されています。
金鍔は、「金鍔焼き(きんつばやき)」の略称になります。
【金団(きんとん)】
金団というのは、”サツマイモなどで作った餡に、砂糖で甘く煮た栗(くり)・インゲンマメなどを混ぜた食品のこと”。
インゲンマメ(一般的に白インゲンマメが多い)で作られたものを「豆金団(まめきんとん)」、栗で作られたものを「栗金団(くりきんとん)」と呼びます。
金団は”金運や勝負運を願う料理”としてお正月のおせち料理で用いられ、縁起の良い食べ物として知られています。
【グアバ】
※上はグアバの果実の写真
グアバというのは、”蕃石榴(バンジロウ:標準和名)の別名のこと”。
蕃石榴は、”フトモモ目フトモモ科バンジロウ属に分類される常緑小高木。また、その果実のこと”を指します。
果実を食用とし、生のまま食べたりジュースにしたりします。
グアバの種子は固くて消化にも良くないので、種子を多く食べると腹をくだすこともあります。
【空心菜(くうしんさい)】
空心菜というのは、”蕹菜(ヨウサイ:標準和名)の別名のこと”。
蕹菜は”ナス目ヒルガオ科サツマイモ属に分類される多年草の一種”を指し、別名で「空心菜(くうしんさい)」「燕菜(エンサイ)」とも呼ばれています。
茎(くき)の中が空洞になっていることから「空心菜」と名付けられています。
【クコの実】
※上は乾燥させたクコの実の写真
クコの実というのは、”枸杞(クコ)の果実のこと”。
クコは、”ナス目ナス科クコ属に分類される落葉低木の一種”を指します。
クコの実には、滋養強壮・疲労回復などの効果があり、薬膳として杏仁豆腐(あんにんどうふ)のトッピングなどに用いられます。
【くさや】
くさやというのは、”魚をさばいて内臓などを取り除き、くさや液と呼ばれる独特の臭いがある液体に浸してから乾燥させた干物のこと”。
くさやは伊豆諸島(いずしょとう)の名産品で、焼いたときに強烈な臭いを発することで有名な食べ物です。
【クミン】
※上はクミンシードの写真
クミンというのは、”セリ目セリ科クミン属に分類される一年草のこと”。
クミンの種子を「クミンシード」と呼び、クミンシードを粉末状にしたものを「クミンパウダー」と言います。
クミンシード(パウダー)は強い芳香、わずかな苦みや辛みがあり、香辛料として用いられます。
【クルトン】
クルトンというのは、”サイコロ状に切ったパンを、炒めたり揚げたりしたもの”。
シーザーサラダやスープなどのトッピングによく用いられます。
【グレイビーソース】
グレイビーソースというのは、”肉を調理するときに出る肉汁を元に作られるソースのこと”。
【クレームブリュレ】
クレームブリュレというのは、”フランス発祥のデザート。卵黄・生クリーム・牛乳などを混ぜ、オーブンで焼き固め、冷ましてから表面に砂糖をまぶしてバーナーで焼き色をつけたデザートのこと”。
「クリームブリュレ」と呼ばれることも多いですが、フランス語本来の発音に近いのは「クレームブリュレ」になります。
【クレソン】
クレソンというのは、”和蘭芥子(オランダガラシ:標準和名)の別名のこと”。
和蘭芥子は、”フウチョウソウ目アブラナ科オランダガラシ属に分類される多年草の一種”を指します。
クレソンは茎・葉を食用とし、独特の香りと辛みがあり、肉料理の添え物などに用いられます。
【クワイ】
※上はクワイの塊茎の写真
クワイというのは、”オモダカ目オモダカ科オモダカ属に分類される水生多年草。また、その塊茎(かいけい)のこと”。
地下にある養分を蓄えて丸くなった部分(塊茎)を食用とします。
【ケバブ、ドネルケバブ、シシカバブ】
ケバブというのは、”中東とその周辺地域において、肉類を焼いて調理した料理の総称のこと”。
※上はドネルケバブの写真
※上はそぎ落とした肉が野菜と一緒にピタ(パン)に挟まれた写真
ドネルケバブというのは、”トルコ料理のひとつ。ケバブの一種で、縦型式回転グリルに大きなブロック状の肉をセットして、回転させながら焼いたもの”。
日本で最も有名なケバブで、焼けた外側から薄くそぎ落として、野菜と一緒にピタと呼ばれるパンに挟むなどして食べられます。
※上はシシカバブ(シシケバブ)の写真
シシカバブ(シシケバブ)というのは、”トルコ料理のひとつ。ケバブの一種で、一口大に切った肉や野菜を串(くし)に刺して焼いた料理のこと”。
シシカバブの「シシ」は、トルコ語で「串」を意味しています。
【巻繊汁(けんちんじる)】
巻繊汁というのは、”崩した豆腐と千切り(繊切り)にした野菜を油で炒めたものを具とした汁物のこと”。
巻繊は”椎茸(しいたけ)・ゴボウ・ニンジンなどを千切りにして味付けして、湯葉を巻いて油で揚げたもの”で、現在では”崩した豆腐を野菜とともに油で炒めて、醤油・酒などで味付けしたもの”を指します。
【ゴーヤ(ゴーヤー)】
※上はゴーヤの果実の写真
ゴーヤというのは、”蔓荔枝(ツルレイシ:標準和名)の別名のこと”。
蔓荔枝は、”ウリ目ウリ科ツルレイシ属に分類される一年草。また、その果実のこと”を指します。
果実には疣(いぼ)状の突起があって、果肉には苦味があり、野菜として食用とされています。
※上はゴーヤチャンプルーの写真
ゴーヤを用いた沖縄料理として有名なのは、チャンプルーにゴーヤを加えた「ゴーヤ(ゴーヤー)チャンプルー」です。
(チャンプルーは、”野菜や豆腐などを炒めた沖縄料理のこと”)
【コールスローサラダ】
コールスローサラダというのは、”細かく切ったキャベツを、マヨネーズなどで味付けして作るサラダのこと”。
【コーンスターチ】
コーンスターチというのは、”トウモロコシを原料とするデンプンのこと”。
コーンスターチは焼き菓子をサクッとした食感にしたり、クリームにとろみをつけたりするときなどに用いられます。
【蕃椒醤(コチュジャン)】
蕃椒醤というのは、”韓国発祥の調味料。もち米・唐辛子(トウガラシ)・塩などを発酵させて作る、甘辛い味の味噌のこと”。
【海鼠腸(このわた)】
海鼠腸というのは、”海鼠(ナマコ)の、腸などの内臓を塩辛にしたもの”。
海鼠腸は、雲丹(うに)・唐墨(からすみ)と並んで日本三大珍味と言われています。
【コリアンダー、パクチー】
※上はコリアンダー(種子)の写真
コリアンダーというのは、”コエンドロ(標準和名)の別名のこと”。
コエンドロは、”セリ目セリ科コエンドロ属に分類される一年草の一種”を指します。
コリアンダーのことをタイ語では「パクチー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と呼びます。
※上はパクチーの写真
日本では一般的に”食用となる葉の部分”を「パクチー」、”香辛料となる種子(または粉末状にしたもの)”を「コリアンダー」と呼ぶことが多いです。
【コンフィ】
コンフィというのは、”フランス料理の調理法。食材(肉など)を低温の油でじっくりと煮る調理法のこと”。
例えば「鴨肉(かもにく)のコンフィ」や「鶏肉のコンフィ」のように用いられます。
【コンポート】
※上はりんごのコンポートの写真
コンポートというのは、”果物を砂糖水で煮て作るデザートのこと”。
【搾菜(ザーサイ)】
搾菜というのは、”中国発祥の漬物。芥子菜(からしな)の変種の根に近い肥大した部分を、唐辛子と塩を用いて漬けた漬物。また、芥子菜の変種のこと”。
【ザクロ】
※上はザクロの果実の写真
ザクロというのは、”フトモモ目ミソハギ科ザクロ属に分類される落葉高木。また、その果実のこと”。
果実は食用とされ、果実を割ると出てくる「種衣(しゅい)」と呼ばれる赤い粒状の部分を食べます。
種衣は「種(たね)の衣(ころも)」と表記されるように、赤い粒の中には1粒ずつ種(種子)が入っていて、そのまま種ごと食べることができます。
【砂糖黍(サトウキビ)】
砂糖黍というのは、”イネ目イネ科サトウキビ属に分類される多年草のこと”。
砂糖黍は砂糖の原料となる植物で、茎の部分に糖分が蓄えられていますが、茎を食べることはできません。
【サフラン】
サフランというのは、”キジカクシ目アヤメ科クロッカス属に分類される多年草。また、その雌しべを乾燥させた香辛料のこと”。
花の中央にある黄色いのが雄(お)しべで、赤色のものが香辛料などに用いられる雌(め)しべになります。
※上はサフランライスの写真
サフラン(香辛料)を米と一緒に炊いたものを「サフランライス」と呼びます。
サフラン(香辛料)は赤色ですが、サフランに含まれる「クロシン」と呼ばれる水溶性の色素成分により米が黄色く染まります。
【ザボン】
※上はザボンの果実の写真
ザボンというのは、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑高木。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、生のまま食べたり砂糖漬けにしたり、加工食品の原料としても用いられます。
ザボンは、別名で「文旦(ブンタン)」とも呼ばれます。
【サムギョプサル】
サムギョプサルというのは、”韓国料理のひとつ。豚ばらの三枚肉、またはそれを野菜とともに焼いて食べる料理のこと”。
【サムゲタン】
サムゲタンというのは、”韓国料理のひとつ。内臓を取った鶏肉の中に、もち米・高麗人参(コウライニンジン)・棗(ナツメ)などを詰めて煮込んだ料理のこと”。
【サワークリーム】
サワークリームというのは、”生クリームに、乳酸菌を加えて発酵させた調味料のこと”。
料理の仕上げに添えたり、お菓子を作るときに用いたりします。
【シークヮーサー】
※上はシークヮーサーの果実の写真
シークヮーサーというのは、”平実檸檬(ヒラミレモン:標準和名)の別名のこと”。
平実檸檬は、”ムクロジ目ミカン科ミカン属に分類される常緑低木。また、その果実のこと”を指します。
沖縄から台湾にかけて自生していて、「シークヮーサー」という名称は沖縄の方言での呼び名になります。
【シーザーサラダ】
シーザーサラダというのは、”メキシコ発祥のサラダ。レタスの上にクルトンなどをのせ、フレンチドレッシングと粉チーズをかけたサラダのこと”。
【ジェノベーゼ】
ジェノベーゼというのは、”イタリア発祥の調味料。バジル・ニンニク・松の実・オリーブオイルなどを混ぜて作られたソースのこと”。
ピザやパスタに使われることが多く、ジェノベーゼ(ソース)を使った料理を指して「ジェノベーゼ」と呼ぶこともあります。
【シシリアンライス】
シシリアンライスというのは、”佐賀市(佐賀県)のご当地グルメ。ご飯の上にレタスやトマトなどの野菜、炒めた牛肉などをトッピングし、仕上げにマヨネーズをかけた料理のこと”。
【卓袱料理(しっぽくりょうり)】
卓袱料理というのは、”大皿に盛られた料理を各々で自由に取り分けて、円卓を囲んで味わう宴会(えんかい)料理のこと”。
卓袱は、”朱塗りの円形テーブルのこと”を指します。
長崎県の郷土料理で、和(日本)・華(中国)・蘭(オランダなどの西洋)の料理文化が融合して誕生したことから、別名で「和華蘭(わからん)料理」とも呼ばれています。
【シナモン】
※上はシナモン(香辛料)の写真
シナモンというのは、”錫蘭肉桂(セイロンニッケイ:標準和名)の別名。また、その樹皮を乾燥させた香辛料のこと”。
錫蘭肉桂は、”クスノキ目クスノキ科ニッケイ属に分類される常緑高木の一種”を指します。
シナモンは独特な香りが特徴的で、飲料・洋菓子の香り付けなどに用いられます。
錫蘭肉桂の樹皮を巻いて乾燥させたものを「シナモンスティック」と呼び、それを粉末状にしたものを「シナモンパウダー」と言います。
【自然薯(じねんじょ)】
自然薯というのは、”山の芋(ヤマノイモ:標準和名)の別名のこと”。
