さてあなたは”望(ぼう)”と”朔(さく)”という言葉をご存知でしょうか。
これらは太陽と地球と月の位置関係を表している言葉で、
実際にどのような位置にあるときなのか分からないという人も多いと思います。
そこでこのページでは、望と朔の違いについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.望と朔の違いとは?
では望と朔の違いについて見ていきましょう。
結論から言ってしまうと望(ぼう)と朔(さく)の違いとは、
太陽と地球と月における位置関係の違いです。
太陽と地球と月における位置関係を簡単に図にすると下のようになります。
上図のように望とは”月と太陽で地球を挟む位置関係にあるとき”のことで、
朔とは”地球と太陽で月を挟む位置関係にあるとき”のことを言います。
そして望のときに見える月のことを”満月(または望月)”、
朔のときに見える月のことを”新月”と私たちは呼んでいます。
月は地球の周りを円を描くように動いている(これを月の公転という)ため、
太陽と地球と月の位置関係も同じではなく時間が経つと変化します。
さらにそれによって地球から見ると月が満ちたり、欠けたりするように見えるようになるんですね。
以上が「望と朔の違いとは?」でした。
2.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 望とは、月と太陽で地球を挟む位置関係にあるときを指す(望のときに見える月が”満月”)。
- 朔とは、地球と太陽で月を挟む位置関係にあるときを指す(朔のときに見える月が”新月”)。
- 望と朔の違いは、太陽と地球と月における位置関係の違い。