さて太陽は東から昇って、西へ沈むというのは知っていますよね。
これは地球自体が動いているからそのように見えるのですが、
意外と理解できていない人も多いように感じます。
そこでこのページでは、なぜ太陽は東から昇って、西に沈むのかを簡単に図で解説します。
どうぞご覧ください。
1.なぜ太陽は東から昇って、西に沈むのか?
ではなぜ太陽が東から昇って、西へ沈むのかを見ていきましょう。
結論から言ってしまうと、太陽が東から昇って西へ沈むのは、
地球が西から東(反時計回り)に自転することで、太陽が東から西へと動いているように見えるからです。
まず地球は反時計回りで1日に1回転していて、この回転のことを”地球の自転”と言います。
そして地球を上から平面で見たときの方角を表すと、下のようになります。
上図のように北極を方角における”北”とするので、
北を基準として他の方角についても知ることができます。
あとはこの地球での方角と地球が反時計回りに自転することを考えれば、
太陽が東から昇って西へ沈むという理由が簡単に分かります。
上図のように明け方に太陽が東から昇るように見えるのは、東の方向から明け方に入るからで、
反対に夕方に太陽が西に沈むように見えるのは、西の方向を最後に夕方を出ていくからです。
イメージが難しいという人は、車の窓から外の景色を見たときのことをイメージしてみてください。
東方向に走っている車の窓から外にある木を見てみると、
車の窓からはあたかも木が”東から西”へと移動しているかのように見えますよね。
地球から見たときの太陽についてもこれと見え方は同じで、
地球が東方向へと自転しているために、太陽は東から西に移動しているように見えています。
このように他のモノを例にしてイメージしてみると簡単に分かります。
以上が「なぜ太陽は東から昇って、西に沈むのか?」でした。
2.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- 太陽が東から昇って西へ沈むのは、地球が反時計回りに自転することで、太陽が東から西へと動いているように見えるから。
- 地球が反時計回りに1日1回転することを”地球の自転”という。