結論から言ってしまうと、解夏の正しい読み方は「げげ」になります。
解夏の”解”は「と(く)」「かい」「げ」、”夏”は「なつ」「げ」と読むことができますが、解夏は「げげ」と読むのが正しく、「かいなつ」と読むのは間違いです。
次の章で解夏の意味について解説していきます。
解夏は「陰暦7月15日に夏安居(げあんご)を解くこと」の意味として用いられています。
夏安居(げあんご)というのは、”夏の3か月の間、僧が1か所にこもって修行すること”を意味します。
陰暦(旧暦のこと)7月というのは、現在の暦(新暦のこと)にすると、
”7月下旬から9月上旬頃のこと”を指すためしっかり覚えておきましょう。
また解夏を用いた例文としては、「解夏までの間は外には出られない」や、
「解夏までまだ日数がある」のような使い方で用いられています。
以上が「解夏の読み方と意味、”げげ”と”かいなつ”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど