このページでは合成繊維とは何かをわかりやすく図で解説しています。

※上は合成繊維(ポリエステル)製の上着の写真

結論からいってしまうと合成繊維とは、”溶かした合成樹脂を機械に入れて細かい穴から押し出し、それを引き伸ばして細長い繊維状(糸状)にして冷やして固めたもの”で、略して「合繊(ごうせん)」とも呼ばれます。

(合成繊維を何本も撚(よ)り合わせることで1本の糸になり、その糸を織(お)ることで合成繊維製の布ができます)

合成繊維の中でも、特に生産量が多いものは「3大合成繊維(ポリエステル・ナイロン・アクリル)」と呼ばれ、身近でこれらの合成繊維を使用しているものは非常に多い(下図を参照)です。

合成繊維のほとんどは合成樹脂の一種であるプラスチックから作られており、例えばポリエステルは主に「PET(ポリエチレンテレフタレート)」(PETボトルの材料と同じプラスチック)から作られている繊維(ナイロンは「ポリアミド(プラスチック)」、アクリルは「ポリアクリロニトリル(プラスチック)」から作られる)です。

以上が「合成繊維とは何かをわかりやすく図で解説！」でした。

これまで説明したことをまとめますと、

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