さてあなたは”更待月”という言葉をご存知でしょうか。
更待月とは空に見える月の名称のことを表したもので、
実際にどのような形の月なのか疑問に感じる人もいますよね。
そこでこのページでは更待月とは何か?
また更待月はどんな形の月なのかを図で解説します。
どうぞご覧ください。
1.更待月とは何か?
※上の画像の月は更待月ではありません
では更待月とは何かを見ていきましょう。
まず更待月の読み方は、”更待月(ふけまちづき)”と読みます。
更待月とは空に見える特定の形の月の名称を表したもので、
月の満ち欠けの周期が新しく始まって20日目の月を”更待月”と呼びます。
月の満ち欠けの周期は新月を1日目(最初)としているので、
新月になった19日後が月の満ち欠けにおける20日目で”更待月”となります。
また更待月という名称になった由来は、夜が更(ふ)けた頃まで待つと出てくる月ということからで、
更待月が見え始めるのは午後10時(22時)頃からになります。
さて次の章で更待月は、どんな形の月なのかを図で解説しますね。
2.更待月とはどんな形の月なのかを図で解説!
では更待月とはどんな形の月なのかを図で解説していきます。
結論から言ってしまうと、更待月は下のような形の月のことです。
そして月の満ち欠けには周期がありますが、更待月のように見えるときは、
月が地球から見てどの位置にあるときなのかを簡単にまとめたものが下になります。
上図のように月齢19のときに見える形の月が”更待月”です。
ちなみに月齢というのは新月のときを月齢0としたときの月の数え方で、
新月から1日経過していくごとに月齢を1つずつ足していく仕組みになっています。
(月齢0から始まるため、月齢と実際の日数が1つズレてしまいます)
月齢について詳しくは下記をご覧ください。
以上が「更待月とは?どんな形の月なのかを図で解説!」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 更待月とは、空に見える特定の形の月の名称を表したもの。
- 月齢でいうと、月齢19のときに見える月の名称が”更待月”である。