結論から言ってしまうと、貨幣と硬貨と紙幣の違いは下のようになります。
上図のように、貨幣とは”硬貨と紙幣の総称のこと”を指していて、
(硬)貨と(紙)幣を合わせたものなので貨幣と呼びます。
そして硬貨とは”1円玉・5円玉・10円玉・50円玉・100円玉・500円玉”を指し、
紙幣とは”千円札・二千円札・五千円札・一万円札”のことを言います。
ただし日本における硬貨や紙幣は上記を指しますが、様々な硬貨や紙幣が存在するので注意が必要です。
また硬貨と紙幣には「どこが発行しているのか」という違いもあり、
硬貨は政府が発行していて、紙幣は日本銀行が発行しています。
これはそれぞれの硬貨や紙幣を見ればすぐに分かるのですが、
硬貨には”日本国”と表記され、紙幣には”日本銀行”との表記があります。
このことから”硬貨→日本政府が発行”し、”紙幣→日本銀行が発行”しているとすぐに分かります。
ちなみに一般的に貨幣と言えば、硬貨と紙幣のことを指していますが、
硬貨の正式名称は貨幣で、紙幣の正式名称は日本銀行券となっています。
(紙幣にはそれぞれ日本銀行券と表記されています)
ただ法律の中でも硬貨のことは「貨幣」と規定されていますが、
あくまでも一般的には貨幣と言えば、硬貨と紙幣の両方を指しているので覚えておいてください。
実は多くの人が誤解していることなのですが、
造幣局(ぞうへいきょく)で製造されているのは”硬貨だけ”なんです。
これは前章で解説していましたが、硬貨の正式名称は”貨幣”と言うので、
「造幣局では貨幣が製造されている」という言葉から、紙幣も一緒に製造されていると誤解する人が増えたのでしょう。
なので造幣局で製造されているのは”硬貨だけ”で、
紙幣は造幣局ではなく、国立印刷局という場所で製造されています。
そして造幣局に硬貨を発行させているのが日本政府で、
国立印刷局に紙幣を発行させているのが日本銀行というわけです。
ちなみに造幣局の本局は大阪府大阪市、国立印刷局の本局は東京都港区に存在します。
(他にもそれぞれいくつか支店があります)
以上が「貨幣と硬貨と紙幣の違いとは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など