さてあなたは”繊月”と”二日月”という言葉をご存知でしょうか。
繊月・二日月とは空に見える月の名称のことを表したもので、
実際にどのような形の月なのか疑問に感じる人もいますよね。
そこでこのページでは繊月・二日月とは何か?
また繊月・二日月はどんな形の月なのかを図で解説します。
どうぞご覧ください。
1.繊月・二日月とは何か?
※上の画像の月は繊月・二日月ではありません
では繊月・二日月とは何かを見ていきましょう。
まず繊月・二日月の読み方は、”繊月(せんげつ)・二日月(ふつかづき)”と読みます。
繊月・二日月とは空に見える特定の形の月の名称を表したもので、
月の満ち欠けの周期が新しく始まって2日目の月を”繊月・二日月”と呼びます。
(繊月・二日月は同じ形の月を表したものです)
月の満ち欠けの周期は新月を1日目(最初)としているので、
新月になった次の日が月の満ち欠けにおける2日目で”繊月・二日月”となります。
また繊月という名称になった由来は、”繊”という字には”細い”のような意味があるため、
それから細い月ということで繊月と呼ばれるようになりました。
二日月はその名の通り、月の満ち欠けの周期が新しく始まってから、
2日目の月なので”二日月”という名称になっています。
さて次の章で繊月・二日月は、どんな形の月なのかを図で解説しますね。
2.繊月・二日月とはどんな形の月なのかを図で解説!
では繊月・二日月とはどんな形の月なのかを図で解説していきます。
結論から言ってしまうと、繊月・二日月は下のような形の月のことです。
このように右側からうっすらと細く見え始める様子の月になります。
そして月の満ち欠けには周期がありますが、繊月・二日月のように見えるときは、
月が地球から見てどの位置にあるときなのかを簡単にまとめたものが下になります。
上図のように月齢1のときに見える形の月が”繊月”と”二日月”です。
ちなみに月齢というのは新月のときを月齢0としたときの月の数え方で、
新月から1日経過していくごとに月齢を1つずつ足していく仕組みになっています。
(月齢0から始まるため、月齢と実際の日数が1つズレてしまいます)
月齢について詳しくは下記をご覧ください。
以上が「二日月とは?どんな形の月なのかを図で解説!」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 繊月・二日月とは、空に見える特定の形の月の名称を表したもの。
- 繊月と二日月はどちらも同じ形の月を表している。
- 月齢でいうと、月齢1のときに見える月の名称が”繊月・二日月”である。