このページでは合成樹脂とプラスチックの違いをわかりやすく図で解説しています。




1.合成樹脂とプラスチックの違いとは

結論からいってしまうと合成樹脂とプラスチックの違いは、”小さい分子量(分子の重さ)の化合物を合成(重合)して人工的に作られた大きな分子量の化合物(=合成樹脂)”なのか、”合成樹脂の一種(=プラスチック)”なのか”です。



上図のように合成樹脂は性質によって、「エラストマー(弾性を持つ合成樹脂)」と「プラストマー(可塑性を持つ合成樹脂)」の2つに分類されます


(「プラストマー=プラスチック(合成樹脂の一種)」のことで、プラストマーはエラストマーに対して用いられる言葉)

「弾性(だんせい)」は、”物体が外部から力を受けたときに変形し、力が取り除かれた後に元の形に戻る性質のこと”で、例えば弾性が高い物質にはゴムなどがあります。


「可塑性(かそせい)」は、”物体が外部から力を受けたときに変形し、力が取り除かれた後でも元の形に戻らない性質のこと”で、例えば可塑性が高い物質には粘土などがあります。


以上が「合成樹脂とプラスチックの違いとは?」でした。



2.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 合成樹脂とプラスチックの違いは、小さい分子量(分子の重さ)の化合物を合成(重合)して人工的に作られた大きな分子量の化合物(=合成樹脂)”なのか、”合成樹脂の一種(=プラスチック)”なのか。
  • 合成樹脂は「エラストマー(弾性を持つ合成樹脂)」と「プラストマー(可塑性を持つ合成樹脂)=プラスチック」に分類される。



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