ユリウス暦とは?グレゴリオ暦との違いって何?

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    さてあなたはユリウス暦とグレゴリオ暦をご存知でしょうか。

     

    これらの暦は私たちの生活に関係しているもので、
    名前自体は聞きませんがグレゴリオ暦に関しては必ず使用しているはずです。

     

    聞き慣れない言葉ですが何かの機会に話題に上がることもあると思うので、
    分からないと感じるのであれば覚えていたほうが良いでしょう。

     

    そこでこのページでは、ユリウス暦とグレゴリオ暦の違いを簡単に解説します。

     

    どうぞご覧ください。

     

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    1.ユリウス暦とグレゴリオ暦の違いについて

     

    ではユリウス暦とグレゴリオ暦の違いについて簡単に見ていきましょう。

     

    結論から言ってしまうとユリウス暦とグレゴリオ暦の違いとは、
    1年の長さを何日として設けているかの違いになります

     

    ユリウス暦は1年の長さを”365.25日”として設けられている暦のことで、
    グレゴリオ暦は1年の長さを”365.2425日”として設けられている暦です。

     

     

    まず1年の長さというのは地球が太陽の周りを1周する時間のことで、
    キリが良い数字で1年間=365日とされています。

     

    地球が太陽の周りを1周する時間を暦にしたものは太陽暦と言われ、
    ユリウス暦もグレゴリオ暦も太陽暦の中のひとつです。

     

    ただ実際には地球が太陽の周りを1周する時間は、
    365.2422日と365日よりも多いです。

     

    このまま1年=365日として過ごしていくと1年で0.2422日のずれが生じていき、
    季節と暦に少しずつですがずれが発生していきますよね。

     

    そこで登場したのが閏(うるう)年と言って”だいたい4年に1度”、
    1年間を366日とすることで季節と暦のずれをなくすという方法です。
    (うるう年と絡めて後の章で詳しく解説していきます)

     

     

    そしてグレゴリオ暦はユリウス暦よりも1年の長さが細かく設定されていて、
    1年間で起こる季節と暦のずれが大幅に小さくなった暦になります。

     

     

    なのでユリウス暦を改良して作られた暦がグレゴリオ暦というわけです。
    (いま現在カレンダーなどで使用されている暦はグレゴリオ暦です)

     

    さてユリウス暦とグレゴリオ暦それぞれについて詳しく解説していきますね。

     

    ユリウス暦とは?

    ユリウス暦とは太陽暦の中のひとつで、1年を365.25日とした暦です。

     

    いま現在私たちが使用している暦はグレゴリオ暦で、
    ユリウス暦はローマで1582年まで使用されていました。
    (日本ではグレゴリオ暦の前は、天保暦が使用されていました)

     

    ユリウス暦では1年の長さが365.25日ということは4年に1度の頻度で、
    1日(0.25×4=1)が余るためそのずれを調整する目的でうるう年が設けられます。
    (ユリウス暦は400年間で100回のうるう年があります)

     

    ですが実際に地球が太陽を1周する時間は365.25日ではなく、
    365.2422日になるので1年間で多少のずれが生じてしまいます。

     

    0.25日は時間に直すと6時間で、0.2422日は5時間48分46秒になるので、
    ユリウス暦では1年間に季節と暦に11分14秒のずれが生じてきます

     

    そして1年間に季節と暦で11分14秒のずれが発生した場合には、
    いったい何年後に1日分のずれになってしまうのか計算したものが下記になります。

     

     

    上の計算のようにユリウス暦では1年間に11分14秒ずれるとして、
    そのずれが1日分のずれになるのは約128年後という計算になりました。

     

    ユリウス暦では誤差がまだ大きいということで改良されたのがグレゴリオ暦で、
    次にユリウス暦と同じようにグレゴリオ暦について計算も含めて解説していきます。

     

    グレゴリオ暦とは?

    グレゴリオ暦とは太陽暦の中のひとつで、1年を365.2425日とした暦です

     

    グレゴリオ暦は1582年にローマ教皇によってユリウス暦から変更され、
    1582年からいま現在に至るまで世界中で使用され続けています。
    (日本でグレゴリオ暦が使用され始めたのは、1873年からです)

     

    グレゴリオ暦では1年の長さが365.2425日となっており、
    ユリウス暦の365.25日と比較すると実際のずれ(365.2422日)と誤差が小さくなっています。

     

    ユリウス暦では4年に1度の頻度(400年間で100回)でうるう年が設けられていましたが、
    グレゴリオ暦では”だいたい4年に1度”の頻度(400年間で97回)でうるう年があります

     

    いま現在の暦だとグレゴリオ暦が使用されているので、
    うるう年がある頻度はだいたい4年に1度で400年間に97回です。

     

    さてユリウス暦と同様にグレゴリオ暦についても、
    いったい何年後に季節と暦に1日分のずれが発生するのか計算していきましょう。

     

     

    上のようにグレゴリオ暦では1年間に26秒のずれが発生するとして、
    そのずれが1日分のずれになるのは約3323年後という計算になりました。

     

    ユリウス暦だと約128年後に季節と暦に1日分のずれが発生するのに対して、
    グレゴリオ暦では約3323年で1日のずれが生じるのと精度が全然違うということが分かりますよね。

     

    そのためユリウス暦だと1年間で生じる季節と暦のずれが大きく、
    ユリウス暦を改良したこのグレゴリオ暦(いま現在の暦)が誕生したというわけです

     

     

    以上が「ユリウス暦とは?グレゴリオ暦との違いって何?」でした。

     

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    2.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • ユリウス暦とは、1年を365.25日として設けている暦のこと。
    • グレゴリオ暦とは、1年を365.2425日として設けている暦のこと(いま現在の暦)。
    • これらの違いは、1年の長さを何日として設けているか。

     

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