水垢とは何か?水道周りに白い塊ができる仕組みについて図解!

 

さてあなたは水垢という言葉をご存知でしょうか。

 

水垢は普通に生活していると蛇口などの水道周りによく発生するものです。

 

そして水垢が具体的にどういうものなのか知らない人も多いかもしれませんが、
実際に生活していれば誰でも一度は水垢を見たことがあるはずです。

 

そこでこのページでは水垢とは何か?
また水道周りに白い塊ができる仕組みを簡単に図で解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.水垢ができる仕組みを簡単に図解!

 

では水垢ができる仕組みを簡単に見ていきましょう。

 

まずはじめに水垢(みずあか)とは何かと言うと、
水分が蒸発してその水に含まれていたミネラル分が残って固まったものです。

 

上に鏡の表面に全体的に水垢が付いている画像を載せていますが、
白い塊のようになっているものを確認できるかと思います。

 

あの白い塊の正体こそが水垢になります

 

 

水にはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれていて、
水分だけが蒸発することによりそのミネラル分だけが残って固まります。

 

 

上図は水道水などの水が平たいところにそのまま置かれている状態だと考えてください。

 

私たちが普段から飲んでいる水道水やミネラルウォーターというのは、
上のように水分とミネラル分から構成されています(水道水には塩素も含まれています)。

 

 

そして上図のように水道水などが蒸発することによってその中の水分だけがなくなるので、
水分と一緒に溶けていた固体であるミネラル分だけが残って白く固まったというわけです

 

この残って固まったミネラル分が水垢になります。

 

また水垢は蛇口などの水道周りだけでなく、
ポットや加湿器など水を使用する器具にも発生しやすいです。

 

そして水に含まれているミネラル分が多いほど水垢は発生しやすくなるので、
もし普段から硬水を使用しているのであれば軟水に代えることで水垢を抑えることができます。

 

ただ日本の水道水は元々軟水が多いため、ミネラルがあまり含まれていません。

 

なのですでに水道水を使用している人で水垢をもっと抑えたいという場合は、
蒸留水などのミネラル分がほとんど含まれていないような水に変える必要があります。

 

しかし水”垢(あか)”とは言いますがミネラル分が固まっただけのものですので、
水垢自体は皆さんが思っているほど不衛生なものではないです。
(ただしホコリなどが付着している場合は不衛生です)

 

見た目が不衛生っぽくて嫌なのなら色んな方法があるのでそれで取れば良いですし、
「水垢の発生が耐えられない!」という人であれば蒸留水を使用するなどしましょう。

 

そこらへんは個人の判断次第です。

 

以上が「水垢とは何か?水道周りに白い塊ができる仕組みについて図解!」でした。

 

 

2.まとめ