さてあなたは”メガ”という言葉をご存知でしょうか。
これは単位に大きく関係している言葉で、
日常生活で聞いたことがあるという人も多いはずです。
そこでこのページではメガとは何か?
また実はメガが単位ではないことについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.メガとは何か?
ではメガとは何かを見ていきましょう。
まずメガとは、”10^6”を表す単位の接頭語です。
(メガは”100万倍”を意味しています)
メガの記号は”大文字のM”が用いられます。
またメガの例としては、[MB](メガバイト)がよく用いられます。
[B](バイト)はデータ量やコンピューターにおける記憶容量を表す単位ですので、
ハードディスクなどデータを記憶する媒体によく使われています。
([B]の数値が大きいほど、そのデータを記憶する媒体の容量は大きくなる)
2.メガ自体は単位ではない
結論から言ってしまうと、メガは単位ではありません。
あくまでもメガは単位ではなく、単位の接頭語です。
メガなどの単位の接頭語は基本的には単体で使用されることはほとんどなく、
g(グラム)やm(メートル)など単位の補助として付けられます。
単位であれば、それが何の単位なのかに関係なく付けることが可能です。
例えば1[Mg](メガグラム)と言えば質量を表し、1[Mm](メガメートル)と言えば長さを表していますが、ただ1[M](メガ)だけだと何を表しているのかが分かりません。
このようにメガなどの単位の接頭語はそれ自体が単位というわけではなく、
gやmなどの単位の補助として付けられるものなので覚えておきましょう。
以上が「メガ(M)とは何か?メガが単位ではないって知ってた?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- メガ(M)とは単位の接頭語のことで、”10^6”を表している。
- あくまでメガ(M)は”単位に付ける接頭語”であって、単位そのものではない。