このページでは天王星の表面温度・大気・重力などの特徴を解説しています。
まず天王星を構成している物質は下のようになります。
上図のように天王星の外層には水素ガスを主成分として、ヘリウム・メタンを含んだ層が存在します。
そして内層には水・メタン・アンモニアなどからできている氷で構成され、
天王星の核の部分は、岩石や鉄・ニッケルなどの金属で構成されていると考えられています。
天王星が青緑色に見えるのは、上層部分の大気に含まれるメタンによるものです。
また天王星の大気は主に水素・ヘリウム・メタンから構成され、
それ以外にもわずかにアンモニア・エタン・アセチレンなどの物質が含まれています。
当然ですが、天王星の大気では人間は呼吸することはできません。
関連:空気と大気の違いとは?
天王星と呼ばれる由来としては、ローマ神話における天空神である”Uranus(ウラヌス)”からきています。
天王星はきれいな水色の見た目をしており、その青空のような見た目から、
ローマ神話における天空の神であるウラヌス(ラテン語)と名付けられました。
”Uranus(ウラヌス)”はラテン語(ローマでの言語)で、
それを英語にした場合に”Uranus(ユラナス)”となります。
なので天王星の英語名である”Uranus(ユラナス)”は、ローマ神話における天空神の”Uranus(ウラヌス)”からきているんですね。
そして日本語名での”天王星”の由来についても、ローマ神話における天空神ウラヌスからきています。
”天空の神=天空の王様”とされ、そこから”天空の王様の星”なので略して”天王星”です。
どの言語で表すかによって言葉が違うのでややこしいですが、
簡単にまとめると、天王星(日本語)=ユラナス(英語)=ウラヌス(ラテン語)となります。
私たちが暮らしている地球では1日の長さは24時間で、
1年の長さは365日というのは常識ですよね。
ですが天王星における1日と1年の長さは地球とは異なり、
天王星の1日の長さは約17.9時間で、1年は約84年ほどになります。
つまり地球では1年間は365日で、夜→昼→夜の周期は1日(24時間)ですが、
天王星における1年間は約84年で、夜→昼→夜の周期は約17.9時間かかるということです。
少しややこしいので、簡単に解説していきます。
まず地球における1日というのは、夜が来てまた次の夜が来るまでの時間のことで、
1年間は地球が太陽の周りを1周する時間のことを指しています。
(時間帯の周期が1周することを1日としているので、朝から朝でも問題なし)
地球が夜→昼→夜のように変化するのは地球自身が回っているからで、
地球自身が回ることを”地球の自転”、地球が太陽の周りを移動することを”地球の公転”と言います。
そして天王星も地球と同じように自転と公転をしていますが、その早さは異なります。
地球の自転では1日1回転し、地球の公転は365日かかりますが、
天王星の自転では約17.9時間で1回転し、天王星の公転は約84年もかかります。
天王星における1日の長さは約17.9時間、1年の長さは約84年なので、
天王星の自転と公転からそれぞれ1日と1年の長さを知ることができます。
ですが水星や金星のように、”自転にかかる時間=1日の長さ”とならない惑星もあるので注意しましょう。
天王星の重力の大きさは、地球の約0.9倍です。
つまり天王星の重力は、地球よりも少し小さい程度ということになります。
この0.9倍というのは地球の質量・半径と、天王星の質量・半径から計算することができます。
計算の手順としては以下の通りです。
まず上のように地球と天王星における質量と半径を比較し、
天王星の質量と半径が地球の何倍なのかをそれぞれ求めていきます。
そしてあとは先ほど計算で出した値を上の計算式に入れれば、
天王星の重力は地球の0.9倍ほどだという計算結果が出てきます。
このように天王星と地球の質量・半径がそれぞれ分かっていれば、
天王星の重力が地球のだいたい何倍なのかを計算することができます。
以上が「天王星とは?天王星の表面温度・大気・重力などの特徴を簡単に解説!」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<天王星の特徴>
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など