常用漢字とは?常用漢字の数はいくつ?常用漢字以外は使用してはいけないのか?

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    さてあなたは”常用漢字”という言葉をご存知でしょうか。

     

    常用漢字は私たちが日常的に使用している漢字のことを指しているのですが、
    どのような漢字のことを常用漢字と呼ぶのか理解している人は意外と少ないです。

     

    そこでこのページでは常用漢字とは何か?
    また常用漢字の数と常用漢字以外は使用してはいけないのかを解説します。

     

    どうぞご覧ください。

     

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    1.常用漢字とは何か?

     

    では常用漢字とは何かを見ていきましょう。

     

    さっそくですが常用漢字(じょうようかんじ)とは、
    政府によって日常的によく使用されるだろうということで選ばれた漢字を言います。

     

    常用漢字は”法令・公用文書・新聞・雑誌・放送”などにおける漢字の目安となり、
    内閣告示である”常用漢字表”で示されている漢字のことになります。

     

     

    また日常的によく使用される漢字については時代とともに、
    少しずつ変化することから常用漢字の種類については改正されることもあります。

     

    いま現在使用されている常用漢字は、2010年に告示されたものが用いられています
    (いま現在の常用漢字は1981年に制定されたものを改正されたもの)

     

    2.常用漢字の数は全部でいくつ?

    では常用漢字の数は全部でいくつ存在するのかを見ていきましょう。

     

    いま現在(2010年の常用漢字表)での常用漢字の数は全部で、”2136字”あります

     

    この常用漢字はあくまでも”一般の社会生活における漢字の目安”ですが、
    小学校・中学校で常用漢字の2136字すべてを学習することになります

     

    小学校・中学校で学習する常用漢字の数を各学年ごとに下に表しています。

     

    学年 学習する常用漢字の数 常用漢字の合計
    小学校1年生 80字 80字
    小学校2年生 160字 240字
    小学校3年生 200字 440字
    小学校4年生 200字 640字
    小学校5年生 185字 825字
    小学校6年生 181字 1006字
    中学校1年生 3年間で1130字
    中学校2年生 3年間で1130字
    中学校3年生 3年間で1130字 2136字

    ※中学校における常用漢字は、3年間で1130字を学習します。

     

    そして高校からは小学校・中学校で学習した常用漢字について、
    実際の生活の中でしっかりと使いこなせるようになることが目標となります

     

    3.常用漢字以外の漢字は使ってはいけないの?

    では日常的に常用漢字以外の漢字は使用してはいけないのかを見ていきましょう。

     

    結論から言ってしまうと、日常的に常用漢字以外の漢字を使用するのは特に問題ありません

     

    あくまでも常用漢字というのは日常的によく使用される”漢字の目安”を示したもので、
    漢字を使用するときにその漢字の使用を制限するためのものではありません

     

    ですので日常的に常用漢字以外の漢字を使用する分には特に問題がないんですね。

     

    ただし”公用文の作成のとき”にはしっかりとルールが決められており、
    常用漢字表に示されている常用漢字を用いる必要があります。
    (公用文とは、国や公共団体が出す文書や法令などに用いる文章のこと)

     

     

    また小学校や中学校の授業では学習指導要領によって、
    授業で学習する漢字については常用漢字であると決められています。

     

    他にも日本における主な報道機関では日本新聞協会が発行している、
    ”新聞常用漢字表”に基づいて漢字を使用する基準としている場合が多いです。

     

    例えば”粉塵(ふんじん)”という言葉がありますが、
    この言葉は”粉”は常用漢字で、”塵”は常用漢字ではありません。

     

    なので報道機関などでは”粉塵”と表記するときには、
    粉塵ではなく”粉じん”と表記することがあるのはこのためです。

     

    このようにニュースや新聞などで「なぜ漢字で書かないのだろう」と思うときがありますが、
    それは常用漢字ではない漢字を使用してしまうからなんですね。

     

     

    以上が「常用漢字とは?常用漢字の数はいくつ?常用漢字以外は使用してはいけないのか?」でした。

     

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    4.まとめ

    これまで説明したことをまとめますと、

    • 常用漢字とは、政府によって日常的によく使用されるだろうということで選ばれた漢字のこと。
    • 常用漢字の数は全部で”2136字”ある(小学校で1006字、中学校で1130字を学習する)。
    • 常用漢字は”漢字の目安”を示したもので、漢字の使用を制限するものではないため、常用漢字以外の漢字を使用してもかまわない。

     

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