山の芋は、”ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属に分類される多年草。また、その根茎(こんけい)のこと”を指します。
根茎(地下茎のひとつで、地下をはう根状の茎)を食用とし、長いもので長さは1メートルにもなります。
根茎は粘りが強く、とろろなどにして食べられています。
【ジビエ】
※上はジビエ料理の写真
ジビエというのは、”狩猟によって捕獲された野生の鳥獣。また、その野生の鳥獣の肉のこと”。
ジビエ(野生の鳥獣の肉)を用いた料理のことを「ジビエ料理」と呼びます。
ジビエというと、例えば日本ではシカ・イノシシ・クマが代表的で、他にはカモ・キジ・ウサギなどが挙げられます。
【炸醤麺(ジャージャーメン)】
炸醤麺というのは、”中華料理のひとつ。豚の挽肉(ひきにく)や細かく切ったタケノコなどを豆板醤(トウバンジャン)・甜麵醬(テンメンジャン)などで炒めて作った肉味噌を、茹でた麺の上に乗せた料理のこと”。
【シャトーブリアン】
シャトーブリアンというのは、”牛のヒレ肉の中で、中央部の最も厚みのある肉質の良い部分のこと”。
筋肉がほとんどつかない部位のため、肉質はとても柔らかく、脂肪分が少ないのが特徴的です。
牛1頭から約4kgのヒレ肉がとれますが、シャトーブリアンはその中(約4kg)から約600gしかとることができない希少部位になります。
【ジャンバラヤ】
ジャンバラヤというのは、”アメリカ料理のひとつ。鶏肉・ウインナー・玉ねぎ・ピーマンなどの入った炊き込みご飯のこと”。
【臭豆腐(しゅうどうふ)】
臭豆腐というのは、”中国発祥の食品。植物性の発酵液に漬(つ)けた豆腐を、揚げたり蒸したりした食品のこと”。
臭豆腐はその名の通り、とても強烈な臭いを放つことで有名です。
野菜などを発酵させてつくった液体に豆腐を漬け込み、揚げたり蒸したりしてから辛いソースをかけて食べられます。
【シュールストレミング】
シュールストレミングというのは、”スウェーデン発祥の発酵食品。ニシンを塩漬けを缶に入れて発酵させた食品のこと”。
発酵の過程でバクテリア(細菌)が発生し、そのバクテリアによってガス(二酸化炭素など)と強烈な臭いを放つ成分が生み出されます。
シュールストレミングはその強烈な臭いから、「世界一臭い食べ物」と評されることもあります。
【シュクメルリ】
シュクメルリというのは、”ジョージア料理のひとつ。鶏肉を焼いて、ニンニク・バター・塩・水などを加えて煮込んだ料理のこと”。
ジョージアは、もともとは「グルジア」(旧名)と呼ばれていましたが、日本では2015年に「グルジア」から「ジョージア」へと名称が変更されています。
【シュトレン(シュトーレン)】
シュトレン(シュトーレン)というのは、”ドイツ発祥の菓子パン。生地にドライフルーツ・ナッツなどが練り込まれた菓子パンのこと”。
日本では一般的には「シュトーレン」という呼び方が定着していますが、本場のドイツでは「シュトレン」と発音することが多いです。
【じゅんさい】
じゅんさいというのは、”スイレン目ハゴロモモ科ジュンサイ属に分類される水生多年草。また、その若芽・若葉のこと”。
池沼に自生し、葉は水面に浮かび、夏頃に水面に淡紫紅色の花を咲かせます。
※上はじゅんさいの若芽・若葉(食用部分)の写真
じゅんさいの若芽と若葉は粘液(ねんえき)で覆われ、食用として珍重され、秋田県三種町(みたねちょう)が日本一の生産量として知られています。
【精進料理(しょうじんりょうり)】
精進料理というのは、”魚介類・肉類・卵を使わず、植物性(穀物・野菜など)の食材のみで作った料理のこと”。
もともとは修行僧のための食事で、「不殺生(ふせっしょう)」(生きているものを殺してはならない)の戒律に基づいたものになります。
【小籠包(しょうろんぽう)】
小籠包というのは、”中華料理の点心のひとつ。調理した豚の挽肉(ひきにく)に刻んだ野菜などを混ぜ、スープと一緒に小麦粉の生地で包んだ小型の蒸し饅頭(まんじゅう)のこと”。
点心は、”中華料理で、食事代わりの軽い食べ物のこと”を指します。
【白子(しらこ)】
白子というのは、”魚の精巣(せいそう)の俗称のこと”。
白子は、とろりとしたクリーミーな食感と淡白な甘みで、汁物・鍋物・焼き物などで食べられています。
【シリアル、コーンフレーク、オートミール、グラノーラ】
シリアルというのは、”穀物を加工して、そのままでも食べられるようにしたもの”。
シリアルには例えば、コーンフレーク・オートミール・グラノーラなどの種類があり、そのまま食べたり牛乳をかけたりして食べます。
※上はコーンフレークの写真
コーンフレークというのは、”コーン(トウモロコシ)の粒を砕いて蒸気で加熱し、薄片状に押しつぶして乾燥させた食品のこと”。
※上はオートミールの写真
※上は燕麦(植物)の写真
オートミールというのは、”燕麦(えんばく)を脱穀(だっこく)して、蒸気で加熱し、平たく押しつぶして乾燥させた食品のこと”。
燕麦は”イネ目イネ科カラスムギ属に分類される一年草”を指し、燕麦は別名で「オーツ麦(オーツむぎ)」「オート麦(オートむぎ)」とも呼ばれています。
オートミールは、牛乳でかゆ状に煮て、塩や砂糖などで味付けして食べられています。
※上はグラノーラの写真
グラノーラというのは、”オートミールに、ドライフルーツ・ナッツなどを混ぜた食品のこと”。
【ジンギスカン】
ジンギスカンというのは、”北海道の郷土料理。溝(みぞ)のついた兜形(かぶとがた)の鉄鍋で、羊肉の薄切りを焼いて食べる料理のこと”。
【真薯(しんじょ)】
真薯というのは、”エビ・鶏肉・魚の白身などをすりつぶしたものに、自然薯(じねんじょ)や卵白などを加えて、蒸したり茹でたりした練り物のこと”。
【水団(すいとん)】
水団というのは、”小麦粉を水でこねて団子状にし、その団子を入れた汁物のこと”。
【スコーン】
スコーンというのは、”スコットランド発祥のパン。小麦粉・牛乳・バター・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼き上げた、丸い小形のパンのこと”。
【スターフルーツ】
※上はスターフルーツ(右)の果実の写真
スターフルーツというのは、”カタバミ目カタバミ科ゴレンシ属に分類される常緑低木。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、生のまま食べたりサラダや砂糖漬けにして食べられます。
輪切りにすると星の形をしていることから「スターフルーツ」と名付けられました。
【ズッキーニ】
※上はズッキーニの果実の写真
ズッキーニというのは、”ウリ目ウリ科カボチャ属に分類される一年草。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、果実はきゅうりに似ていて、緑色・黄色の果皮のものがあります。
ズッキーニは、カボチャの仲間ですが、カボチャと違ってつるが長く伸びないため「つるなしカボチャ」とも呼ばれています。
【スフレ】
スフレというのは、”フランス発祥のお菓子や料理。メレンゲ(卵白を泡立てたもの)に砂糖・小麦粉などを加えて混ぜ、焼いて作る、ふんわりと仕上げたお菓子や料理のこと”。
例えばスフレには、「チーズスフレ」や「チョコレートスフレ」などがあります。
【スペアリブ】
スペアリブというのは、”豚の骨付きばら肉(肋骨についた肉)のこと”。
肋骨(ろっこつ)は、別名で「肋骨(あばらぼね)」とも呼ばれ、肋骨(あばらぼね)周りの肉であることから「ばら肉」と呼ばれています。
【ずんだ】
※上はずんだ餅(もち)の写真
ずんだというのは、”枝豆(または空豆)を茹で、すりつぶして作る餡(あん)のこと”。
【スンドゥブ】
※上はスンドゥブチゲの写真
スンドゥブというのは、”韓国料理で使われるやわらかい豆腐のこと”。
ただ「スンドゥブ」は豆腐の意味よりも、「スンドゥブチゲ」の略称として使われることが多いです。
スンドゥブチゲというと、”韓国料理のひとつ。唐辛子がきいた辛いスープに、スンドゥブ(豆腐)・魚介類・野菜・肉などを入れて煮込んだ鍋料理のこと”を指します。
【セージ】
※上はコモンセージの写真
セージというのは、”シソ目シソ科アキギリ属に分類される多年草。また、その葉を乾燥させた香辛料のこと”。
香辛料としての「セージ」は、臭み消しなどの用途で肉料理・魚料理などに用いられます。
一説には臭み消しとして用いられていたことから、肉料理である「ソーセージ」の語源になっているとされています。
【雑炊(ぞうすい)】
雑炊というのは、”野菜・肉などを具として加え、味付けをしたお粥(かゆ)のこと”。
【ソーキそば】
※上はソーキそばの写真
※上は沖縄そばの写真
ソーキそばというのは、”沖縄県の郷土料理。角煮のように味付けされたソーキ(スペアリブ)を盛り付けた沖縄そばのこと”。
「ソーキ」は沖縄の方言で「スペアリブ」を指し、スペアリブは”豚の骨付きばら肉のこと”を意味します。
ソーキそばは沖縄そばの一種で、沖縄そばは”小麦粉にかん水などを混ぜて作った麺を茹でたものに、つゆを入れて、角煮のように味付けされた豚の三枚肉(ばら肉)を盛り付けた料理のこと”を指します。
盛り付けてあるものが”スペアリブ(豚の骨付きばら肉)”であれば「ソーキそば」ということになります。
【トルティーヤ、タコス、サルサ、ブリトー】
※上はトルティーヤの写真
トルティーヤというのは、”トウモロコシ粉や小麦粉をこね、薄くのばして焼いたパンのこと”。
※上はタコスの写真
※上はサルサ(ソース)の写真
タコスというのは、”メキシコ料理のひとつ。トルティーヤ(トウモロコシ粉)に、炒めた肉・レタス・チーズなどを挟んで、サルサ(ソース)をかけた料理のこと”。
サルサは、”トマトに唐辛子・タマネギなどを加えて作るソースのこと”を指します。
※上はブリトーの写真
ブリトーというのは、”メキシコ料理のひとつ。トルティーヤ(小麦粉)に、炒めた肉・チーズ・野菜などの具材を包んだ料理のこと”。
タコスとブリトーの大きな違いは、タコスはトウモロコシ粉で作られたトルティーヤを使用し、ブリトーは小麦粉で作られたトルティーヤを使用しているという点になります。
【タコライス】
タコライスというのは、”沖縄県のご当地グルメ。タコスの具材(炒めた肉・レタス・チーズなど)をご飯の上にのせ、サルサソースをかけた料理のこと”。
【タッカルビ】
※上はチーズタッカルビの写真
タッカルビというのは、”韓国料理のひとつ。鶏肉とキャベツ・ネギなどの野菜を、コチュジャンなどで甘辛く炒めた料理のこと”。
仕上げにチーズを加えたものを「チーズタッカルビ」と言います。
【タピオカ、キャッサバ】
※上はタピオカ(着色なし)の写真
※上はタピオカ(着色あり)の写真
タピオカというのは、”キャッサバの塊根(かいこん)から精製したデンプン。また、それを用いた粒状の食品のこと”。
一般的にはタピオカというと黒色をイメージしますが、もともとは白色で、カラメル色素(コーラなどに用いられる着色料)によって黒色に着色されています。
※上はキャッサバの塊根の写真
キャッサバは、”キントラノオ目トウダイグサ科イモノキ属に分類される落葉低木。また、その塊根のこと”を指します。
※上はタピオカパールの写真
キャッサバの塊根から精製したデンプンを粒状にして乾燥させたものは「タピオカパール」と呼ばれ、タピオカパールを茹でることによって弾力性のある食感のタピオカになります。
【担々麺(タンタンメン)】
