酸化と腐るの違いとは?酸化した食品は食べたらダメなの?

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    さてあなたは酸化という言葉を知っていますか?

     

    食べ物が腐るという現象については誰でも経験したことはあると思いますが、
    食べ物が酸化すると言われるとどんなものなのか分からない人も多いのではないでしょうか。

     

    中には酸化という言葉を知っていても、腐るとの違いをしっかりと理解していない人もいますよね。

     

    そこでこのページでは酸化と腐るの違いとは何か?
    また酸化した食品は食べたらダメなのかを簡単にまとめました。

     

    どうぞご覧ください。

     

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    1.酸化と腐るの違いについて

    では酸化と腐るの違いについて見ていきましょう。

     

    さっそくですが酸化と腐るの違いとは、
    酸素が原因によるものなのか、細菌などの微生物が原因によるものなのかです。

     

     

    酸化は空気中の酸素が原因で物質が変質する現象のことで、
    腐るは細菌などの微生物が原因で物質が変質する現象のことです。

     

    どちらの現象についても物質が変質してしまうということは同じですが、
    酸素なのか微生物なのかその原因となるものが違います。

     

     

    さて酸化と腐るについてそれぞれ解説していきますね。

     

    酸化とは?

    酸化とは、酸素が原因で物質が変質する現象のことです。

     

     

    空気の成分には酸素がいくらか含まれているので、
    酸化は空気に触れることで発生するものと思っていただいてかまいません。

     

    酸化は簡単に言えばその酸素と他の物質が化合することです。
    (化合とは2種類以上の元素が化学反応を起こして別の物質を生むことを言います)

     

    素と他の物質が合する現象だから、酸化(さんか)と言います。

     

    私たちの身近な例で酸化について見てみると、
    食べ物では切った後のリンゴやキャベツが分かりやすいと思います。

     

    切った後のリンゴやキャベツって少し時間が経つと、変色してしまいますよね。

     

    あのリンゴやキャベツに起こっている現象こそが酸化で、
    空気中に含まれている酸素に触れて反応することで起こります

     

    酸化によって食べ物の表面が変色するというのは言い換えれば、
    食べ物を構成している表面の物質と酸素が化合して他の物質を作り出しているということ。

     

    つまり酸化で食べ物が変色した部分は、酸素と化合したことによって作り出された物質になります。

     

    空気に触れている表面部分については変色していますが、
    さらにリンゴを半分に切って見ると内部は空気に触れていないため変色が起こっていません。

     

     

    また食べ物以外の身近で酸化しやすいものとしては鉄が挙げられます。

     

    鉄はリンゴやキャベツほどすぐに酸化が進むというわけではないですが、
    放置された鉄の部品などを見てみると中にはサビているものがあると思います。

     

    これも鉄の表面が酸素と反応して酸化したことによって、
    鉄とは異なる性質の新しい物質が生まれたことによるものです(それがいわゆる錆び)

     

    腐るとは?

    腐るとは、細菌などの微生物が原因で物質が変質する現象のことです。

     

     

    細菌などの微生物はとても小さいので肉眼で捉えることはできませんが、
    空気中をウヨウヨと漂っていたり、物などに付着しています(もちろん人間にも付着しています)。

     

    そして食べ物に微生物が付着すると、どんどん繁殖して微生物が増えていきます

     

    微生物が繁殖しやすくなる条件として栄養・水分・温度が重要で、
    食べ物は乾いているものでなければそのほとんどが栄養と水分の条件を満たしています。

     

    ちなみに私たちが食べ物を冷蔵庫に入れて保存しておく理由は、
    食べ物に付着している微生物の繁殖速度を抑えるためです。

     

    微生物は温度がある程度高いところでは活発に働くようになるので、
    冷蔵庫によって温度を下げることで微生物の働きを少し抑えることができます。

     

     

    また食べ物が腐ると異臭がしたり見た目がグロテスクな感じに変わってしまうのは、
    微生物が繁殖していきその過程で微生物が生み出す物質によるものです。

     

    1度口をつけているような食べかけのモノについては、
    腐る速度が食べかけでないモノよりも圧倒的に速くなります。

     

    なぜかというと口などに付いていた微生物が食べ物にも移ることになるからです。

     

    それにより微生物が繁殖する速度が上がり、
    結果的に食べ物が腐っていく速度も速くなるということになります。

     

    2.酸化した食品は食べたらダメなのか?

    では酸化した食品は食べたらダメなのかについて見ていきましょう。

     

    結論から言ってしまうと、酸化したときはその食品によっては食べない方が良い場合もあります

     

    リンゴやキャベツであれば少し時間を置くと酸化して表面が変色しますが、
    このぐらいであれば食べたところで特に問題はありません。

     

    もし酸化によって食べない方が良い食品があるとしたらそれは、
    酸素とその物質が反応(酸化)することで有害な物質が生じる場合です。

     

    例えば酸化した食品で危険性が高いものとして油がよく話題に挙げられ、
    酸化した油は人体にとって有害な物質を発生させます。

     

    そして酸化は空気中の酸素と触れるだけではなく、
    日光などの光が当たることによっても促進されます。

     

    なので常に日光の当たる場所に置いておいた油(油を使用した食品も)については、
    変な臭いなど少しでも違和感を感じたら食べるのをやめるようにしましょう

     

    ただそこまで酸化が進んだ状態なら見た目や臭いで大抵の人は違和感を感じるはずなので、
    食べてはいけないかどうかの判断はできる場合が多いです。

     

     

    また食中毒という言葉は誰でも聞いたことはあると思いますが、
    その原因の多くは細菌などの微生物や繁殖の過程で生み出された有害な物質によるものです。

     

    食べ物の腐り具合が見た目だけで判断できるときは相当進んでいるときですが、
    どのくらい腐っているのか分からないまま食べてしまうこともあります。

     

    見た目には腐っているか分からずとも細菌などが繁殖している食べ物を食べれば、
    体内に生きた細菌や有害な物質を送り込むことになります

     

    そうすると私たちの体内で細菌や有害な物質の作用によって、
    腹痛・下痢・嘔吐などの症状が起こるので体調を崩します。

     

     

    ちなみに酸化した食品でも食中毒が起こらないわけではないですが、
    食中毒によって大きな被害が出るのは酸化した食品よりも腐った食品になります

     

    ここでは「酸化した食品を進んで食べましょう!」と言いたいのではなく、
    ”酸化した食品を食べられるのかどうか”という点で判断しています。

     

    なので酸化した食品を無理して食べる必要はありませんが、
    少し酸化した食品を食べたところで人体に深刻な悪影響は出ません。
    (その食品の酸化具合にもよりますが)

     

     

    以上が「酸化と腐るの違いとは?酸化した食品は食べたらダメなの?」でした。

     

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    3.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • 酸化とは、酸素と他の物質が反応することで変質する現象のこと。
    • 腐るとは、微生物の作用によって物質が変質する現象のこと。
    • これらの違いは、原因が酸素なのか微生物によるものなのか。
    • 酸化した食品は食べても問題がない場合が多いが、腐った食品は食べると食中毒を起こしやすい。

     

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