このページでは熱伝導率とは何か?。また熱伝導率が高い・低いの意味をわかりやすく解説しています。




1.熱伝導率とは何か?


結論から言ってしまうと熱伝導率とは、
どのくらい熱を伝導しやすいかを表している量のことを言います。


物質の熱の伝わり方には伝導・対流・放射と呼ばれる3つの方法が存在しますが、
その熱の伝わり方の中でも”熱の伝導のしやすさの量を示したもの”を熱伝導率と言います。


つまり簡単に言い換えれば熱伝導率とは、”熱の伝わりやすさ”を表しているというわけです。



ちなみに熱伝導率の単位は[W/(m・K)]で、読み方はひとつの例として「ワット・パー・メートル・ケルビン」と読みます。


次の章では熱伝導率が高い・低いとはどのような意味なのかを解説していきます。



2.熱伝導率が高い・低いってどういう意味?

熱伝導率が高い・低いの意味を簡単にまとめると下のようになります。

  • 熱伝導率が高い(大きい) ⇒ 熱が伝わりやすい
  • 熱伝導率が低い(小さい) ⇒ 熱が伝わりにくい


熱伝導率というのは物質の状態(気体・液体・固体)によっても異なり、
一般的には”気体 < 液体 < 固体”の順番で熱伝導率は高くなります


なので気体よりは液体、液体よりは固体の方が熱が伝わりやすいということです。



また熱伝導率が高い物質で言えば、金・銀・銅・・アルミニウム・鉄などの金属が存在し、
その金属の中でも熱伝導率が特に低いのはステンレスになります。


金属以外の身近で熱伝導率が低いモノには、
プラスチック・ガラス・木材・ゴム・空気などが存在しています。



ちなみに鉄などの金属を触ったら冷たいと感じたことはありますよね。


実はこれにはその物質における熱伝導率が大きく関係しています。


詳しい仕組みについては下記の記事をご覧ください。


以上が「熱伝導率とは何かをわかりやすく解説!熱伝導率が高い・低いとは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 熱伝導率とは、どのくらい熱を伝導しやすいかを表している量のこと。
  • 熱伝導率が高いとは、熱が伝わりやすいということ。
  • 熱伝導率が低いとは、熱が伝わりにくいということ。



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