さてあなたは”居待月”という言葉をご存知でしょうか。

 

居待月とは空に見える月の名称のことを表したもので、
実際にどのような形の月なのか疑問に感じる人もいますよね。

 

そこでこのページでは居待月とは何か?
また居待月はどんな形の月なのかを図で解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.居待月とは何か?


※上の画像の月は居待月ではありません

 

では居待月とは何かを見ていきましょう。

 

まず居待月の読み方は、”居待月(いまちづき)”と読みます。

 

居待月とは空に見える特定の形の月の名称を表したもので、
月の満ち欠けの周期が新しく始まって18日目の月を”居待月”と呼びます

 

月の満ち欠けの周期は新月を1日目(最初)としているので、
新月になった17日後が月の満ち欠けにおける18日目で”居待月”となります。

 

 

また居待月という名称になった由来は、「居(い)」は”座る”という意味で、
月が出るのを立って待つのは疲れるため、座って待つ月ということから
きています。

 

居待月は午後8時(20時)頃から見え始める月のことで、
昔の人は日没後にゆっくり座りながらこの月が出るのを待っていたということですね。

 

さて次の章で居待月は、どんな形の月なのかを図で解説しますね。

 

2.居待月とはどんな形の月なのかを図で解説!

では居待月とはどんな形の月なのかを図で解説していきます。

 

結論から言ってしまうと、居待月は下のような形の月のことです。

 

 

そして月の満ち欠けには周期がありますが、居待月のように見えるときは、
月が地球から見てどの位置にあるときなのかを簡単にまとめたものが下になります。

 

 

上図のように月齢17のときに見える形の月が”居待月”です。

 

 

ちなみに月齢というのは新月のときを月齢0としたときの月の数え方で、
新月から1日経過していくごとに月齢を1つずつ足していく仕組みになっています。
(月齢0から始まるため、月齢と実際の日数が1つズレてしまいます)

 

月齢について詳しくは下記をご覧ください。

 

以上が「居待月とは?どんな形の月なのかを図で解説!」でした。

 

 

3.まとめ