結論から言ってしまうとミクロンとマイクロの違いは、
単位そのものなのか、単位の接頭語なのかになります。
ミクロンは単位そのもので”1[m](メートル)の100万分の1の長さ”を表し、
マイクロは単位の接頭語で”100万分の1”のことを表しています。
マイクロは単位の接頭語で単体では長さ・質量などを表すことはできないので、
単位となるm(メートル)やg(グラム)などに付けて用いられます。
ちなみにミクロンもマイクロも使用される記号は”μ”で同じものになります。
さてミクロンとマイクロそれぞれについて詳しく解説していきますね。
ミクロン(μ)とは、1/1000000(100万分の1)[m]を指す単位のことです。
ミクロンはマイクロとは違い、それだけで長さを表す単位として使うことができます。
(マイクロは単体では100万分の1しか示さない)
逆を言えば、ミクロンは100万分の1mという長さしか表すことができませんが、
マイクロは他の単位と合わせることで様々な単位として用いることができます。
また[μ](ミクロン)は1967年に廃止され、いま現在では代わりに[μm](マイクロメートル)を用いることが国際的に定められています。
(1ミクロン=1マイクロメートルです)
ですのでミクロン[μ]は古い単位で、マイクロメートル[μm]が新しい単位だと言えます。
実際にいまでもミクロンを使用している人がいて間違いではないですが、
ミクロンは古い単位だということは覚えておきましょう。
マイクロ(μ)とは、1/1000000(100万分の1)を指す単位の接頭語のことです。
単位の接頭語というのは、単位となるm(メートル)やg(グラム)などに付けるもので、
数が大きくなりすぎたり小さくなりすぎるとき(0が多くなるとき)に簡略化するために用いられるものです。
その単位の接頭語の種類のひとつに”マイクロ(μ)”が存在します。
またマイクロという単位の接頭語だけでは、”100万分の1”ということしか表せません。
[μm](マイクロメートル)や[μg](マイクログラム)のように、
単位の接頭語(マイクロなど)は単位(mやgなど)の前に付けられます。
マイクロでよく使われる言葉にはマイクロチップやマイクロSDがありますが、
これらに使われているマイクロは”小さい”というような意味合いで使われています。
以上が「ミクロン(μ)とは何か?マイクロとの違いは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など