単位変換にはコツが必要?単位変換の簡単な考え方について

 

 

さて長さや質量など日常的に単位を扱っていると、
少なからずその単位を変換しなければいけないときがあると思います。

 

単位変換サイトなどで検索すれば簡単に変換できるのですが、
もしサイトなどですぐに調べることができない状況なら頭の中で変換しなければなりません。

 

単位変換に慣れていなければ初めは難しいと感じてしまいますが、
単位変換の考え方(コツ)に少しずつ慣れていけばとても簡単です。

 

そこでこのページでは、単位変換の簡単な考え方(コツ)について解説していきます。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.単位は基本となる単位と接頭語によって構成される

 

まず日常的に使用されている単位というのは”基本となる単位”と、
基本となる単位に補助として付けられる”単位の接頭語”によって構成されています

 

”基本となる単位”の例を挙げると長さの単位である[m](メートル)や、
質量の単位である[g](グラム)などが挙げられます。

 

では”単位の接頭語”とはどういうものなのか例を挙げてみると、
単位の接頭語には[m](ミリ)や[k](キロ)、[c](センチ)などが挙げられます
(単位[m](メートル)と接頭語[m](ミリ)は同じ小文字の”m”なので注意してください)

 

 

この単位の接頭語は[m](メートル)や[g](グラム)などの単位の前に付けられるもので、
[mm](ミリメートル)や[cm](センチメートル)、[kg](キログラム)のように単位とセットで用いられます。

 

 

そして上のように単位の接頭語はその種類によって表す数の大きさが異なっており、
[k](キロ)であれば”1000倍”、[m](ミリ)であれば”1000分の1”を表しています

 

なので長さの単位である[m](メートル)に[k](キロ)が付けば、
[km](キロメートル)となり、[m](メートル)の1000倍を意味することになるんですね。

 

ちなみに接頭語が付かずに単位だけで長さや質量が表されている場合もあるので、
必ずしも単位と接頭語がセットで付いているわけではないですが、このように構成されているということは覚えておいてください。

 

2.単位変換の簡単な考え方(コツ)について

では単位変換の簡単な考え方(コツ)について解説していきますね。

 

結論から言ってしまうと単位変換の考え方(コツ)は、
[m](ミリ)や[k](キロ)など接頭語の意味を理解して覚えることです。

 

1[cm](センチメートル)は何[mm](ミリメートル)なのかというような簡単な単位変換であれば、
日常的に経験していることから難しく考えないですぐに答えることができます。

 

ですが普段から使わないような単位を変換するときには、
[c](センチ)や[m](ミリ)など接頭語の意味を理解していないので答えることができません。

 

逆を言えば単位の接頭語の意味さえしっかりと理解できていれば、
普段から慣れ親しんでいない単位を変換するときでも簡単に変換できるようになります

 

さて単位の接頭語の意味を理解して覚えることだと言っても分かりにくいので、
実際にどのように変換するのか、長さ・質量・体積・時間の単位変換それぞれについて見ていきましょう。

 

長さ[m]の場合

例えば[m](メートル)から[cm](センチメートル)と[mm](ミリメートル)への変換であれば、下のように考えていきます。

 

 

また[m](メートル)からの変換ではなく、[cm](センチメートル)から[mm](ミリメートル)への変換や、[mm](ミリメートル)から[cm](センチメートル)への変換の場合も先ほどと同じように考えていきます。

 

 

上のように[c](センチ)は”100分の1”で[m](ミリ)は”1000分の1”だから、
それぞれの単位に変換するとこうなるんだなと理解できれば忘れることは少なくなります。
(単位の前に付いている接頭語の種類が変わっても、同じ考え方で単位変換が可能です)

 

質量[g]の場合

例えば[g](グラム)から[mg](ミリグラム)と[kg](キログラム)への変換であれば、下のように考えていきます。

 

 

また[g](グラム)からの変換ではなく、[mg](ミリグラム)から[kg](キログラム)への変換や、[kg](キログラム)から[mg](ミリグラム)への変換の場合も先ほどと同じように考えていきます。

 

 

他の単位と同じように[m](ミリ)は”1000分の1”で[k](キロ)は”1000倍”だから、
それぞれの単位に変換するとこうなるんだなと理解できれば忘れることは少なくなります。
(単位の前に付いている接頭語の種類が変わっても、同じ考え方で単位変換が可能です)

 

体積[L]の場合

例えば[L](リットル)から[mL](ミリリットル)と[dL](デシリットル)への変換であれば、下のように考えていきます。

 

 

また[L](リットル)からの変換ではなく、[mL](ミリリットル)から[dL](デシリットル)への変換や、[dL](デシリットル)から[mL](ミリリットル)への変換の場合も先ほどと同じように考えていきます。

 

 

他の単位と同じように[m](ミリ)は”1000分の1”で[d](デシ)は”10分の1”だから、
それぞれの単位に変換するとこうなるんだなと理解できれば忘れることは少なくなります。
(単位の前に付いている接頭語の種類が変わっても、同じ考え方で単位変換が可能です)

 

時間の場合

例えば1時間は秒に変換すると”1時間=3600秒”となりますが、その考え方は下の通りです。

 

 

上のように1時間は1分が60回経過した時間だから60分と同じで、
1分は1秒が60回経過した時間と同じだからというような考え方をしていきます

 

そして1分は1秒が60回経過した時間と同じになるので”1分=60秒”となり、
60分における1分それぞれに対して60秒を掛けていけば良いのです。

 

そうすると60[min]=60×60[s]=3600[s]と出るので、
”1[h](時間)=60[min](分)=3600[s](秒)”という答えになるんですね。

 

 

また変換する期間を少し長くして、”1[day](日)”や”1[year](年)”を秒(または分)に直すときも同じ考え方をします。

 

 

上のように1日を秒に変換すると”86400秒(8万6400秒)”となり、
1年を秒に変換すると”31536000秒(3153万6000秒)”になります。

 

 

ちなみに時間(または日・年)から秒や分に変換するのではなく、
反対に秒や分から時間(または日・年)に直すときは下のようになります。

 

 

このように単純に分数にすれば良いだけなので、時間を秒や分に直すことさえできれば誰でもできます。

 

以上が「単位変換にはコツが必要?単位変換の簡単な考え方について」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 単位は”基本となる単位([m](メートル)や[g](グラム)など)”と、”単位の接頭語([m](ミリ)や[k](キロ)など)”によって構成されている。
  • ”[m](ミリ)は1000分の1”、”[k](キロ)は1000倍”のように、単位の接頭語はその種類によって表している数が異なる。
  • 単位変換の考え方(コツ)は、[m](ミリ)や[k](キロ)など接頭語の意味を理解して覚えること。

 

 

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