結論から言ってしまうと山でお菓子の袋が膨らむのは、
周囲の気圧が低くなることで袋の外側から空気によって押される力が弱まったからです。
まず地上と山では、山のほうが気圧が低くなるということは知っていますよね。
山の気圧が低くなる理由は、単純に高度が高いほうが空気の量が少なくなるからです。
空気によって発生する気圧というのは、四方八方からかかります。
空気の存在するところにいる限り全てのものに気圧はかかるので、
当然私たちの体にもお菓子の袋にも四方八方から気圧がかかっています。
そしてお菓子の袋の中にも袋の外と同じように空気が存在しているため、
袋の中の空気が袋の外側に出ようとします。
なので私たちがいつも見ているお菓子の袋の状態というのは、
袋の中の空気(外側に押す力)と袋の外の空気(内側に押す力)が釣り合っている状態です。
その釣り合っている状態から袋の外の気圧だけが低くなるとどうなるでしょうか?
袋の中から外側に押す力はそのままで袋の外から押す力だけが弱くなるので、お菓子の袋は膨らみます。
これが山でお菓子の袋が膨らむ仕組みです。
では言葉だけではイメージしにくい人も多いと思うので、
次の章では山でお菓子の袋が膨らむ仕組みを図を用いて分かりやすく解説していきます。
まず気圧とお菓子の袋の関係を簡単に図で表すとこんな感じです。
地上は空気の量が多いので周囲の気圧が高く、
山は空気の量が少ないので地上に比べて周囲の気圧が低いです。
そして周囲の気圧が低ければそれだけお菓子の袋にかかる力も弱くなります。
ちなみにお菓子の袋が膨らんでいないとき(地上にあるとき)の状態について、
簡単に図にしてみると下のようになります。
図のように地上では袋の中と袋の外でかかる気圧が釣り合っているため、
気圧差によってお菓子の袋が膨らむことはありません。
しかし地上に比べて山ではお菓子の袋に対して外側から押す力が弱くなるので、
袋の中に存在する気圧が高い状態の空気によって内側から外側へと押す力の方が強くなります。
お菓子の袋を山へ持っていったときを図にしてみると、
袋の中と外でかかる気圧の強さはこんな感じになります。
図のように山へお菓子の袋を持っていくと周囲の気圧が低くなるため、
それにより袋の外側から押される力が弱くなるので袋が膨らむというわけです。
以上が「山でお菓子の袋が膨らむ仕組みとは?分かりやすく図で解説!」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など