このページでは「結露」と「凝結」と「凝縮」の違いをわかりやすく図で解説しています。




1.「結露」と「凝結」と「凝縮」の違い

結論から言ってしまうと「結露」と「凝結」と「凝縮」の違いは、”空気が冷やされることで、その空気中に含まれていた水蒸気(気体)が物体の表面に集まって水滴(液体)として現れる現象(=結露)”なのか、”気体から液体に変化する現象(=凝結=凝縮)”なのかです。


(「凝結」と「凝縮」は、水蒸気から水への変化だけでなく、気体から液体への変化であればどんな物質に対しても用いることができます)



上図のように「凝結」と「凝縮」は同じ意味で、(「結露」の意味を少し言い換えると)”空気が冷やされることで、その空気中に含まれていた水蒸気(気体)が凝結(=凝縮)によって物体の表面に水滴(液体)として付着する現象”を特に「結露」(なので結露は、凝結・凝縮の一種)と呼んでいます。


(意味は同じですが、「凝縮」は状態変化の表記のときに、「凝結」は特に水蒸気が水に変化するときに用いられることが多いです)

”温度によって物質の状態(固体・液体・気体)が変化すること”を「状態変化」と言い、”固体・液体・気体の物質の3つの状態のこと”を「物質の三態」と言います。



2,コップの表面に水滴が付着するのは「結露」、雲・霧が発生するのは「凝結(=凝縮)」

コップの表面や窓ガラスの表面に水滴が付着する現象は特に「結露」(「凝結」や「凝縮」でも間違いではない)、雲・霧が発生する現象はそのまま「凝結(=凝縮)」が用いられます。


(「結露」というのは言い換えれば、”物体の表面で凝結が起こり、凝結によって物体の表面に水滴が付着する現象”)



上図のように(コップの表面や窓ガラスの表面のように)物体の表面に水蒸気が集まって水滴に変化する(=凝結が起こる)場合は「結露」、(雲や霧のように)空気中で水蒸気が集まって水滴に変化する(=凝結が起こる)場合はそのまま「凝結(=凝縮)」が用いられます。


(雲や霧の場合は、空気中に浮遊しているチリを核として水蒸気(気体)が集まり水滴(液体)に変化します)


以上が「結露と凝結と凝縮の違いをわかりやすく図で解説!」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「結露」と「凝結」と「凝縮」の違いは、”空気が冷やされることで、その空気中に含まれていた水蒸気(気体)が物体の表面に集まって水滴(液体)として現れる現象(=結露)”なのか、”気体から液体に変化する現象(=凝結=凝縮)”なのか。
  • 「凝縮」と「凝結」の意味は同じだが、「凝縮」は状態変化の表記のときに、「凝結」は特に水蒸気が水に変化するときに用いられることが多い。
  • 「結露」は、「凝結(=凝縮)」の一種だと言える。
  • (コップの表面や窓ガラスの表面のように)物体の表面に水蒸気が集まって水滴に変化する(=凝結が起こる)場合は「結露」、(雲や霧のように)空気中で水蒸気が集まって水滴に変化する(=凝結が起こる)場合はそのまま「凝結(=凝縮)」が用いられる。



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