このページでは国債とは何か。また、国債の仕組みをわかりやすく図で解説しています。
目次

※上は国会議事堂の写真
結論からいってしまうと国債(こくさい)とは、”国(=政府)が必要な資金を調達するために発行する債券(さいけん)のこと”です。
つまり国債というのは、「国(=政府)がお金を借りる際に、元本の返済や利子の支払い(お金を借りることへの対価)などの条件を明確にして発行する借用書」(2003年から国債は電子化され、口座への記録によって管理されている)になります。
(資金を調達するための債券を発行する団体によって呼び方が異なり、国なら「国債」、地方公共団体なら「地方債」、企業なら「社債」と呼ばれます)
基本的に国の歳出(公共事業費・社会保障費など)は、税収を主な財源としており、税収で足りなかった不足分を新たに国債を発行して(=お金を借りて)補っています。
(国債を購入する=国にお金を貸す、ということ)
国(=政府)が国債を発行すると、主に民間銀行などの金融機関がその国債を買い取ることで、国は資金を調達することができます(国債は買い取った金融機関が保有)。
(日本銀行が直接政府から国債を買い取ることは法律で禁止されているため、主に民間銀行などの金融機関に買い取ってもらう)
国債は、満期までの期間や利払い方式などによって様々な種類に分けられ、例えば個人向け国債(原則として個人のみが購入できる国債)には「固定3年」「固定5年」「変動10年」の3つの種類があります。
「固定3年=固定金利で満期が3年」、「固定5年=固定金利で満期が5年」、「変動10年=変動金利で満期が10年」ということを意味しています。
では国債発行の仕組みを、実際に2020年に経済対策として行われた特別定額給付金(国民1人あたり10万円給付)を例にして下の順番で解説していきます。
まず政府は国民1人あたり10万円を給付するための資金を調達するために、国債を新たに13兆円分発行し、その国債(13兆円分)を民間銀行などの金融機関に13兆円で買い取ってもらいます。
そうすると上図のように日本銀行内に開設してある民間銀行の日銀当座預金(預金口座)から、政府の日銀当座預金に13兆円が移動します。
(日本の中央銀行である日本銀行は、民間銀行などの金融機関や政府の預金口座を持っていることから「銀行の銀行」や「政府の銀行」とも呼ばれています)
ちなみに上のような民間銀行と政府の当座預金間でのお金の移動は、実際に現金が移動しているわけではなく、日本銀行が口座情報をキーボードで打ち込んで変更しているだけです。
政府が、国民の預金口座を持つ民間銀行に1人あたり10万円増やすように振込指示をし、国民の預金が10万円ずつ増えます。
(日銀当座預金同士でしかお金のやり取りはできないため、この場合は政府の日銀当座預金から日銀当座預金を持っていない個人への振込はできません)
上図のように政府は民間銀行に振込指示をし、各民間銀行は(国民に振込口座として指定された)預金口座の金額を1人あたり10万円ずつ増やします。
(次の章で政府と民間銀行の日銀当座預金間におけるお金の動きも含めて決済までを解説)
また、民間銀行によって国民の預金が10万円ずつ増えていますが、これは「信用創造(しんようそうぞう)」と呼ばれる仕組みになります。
各民間銀行の日銀当座預金は、国民の預金を10万円ずつ増やしたことで(預金は、民間銀行にとっての負債なので)その金額分だけ少なくなるため、政府にその金額分の支払いを求めます。
(民間銀行が信用創造によって国民の預金を増やしただけなので、民間銀行の日銀当座預金から国民の預金口座へと直接振込しているわけではない)
そして上図のように、政府の日銀当座預金から各民間銀行の日銀当座預金へと減った金額分のお金が移動して決済は完了します。
(このとき政府の日銀当座預金から移動するお金は、政府が発行した国債を民間銀行から買い取ってもらったときのお金です)
以上が「国債とは?仕組みをわかりやすく図で解説!」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など
<名前は知っているけどわからないもの>
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<よく使う言葉>
慣習、準拠、言わずもがな、明文化など
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など