担々麺というのは、”中華料理のひとつ。辣油(ラーユ)や唐辛子などで辛味を利かせた挽肉(ひきにく)や搾菜(ザーサイ)を、茹でた中華麺の上に乗せた料理のこと”。
【タンドリーチキン】
タンドリーチキンというのは、”インド料理のひとつ。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を、タンドールと呼ばれる円筒形の竈(かまど)で焼いた料理のこと”。
【湯麺(タンメン)】
湯麺というのは、”日本発祥の料理。炒めた肉や野菜を塩味のスープと煮込み、それを茹でた中華麺の上にかけた料理のこと”。
【筑前煮(ちくぜんに)】
筑前煮というのは、”鶏肉・ニンジン・レンコン・ゴボウ・シイタケなどを炒めて、砂糖・醤油などで味付けして煮詰めた料理のこと”。
【チヂミ】
チヂミというのは、”韓国料理のひとつ。水で溶いた小麦粉に、ニラ・タマネギ・エビ・イカなどを混ぜて、薄く焼いた料理のこと”。
【粽(ちまき)】
粽というのは、”米や米粉(こめこ)の餅(もち)を、茅(ちがや)・笹(ささ)・葦(あし)などの葉で包んで蒸した食品のこと”。
【チャツネ】
チャツネというのは、”インド発祥の調味料。野菜や果物に、香辛料を加えて煮詰めて作るソース、またはペースト状の調味料のこと”。
カレーを煮込む際に加えてコクや旨味を出したり、インド料理の薬味などに用いられます。
【チュロス】
※上はチュロス(湾曲した涙状のもの)の写真
チュロスというのは、”スペイン発祥の揚げ菓子。小麦粉を熱湯で練り、星型の搾(しぼ)り器から搾り出して油で揚げ、砂糖・シナモンなどをまとわせたお菓子のこと”。
チュロスの形は真っ直ぐな棒状のものと、湾曲(わんきょく)した涙状のものが一般的です。
【ちゃんぽん】
ちゃんぽんというのは、”麺の上に、肉・野菜などを炒めたものをのせ、鶏ガラや豚骨などで取ったスープをかけた料理のこと”。
ちゃんぽんを郷土料理とする場所が各地にありますが、特に長崎県のちゃんぽんが有名です。
【チョロギ】
※上の写真は、チョロギの塊茎を梅酢に漬けて赤く染めたもの
チョロギというのは、”シソ目シソ科イヌゴマ属に分類される多年草。また、その塊茎(かいけい)のこと”。
塊茎は”地下茎のひとつで、養分を蓄えて肥大した部分のこと”で、チョロギは塊茎(白色)を食用とします。
一般的には白い塊茎を塩漬けにしたり、梅酢漬けにして食べられることが多いです。
【縮緬雑魚(ちりめんじゃこ)】
縮緬雑魚というのは、”イワシの稚魚(ちぎょ)を塩茹でして乾燥させた食品のこと”。
【チンゲン菜(チンゲンサイ)】
チンゲン菜というのは、”アブラナ目アブラナ科アブラナ属に分類される一年草のこと”。
根元の固い芯の部分を取り除き、葉と茎を食用とします。
【青椒肉絲(チンジャオロース)】
青椒肉絲というのは、”中華料理のひとつ。豚肉または牛肉とピーマンを細切りにして炒め、オイスターソースなどで味付けした料理のこと”。
【捏ね(つくね)、摘入(つみれ)】
※上は捏ね(つくね)の写真
捏ねというのは、”魚のすり身に卵・小麦粉などを混ぜてこね、団子状や棒状に成形して茹でたり蒸したりした食品のこと”。
「つくね」は、”手で捏(こ)ねて作る。手で捏ねて丸くする”の「捏(つく)ねる」から転じたものです。
※上は摘入(つみれ)の写真
摘入というのは、”魚のすり身に卵・小麦粉などを混ぜて捏(こ)ね、スプーンなどで少しずつすくい取って茹でたり蒸したりした食品のこと”。
「つみれ」は、”摘(つ)み取って入れる”の「摘み入れ」から転じたものです。
なので生地(きじ)をあらかじめ成形(団子状・棒状など)しているものを「捏ね(つくね)」、生地をスプーンなどで摘み取った(あらかじめ成形していない)ものを「摘入(つみれ)」と呼びます。
【燕の巣(つばめのす)】
燕の巣というのは、”穴燕(アマツバメ目アマツバメ科アナツバメ属に分類される鳥類の総称)の巣を乾燥させた食材のこと”。
穴燕(アナツバメ)は巣のほとんどを唾液から作っていて、泥や枯草などを使っていないことから食用にされています。
燕の巣は主に中華料理で使われ、鮑(アワビ)・鱶鰭(フカヒレ)と並んで中国三大珍味のひとつとされています。
【デニッシュ】
デニッシュというのは、”ウィーン(オーストリア)発祥のパン。生地にバターを折り込んで、パイのように仕上げたパンのこと”。
デニッシュは、「デニッシュ・ペストリー」(正式名称)の略称になります。
【テリーヌ】
※上はテリーヌの写真
※上はテリーヌ(ゼラチン)の写真
テリーヌというのは、”フランス料理のひとつ。すりつぶした魚介・肉・野菜などを容器に入れてから焼き上げた料理。また、魚介・野菜などを容器に入れてゼラチンで固めた料理のこと”。
本来はテリーヌというと”フランス料理で使う、陶器製の蓋(ふた)付き容器のこと”を指す言葉ですが、現在では”その容器を使った料理のこと”をテリーヌと呼ぶことが多いです。
【甜菜(テンサイ)】
甜菜というのは、”ナデシコ目ヒユ科フダンソウ属に分類される二年草。また、その根のこと”。
甜菜は、別名で「砂糖大根(サトウダイコン)」とも呼ばれています。
甜菜は砂糖の原料となる植物で、根の部分に糖分が蓄えられていますが、一般的にはアクが強いため生のまま食べることはできません。
【天津飯(てんしんはん)】
天津飯というのは、”日本発祥の料理。蟹玉(かにたま)をご飯の上に乗せて、とろみのあるタレをかけた料理のこと”。
【甜面醤(テンメンジャン)】
甜面醤というのは、”中国発祥の調味料。小麦粉を発酵させた甘い味噌のこと”。
【冬瓜(とうがん)】
※上は冬瓜の果実の写真
冬瓜というのは、”ウリ目ウリ科トウガン属に分類される一年草。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、生で食べることもできますが、一般的には煮て食べることが多いです。
果実は夏に収穫しますが、果実をそのまま冷暗所で保存することで冬まで日持ちすることから「冬瓜」と呼ばれるようになりました。
【豆板醤(トウバンジャン)】
豆板醤というのは、”中国発祥の調味料。空豆(ソラマメ)・唐辛子(トウガラシ)などを発酵させた辛い味噌のこと”。
【トッポギ】
トッポギというのは、”韓国料理のひとつ。トックと呼ばれる棒状の餅(もち)を、コチュジャンなどで甘辛く炒めた料理のこと”。
日本では「トッポギ」と呼ばれることが多いですが、韓国語の発音に近い読み方をすると「トッポッキ」「トッポキ」となります。
【トムヤムクン】
トムヤムクンというのは、”タイ料理のひとつ。エビなどが入った酸味と辛味のきいたスープのこと”。
トムヤムクンはタイ語で、それぞれ「トム(煮る)」「ヤム(混ぜる)」「クン(エビ)」の意味があります。
【ドラゴンフルーツ】
※上はドラゴンフルーツの果実の写真
ドラゴンフルーツというのは、”ナデシコ目サボテン科ヒモサボテン属の多年草。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、黒い種(種子)が多いですが、取り除かずにそのまま種ごと果肉を食べます。
白い果肉のものが一般的ですが、果肉が赤色・黄色・紫色などのドラゴンフルーツもあります。
【ドリアン】
※上はドリアンの果実の写真
ドリアンというのは、”アオイ目アオイ科ドリアン属の常緑高木。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、硬い殻の中にある果肉(淡い黄色の部分)を食べ、一般的には果肉の中にある種子は食べません。
味は濃厚な甘味で、カスタードクリームのような味がします。
ドリアンは非常に臭いことで有名で、その臭いから公共の建物・乗り物への持ち込みを禁止しているところも多いです。
ドリアンはその昔、高級で王族しか食べることができなかったことや、その栄養価の高さから、別名で「果物の王様」と呼ばれています。
【トリュフ】
トリュフというのは、”西洋松露(セイヨウショウロ:標準和名)の別名のこと”。
西洋松露は、”チャワンタケ目セイヨウショウロ科セイヨウショウロ属に分類されるキノコのこと”を指します。
独特の芳香があり、人工栽培が難しく、そのほとんどが天然物で高級食材として知られています。
トリュフは、キャビア・フォアグラと並んで世界三大珍味と呼ばれています。
【とんぶり】
※上はとんぶりの写真
※上は箒木(ホウキギ)の写真
とんぶりというのは、”箒木(ホウキギ:標準和名)の成熟した果実を加熱加工したもの”。
箒木は”ナデシコ目ヒユ科バッシア属に分類される一年草の一種”を指し、別名で「コキア」とも呼ばれています。
とんぶりはプチプチとした食感が特徴的で、高級食材であるキャビアを思わせることから、別名で「畑のキャビア」とも呼ばれています。
【ナシゴレン】
※上はナシゴレンの写真
※上はサンバル(インドネシアの辛味調味料)の写真
ナシゴレンというのは、”インドネシア料理のひとつ。ジャスミンライスと具材を炒め、サンバル(インドネシアの辛味調味料)などで味付けし、半熟の目玉焼きをトッピングした料理のこと”。
ナシゴレンはインドネシア語で、それぞれ「ナシ(ご飯)」「ゴレン(炒める)」を意味しています。
【ナツメグ】
ナツメグというのは、”肉荳蔲(ニクズク)の種子を挽(ひ)いて粉末状にした香辛料のこと”。
肉荳蔲は、”モクレン目ニクズク科ニクズク属に分類される常緑高木の一種”を指します。
ナツメグは、ほんのりと甘い香りとスパイシーな風味が特徴的で、肉料理の臭み消しなどに用いられます。
【膾(なます)】
膾というのは、”生の魚や野菜などを細かく刻んで酢などで和(あ)えた料理のこと”。
【ナムル】
ナムルというのは、”韓国料理のひとつ。もやし・きゅうり・ゼンマイなどを、ごま油・醤油・にんにくなどで和えた料理のこと”。
【ナンプラー】
ナンプラーというのは、”タイ発祥の調味料。小魚を塩漬けして、発酵させた魚醤(ぎょしょう)のこと”。
タイ料理には欠かせない調味料で、日本における醤油(しょうゆ)のような存在です。
【煮凝り(にこごり)】
煮凝りというのは、”ゼラチン質の魚や肉などを煮て、煮汁ごとゼラチン・寒天などで固めた料理のこと”。
【煮麺(にゅうめん)】
煮麺というのは、”茹でた素麺(そうめん)と具を、醤油味(または味噌味)のつゆで煮た料理のこと”。
【ヌガー】
ヌガーというのは、”フランス発祥のお菓子。砂糖と水飴(みずあめ)を混ぜて煮詰め、ナッツ類・ドライフルーツなどを加えたお菓子のこと”。
メレンゲ(卵白を泡立てたもの)を加えて作る、軽い食感のヌガーもあります。
【バーニャカウダ】
バーニャカウダというのは、”イタリア料理のひとつ。オリーブオイルに、ニンニク・アンチョビなどを入れて温めたソースに、野菜を浸して食べる料理のこと”。
【パエリア】
パエリアというのは、”スペイン料理のひとつ。お米と魚介類(ムール貝・イカ・エビなど)・肉類・野菜類を入れた炊き込みご飯のこと”。
【バゲット】
※上はフランスパン(バゲット)の写真
※上はフランスパン(バタール)の写真
バゲットというのは、”フランスパンの一種。長さ70~80cmほどの、細い棒状のパンのこと”。
フランスパンは”小麦粉・塩・水・イーストのみで作られる、フランス式の堅焼きパンのこと”を指し、バゲット・バタール(長さ40cmほどで、バゲットよりも太い)などの種類があります。
【バジル】
バジルというのは、”シソ目シソ科メボウキ属に分類される多年草のこと”。
別名で「バジリコ」とも呼ばれ、バジルの葉には独特の芳香があり、ハーブの一種として用いられます。
※上はジェノベーゼ(ソース)の写真
