このページでは火星の表面温度・大気・重力などの特徴を解説しています。
まず火星を構成している物質は下のようになります。
上図のように火星の地殻・マントル部分は岩石・鉄で構成され、
核の部分には鉄・ニッケルなどの金属で構成されています。
そして火星の表面が赤褐色に見えるのは、地殻・マントルを構成している岩石に、
酸化鉄が多く含まれているために赤褐色に見えるんですね。
酸化鉄とはつまり鉄が錆びた状態のもので、日常的には”赤さび”などと呼ばれることも多いです。
また火星の大気は主に二酸化炭素・窒素・アルゴンから構成され、
それ以外にもわずかに酸素・一酸化炭素・水蒸気などが含まれています。
当然ですが、火星の大気では人間は呼吸することはできません。
関連:空気と大気の違いとは?
なぜ火星と呼ばれているのかと言うと、
それは五行思想(または五行説)という思想が由来になっているからです。
五行思想とは古代中国における自然哲学の思想のことで、
万物は”火・水・木・金・土”の5種類の元素から構成されるという思想です。
五行思想の概念は曜日を表すのに使われていますよね。
(火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日)
五行思想では火は赤色とされており、
火星はその赤っぽい色の見た目から”火星”と名付けられました。
この五行思想が主だった時代には、8つの太陽系惑星のうち天王星と海王星の存在は知られておらず、地球を除くとちょうど5つの惑星になるため、五行思想から惑星の名前が付けられました。
このように火星という名前の由来は、五行思想から来ているんですね。
火星の英語名(マーズ)の由来について、詳しくは下記をご覧ください。
私たちが暮らしている地球では1日の長さは24時間で、
1年の長さは365日というのは常識ですよね。
実は火星における1日の長さは地球とだいたい同じで約1日(24時間40分)なのですが、
火星の1年の長さは地球と異なり約687日もかかってしまいます。
つまり地球では1年間は365日で、夜→昼→夜の周期は1日(24時間)ですが、
火星における1年間は約687日で、夜→昼→夜の周期は約1日(24時間40分)です。
少しややこしいので、簡単に解説していきます。
まず地球における1日というのは、夜が来てまた次の夜が来るまでの時間のことで、
1年間は地球が太陽の周りを1周する時間のことを指しています。
(時間帯の周期が1周することを1日としているので、朝から朝でも問題なし)
地球が夜→昼→夜のように変化するのは地球自身が回っているからで、
地球自身が回ることを”地球の自転”、地球が太陽の周りを移動することを”地球の公転”と言います。
そして火星も地球と同じように自転と公転をしていて、その早さは異なります。
地球の自転では1日1回転し、地球の公転は365日かかりますが、
火星の自転では約1日で1回転し、火星の公転は約687日かかります。
火星における1日の長さは約1日、1年の長さは約687日なので、
火星の自転と公転からそれぞれ1日と1年の長さを知ることができます。
ですが水星や金星のように、”自転にかかる時間=1日の長さ”とならない惑星もあるので注意しましょう。
火星の重力の大きさは、地球の約0.38倍です。
つまり火星の重力は、地球の半分以下ということになります。
この0.38倍というのは地球の質量・半径と、火星の質量・半径から計算することができます。
計算の手順としては以下の通りです。
まず上のように地球と火星における質量と半径を比較し、
火星の質量と半径が地球の何倍なのかをそれぞれ求めていきます。
そしてあとは先ほど計算で出した値を上の計算式に入れれば、
火星の重力は地球の0.38倍ほどだという計算結果が出てきます。
このように火星と地球の質量・半径がそれぞれ分かっていれば、
火星の重力が地球のだいたい何倍なのかを計算することができます。
以上が「火星とは?火星の表面温度・大気・重力などの特徴を簡単に解説!」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<火星の特徴>
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など