このページでは湿気るとはどういう状態のことなのか?。またお菓子が湿気る理由と元に戻す方法について簡単に解説しています。
まず湿気(しけ)るというのは湿気(しっけ)という言葉から来ていて、
湿気は物や空気に含まれている水分のことを指している言葉です。
このことから湿気るとは、しめりけがある状態のことを表しています。
しめりけがある状態というのは、水分を含んでいる状態のことです。
ただ水分を含んでいる状態といっても、
明らかに濡れていると分かるような状態ではありません。
しめりけがある状態のものに触ると、
「あ、少し湿っているかも」と思うぐらいの状態が”湿気る”になります。
なので見た目だけで湿気っている状態なのかを判別するのは難しいです。
結論から言ってしまうとお菓子が湿気る理由は、
お菓子が空気中に含まれている水分を吸収してしまうからです。
まず空気中にはいくらか水分が含まれているのはご存知でしょうか。
湿度(しつど)と言えば理解しやすいかもしれませんね。
空気中に含まれている水分の度合いを表したものが湿度で、
湿度が高ければお菓子は湿気りやすくなります。
湿度が低ければ空気中の水分も少ないのでお菓子があまり水分を吸収せず、
湿度が高ければ水分も多くなるのでお菓子がより水分を吸収してしまいます。
そして湿度が0パーセントなんてことはほぼあり得ないので、
お菓子の袋を開封したまま放置していれば空気中の水分を吸収して湿気ってしまいます。
たとえお菓子の袋を開封していなかったとしても、
お菓子の袋次第では空気を完全に遮断できないので少しずつ湿気っていきます。
湿気りやすいお菓子というのは乾燥させて作る場合がほとんどなので、
空気中の水分を吸いやすい乾いたスポンジのようなものだとイメージしてください。
はじめからしっとりしていて水分を含んでいるお菓子については、
湿気るといったことはほとんどないですよね。
なので湿気りやすいかどうかはそのお菓子に元から水分が含まれているかどうかと、
お菓子周囲に存在する空気の湿度が大きく関係しています。
例えばせんべいのような焼き菓子は湿気りやすいお菓子の代表ですが、
乾燥したままなら「パリッ」、湿気っていると「モサッ」とした食感になります。
個人的な意見ですが、せんべいだけでなくお菓子は湿気ると美味しくないです。
また湿気りやすいお菓子には乾燥剤と書かれた小さなパックが入っていて、
周囲に存在する空気に含まれている水分を吸収する役割があります。
乾燥剤があることで湿気りやすいお菓子について、
少しは湿気るまでの時間を遅らせることができます。
乾燥材の他にもお菓子の種類によっては、
脱酸素剤といわれるものが入っていますので後で確認してみてください。
湿気ったお菓子を元に戻す方法としては、
湿気ったお菓子を電子レンジでチンするだけです。
お菓子が湿気る原因は、お菓子の水分量が多くなることです。
そこで電子レンジから放出されるマイクロ波によって、
お菓子に含まれている水分のみを飛ばすことで元通りにできます。
そして注意点として湿気ったお菓子をチンするときに、
お皿にラップを使用しないということです。
ラップには「保湿」と「保温」の役割があるので、
ラップをしているとうまく水分が飛ばなくなる可能性があります。
上図のように電子レンジでチンする際にラップをしてしまうと、
湿気ったお菓子から飛んだ水分がラップに阻まれてしまいます。
さらに空気中に含むことができる水分量には限界があるので、
ラップ内の空気がその限界に達しお菓子から水分が飛ばなくなります。
なので電子レンジで湿気ったお菓子を元に戻す場合は、ラップをしないようにしましょう。
ちなみに電子レンジでチンをし過ぎるとお菓子の水分が飛び過ぎて、
通常よりも硬い状態になってしまうこともあるので覚えておきましょう。
以上が「湿気るとはどういう状態?お菓子が湿気る理由と元に戻す方法とは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など