さてあなたは利子と利息という言葉をご存知でしょうか。
実際にこれらの言葉を使用している人も多いので、
お金の貸借のときに主に使用される用語であることは知っているでしょう。
しかし利子と利息という言葉は日常的によく使用されてはいますが、
これらの違いを特に意識して使っているという人は少ないように感じます。
そこでこのページでは、利子と利息の違いについて簡単に解説します。
どうぞご覧ください。
目次
では利子と利息の違いについて見ていきましょう。
結論から言ってしまうと利子と利息の違いは、
お金を借りた際に相手に支払う手数料なのか、お金を貸した際に自分が受け取る手数料なのかです。
利子(りし)はお金を借りた際に相手に支払う手数料のことで、
利息(りそく)はお金を貸した際に自分が受け取る手数料のことです。
つまりお金を貸借するときの立場によって、そのお金が利子なのか利息なのかが異なります。
例えばCDやDVDをレンタルするときに発生するレンタル料みたいなものです。
(何日間レンタルすると○○○円のレンタル料が発生するというような感じ)
誰でも相手に何かをしてもらったらそのお礼の代わりに、
相手に対して相応の対価を支払うのが当然です。
そして利子・利息というのは、お金を貸借した際のレンタル料(対価)だと考えてください。
お金を借りた側は貸してくれた相手に対してレンタル料を支払う必要があるので、
借りた側は貸した側に利子という名前のレンタル料を支払います。
反対にお金を貸した側は借りた相手に対してレンタル料を受け取ることができるので、
貸した側は借りた側から利息という名前のレンタル料を受け取ることができます。
ここで利子・利息という名前でやり取りしているのはどちらも同じお金で、
結局のところ相手に支払うお金(利子)か自分が受け取るお金(利息)かの違いだけです。
なのでそこまで難しく考える必要はありません。
また利子と利息の違いを厳密に述べるのなら上記のような意味になりますが、
利子と利息はどちらも同じ意味として使用される場合がほとんどです。
実際にはお金を借りた際に支払う手数料を利子と言っても、
お金を貸した際に自分が受け取る手数料を利息と言ったとしても特に問題はありません。
なので実際に使用する場合は、利子でも利息でもそこまで気にする必要はないでしょう。
※このサイトの他の記事では、特に区別していませんので注意してください。
以上が「利子と利息の違いとは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、