さて卓球をするときに必要不可欠なものがピンポン玉です。
ピンポン玉って硬そうに見えて意外と簡単にへこんでしまうんですよね。
床に落ちているのを踏んでしまったときや手で少し強く握ってしまったときなど、
思っている以上に簡単にへこんでしまいます。
しかし、へこんでしまっただけですぐに捨てるのはなんかもったいないですよね。
実はピンポン玉のへこみを簡単に直す方法があるんです。
そこでこのページではピンポン玉のへこみの直し方とは?
またピンポン玉のへこみが直る仕組みについて解説します。
どうぞご覧ください。
1.ピンポン玉のへこみの直し方とは?
ではピンポン玉のへこみの直し方を説明していきます。
結論から言ってしまうと、へこんでいるピンポン玉を熱いお湯に浸けるだけです。
お湯を沸かして沸騰させ、そのお湯を適当な容器に入れます。
そしてお湯が入った容器の中にへこんだピンポン玉を入れるだけです。
ピンポン玉のへこみを直すのはたったこれだけで良いんです。
とても簡単ですよね。
ピンポン玉をお湯に浸けるときも、完全にお湯の中に沈める必要はありません。
お湯の上にプカプカと浮かべて、おたまで少しまぜるくらいで良いです。
お湯からピンポン玉を取り出すときもおたまを使っていれば簡単に取り出せます。
ただしこのようにへこみのあるピンポン玉を直して使うときは、注意することがあります。
それはピンポン玉のへこみを直したとしても、
へこむ前の状態に完全には戻らないことが多いからです。
表現するなら完全な丸の状態ではなく、少し歪んだ状態でしょうか。
そして実際にへこみを直したところから落ちると、変な方向に飛んで行ってしまうことも多くなります。
また他のピンポン玉よりも少し大きくなってしまうこともあります。
なので今回みたいな方法でへこみを直したピンポン玉は、
公式の試合ではなく遊びなどで使う場合にしておいた方が良いでしょう。
次の章でこの方法でピンポン玉のへこみが直る仕組みを簡単に見ていきましょう。
2.ピンポン玉のへこみが直る仕組みについて
ではピンポン玉のへこみが直る仕組みについて説明していきます。
熱いお湯に浸けるとピンポン玉が直るのは、
ピンポン玉の中の空気が膨張するからです。
ピンポン玉の中には何も入っていないように見えますが、
実際には無色透明の気体である空気が入っています。
そして空気は暖められることで膨張します。
膨張するということは体積が大きくなるということです。
簡単に理解できるように図を用意したのでどうぞご覧ください。
上図のようにピンポン玉の中の空気の体積が大きくなることで、
ピンポン玉の内側から外側へと発生する空気の圧力が増えます。
これによってピンポン玉のへこんだ部分が、
空気の圧力によって内側から押されることでへこみが直ります。
以上が「ピンポン玉のへこみの直し方とは?またへこみが直る仕組みについて」でした。
3.まとめ
これまで説明したことをまとめますと、
- ピンポン玉のへこみの直し方は、へこんでいるピンポン玉を熱いお湯に浸けること。
- 仕組みは暖めることでピンポン玉の中の空気が膨張し、その膨張した空気が内側からへこみを押すから。