さて日常的に使われるもので「十六夜」という言葉があります。

 

この十六夜に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
十六夜がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは十六夜の読み方と意味、「いざよい」と「じゅうろくや」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.十六夜の正しい読み方は「いざよい」「じゅうろくや」?

 

では十六夜の正しい読み方は、「いざよい」「じゅうろくや」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、十六夜の正しい読み方は「いざよい」「じゅうろくや」の両方になります

 

十六夜の”十”は「じゅう」、”六”は「ろく」、”夜”は「よる」「よ」「や」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には十六夜は「いざよい」と読むことが多いです。

 

 

 

十六夜を「いざよい」と読むのは”熟字訓(じゅくじくん)”と言われる読み方で、
熟字訓とは漢字1字に読み方をあてるのではなく、熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方のことです。

 

熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。

 

”訓読みは漢字の持つ意味を日本語に翻訳したところから生まれた読み方”のことで、”音読みは中国語としての漢字の発音に基づく読み方”のことです。

 

 

なので”草”の訓読みは「くさ」で聞いただけで意味を理解できますが、
音読みは「そう」でこれだけでは意味が分からないですよね。

 

訓読みはそれだけで意味が分かる読み方のものが多く、音読みはそれだけでは意味が分からないものが多いです

 

 

 

そして熟字訓は熟字(2字以上の漢字の組み合わせ)に読み方があてられているため、漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。

 

例えば「十六夜(いざよい)」に用いられている”十”は単体では「あ」、”六”も「ざ」、”夜”も「よい」と読むことはできません

 

 

ですので漢字1字の訓読み(草:くさ)のように、その熟字だけで意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。

 

熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。

 

 

次の章で十六夜の意味と類義語について解説していきます。

 

2.十六夜の意味と類義語について

 

では十六夜の意味と類義語について見ていきましょう。

 

まず十六夜は「陰暦(旧暦)における16日の夜のこと。また、陰暦16日の夜に見える月のこと」の意味として用いられています。

 

「じゅうろくや」というのは、「いざよい」の別名です。

 

 

十六夜は”特に陰暦(旧暦)の8月16日の夜のこと”を呼ぶことが多いです。

 

 

陰暦というのは旧暦(新暦の前の暦)のことで、新暦(いま現在の暦)とは少し日にちにズレが生じます。

 

ちなみに2021年の十六夜は、現在の暦に直すと”9月22日頃”で、
旧暦と新暦のズレにより、毎年十六夜の日にちは異なるため覚えておきましょう。

 

 

 

また十六夜の類義語としては、「既望(きぼう)・十三夜(じゅうさんや)・暗夜(あんや)・朧月(おぼろづき)」などの言葉が挙げられます

 

どの言葉についても十六夜と意味は似ていますが、まったく同じ意味ではないので注意してください。

 

以上が「十六夜の読み方と意味、”いざよい”と”じゅうろくや”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 十六夜の正しい読み方は「いざよい」「じゅうろくや」の両方。
  • 十六夜は「陰暦(旧暦)における16日の夜のこと。また、陰暦16日の夜に見える月のこと」の意味。
  • 十六夜の類義語には、「既望・十三夜・暗夜・朧月」などがある。

 

 

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