さてあなたは”ヘクト”という言葉をご存知でしょうか。
これは単位に大きく関係している言葉で、
中には日常生活で聞いたことがあるという人もいるはずです。
そこでこのページではヘクトとは何か?
また実はヘクトが単位ではないことについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
ではヘクトとは何かを見ていきましょう。
まずヘクトとは、”10^2”(=100)を表す単位の接頭語です。
ヘクトの記号は”小文字のh”が用いられます。
またヘクトの例としては、[hL](ヘクトリットル)や[hm](ヘクトメートル)などがあります。
(基本的にはヘクト[h]を用いて単位を表すことは少ないです)
そしてヘクトは100倍を意味しているため、1[hL](ヘクトリットル)は100[L](1Lの100倍)を表し、1[hm](ヘクトメートル)は100[m](1mの100倍)を表していることになります。
結論から言ってしまうと、ヘクトは単位ではありません。
あくまでもヘクトは単位ではなく、単位の接頭語です。
ヘクトなどの単位の接頭語は基本的には単体で使用されることはほとんどなく、
g(グラム)やm(メートル)など単位の補助として付けられます。
単位であれば、それが何の単位なのかに関係なく付けることが可能です。
例えば1[hg](ヘクトグラム)と言えば質量を表し、1[hm](ヘクトメートル)と言えば長さを表していますが、ただ1[h](ヘクト)だけだと何を表しているのかが分かりません。
このようにヘクトなどの単位の接頭語はそれ自体が単位というわけではなく、
gやmなどの単位の補助として付けられるものなので覚えておきましょう。
以上が「ヘクト(h)とは何か?ヘクトが単位ではないって知ってた?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、