さてあなたは”キロ”という言葉をご存知でしょうか。
これは単位に大きく関係している言葉で、
日常生活で聞いたことがあるという人も多いはずです。
そこでこのページではキロとは何か?
また実はキロが単位ではないことについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.キロとは何か?
ではキロとは何かを見ていきましょう。
まずキロとは、”10^3”(=1000)を表す単位の接頭語です。
キロの記号は”小文字のk”が用いられます。
またキロの例としては、1[kg](キログラム)や1[km](キロメートル)などによく用いられます。
そしてキロは1000倍を意味しているため、1[kg](キログラム)は1000[g](1gの1000倍)を表し、1[km](キロメートル)は1000[m](1mの1000倍)を表していることになります。
2.キロ自体は単位ではない
結論から言ってしまうと、キロは単位ではありません。
あくまでもキロは単位ではなく、単位の接頭語です。
キロなどの単位の接頭語は基本的には単体で使用されることはほとんどなく、
g(グラム)やm(メートル)など単位の補助として付けられます。
単位であれば、それが何の単位なのかに関係なく付けることが可能です。
例えば1[kg](キログラム)と言えば質量を表し、1[km](キロメートル)と言えば長さを表していますが、ただ1[k](キロ)だけだと何を表しているのかが分かりません。
しかし実際には[kg](キログラム)や[km](キロメートル)が日常的によく使用されるので、
正確な表現ではないですが、ただキロだけでも前後の文脈から質量や長さのことなんだなと伝わります。
このようにキロなどの単位の接頭語はそれ自体が単位というわけではなく、
gやmなどの単位の補助として付けられるものなので覚えておきましょう。
以上が「キロ(k)とは何か?キロが単位ではないって知ってた?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- キロ(k)とは単位の接頭語のことで、”10^3”を表している。
- あくまでキロ(k)は”単位に付ける接頭語”であって、単位そのものではない。