さてあなたは”ヨクト”という言葉をご存知でしょうか。
これは単位に大きく関係している言葉で、
中には日常生活で聞いたことがあるという人もいるはずです。
そこでこのページではヨクトとは何か?
また実はヨクトが単位ではないことについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
ではヨクトとは何かを見ていきましょう。
まずヨクトとは、”10^-24”を表す単位の接頭語です。
(ヨクトは”1杼(じょ)分の1”を意味しています)
ヨクトの記号は”小文字のy”が用いられます。
またヨクトの例としては、[ym](ヨクトメートル)や[yg](ヨクトグラム)などがあります。
(基本的にはヨクト[y]を用いて単位を表すことは少ないです)
結論から言ってしまうと、ヨクトは単位ではありません。
あくまでもヨクトは単位ではなく、単位の接頭語です。
ヨクトなどの単位の接頭語は基本的には単体で使用されることはほとんどなく、
g(グラム)やm(メートル)など単位の補助として付けられます。
単位であれば、それが何の単位なのかに関係なく付けることが可能です。
例えば1[yg](ヨクトグラム)と言えば質量を表し、1[ym](ヨクトメートル)と言えば長さを表していますが、ただ1[y](ヨクト)だけだと何を表しているのかが分かりません。
このようにヨクトなどの単位の接頭語はそれ自体が単位というわけではなく、
gやmなどの単位の補助として付けられるものなので覚えておきましょう。
以上が「ヨクト(y)とは何か?ヨクトが単位ではないって知ってた?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、