バジルを使った調味料に「ジェノベーゼ」があり、ジェノベーゼは”イタリア発祥の調味料。バジル・ニンニク・松の実・オリーブオイルなどを混ぜて作られたソース。また、それを使った料理のこと”を指します。
【パセリ】
パセリというのは、”セリ目セリ科オランダゼリ属に分類される二年草のこと”。
独特の香りがあり、葉は料理の付け合わせや飾り付けなどに用いられます。
【八角(はっかく)】
八角というのは、”唐樒(トウシキミ)の果実。また、その果実を乾燥させた香辛料のこと”。
唐樒は、”アウストロバイレヤ目マツブサ科シキミ属に分類される常緑高木の一種”を指します。
八角は、甘くてスパイシーな香りが特徴的で、別名で「スターアニス」とも呼ばれています。
【パッションフルーツ】
※上はパッションフルーツの果実の写真
パッションフルーツというのは、”果物時計草(クダモノトケイソウ:標準和名)の別名のこと”。
果物時計草は、”キントラノオ目トケイソウ科トケイソウ属に分類される多年草。また、その果実のこと”を指します。
果実を食用とし、生のまま食べたりジュースにしたりします。
【八宝菜(はっぽうさい)】
八宝菜というのは、”中華料理のひとつ。豚肉・エビ・白菜・人参・タケノコなどの具材を炒めて、水溶き片栗粉でとろみをつけた料理のこと”。
【バニラ】
※上はバニラのさやの写真
バニラというのは、”キジカクシ目ラン科バニラ属に分類される多年草。また、その植物から抽出された香料のこと”。
種子は香料の原料となり、さやごと収穫(収穫時には甘い香りはしない)し、さやごと発酵・乾燥を繰り返すと甘い香りを発するようになります。
※上は発酵・乾燥を繰り返したさやの写真
※上はバニラビーンズ(種子)の写真
さやの中には非常に小さな黒い種子がたくさん入っていて、その小さな黒い種子を「バニラビーンズ」(さやごと指してバニラビーンズということもある)と呼びます。
そしてバニラの香り成分をアルコールで抽出したものを「バニラエッセンス」といい、お菓子作りなどに用いられます。
【パパイア】
※上はパパイアの果実の写真
パパイアというのは、”アブラナ目パパイア科パパイア属に分類される常緑小高木。また、その果実のこと”。
果実は日本では果物として食用にされることが多いですが、野菜のように調理して食用とする地域もあります。
果実は黄熟して楕円形(だえんけい)で、果肉にはタンパク質分解酵素である「パパイン」が含まれることで知られています。
【ババロア、パンナコッタ、ムース】
※上はババロアの写真
ババロアというのは、”フランス発祥のデザート。牛乳・砂糖・卵に、泡立てた生クリームを混ぜ、ゼラチンを加えて冷やし固めたお菓子のこと”。
※上はパンナコッタの写真
パンナコッタというのは、”イタリア発祥のデザート。牛乳・砂糖に、泡立てていない生クリームを混ぜ、ゼラチンを加えて冷やし固めたお菓子のこと”。
ババロアは生クリームを泡立てますが、パンナコッタは生クリームを泡立てずに他の材料と合わせます。
これによりババロアはふんわりとした仕上がりになり、パンナコッタはツルンとした滑らかな食感になります。
※上はムースの写真
ムースというのは、”フランス発祥のデザート。チョコレート・卵・生クリームなどを混ぜ、冷やして固めたお菓子のこと”。
ババロア・パンナコッタにはゼラチンが入っていますが、ムースにはゼラチンが入っていないか、もしくは少し入っている程度になります。
なのでババロア・パンナコッタはゼラチンが入っている分しっかりと固まっていますが、ムースはゼラチンが入っていない分ふんわりとした仕上がりになっています。
【隼人瓜(ハヤトウリ)】
※上は隼人瓜の果実(緑色)の写真
隼人瓜というのは、”スミレ目ウリ科ハヤトウリ属に分類される多年草。また、その果実のこと”。
※上は隼人瓜の果実(白色)の写真
果実を食用とし、果実の外皮は緑色と白色のものがあり、白色の種類の方がクセがなく食べやすいです。
【ハラペーニョ】
ハラペーニョというのは、”メキシコの唐辛子(トウガラシ)の一品種のこと”。
【棒棒鶏(バンバンジー)】
棒棒鶏というのは、”中華料理のひとつ。茹でた鶏肉を細く切ったものに、唐辛子・辣油(ラーゆ)・酢・醤油・胡麻などを混ぜたソースをかけた料理のこと”。
【半片(はんぺん)】
半片というのは、”魚肉のすり身に自然薯(じねんじょ)などを混ぜて茹でた食品のこと”。
【皮蛋(ピータン)】
皮蛋というのは、”中国発祥の食品。アヒルの卵を塩・草木灰(そうもくばい)・石灰・泥につけて、発酵させた食品のこと”。
草木灰は、”草や木を焼いてできる灰のこと”を指します。
皮蛋は中華料理の前菜に用いられ、アヒルの卵の代わりに鶏卵やウズラの卵が使用されることもあります。
黄身は濃緑褐色、白身は褐色半透明の状態で固まっていて、殻を剥いてそのまま食べるだけでなく、食材として中華料理に使用されることも多いです。
【ビーツ】
ビーツというのは、”ナデシコ目ヒユ科フダンソウ属に分類される一年草または二年草。また、その根のこと”。
葉・根の部分を食用とし、スープやサラダなどに多く用いられます。
ビーツは赤蕪(アカカブ)のような見た目のものが一般的で、栄養が豊富に含まれていることから、別名で「食べる輸血」「奇跡の野菜」とも呼ばれています。
【ビーフストロガノフ】
※上はサワークリームの写真
ビーフストロガノフというのは、”ロシア料理のひとつ。牛肉・タマネギ・マッシュルームなどを炒めてスープで煮込み、サワークリームを加えて仕上げた料理のこと”。
サワークリームは、”生クリームに、乳酸菌を加えて発酵させた乳製品のこと”を指します。
【ビーフン】
ビーフンというのは、”うるち米(うるちまい)を原料とした麺の一種のこと”。
うるち米は、”粘り気の少ない普通の米のこと”を指します。
【ピカタ】
ピカタというのは、”イタリア料理のひとつ。肉に下味をつけて、小麦粉をまぶして溶き卵に絡めてから焼いた料理のこと”。
【ピクルス】
ピクルスというのは、”酢・香辛料などをベースとした調味液に、野菜などを漬け込んだ漬物のこと”。
ハンバーガーにピクルスが入っていますが、ハンバーガーのピクルスは”ガーキンと呼ばれる品種(小型)のきゅうり”になります。
【ビシソワーズ】
ビシソワーズというのは、”フランス料理のひとつ。ジャガイモの冷製クリームスープのこと”。
【ピスタチオ】
※上は種子(外殻+中身の部分)の写真
ピスタチオというのは、”ムクロジ目ウルシ科カイノキ属に分類される落葉高木の一種。また、その種子のこと”。
種子の外殻を剥(は)がした中の部分を食用とし、良質の植物性タンパク質を多く含むなど、その栄養価の高さから別名で「ナッツの女王」とも呼ばれています。
【ひつまぶし】
ひつまぶしというのは、”名古屋(愛知県)の郷土料理。お櫃(ひつ)などに入れられたご飯の上に、刻んだウナギの蒲焼(かばやき)がのせられた料理のこと”。
ひつまぶしは、食べる側が茶碗(ちゃわん)などに自分で取り分けるのが基本的なスタイルになります。
1杯目はご飯と鰻を取り分けてそのまま食べ、2杯目は薬味をのせて食べ、3杯目は薬味と一緒に出汁(だし)をかけて茶漬けにして食べます。
【ピラフ】
ピラフというのは、”フランス発祥の料理。炒(いた)めた米を、肉・玉ねぎ・エビなどの具とともに、出汁(だし)や香辛料を加えて炊(た)いた料理のこと”。
【ピロシキ】
ピロシキというのは、”ロシア発祥の惣菜(そうざい)パン。肉・魚・野菜などの具を、小麦粉を練った生地で包み、油で揚げたりオーブンで焼いたりしたパンのこと”。
【枇杷(びわ)】
※上は枇杷の果実の写真
枇杷というのは、”バラ目バラ科ビワ属に分類される常緑高木。また、その果実のこと”。
※上は楽器の琵琶の写真
果実を食用とし、果実の形が楽器の「琵琶(びわ)」に似ていることから名付けられました。
【フィナンシェ、マドレーヌ】
※上はフィナンシェの写真
フィナンシェというのは、”フランス発祥のお菓子。アーモンドパウダーに、卵白・砂糖・バターなどを混ぜて焼いたお菓子のこと”。
フィナンシェは、フランス語の「financier(金融家。お金持ち)」からきており、金塊を模した形が一般的です。
※上はマドレーヌの写真
マドレーヌというのは、”フランス発祥のお菓子。小麦粉・卵・砂糖・バターなどを混ぜて焼いたお菓子のこと”。
マドレーヌはホタテの貝殻を模した形が一般的で、名前の由来は諸説あり、一説では昔、召し使いのマドレーヌが、ありあわせの材料とホタテの貝殻を使って焼き菓子を作ったことからきています。
フィナンシェは卵白のみを使うため、マドレーヌよりもサクッとした食感なのに対して、マドレーヌは全卵(卵白・卵黄)を使うためふんわりとした食感になります。
【ブイヤベース】
ブイヤベースというのは、”フランス料理のひとつ。魚介類をトマトベースのスープで煮込んだ料理のこと”。
【フォアグラ】
フォアグラというのは、”特殊な飼育法によって肥大させた、ガチョウ・カモの肝臓のこと”。
生産にとても手間と時間がかかるため、希少価値が高く、高級食材として扱われています。
フォアグラは、キャビア・トリュフと並んで世界三大珍味と呼ばれています。
【フォー】
フォーというのは、”ベトナム料理で用いられる、米粉と水を練って作る平麺(ひらめん)。また、それを用いた料理のこと”。
【フォカッチャ】
※上はローズマリーの葉が散らされたフォカッチャの写真
フォカッチャというのは、”イタリア発祥の平焼きパン。小麦粉・オリーブオイル・塩・イーストなどを原料とした生地を延ばして、指でいくつか凹みをつけて焼き上げたパンのこと”。
香り付けなどの目的で、フォカッチャの表面にローズマリー(ハーブ)の葉を散りばめることもあります。
【フカヒレ】
フカヒレというのは、”鮫(サメ)のヒレを乾燥させた食品のこと”。
フカは”大形の鮫のこと”を指し、フカ(大形の鮫)のヒレを使用することから、「フカヒレ」と名付けられました。
フカヒレに加工される部位は背ビレ・胸ビレ・尾ビレの3種類で、中華料理の材料に用いられ、高級食材として知られています。
【蕗の薹(ふきのとう)】
※上は蕗の葉柄の写真
※上は蕗の花茎(蕗の薹)の写真
蕗の薹というのは、”蕗(フキ)の花茎(かけい)のこと”。
蕗は”キク目キク科フキ属に分類される多年草。また、その葉柄(ようへい)のこと”、花茎は”花をつける茎のこと”を指します。
蕗は葉柄(よく食べる部分)と若い花茎(かけい)を食用とし、若い花茎は「蕗の薹(ふきのとう)」と呼び、蕾(つぼみ)の状態で採って食べるのが一般的ですが花の部分も食べられます。
【ブリオッシュ】
ブリオッシュというのは、”フランス発祥の菓子パン。小麦粉・バター・卵・砂糖・牛乳などを混ぜた生地を焼き上げたパンのこと”。
ブリオッシュというと、一般的にだるまのような形をしており、フランスではこのようなブリオッシュのことを「ブリオッシュ・ア・テット(brioche à tête:頭のついたブリオッシュ)」と呼びます。
【フリッター】
フリッターというのは、”イタリア発祥の揚げ物。卵黄・小麦粉・牛乳などを混ぜたものに、メレンゲ(卵白を泡立てたもの)を加えて、油で揚げた料理のこと”。
フリッター(fritter:英語)は、別名で「フリット」(fritto:イタリア語)や「洋風天ぷら」とも呼ばれています。
普通の天ぷらは卵白を泡立てずにそのまま混ぜますが、フリッターは卵白を泡立ててから混ぜて衣とするため、天ぷらよりもふわっとした食感になります。
【プルコギ】
プルコギというのは、”韓国料理のひとつ。甘辛いたれに漬け込んだ牛肉を、野菜と一緒に炒める料理のこと”。
【プレッツェル】
