駐車場の車椅子マークの意味とは?駐車しても良いのはどんな人?


このページでは駐車場の車椅子マークの意味とは何か?。また車椅子マークのスペースにはどんな人が駐車して良いのかを簡単に解説しています。




1.駐車場についている車椅子マークの意味とは?


まず駐車場についている車椅子マークの正しい名称は、
「国際シンボルマーク」と言い、世界共通で使用されているマークになります。
(下にある青地に白い車椅子と人が描かれた画像が本来のマークです)


国際シンボルマークは1969年に国際リハビリテーション協会(RI)によって、
”障害を持つ人々が住みやすいまちづくりを推進する”という目的で決められました。



そしてこの国際シンボルマーク(通称:車椅子マーク)は、
障害を持つ人々が利用できる施設であることを示しているマークです。


なのでその場所に車椅子マークがついているということは、
その施設が障害者であっても利用することができるということを意味しています。


ちなみにこのマークのデザイン変更は原則として認められていませんので注意してください。
(背景の青色を他の色にしたり、中の車椅子の絵を変更したり)



2.車椅子マークのスペースに駐車しても良いのはどんな人?

結論から言ってしまうと、障害を持っている人でしたら誰でも駐車することが可能です。


ここでの障害を持っている人というのは、
身体的な障害だけでなく精神障害など”心”の障害も含みます。


このように車椅子マーク(国際シンボルマーク)は、
どんな障害を持っているかに関わらず適用されるマークになります。


つまり歩行が困難でない人も何かしらの障害を持っていれば利用できます。


例えば車椅子マークのついた駐車場に健康そうな人が駐車していても、
その人は身体的な障害でなく精神的な障害を持っている人かもしれません。


それがもし精神的な障害を持っている人だと「なぜ健康そうな人なのにそこに駐車しているの?」と、
疑問に感じることもあるかと思いますが外見からだけでは判断が難しいです。


3.妊婦・ケガ人・高齢者などは利用してはダメ?

結論から言ってしまうと、誰が利用できるかというのはその駐車場の管理者によって異なります。


車椅子マークの駐車場は、”バリアフリー新法”という法律に基づいて設置されています。


そしてこの法律には設置数や駐車スペースの幅などの設置基準は定められていますが、
その駐車場の利用者について誰が使って良いかは特に定められていません。


ですのでその駐車場の管理者によって、
妊婦・ケガ人・高齢者のような人が利用できるかどうかは異なります。


ただし中には誰が利用できるのかを分かりやすいように車椅子マークだけでなく、
妊婦・ケガ人・高齢者マークを示しているような駐車場もあります。



上のようなマークが表示されていれば障害を持っている人だけでなく、
妊婦・ケガ人・高齢者についても優先して駐車することができます。



また”パーキングパーミット制度”と言われる妊婦・ケガ人・高齢者など、
歩行が困難であると認められた人が優先的に駐車するための制度が存在します。
(自治体によっては制度の名称が異なることもあるので注意してください)


この制度は対象となる人が市区町村役場などに申請することにより、
利用許可証を発行してもらいそれを車のルームミラーなどに引っ掛けることで使用します。


他の人が利用許可証を車の外から確認できれば良いので、
ルームミラーに限らず外からはっきりと目立つところに配置するようにしましょう。



上の写真が実際に使用されている利用許可証になります。
(大体のデザインは同じですが、自治体によって少し異なる場合はあります)


これにより車椅子マークの駐車スペースに障害を持っていない人でも、
公的にしっかりと許可されたうえで駐車することが可能になります。



しかしパーキングパーミット制度はすべての市区町村で実施されているわけではないので、
自分の住んでいる場所で利用することができるのかを確認する必要があります。


車椅子マークだけの駐車スペースでは誰が利用できるのかはっきりとしませんが、
障害を持っていない人でも歩行が困難なのであればこの制度を利用すると良いでしょう。


4.車椅子マークが貼られている車は優先される?


結論から言うと、車椅子マークが貼られている車だから特別に優先されるということはないです。


もともと障害を持っている人が乗る車に車椅子マークのステッカーを貼るのは自由ですが、
ステッカーの役割は「この車に障害者が乗っていますよ」ということを周囲に伝えるだけです。


なので車椅子マークが貼られていれば駐車禁止の場所に駐車しても良いとか、
道路交通法を少しぐらいなら違反しても良いという理由にはなりません。


車にステッカーを貼っていても、普通の人と守るべきルールは同じです。
(あくまでも周囲の人に障害者が乗っていますよと伝えるだけ)



また車椅子マークのステッカーを車に貼っていても、
障害者が乗っていないときは普通の駐車場に車を止めなければいけません。


健常者が車椅子マークの駐車スペースに車を止めても、
いまのところ特に罰則はありませんが、そこは個人のモラルの問題です。
(これからはどうなるか分かりませんが)


駐車スペースが広いので駐車するのが楽になるのは分かりますが、
本当に必要な人(歩行が困難な人)が使用できなければ意味がないです。


世の中には車椅子マークの駐車スペースに駐車するためだけに、
障害者は乗っていなくても車にステッカーを貼っているような悪い人もいます。


ですので健常者はしっかりと普通の駐車場に車を止めましょう。



以上が「駐車場の車椅子マークの意味とは?また駐車しても良いのはどんな人?」でした。



5.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 車椅子マークの正式名称は、”国際シンボルマーク”という。
  • 車椅子マークは、障害者が利用することができる建築物や施設であることを意味している。
  • 車椅子マークの駐車スペースには、障害者であれば誰でも駐車できる(身体的な障害でなくても)。
  • 車に車椅子マークを貼っても、その役割は周囲に障害者がいることを伝えることだけ。



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