1.うるう年(閏年)とは


結論から言ってしまうとうるう年(閏年)とは、”季節と暦(こよみ)のずれを調整するために設けられた年”です。


約4年に1度うるう年(うるう年ではない年は”1年=365日”)が設けられ、うるう年では2月の最後に季節と暦のずれを調整するために1日分追加(2月29日が追加)されるので”1年=366日”となります


(うるう年が4年に1度ではなく、”約4年に1度”である理由は、次の章で解説していきます)



また、「閏(うるう、じゅん)」というのは、”暦において普段の年(平年)よりも日数や月数が多いこと”を意味するので、閏(=平年よりも日数や月数が多い)のある年だから「閏年(うるうどし)」と言います。


(閏年の読み方は、「うるうどし」または「じゅんねん」とも読む)



2.「約4年に1度」366日になる仕組み

うるう年は現在「約4年に1度」(ルール①とルール②に基づいて)設けられ、これにより「1年=366日」になる仕組みを下の順番で解説していきます。

  • 2.1 「1年=地球が太陽の周りを1周する時間」(実際の1周する時間=約365.2422日)
  • 2.2 「0.2422日分のずれをルール①適用(1年=365.25日で計算)で小さくする」(実際と約11分/年のずれ)
  • 2.3 (現在の暦)「ルール①にプラスしてルール②も適用(1年=365.2425日で計算)でずれをさらに小さくする」(実際と約26秒/年のずれ)



2.1 「1年=地球が太陽の周りを1周する時間」(実際の1周する時間=約365.2422日)


まず私たちは、地球が太陽の周りを1周する時間を1年と決めています。



しかし、上図のように地球が太陽の周りを1周する時間はぴったり365日ではなく、実際は365.2422日かかり、1年をぴったり365日としてしまうと実際の1周する時間よりも0.2422日分/年(=約5時間49分/年)多くなり、年数が経過していくたびに季節と暦のずれがどんどん大きくなってしまいます


(1年経過で5時間49分のずれ、2年経過で11時間38分のずれ、3年経過で17時間27分のずれ、…)


この実際に地球が太陽の周りを1周する時間とのずれを調整(小さく)するために、ルール(次の章から解説)に基づいてうるう年が設けられていきます。



2.2 「0.2422日分のずれをルール①適用(1年=365.25日で計算)で小さくする」(実際と約11分/年のずれ)


まずは前章で発生する季節と暦のずれが小さくなるよう調整するためにルール①(下画像に記載)のみを適用して、「1年=365.25日」として計算し、4年に1回だけ1日多くする(366日にする)うるう年が設けられるようになりました


(このようにルール①のみを適用して「1年=365.25日」とした暦(こよみ)を「ユリウス暦(れき)」(=昔使われていた暦)と言います)




上図のようにルール①のみを適用した場合、「6時間(0.25日)/年」の時間のずれなので、実際に地球が太陽の周りを1周する時間のずれである「約5時間49分(0.2422日)/年」と比較した場合、「約11分/年」の時間のずれに短縮することができます


(「11分/年」の時間のずれは、約130年後に丸1日分のずれが生じてしまう計算で、ルール①のみを適用すると400年で100回うるう年があります)



2.3 (現在の暦)「ルール①にプラスしてルール②も適用(1年=365.2425日で計算)でずれをさらに小さくする」(実際と約26秒/年のずれ)


前章でのルール①にプラスしてルール②(下画像に記載)も適用することで、「1年=365.2425日」として計算し、約4年に1回、1日多くする(366日にする)といううるう年の新たなルールが決まりました


(このようにルール①にプラスしてルール②も適用した「1年=365.2425日」とした暦(こよみ)を「グレゴリオ暦(れき)(=現在使われている暦)」と言います)




そして上図のようにルール①にプラスしてルール②も適用した場合、「(0.2425日/年)(ルール①+ルール②適用した場合のずれ)-(0.2422日/年)(実際のずれ)=(0.0003日/年)(ルール①+ルール②適用して調整された後のずれ)」なので、「約26秒(0.0003日)/年」の時間のずれに短縮することができます


(「26秒/年」の時間のずれは、約3300年後に丸1日分のずれが生じてしまう計算で、ルール①にプラスしてルール②も適用すると400年で97回うるう年があります)



流れを簡単にまとめる(上図を参照)と、うるう年を設けないで1年を365日とした場合は「約5時間49分/年」のずれが生じますが、ルール①のみで調整した場合は「約11分/年」のずれに短縮でき、ルール①+ルール②で調整した場合は「約26秒/年」のずれにさらに短縮することができる(季節と暦のずれを調整する精度が格段に上がる)、というわけです。



以上が「うるう年(閏年)とは?”約4年に1度”366日になる仕組みをわかりやすく図で解説!」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • うるう年(閏年)とは、”季節と暦(こよみ)のずれを調整するために設けられた年”。
  • 「1年=地球が太陽の周りを1周する時間」を指し、「実際に地球が太陽の周りを1周する時間=約365.2422日」。
  • 1年を365日としてしまうと0.2422日(約5時間49分)/年のずれが生じてしまうので、実際とのずれを調整(小さく)するためにルールに基づいてうるう年が約4年に1回設けられている。



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