プレッツェルというのは、”ドイツ発祥の菓子パン。小麦粉・イーストなどを生地の原料とし、重曹を溶かした湯に生地を漬けてから焼き上げたパンのこと”。
プレッツェルは紐(ひも)を結んだような独特の形をしており、プレッツェルの表面に特徴的な茶色を出すために焼く前に重曹を溶かした湯に漬けます。
【フロマージュ】
※上はドゥーブルフロマージュの写真
フロマージュというのは、”チーズのこと”。
フロマージュ(fromage)は、フランス語で「チーズ」を意味する言葉です。
例えばドゥーブルフロマージュというと、フランス語では「2層のチーズ」を意味し、2層のチーズケーキのことを指します。
【ベーグル】
ベーグルというのは、”ポーランド発祥のパン。小麦粉・砂糖・水・イーストなどで生地を作り、その生地を茹でてから焼き上げたパンのこと”。
生地を茹でる工程を「ケトリング」と言い、茹でることにより生地の表面のデンプンが糊化(のりか)します。
その状態で焼くことによって、糊化した生地の表面が先に固まり、内側の生地の発酵・膨張がおさえられ、ベーグル特有のもちっとした食感が生まれます。
【北京ダック(ペキンダック)】
北京ダックというのは、”中華料理のひとつ。下処理したアヒルを丸ごと炉(ろ)で焼いた料理のこと”。
【ペスカトーレ】
ペスカトーレというのは、”イタリア料理のひとつ。魚介類をたくさん使ったトマトソースのパスタ料理のこと”。
【ペンネ】
ペンネというのは、”イタリアのパスタの一種。両端がペン先のように斜めに切られたマカロニのこと”。
【回鍋肉(ホイコーロー)】
回鍋肉というのは、”中華料理のひとつ。豚肉をキャベツなどの野菜と炒め、トウバンジャンなどで味付けした料理のこと”。
【餺飥(ほうとう)】
餺飥というのは、”山梨県の郷土料理。小麦粉を練った平打ち麺とカボチャなどの野菜を、味噌で煮込んだ料理のこと”。
【ホエイ】
ホエイというのは、”乳から乳脂肪分やカゼイン(乳に含まれるタンパク質の一種)などを取り除いた水溶液のこと”。
ホエイの正式名称は「乳清(にゅうせい)」で、ホエイは「ホエー」とも呼ばれています。
日常的に見かけるものでは、ヨーグルトを放置しておくと表面に液体が溜まりますが、この表面に溜まった液体がホエイになります。
【ポトフ】
ポトフというのは、”フランス料理のひとつ。大きく切った肉・野菜に、香辛料などを加えたスープで煮込んだ料理のこと”。
【ボルシチ】
※上はビーツの写真
ボルシチというのは、”ウクライナ料理のひとつ。肉・野菜を煮込んで、ビーツを入れ、サワークリームをのせたスープのこと”。
サワークリームは、”生クリームに、乳酸菌を加えて発酵させた調味料のこと”を指します。
ボルシチは、一般的にはロシア料理として知られていますが、元々はウクライナの伝統的な料理になります。
【ボロネーゼ】
※上はボロネーゼのパスタ(タリアテッレ)の写真
ボロネーゼというのは、”イタリア料理などで使われる、挽肉(ひきにく)をトマトやワインと一緒に煮込んだパスタソースのこと”。
ボロネーゼはミートソースとよく似ていますが、本場イタリアでは、ボロネーゼは粗い挽肉がゴロゴロしているのと、「タリアテッレ」と呼ばれる平打ちの麺が用いられます。
(ミートソースは肉が小さく、「スパゲッティ」と呼ばれるなじみ深い細い麺が用いられる)
※上はポモドーロのパスタ(スパゲッティ)の写真
ポモドーロというのは、”トマトのこと。また、イタリア料理などで使われる、トマトを使ったシンプルなパスタソースのこと”。
ポモドーロ(pomodoro)は、イタリア語で「トマト」を意味する言葉です。
【ポンデケージョ】
ポンデケージョというのは、”ブラジル発祥のパン。タピオカ粉に、牛乳・卵・チーズなどを加えて混ぜてから焼き上げたパンのこと”。
ポルトガル語で「pão(ポン:パン)」「de(デ:の)」「queijo(ケージョ:チーズ)」で、「チーズのパン」を意味しています。
ポンデケージョは、もちもちな食感が特徴的で、このもちもちな食感はタピオカ粉を使用することにより生まれています。
【マカロン】
マカロンというのは、”フランス発祥の焼き菓子。卵白を泡立て、砂糖・アーモンドパウダーなどを入れて焼き上げた生地に、クリームなどを挟んだお菓子のこと”。
【マフィン】
※上はマフィン(アメリカ発祥の焼き菓子)の写真
マフィンというのは、”アメリカ発祥の焼き菓子。小麦粉に、牛乳・卵・ベーキングパウダーなどを加えて、その生地をカップ型に入れて焼き上げたお菓子のこと”。
※上はイングリッシュマフィン(イギリス発祥のパン)の写真
イングリッシュマフィンというと、”イギリス発祥のパン。小麦粉に、牛乳・砂糖・イーストなどを加えてこね、コーンミール(トウモロコシ粉)をまぶして焼き上げた丸いパンのこと”を指します。
イングリッシュマフィンにベーコン・ポーチドエッグなどをのせたものを「エッグベネディクト」と呼び、
他には半分に切ってベーコン・目玉焼きなどの具材を入れ、ハンバーガーみたいにして食べられることも多いです。
【マリトッツォ】
マリトッツォというのは、”イタリア発祥のお菓子。パンを切り開いて、そこに大量の生クリームを挟んだお菓子のこと”。
【マルゲリータ】
マルゲリータというのは、”イタリア料理のひとつ。トマトソースを塗った生地の上に、モッツアレラチーズとバジルの葉をのせたピザのこと”。
【マンゴスチン】
※上はマンゴスチンの果実の写真
マンゴスチンというのは、”キントラノオ目フクギ科フクギ属に分類される常緑高木。また、その果実のこと”。
果実を食用とし、中の白い果肉(種は食べない)を食べます。
香りが良くて果肉が柔らかく、上品な甘い味わいであることから、別名で「果物の女王」(ドリアンは「果物の王様」)とも呼ばれています。
【ミネストローネ】
ミネストローネというのは、”イタリア料理のひとつ。野菜(トマト・ジャガイモ・タマネギ・ニンジンなど)をたくさん入れて作るトマトベースのスープのこと”。
【ミョウガ】
※上はミョウガの花穂(食用)の写真
ミョウガというのは、”ショウガ目ショウガ科ショウガ属に分類される多年草。また、その花穂(かすい)のこと”。
全体に特有の香りがあり、花穂(一般的に食べられている部分)・若芽・茎を食用とし、薬味などに用いられます。
【ムニエル、ソテー、ポワレ】
※上は鮭(サケ)のムニエルの写真
ムニエルというのは、”フランス料理の調理法。魚に下味をつけて小麦粉をまぶし、バターなどで焼く調理法のこと”。
例えば「鮭(サケ)のムニエル」や「舌平目(シタビラメ)のムニエル」のように用いられます。
※上はポークソテーの写真
ソテーというのは、”フランス料理の調理法。肉・魚・野菜を、フライパンにバターや油を用いて焼く調理法のこと”。
例えば「ポークソテー」や「白身魚のソテー」のように用いられます。
※上は真鯛(マダイ)のポワレの写真
ポワレというのは、”フランス料理の調理法。フライパンで肉や魚の表面をカリッと、中をふんわりと焼き上げる調理法のこと”。
例えば「真鯛(マダイ)のポワレ」や「鱸(スズキ)のポワレ」のように用いられます。
ポワレは、ムニエルやソテーとは違って、「アロゼ」と呼ばれる肉・魚を焼く途中で、フライパンに溜まった油をスプーンですくってかける工程があります。
アロゼを行うことで、表面をカリッと、中をふんわりと焼き上げることができます。
【メレンゲ】
メレンゲというのは、”卵白(らんぱく)を泡立てたもの”。
卵白を泡立てることによって、空気を含ませて小さな気泡をたくさん作り出し、そのメレンゲをお菓子の生地などに混ぜることでふわふわとした食感を生み出します。
例えばマシュマロやシフォンケーキなどのふわふわとした食感のお菓子には、必ずと言っていいほどメレンゲが使用されています。
【メンマ】
メンマというのは、”タケノコを茹で、発酵させてから乾燥させた食品のこと”。
一般的には中国産の「麻竹(マチク)」のタケノコが用いられます。
【モロヘイヤ】
モロヘイヤというのは、”アオイ目アオイ科ツナソ属に分類される一年草のこと”。
葉・茎を食用とし、モロヘイヤの特徴であるネバネバは「ムチン」と呼ばれる成分によるものです。
アクの成分であるシュウ酸を多く含んでいるため生食はできず、茹でてから流水にさらしてシュウ酸を抜きます。
(莢(さや)や種子には毒性があるため注意が必要)
【油淋鶏(ユーリンチー)】
油淋鶏というのは、”中華料理のひとつ。鶏肉の唐揚げに、刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた料理のこと”。
【ユッケ】
ユッケというのは、”韓国料理のひとつ。細切りにした生肉(牛肉・馬肉)に、卵黄などを盛り付けた料理のこと”。
ユッケは牛・馬の生肉をそのまま食べるため安全性の確保がとても重要で、使用できる肉は厚生労働省が定めた「生食用食肉の規格基準」を満たしたものに限られています。
(鶏・豚の生肉、牛レバーなどについては、生食すると食中毒にかかる危険性があることから禁止されています)
【湯葉(ゆば)】
湯葉というのは、”豆乳を煮立てて、その表面にできた薄い皮をすくい取ったもの”。
湯葉は蛋白質(たんぱくしつ)が豊富な食品で、生湯葉・干し湯葉があり、吸い物や煮物などに用いられます。
「ゆば」の産地としては”京都・日光(栃木県)”が有名で、京都では「湯葉」、日光では「湯波」と表記されます。
【柚餅子(ゆべし)】
※上は柚餅子(前者の意味)の写真
※上は柚餅子(後者の意味)の写真
柚餅子というのは、”柚子(ユズ)の果実をくり抜いて、その中にもち米・味噌・醤油・砂糖・胡桃(クルミ)などを混ぜたものを詰め、蒸して乾燥させた食品のこと/米粉・小麦粉・砂糖・味噌などを混ぜ、それに柚子の果汁や皮を加えてこねて蒸したお菓子のこと”。
後者の意味のお菓子に胡桃が加えてあるものを「胡桃柚餅子(くるみゆべし)」と呼びます。
【ライチ】
※上はライチの果実の写真
ライチというのは、”茘枝(レイシ:標準和名)の別名のこと”。
茘枝は、”ムクロジ目ムクロジ科レイシ属に分類される常緑小高木。また、その果実のこと”を指します。
果実を食用とし、果皮を剥くと食用になる白色半透明の果肉が出てきて、その果肉の中に種子があります(種子は食べない)。
【ラザニア】
※上はラザニア(パスタ)の写真
ラザニアというのは、”四角いシート状のパスタ。また、それを使った料理のこと”。
※上はラザニア(料理名)の写真
※上はベシャメルソースの写真
ラザニア(料理)というのは、”イタリア料理のひとつ。平たいパスタ(ラザニア)を、チーズ・ミートソース・ベシャメルソースなどと一緒にミルフィーユ状に重ねたものを焼き上げた料理のこと”。
ベシャメルソースは、”小麦粉・バターで作られたルーを、牛乳を加えて混ぜ、煮詰めて作られた白いソースのこと”を指します。
ベシャメルソースはホワイトソースの一種で、ホワイトソースというとベシャメルソースを指すことが多いです。
【ラタトゥイユ】
ラタトゥイユというのは、”フランス料理のひとつ。トマト・タマネギ・ナス・ピーマンなどの野菜を、オリーブオイルとニンニクで炒め、煮込んだ料理のこと”。
【ラッシー、チャイ】
※上はラッシーの写真
ラッシーというのは、”インド発祥の飲み物。ヨーグルトと牛乳をベースに、砂糖・はちみち・果物などを混ぜた飲み物のこと”。
本場インドでは「ダヒ(またはダヒー)」と呼ばれ、インドでは「チャイ」と並んでカレーにかかせない定番ドリンクになります。
※上はチャイの写真
チャイは、”インド発祥の飲み物。煮出した水に茶葉・香辛料(カルダモン・シナモンなど)を入れ、その後に牛乳・砂糖を加えて、茶葉などを濾(こ)したミルクティーのこと”を指します。
