結論から言ってしまうと末(すえ)は”ある期間の終わりの数日間”を表していて、
末(まつ)は”ある期間の終わりの日”を表しています。
つまり末(すえ)の方が示している期間の範囲(数日間)が広くて、
末(まつ)だと示している期間の範囲(1日)が狭いです。
末(すえ)の期間としては具体的にどのくらいの日数という決まりはないですが、
一般的な感覚だとだいたい”5日間程度(3日~7日間)”の場合が多いです。
例えば、「10月末(すえ)」と「10月末(まつ)」では示している期間が少し異なります。
上のように10月末(すえ)という場合は”10月の終わりの数日間”を示しており、
10月末(まつ)という場合には”10月の終わりの日のみ”を示すことになります。
なので一般的に末(すえ)と末(まつ)が使用されるときには、
示している期間にはこのような違いがあるものだと覚えておいてください。
ただ先ほど一般的に”末(まつ)は終わりの日のこと”を指すと言いましたが、
ややこしいことに末(まつ)には”終わりの方”という意味もあります。
年末(ねんまつ)や年度末(ねんどまつ)という言葉が使用されますが、
これらの場合で末(まつ)は”終わりの日”ではなく”終わりの方”という意味で使用されることが多いです。
ですので年末であれば年の終わりの方である12月頃、
年度末であれば年度の終わりの方である3月頃を示していることが多いので注意してください。
年度についても少しややこしい部分があるので、良ければ下記をご覧ください。
以上が「末(すえ)と末(まつ)が示す期間はどう違うのか?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など