さてあなたは四半世紀という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
1世紀や半世紀という言葉は聞いたことはあっても、
四半世紀についてはあまり聞き慣れないという人もいますよね。
いままで私は四半世紀の意味を誤解してしまっていたので、
中には同じように間違えたまま覚えている人もいるかもしれません。
そこでこのページでは四半世紀の意味とは?
また半世紀・三四半世紀が示す期間について簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.四半世紀の意味とは?
では四半世紀の意味とは何かを簡単に解説していきます。
結論から言ってしまうと四半世紀(しはんせいき)の意味は、
1世紀の4分の1である”25年間”のことを示しています。
1世紀は西暦1年~西暦100年のことを表していますが、
”100年間”という意味で1世紀が使われることも多いです。
そして世紀というのは西暦を100年単位で区切ったときの名称のことで、
四半(しはん)という言葉は”4分の1”などの意味を持っています。
四半には他にも”四半期”と言って、1年間の4分の1(3か月間)を表す言葉がよく使われていますね。
だから四半(4分の1)世紀(100年)となり25年間のことを表していて、
「四半世紀前」というのは”25年前”ということを意味しています。
また四半世紀とよく似ている言葉に四世紀半(よんせいきはん)がありますが、
これらの言葉が示す意味はまったく異なるものです。
”四半世紀は25年間のこと”で、”四世紀半は450年間のこと”を表しているので注意してください。
2.四半世紀末とは何年を表しているのか?
では四半世紀末とは何年を表しているのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと四半世紀末(しはんせいきまつ)とは、
四半世紀の最後の年である25年目のことを表しています。
世紀末(せいきまつ)という言葉をご存知でしょうか。
世紀末というのはその世紀における最後の年を表しているもので、
19世紀末であれば1900年ちょうど、20世紀末であれば2000年ちょうどのことです。
(1901年から20世紀が始まり、2001年から21世紀が始まります)
なので四半世紀末は四半世紀の最後の年である、25年目のことを指していると言えます。
3.半世紀・三四半世紀が示す期間について
では半世紀・三四半世紀が示す期間について見ていきましょう。
読み方は半世紀(はんせいき)、三四半世紀(さんしはんせいき)です。
四半世紀も含めて簡単にそれぞれの期間を下にまとめます。
- 四半世紀 = 25年間
- 半世紀 = 50年間
- 三四半世紀 = 75年間
- 世紀 = 100年間
半世紀は世紀(100年)の半分なので50年間を表し、
三四半世紀は世紀を4分の1にしたうちの3つということで75年間を表します。
また四半世紀末と同様の考え方で、
半世紀末=50年目のこと、三四半世紀末=75年目のことを指しています。
三四半世紀は日常的にほとんど出てこない言葉なので、
これから使う機会はほとんどないかもしれませんね。
以上が「四半世紀の意味とは?また半世紀・三四半世紀が示す期間は?」でした。
4.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 四半世紀の意味は、1世紀(100年間)の4分の1を表したもので25年間のことを示す。
- 半世紀は50年間のことで、三四半世紀は75年間のことを示している。
- 四半世紀末は最後の年である25年目のことを示している。