【ラディッシュ】
ラディッシュというのは、”二十日大根(ハツカダイコン:標準和名)の別名のこと”。
二十日大根は、”アブラナ目アブラナ科ダイコン属に分類される越年草。また、その根のこと”を指します。
ラディッシュは一見するとカブの仲間のように見えますが、大根の一品種になります。
【ルイベ】
ルイベというのは、”北海道の郷土料理のひとつ。鮭(サケ)などの魚を冷凍して、それを凍らせたまま刺身(薄切り)にしたもの”。
【ルッコラ】
ルッコラというのは、”黄花蘿蔔(キバナスズシロ:標準和名)の別名のこと”。
黄花蘿蔔は、”フウチョウソウ目アブラナ科キバナスズシロ属に分類される一年草のこと”を指します。
ピリッとした辛味や苦味が特徴的な野菜で、生のままサラダにしたりピザのトッピングなどに用いられます。
【ローズマリー】
ローズマリーというのは、”迷迭香(マンネンロウ:標準和名)の別名のこと”。
迷迭香は、”シソ目シソ科マンネンロウ属に分類される常緑低木のこと”を指します。
ローズマリーは、全体的に甘く爽やかな香りがあり、ハーブや香辛料として用いられます。
【ローリエ】
ローリエというのは、”月桂樹(ゲッケイジュ)の葉を乾燥させた香辛料のこと”。
月桂樹は、”クスノキ目クスノキ科ゲッケイジュ属に分類される常緑高木の一種”を指します。
爽やかな甘い香りがあり、料理の香り付けや臭い消しなどに用いられます。
【ロコモコ】
ロコモコというのは、”ハワイ(アメリカ)料理のひとつ。ご飯にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけた料理のこと”。
グレイビーソースは、”肉を調理するときに出る肉汁を元に作られるソースのこと”を指します。
【ロマネスコ】
ロマネスコというのは、”アブラナ目アブラナ科アブラナ属に分類される一年草のこと”。
ロマネスコは、カリフラワーの一品種で、蕾(つぼみ)と茎の部分を食用とします。
蕾がフラクタル(部分的に見たときと、全体的に見たときが同じ形)と特徴的で、味はブロッコリー、食感はカリフラワーに近いです。
【雲呑(ワンタン)】
雲呑というのは、”中華料理のひとつ。小麦粉をこねて薄くのばした皮に、豚の挽肉(ひきにく)やネギなどを包んだ料理のこと”。
茹でてスープに入れたり油で揚げたりして食べられています。
名前 | 説明 |
---|---|
アクアパッツァ | イタリア料理のひとつ。魚介類をトマト・オリーブオイル・水などと共に煮込んだ料理 |
アケビ | アケビ科の植物。果実は淡紫色で、秋頃になり熟すと縦に割れ、果肉は白色で黒色の種子を含む |
アヒージョ | スペイン料理のひとつ。ニンニクを入れたオリーブオイルに、魚介類・野菜などを加えて煮込んだ料理 |
アフォガート | イタリア発祥のデザート。バニラアイスにエスプレッソ(コーヒー)をかけたデザート |
アボカド | クスノキ科の植物。標準和名は「鰐梨(ワニナシ)」。果実は栄養価が高く、脂肪分が豊富なことから、別名で「森のバター」と呼ばれる |
アラビアータ | イタリア料理のパスタソースのひとつ。唐辛子を利かせた辛いトマトソース |
あられ、おかき | 小さいものは「あられ」、大きいものは「おかき」と分類される |
アロエ | ススキノキ科の植物。葉の表面を取り除いた葉肉の部分を食用とし、ヨーグルトなどによく用いられる |
杏子(アンズ) | バラ科の植物。英語で「apricot(アプリコット)」。杏子の種子の中にある白い部分は「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」に用いられる |
アンチョビ | イタリアの加工食品。カタクチイワシを塩漬けして熟成させた食品 |
磯辺揚げ(いそべあげ) | 海苔(のり)を食材に巻いて揚げた料理。また、衣に海苔を混ぜて揚げた料理 |
イチジク | クワ科の植物。花は果実の中に隠れて咲かせ、外側から花が見えないことから「無花果(イチジク)」の漢字が当てられている |
外郎(ういろう) | 米粉に水・砂糖などを加えて蒸したお菓子 |
ウコン、ターメリック | ショウガ科の植物。地下茎は染料・香辛料などに用いられる。地下茎を乾燥させた香辛料は「ターメリック」と呼ばれる |
ウスターソース | 果物や野菜に、香辛料を加えて熟成させたソース |
ウド | ウコギ科の植物。山菜として知られている |
海ぶどう | 標準和名は「括れ蔦(クビレズタ)」。沖縄県でよく食べられている海藻 |
エクレア | フランス発祥のお菓子。細長い形のシュークリームの表面にチョコレートを塗ったお菓子 |
エシャロット | フランス料理によく用いられる、タマネギの変種 |
エスニック料理 | アジア・南米・中近東などの民族料理。例えばタイの「トムヤムクン」、インドネシアの「ナシゴレン」、ベトナムの「フォー」などが挙げられる |
XO醤(エックスオージャン) | 香港(ホンコン)発祥の調味料。干しエビ・干し貝柱・唐辛子(トウガラシ)などで作った調味料 |
エッグベネディクト、ポーチドエッグ | (エッグベネディクト)⇒ニューヨーク(アメリカ)発祥の料理。イングリッシュマフィンを半分に切り、ベーコン・ポーチドエッグなどをのせた料理/(ポーチドエッグ)⇒殻を割った生卵を、熱湯の中に入れて茹でたもの |
エピ | 麦の穂のような形をしたフランスパン |
オイスターソース | 塩漬けにした牡蠣(カキ)を発酵熟成させてつくった調味料 |
おから | 豆腐を作るときにできる、大豆をしぼったカス |
おこし | もち米・粟(あわ)などを蒸して、乾かして煎ったものを水飴と砂糖で固めたお菓子 |
御萩(おはぎ)、牡丹餅(ぼたもち) | どちらも同じ食べ物。春の彼岸で食べる場合は「牡丹餅」、秋の彼岸で食べる場合は「御萩」 |
オリーブ | モクセイ科の植物。果実から「オリーブオイル」を採る |
オレガノ | シソ科の植物。イタリア料理でよく用いられるハーブのひとつ |
貝割れ大根、豆苗(とうみょう) | (貝割れ大根)⇒大根の種子を発芽させた、双葉の出た発芽直後のもの/(豆苗)⇒エンドウの若芽 |
カオマンガイ | タイ料理のひとつ。鶏肉の茹(ゆ)で汁で炊いたご飯の上に、茹でた鶏肉をのせ、甘辛いタレをかけた料理 |
カクテキ | 韓国発祥の漬物。角切りの大根のキムチ |
カスベ | 北海道・東北地方における”エイ類の別名”で、特に食材としての”エイ類のヒレ”を指して「カスベ」と呼ぶことが多い |
ガトーショコラ、フォンダンショコラ、ザッハトルテ、ブラウニー | (ガトーショコラ)⇒フランス発祥のケーキ。小麦粉・砂糖・卵などで作った生地に、溶かしたチョコレートを混ぜて焼いたケーキ/(フォンダンショコラ)⇒フランス発祥のケーキ。中心部まで焼ききらずに作った、中心部にチョコレートクリームが入ったケーキ/(ザッハトルテ)⇒ウィーン(オーストリア)発祥のケーキ。チョコレート味のスポンジに、杏子(アンズ)のジャムを挟み、表面を溶かしたチョコレートでコーティングしたケーキ/(ブラウニー)⇒アメリカ発祥のケーキ。四角い形に焼いたチョコレートケーキ |
ガナッシュ | 溶かしたチョコレートに生クリームなどを加えて作るチョコレートクリーム |
蟹玉(かにたま) | 中華料理のひとつ。溶き卵にほぐした蟹(カニ)の身と野菜などを入れて焼いた料理 |
カヌレ | フランス発祥の焼き菓子。溝(みぞ)のついた王冠形の型に入れて作った焼き菓子 |
ガパオライス | タイ料理のひとつ。ガパオ(ホーリーバジル)の葉と肉類などを炒め、その炒めたものと目玉焼きをご飯の上に盛り付けた料理 |
カプレーゼ | イタリア発祥のサラダ。薄切りにしたトマトとモッツァレラチーズに、バジルの葉を添えて、オリーブオイルをかけたサラダ |
臭橙(かぼす)、酢橘(すだち) | (臭橙)⇒ミカン科の植物で、果実はテニスボールほどの大きさ/(酢橘)⇒ミカン科の植物で、果実はゴルフボールほどの大きさ |
唐墨(からすみ) | 長崎県が有名な産地で、日本三大珍味のひとつ。ボラの卵巣を塩漬けして乾燥させた食品 |
ガラムマサラ | インド発祥の混合香辛料。複数のスパイスを混ぜ合わせて作る混合香辛料 |
カルダモン | 「小豆蔲(ショウズク:標準和名)」の種子を乾燥させた香辛料 |
カルパッチョ | イタリア料理のひとつ。魚や牛肉を薄切りにしたものに、ソースやドレッシングをかけた料理 |
カルメラ | 砂糖に少量の水を加え、加熱して溶かし、重曹を加えてかき混ぜ、膨らませた軽石状のお菓子。別名で「カルメ焼き」と呼ばれることが多い |
ガレット | フランス料理のひとつ。そば粉で作ったクレープに、ハム・チーズ・卵などをのせた料理 |
干瓢(かんぴょう) | 夕顔(ユウガオ)の果肉をひも状にむいて乾燥させた食品 |
雁擬(がんもどき) | 豆腐をつぶして、レンコン・ゴボウなどを混ぜて、油で揚げた料理 |
棊子麺(きしめん) | 名古屋(愛知県)の名産。幅が広くて薄い形状のうどん |
キッシュ | フランス料理のひとつ。パイ生地を敷き、ベーコン・チーズ・野菜などの具材をのせ、卵・牛乳・小麦粉などを混ぜたものを入れて焼き上げた料理 |
キャビア | チョウザメの卵を塩漬けにした食品。世界三大珍味のひとつ |
金柑(きんかん) | ミカン科の植物。果実は小粒で甘酸っぱい |
金鍔(きんつば) | 餡(あん)に水で溶いた小麦粉をつけ、鉄板の上で一面ずつ軽く焼いたお菓子 |
金団(きんとん) | サツマイモなどで作った餡に、砂糖で甘く煮た栗(くり)・インゲンマメなどを混ぜた食品 |
グアバ | フトモモ科の植物。標準和名は「蕃石榴(バンジロウ)」。果実を食用とし、生のまま食べたりジュースにしたりする |
空心菜(くうしんさい) | ヒルガオ科の植物。標準和名は「蕹菜(ヨウサイ)」。茎(くき)の中が空洞になっていることから「空心菜」と名付けられている |
クコの実 | ナス科の植物である「枸杞(クコ:標準和名)」の果実。杏仁豆腐のトッピングなどによく用いられる |
くさや | 魚をさばいて内臓などを取り除き、くさや液と呼ばれる独特の臭いがある液体に浸してから乾燥させた干物 |
クミン | セリ科の植物。香辛料などに用いられる |
クルトン | サイコロ状に切ったパンを、炒めたり揚げたりしたもの。シーザーサラダやスープのトッピングなどによく用いられる |
グレイビーソース | 肉を調理するときに出る肉汁を元に作られるソース |
クレームブリュレ | フランス発祥のデザート。卵黄・生クリーム・牛乳などを混ぜ、オーブンで焼き固め、冷ましてから表面に砂糖をまぶしてバーナーで焼き色をつけたデザート |
クレソン | アブラナ科の植物。肉料理の添え物などに用いられる |
クワイ | オモダカ科の植物。地下にある塊茎(かいけい)を食用とする |
ケバブ、ドネルケバブ、シシカバブ | (ケバブ)⇒中東とその周辺地域において、肉類を焼いて調理した料理の総称/(ドネルケバブ)⇒ケバブの一種で、トルコ料理のひとつ。縦型式回転グリルに大きなブロック状の肉をセットして、回転させながら焼いたもの/(シシカバブ)⇒ケバブの一種で、トルコ料理のひとつ。一口大に切った肉や野菜を串に刺して焼いた料理 |
巻繊汁(けんちんじる) | 崩した豆腐と千切り(繊切り)にした野菜を油で炒めたものを具とした汁物 |
ゴーヤ(ゴーヤー) | ウリ科の植物。果実にはいぼ状の突起があり、果肉には苦味がある |
コールスローサラダ | 細かく切ったキャベツを、マヨネーズなどで味付けして作るサラダ |
