さてあなたは”フェムト”という言葉をご存知でしょうか。
これは単位に大きく関係している言葉で、
中には日常生活で聞いたことがあるという人もいるはずです。
そこでこのページではフェムトとは何か?
また実はフェムトが単位ではないことについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
1.フェムトとは何か?
ではフェムトとは何かを見ていきましょう。
まずフェムトとは、”10^-15”を表す単位の接頭語です。
(フェムトは”1000兆分の1”を意味しています)
フェムトの記号は”小文字のf”が用いられます。
またフェムトの例としては、[fm](フェムトメートル)や[fg](フェムトグラム)などがあります。
(基本的にはフェムト[f]を用いて単位を表すことは少ないです)
2.フェムト自体は単位ではない
結論から言ってしまうと、フェムトは単位ではありません。
あくまでもフェムトは単位ではなく、単位の接頭語です。
フェムトなどの単位の接頭語は基本的には単体で使用されることはほとんどなく、
g(グラム)やm(メートル)など単位の補助として付けられます。
単位であれば、それが何の単位なのかに関係なく付けることが可能です。
例えば1[fg](フェムトグラム)と言えば質量を表し、1[fm](フェムトメートル)と言えば長さを表していますが、ただ1[f](フェムト)だけだと何を表しているのかが分かりません。
このようにフェムトなどの単位の接頭語はそれ自体が単位というわけではなく、
gやmなどの単位の補助として付けられるものなので覚えておきましょう。
以上が「フェムト(f)とは何か?フェムトが単位ではないって知ってた?」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- フェムト(f)とは単位の接頭語のことで、”10^-15”を表している。
- あくまでフェムト(f)は”単位に付ける接頭語”であって、単位そのものではない。