結論から言ってしまうと、光年(こうねん)とは、
光の速度で年間に進む距離を表した単位のことです。
光年の記号は、”light(光) year(年)”から[ly]が用いられています。
”1光年であれば光の速度で1年間に進む距離”を表しており、
”10光年であれば光の速度で10年間に進む距離”を表しています。
光の速度は、1秒間あたりに約30万km(キロメートル)ほど進みます。
なので1光年(つまり1[ly])とは約9兆4600億kmの距離のことを表しています。
また光の速度がどのくらいの速度なのかあまりイメージが湧かないと思うので、
簡単に言うと、1秒間に地球を7周半できる速さということになります。
(地球1周の距離=約4万km)
光の速度を秒速だけでなく、分速や時速に直したものを下にまとめています。
次の章では”光年”以外の宇宙における距離の単位の解説をしていきます。
光年に関してもそうでしたが、宇宙などの規模が大きなモノを対象とするときは、
日常で用いている”km”のような距離の単位では、数字が大きくなりすぎてよく分からなくなります。
なのでその対象(宇宙)の規模に合わせて、光年などの距離の単位が新しく作られました。
宇宙における距離の単位には、天文単位・光年・パーセクという単位が用いられます。
これらの単位を簡単にまとめると、下のようになります。
単位 | 記号 |
距離 |
定義 |
---|---|---|---|
天文単位 |
au |
約1憶5000万km |
太陽と地球の平均的な距離 |
光年 |
ly |
約9兆4600億km |
光が1年間に進む距離 |
パーセク |
pc |
約3.26光年=約30兆8400億km |
1天文単位が1秒角の角度を張るときの距離 |
光年については前の章で解説しているので、
天文単位[au]とパーセク[pc]がどのような単位なのかそれぞれ見ていきましょう。
天文単位とは、太陽と地球の平均的な距離を表した単位のことです。
天文単位の記号は、”astronomical(天文の) unit(単位)”から[au]が用いられており、
1天文単位は約1億5000万kmで、太陽と地球における平均的な距離を表しています。
(10天文単位=15憶km)
地球は太陽の周りを1年間かけて1周(公転)していますが、
このとき地球と太陽における距離がいつも同じわけではありません。
なので地球と太陽における”平均的な距離”を取っているんですね。
その地球と太陽における平均的な距離(約1憶5000万km)を表した単位が、”天文単位[au]”となります。
パーセクとは、1天文単位が1秒角の角度を張るときの距離を表した単位のことです。
パーセクの記号は、”parallax(視差) second(秒)”から[pc]が用いられており、
1パーセクは約30兆8400億km(約3.26光年)で、1天文単位が1秒角の角度を張るときの距離を表しています。
1天文単位が1秒角の角度を張るときの距離と言われても、
よく分からないと思うので簡単にパーセクとは何かを図にすると下のようになります。
上図のように1天文単位に対して、1秒の角度を張ったときの距離が1パーセクとなります。
上図では1秒の角度がすごく大きく示されおり、実際の1秒の角度はもっと小さいので注意してください。
以上が「光年とは何かをわかりやすく解説!1光年の距離はどのくらい?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など