コーンスターチ | トウモロコシを原料とするデンプン |
蕃椒醤(コチュジャン) | 韓国発祥の調味料。もち米・唐辛子・塩などを発酵させて作る、甘辛い味の味噌 |
海鼠腸(このわた) | 日本三大珍味のひとつ。海鼠(ナマコ)の、腸などの内臓を塩辛にしたもの |
コリアンダー、パクチー | セリ科の植物。標準和名は「コエンドロ」。葉の部分を「パクチー」、香辛料となる種子(または粉末状にしたもの)を「コリアンダー」と呼ぶことが多い |
コンフィ | フランス料理の調理法。食材(肉など)を低温の油でじっくりと煮る調理法 |
コンポート | 果物を砂糖水で煮て作るデザート |
搾菜(ザーサイ) | 中国発祥の漬物。芥子菜(からしな)の変種の根に近い肥大した部分を、唐辛子と塩を用いて漬けた漬物。また、芥子菜の変種のこと |
ザクロ | ミソハギ科の植物。果実の中の赤い粒状の部分を食べる |
砂糖黍(サトウキビ) | イネ科の植物。茎の部分に糖分が蓄えられ、砂糖の原料になる |
サフラン | アヤメ科の植物。また、その雌しべを乾燥させた香辛料 |
ザボン | ミカン科の植物。別名で「文旦(ブンタン)」とも呼ばれている |
サムギョプサル | 韓国料理のひとつ。豚ばらの三枚肉、またはそれを野菜とともに焼いて食べる料理 |
サムゲタン | 韓国料理のひとつ。内臓を取った鶏肉の中に、もち米・高麗人参(コウライニンジン)・棗(ナツメ)などを詰めて煮込んだ料理 |
サワークリーム | 生クリームに、乳酸菌を加えて発酵させた調味料 |
シークヮーサー | ミカン科の植物。標準和名は「平実檸檬(ヒラミレモン)」。「シークヮーサー」は沖縄の方言での呼び名 |
シーザーサラダ | メキシコ発祥のサラダ。レタスの上にクルトンなどをのせ、フレンチドレッシングと粉チーズをかけたサラダ |
ジェノベーゼ | イタリア発祥の調味料。バジル・ニンニク・松の実・オリーブオイルなどを混ぜて作られたソース |
シシリアンライス | 佐賀市(佐賀県)のご当地グルメ。ご飯の上にレタスやトマトなどの野菜、炒めた牛肉などをトッピングし、仕上げにマヨネーズをかけた料理 |
卓袱料理(しっぽくりょうり) | 長崎県の郷土料理。大皿に盛られた料理を各々で自由に取り分けて、円卓を囲んで味わう宴会(えんかい)料理 |
シナモン | クスノキ科の植物。また、その樹皮を乾燥させた香辛料。標準和名は「錫蘭肉桂(セイロンニッケイ)」。 |
自然薯(じねんじょ) | ヤマノイモ科の植物。標準和名は「山の芋(ヤマノイモ)」。根茎を食用とし、とろろなどに用いられる |
ジビエ | 狩猟によって捕獲された野生の鳥獣。また、その野生の鳥獣の肉。ジビエ(野生の鳥獣の肉)を用いた料理を「ジビエ料理」と呼ぶ |
炸醤麺(ジャージャーメン) | 中華料理のひとつ。豚の挽肉(ひきにく)や細かく切ったタケノコなどを豆板醤(トウバンジャン)・甜麵醬(テンメンジャン)などで炒めて作った肉味噌を、茹でた麺の上に乗せた料理 |
シュトレン(シュトーレン) | ドイツ発祥の菓子パン。生地にドライフルーツ・ナッツなどが練り込まれた菓子パン |
シャトーブリアン | 牛のヒレ肉の中で、中央部の最も厚みのある肉質の良い部分 |
ジャンバラヤ | アメリカ料理のひとつ。鶏肉・ウインナー・玉ねぎ・ピーマンなどの入った炊き込みご飯 |
臭豆腐(しゅうどうふ) | 中国発祥の食品。植物性の発酵液に漬けた豆腐を、揚げたり蒸したりした食品 |
シュールストレミング | スウェーデン発祥の発酵食品。ニシンを塩漬けを缶に入れて発酵させた食品 |
シュクメルリ | ジョージア料理のひとつ。鶏肉を焼いて、ニンニク・バター・塩・水などを加えて煮込んだ料理 |
じゅんさい | ハゴロモモ科の植物。若芽・若葉は粘液で覆われ食用として珍重される |
精進料理(しょうじんりょうり) | 魚介類・肉類・卵を使わず、植物性(穀物・野菜など)の食材のみで作った料理 |
小籠包(しょうろんぽう) | 中華料理の点心のひとつ。調理した豚の挽肉に刻んだ野菜などを混ぜ、スープと一緒に小麦粉の生地で包んだ小型の蒸し饅頭(まんじゅう) |
白子(しらこ) | 魚の精巣の俗称 |
シリアル、コーンフレーク、オートミール、グラノーラ | (シリアル)⇒穀物を加工して、そのままでも食べられるようにしたもの/(コーンフレーク)⇒コーン(トウモロコシ)の粒を砕いて蒸気で加熱し、薄片状に押しつぶして乾燥させた食品/(オートミール)⇒燕麦(えんばく)を脱穀(だっこく)して、蒸気で加熱し、平たく押しつぶして乾燥させた食品/(グラノーラ)⇒オートミールに、ドライフルーツ・ナッツなどを混ぜた食品 |
ジンギスカン | 北海道の郷土料理。溝のついた兜形(かぶとがた)の鉄鍋で、羊肉の薄切りを焼いて食べる料理 |
真薯(しんじょ) | エビ・鶏肉・魚の白身などをすりつぶしたものに、自然薯(じねんじょ)や卵白などを加えて、蒸したり茹でたりした練り物 |
水団(すいとん) | 小麦粉を水でこねて団子状にし、その団子を入れた汁物 |
スコーン | スコットランド発祥のパン。小麦粉・牛乳・バター・ベーキングパウダーなどを混ぜて焼き上げた、丸い小形のパン |
スターフルーツ | カタバミ科の植物。果実は輪切りにすると星の形をしていることから「スターフルーツ」と名付けられた |
ズッキーニ | ウリ科の植物。果実はきゅうりに似ている |
スフレ | フランス発祥のお菓子や料理。メレンゲに砂糖・小麦粉などを加えて混ぜ、焼いて作る、ふんわりと仕上げたお菓子や料理 |
スペアリブ | 豚の骨付きばら肉(肋骨についた肉) |
ずんだ | 枝豆(または空豆)を茹で、すりつぶして作る餡 |
スンドゥブ | 韓国料理で使われるやわらかい豆腐。また、「スンドゥブチゲ」の略称 |
セージ | シソ科の植物。また、その葉を乾燥させた香辛料 |
雑炊(ぞうすい) | 野菜・肉などを具として加え、味付けをしたお粥(かゆ) |
ソーキそば | 沖縄県の郷土料理。角煮のように味付けされたソーキ(スペアリブ)を盛り付けた沖縄そば |
トルティーヤ、タコス、サルサ、ブリトー | (トルティーヤ)⇒トウモロコシ粉や小麦粉をこね、薄くのばして焼いたパン/(タコス)⇒メキシコ料理のひとつ。トルティーヤ(トウモロコシ粉)に、炒めた肉・レタス・チーズなどを挟んで、サルサをかけた料理/(サルサ)⇒トマトに唐辛子・タマネギなどを加えて作るソース/(ブリトー)⇒メキシコ料理のひとつ。トルティーヤ(小麦粉)に、炒めた肉・チーズ・野菜などの具材を包んだ料理 |
タコライス | 沖縄県のご当地グルメ。タコスの具材(炒めた肉・レタス・チーズなど)をご飯の上にのせ、サルサ(ソース)をかけた料理 |
タッカルビ | 韓国料理のひとつ。鶏肉とキャベツ・ネギなどの野菜を、コチュジャンなどで甘辛く炒めた料理 |
タピオカ、キャッサバ | (タピオカ)⇒キャッサバの塊根(かいこん)から精製したデンプン。また、それを用いた粒状の食品/(キャッサバ)⇒キントラノオ目トウダイグサ科イモノキ属に分類される落葉低木。また、その塊根 |
担々麺(タンタンメン) | 中華料理のひとつ。辣油(ラーゆ)や唐辛子などで辛味を利かせた挽肉や搾菜(ザーサイ)を、茹でた中華麺の上に乗せた料理 |
タンドリーチキン | インド料理のひとつ。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を、タンドールと呼ばれる円筒形の竈(かまど)で焼いた料理 |
湯麺(タンメン) | 日本発祥の料理。炒めた肉や野菜を塩味のスープと煮込み、それを茹でた中華麺の上にかけた料理 |
筑前煮(ちくぜんに) | 鶏肉・ニンジン・レンコン・ゴボウ・シイタケなどを炒めて、砂糖・醤油などで味付けして煮詰めた料理 |
チヂミ | 韓国料理のひとつ。水で溶いた小麦粉に、ニラ・タマネギ・エビ・イカなどを混ぜて、薄く焼いた料理 |
粽(ちまき) | 米や米粉の餅(もち)を、茅(ちがや)・笹(ささ)・葦(あし)などの葉で包んで蒸した食品 |
チャツネ | インド発祥の調味料。野菜や果物に、香辛料を加えて煮詰めて作るソース、またはペースト状の調味料 |
チュロス | スペイン発祥の揚げ菓子。小麦粉を熱湯で練り、星型の搾り器から搾り出して油で揚げ、砂糖・シナモンなどをまとわせたお菓子 |
ちゃんぽん | 特に、長崎県のものが有名。麺の上に、肉・野菜などを炒めたものをのせ、鶏ガラや豚骨などで取ったスープをかけた料理 |
チョロギ | シソ科の植物。地下にある塊茎を食用とし、梅酢漬けにして食べられることが多い |
縮緬雑魚(ちりめんじゃこ) | イワシの稚魚(ちぎょ)を塩茹でして乾燥させた食品 |
チンゲン菜 | アブラナ科の植物。根元の固い芯の部分を取り除き、葉と茎を食用する |
青椒肉絲(チンジャオロース) | 中華料理のひとつ。豚肉または牛肉とピーマンを細切りにして炒め、オイスターソースなどで味付けした料理 |
捏ね(つくね)、摘入(つみれ) | (捏ね)⇒魚のすり身に卵・小麦粉などを混ぜてこね、団子状や棒状に成形して茹でたり蒸したりした食品/(摘入)⇒魚のすり身に卵・小麦粉などを混ぜてこね、スプーンなどで少しずつすくい取って茹でたり蒸したりした食品 |
燕の巣(つばめのす) | 穴燕(アナツバメ)の巣を乾燥させた食材 |
デニッシュ | ウィーン(オーストリア)発祥のパン。生地にバターを折り込んで、パイのように仕上げたパン |
テリーヌ | フランス料理のひとつ。すりつぶした魚介・肉・野菜などを容器に入れてから焼き上げた料理。また、魚介・野菜などを容器に入れてゼラチンで固めた料理 |
甜菜(テンサイ) | ヒユ科の植物。砂糖の原料となる植物で、別名で「砂糖大根(サトウダイコン)」と呼ばれている |
天津飯(てんしんはん) | 日本発祥の料理。蟹玉(かにたま)をご飯の上に乗せて、とろみのあるタレをかけた料理 |
甜面醤(テンメンジャン) | 中国発祥の調味料。小麦粉を発酵させた甘い味噌 |
冬瓜(トウガン) | ウリ科の植物。果実は冷暗所で保存すると冬まで日持ちすることから「冬瓜」と呼ばれる |
豆板醤(トウバンジャン) | 中国発祥の調味料。空豆・唐辛子などを発酵させた辛い味噌 |
トッポギ | 韓国料理のひとつ。トックと呼ばれる棒状の餅(もち)を、コチュジャンなどで甘辛く炒めた料理 |
トムヤムクン | タイ料理のひとつ。エビなどが入った酸味と辛味のきいたスープ |
ドラゴンフルーツ | サボテン科の植物。果実は白い果肉のものが一般的 |
ドリアン | アオイ科の植物。果実は非常に臭いことで有名。別名で「果物の王様」と呼ばれている |
トリュフ | 世界三大珍味のひとつ。セイヨウショウロ科のキノコ。標準和名は「西洋松露(セイヨウショウロ)」 |
とんぶり | 「箒木(ホウキギ:標準和名)」の成熟した果実を加熱加工したもの |
ナシゴレン | インドネシア料理のひとつ。ジャスミンライスと具材を炒め、サンバル(インドネシアの辛味調味料)などで味付けし、半熟の目玉焼きをトッピングした料理 |
ナツメグ | 「肉荳蔲(ニクズク:標準和名)」の種子をひいて粉末状にした香辛料 |
膾(なます) | 生の魚や野菜などを細かく刻んで酢などで和(あ)えた料理 |
ナムル | 韓国料理のひとつ。もやし・きゅうり・ゼンマイなどを、ごま油・醤油・にんにくなどで和えた料理 |
ナンプラー | タイ発祥の調味料。小魚を塩漬けして、発酵させた魚醤(ぎょしょう) |
煮凝り(にこごり) | ゼラチン質の魚や肉などを煮て、煮汁ごとゼラチン・寒天などで固めた料理 |
煮麺(にゅうめん) | 茹でた素麺(そうめん)と具を、醤油味(または味噌味)のつゆで煮た料理 |
ヌガー | フランス発祥のお菓子。砂糖と水飴を混ぜて煮詰め、ナッツ類・ドライフルーツなどを加えたお菓子 |
バーニャカウダ | イタリア料理のひとつ。オリーブオイルに、ニンニク・アンチョビなどを入れて温めたソースに、野菜を浸して食べる料理 |
パエリア | スペイン料理のひとつ。お米と魚介類(ムール貝・イカ・エビなど)・肉類・野菜類を入れた炊き込みご飯 |
バゲット | フランスパンの一種。長さ70~80cmほどの、細い棒状のパン |
バジル | シソ科の植物。ハーブの一種で、別名で「バジリコ」とも呼ばれている。 |
パセリ | セリ科の植物。独特の香りがあり、葉は料理の付け合わせや飾り付けなどに用いられる |
八角(ハッカク) | 「唐樒(トウシキミ:標準和名)」の果実。また、その果実を乾燥させた香辛料 |
パッションフルーツ | トケイソウ科の植物。標準和名は「果物時計草(クダモノトケイソウ)」 |
八宝菜(はっぽうさい) | 中華料理のひとつ。豚肉・エビ・白菜・人参・タケノコなどの具材を炒めて、水溶き片栗粉でとろみをつけた料理 |
バニラ | ラン科の植物。また、その植物から抽出された香料 |
パパイア | パパイア科の植物。果肉にはタンパク質分解酵素である「パパイン」が含まれる |
ババロア、パンナコッタ、ムース | (ババロア)⇒フランス発祥のデザート。牛乳・砂糖・卵に、泡立てた生クリームを混ぜ、ゼラチンを加えて冷やし固めたお菓子/(パンナコッタ)⇒イタリア発祥のデザート。牛乳・砂糖に、泡立てていない生クリームを混ぜ、ゼラチンを加えて冷やし固めたお菓子/(ムース)⇒フランス発祥のデザート。チョコレート・卵・生クリームなどを混ぜ、冷やして固めたお菓子 |
隼人瓜(ハヤトウリ) | ウリ科の植物。果実の外皮は緑色と白色のものがある |
ハラペーニョ | メキシコの唐辛子の一品種 |
棒棒鶏(バンバンジー) | 中華料理のひとつ。茹でた鶏肉を細く切ったものに、唐辛子・辣油(ラーゆ)・酢・醤油・胡麻などを混ぜたソースをかけた料理 |
半片(はんぺん) | 魚肉のすり身に自然薯(じねんじょ)などを混ぜて茹でた食品 |
皮蛋(ピータン) | 中国発祥の食品。アヒルの卵を塩・草木灰・石灰・泥につけて、発酵させた食品 |
ビーツ | ヒユ科の植物。赤カブのような見た目で栄養が豊富に含まれていることから、別名で「食べる輸血」「奇跡の野菜」とも呼ばれている |
ビーフストロガノフ | ロシア料理のひとつ。牛肉・タマネギ・マッシュルームなどを炒めてスープで煮込み、サワークリームを加えて仕上げた料理 |
ビーフン | うるち米(粘り気の少ない普通の米)を原料とした麺の一種 |
ピカタ | イタリア料理のひとつ。肉に下味をつけて、小麦粉をまぶして溶き卵に絡めてから焼いた料理 |
ピクルス | 酢・香辛料などをベースとした調味液に、野菜などを漬け込んだ漬物 |
ビシソワーズ | フランス料理のひとつ。ジャガイモの冷製クリームスープ |
ピスタチオ | ムクロジ目ウルシ科カイノキ属に分類される落葉高木の一種。また、その種子 |
ひつまぶし | 名古屋(愛知県)の郷土料理。お櫃(ひつ)などに入れられたご飯の上に、刻んだウナギの蒲焼(かばやき)がのせられた料理 |
ピラフ | フランス発祥の料理。炒(いた)めた米を、肉・玉ねぎ・エビなどの具とともに、出汁(だし)や香辛料を加えて炊(た)いた料理 |
ピロシキ | ロシア発祥の惣菜(そうざい)パン。肉・魚・野菜などの具を、小麦粉を練った生地で包み、油で揚げたりオーブンで焼いたりしたパン |
枇杷(ビワ) | バラ科の植物。果実の形が楽器の「琵琶(びわ)」に似ていることから名付けられた |
フィナンシェ、マドレーヌ | (フィナンシェ)⇒フランス発祥のお菓子。アーモンドパウダーに、卵白・砂糖・バターなどを混ぜて焼いたお菓子/(マドレーヌ)⇒フランス発祥のお菓子。小麦粉・卵・砂糖・バターなどを混ぜて焼いたお菓子 |
ブイヤベース | フランス料理のひとつ。魚介類をトマトベースのスープで煮込んだ料理 |
フォアグラ | 世界三大珍味のひとつ。特殊な飼育法によって肥大させた、ガチョウ・カモの肝臓 |
フォー | ベトナム料理で用いられる、米粉と水を練って作る平麺。また、それを用いた料理 |
フォカッチャ | イタリア発祥の平焼きパン。小麦粉・オリーブオイル・塩・イーストなどを原料とした生地を延ばして、指でいくつか凹みをつけて焼き上げたパン |
フカヒレ | 鮫(サメ)のヒレを乾燥させた食品 |
蕗の薹(ふきのとう) | 蕗(フキ)の花茎(花をつける茎) |
ブリオッシュ | フランス発祥の菓子パン。小麦粉・バター・卵・砂糖・牛乳などを混ぜた生地を焼き上げたパン |
フリッター | イタリア発祥の揚げ物。卵黄・小麦粉・牛乳などを混ぜたものに、メレンゲ(卵白を泡立てたもの)を加えて、油で揚げた料理 |
プルコギ | 韓国料理のひとつ。甘辛いたれに漬け込んだ牛肉を、野菜と一緒に炒める料理 |
プレッツェル | ドイツ発祥の菓子パン。小麦粉・イーストなどを生地の原料とし、重曹を溶かした湯に生地を漬けてから焼き上げたパン |
フロマージュ | チーズ。「フロマージュ(fromage)」は、フランス語で「チーズ」を意味する言葉 |
ベーグル | ポーランド発祥のパン。小麦粉・砂糖・水・イーストなどで生地を作り、その生地を茹でてから焼き上げたパン |
北京ダック(ペキンダック) | 中華料理のひとつ。下処理したアヒルを丸ごと炉(ろ)で焼いた料理 |
ペスカトーレ | イタリア料理のひとつ。魚介類をたくさん使ったトマトソースのパスタ料理 |
ペンネ | イタリアのパスタの一種。両端がペン先のように斜めに切られたマカロニ |
回鍋肉(ホイコーロー) | 中華料理のひとつ。豚肉をキャベツなどの野菜と炒め、トウバンジャンなどで味付けした料理 |
餺飥(ほうとう) | 山梨県の郷土料理。小麦粉を練った平打ち麺とカボチャなどの野菜を、味噌で煮込んだ料理 |
ホエイ | 乳から乳脂肪分やカゼイン(乳に含まれるタンパク質の一種)などを取り除いた水溶液 |
ポトフ | フランス料理のひとつ。大きく切った肉・野菜に、香辛料などを加えたスープで煮込んだ料理 |
ボルシチ | ウクライナ料理のひとつ。肉・野菜を煮込んで、ビーツを入れ、サワークリームをのせたスープ |
ボロネーゼ、ポモドーロ | (ボロネーゼ)⇒イタリア料理などで使われる、挽肉(ひきにく)をトマトやワインと一緒に煮込んだパスタソース/(ポモドーロ)⇒トマト。また、イタリア料理などで使われる、トマトを使ったシンプルなパスタソース |
ポンデケージョ | ブラジル発祥のパン。タピオカ粉に、牛乳・卵・チーズなどを加えて混ぜてから焼き上げたパン |
マカロン | フランス発祥の焼き菓子。卵白を泡立て、砂糖・アーモンドパウダーなどを入れて焼き上げた生地に、クリームなどを挟んだお菓子 |
マフィン | アメリカ発祥の焼き菓子。小麦粉に、牛乳・卵・ベーキングパウダーなどを加えて、その生地をカップ型に入れて焼き上げたお菓子 |
マリトッツォ | イタリア発祥のお菓子。パンを切り開いて、そこに大量の生クリームを挟んだお菓子 |
マルゲリータ | イタリア料理のひとつ。トマトソースを塗った生地の上に、モッツアレラチーズとバジルの葉をのせたピザ |
マンゴスチン | フクギ科の植物。果実は香りが良くて果肉が柔らかく、上品な甘い味わいであることから、別名で「果物の女王」と呼ばれている |
ミネストローネ | イタリア料理のひとつ。野菜(トマト・ジャガイモ・タマネギ・ニンジンなど)をたくさん入れて作るトマトベースのスープ |
ミョウガ | ショウガ科の植物。また、その花穂(かすい)。特有の香りがあり、薬味として用いられる |
ムニエル、ソテー、ポワレ | (ムニエル)⇒フランス料理の調理法。魚に下味をつけて小麦粉をまぶし、バターなどで焼く調理法/(ソテー)⇒フランス料理の調理法。肉・魚・野菜を、フライパンにバターや油を用いて焼く調理法/(ポワレ)⇒フランス料理の調理法。フライパンで肉や魚の表面をカリッと、中をふんわりと焼き上げる調理法 |
メレンゲ | 卵白(らんぱく)を泡立てたもの |
メンマ | タケノコを茹で、発酵させてから乾燥させた食品 |
モロヘイヤ | アオイ科の植物。葉・茎を食用とし、「ムチン」と呼ばれる成分によるネバネバが特徴的 |
油淋鶏(ユーリンチー) | 中華料理のひとつ。鶏肉の唐揚げに、刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた料理 |
ユッケ | 韓国料理のひとつ。細切りにした生肉(牛肉・馬肉)に、卵黄などを盛り付けた料理 |
湯葉(ゆば) | 豆乳を煮立てて、その表面にできた薄い皮をすくいとって作った食品 |
柚餅子(ゆべし) | 柚子(ユズ)の果実をくり抜いて、その中にもち米・味噌・醤油・砂糖・クルミなどを混ぜたものを詰め、蒸して乾燥させた食品/米粉・小麦粉・砂糖・味噌などを混ぜ、それに柚子の果汁や皮を加えてこねて蒸したお菓子 |
ライチ | ムクロジ科の植物。標準和名は「茘枝(レイシ)」。果実を食用とし、果皮を剥くと食用になる白色半透明の果肉が出てくる |
ラザニア | (ラザニア(パスタ))⇒四角いシート状のパスタ。また、それを使った料理/(ラザニア(料理))⇒イタリア料理のひとつ。平たいパスタ(ラザニア)を、チーズ・ミートソース・ベシャメルソースなどと一緒にミルフィーユ状に重ねたものを焼き上げた料理 |
ラタトゥイユ | フランス料理のひとつ。トマト・タマネギ・ナス・ピーマンなどの野菜を、オリーブオイルとニンニクで炒め、煮込んだ料理 |
ラッシー、チャイ | (ラッシー)⇒インド発祥の飲み物。ヨーグルトと牛乳をベースに、砂糖・はちみち・果物などを混ぜた飲み物/(チャイ)⇒インド発祥の飲み物。煮出した水に茶葉・香辛料(カルダモン・シナモンなど)を入れ、その後に牛乳・砂糖を加えて、茶葉などを濾(こ)したミルクティー |
ラディッシュ | アブラナ科の植物。標準和名は「二十日大根(ハツカダイコン)」。一見するとカブの仲間のように見えるが、大根の一品種 |
ルイベ | 北海道の郷土料理のひとつ。鮭(サケ)などの魚を冷凍して、それを凍らせたまま刺身(薄切り)にしたもの |
ルッコラ | アブラナ科の植物。標準和名は「黄花蘿蔔(キバナスズシロ)」。ピリッとした辛味や苦味が特徴的な野菜で、生のままサラダにしたりピザのトッピングなどに用いられる |
ローズマリー | シソ科の植物。標準和名は「迷迭香(マンネンロウ)」。全体的に甘く爽やかな香りがあり、ハーブや香辛料として用いられる |
ローリエ | 「月桂樹(ゲッケイジュ:標準和名)」の葉を乾燥させた香辛料。爽やかな甘い香りがあり、料理の香り付けや臭い消しなどに用いられる |
ロコモコ | ハワイ料理のひとつ。ご飯にハンバーグと目玉焼きをのせ、グレイビーソースをかけた料理 |
ロマネスコ | アブラナ科の植物。蕾(つぼみ)と茎の部分を食用とし、蕾がフラクタル(部分的に見たときと、全体的に見たときが同じ形)で特徴的 |
雲呑(ワンタン) | 中華料理のひとつ。小麦粉をこねて薄くのばした皮に、豚の挽肉(ひきにく)やネギなどを包んだ料理 |
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など