解夏の読み方と意味、「げげ」と「かいなつ」正しいのは?

 

さて日常的に使われることはほとんどないですが、「解夏」という言葉があります。

 

この解夏に用いられている漢字自体はさほど難しくないですが、
解夏がどの読み方なのか悩んだことがあるという人も多いですよね。

 

そこでこのページでは解夏の読み方と意味、「げげ」と「かいなつ」どちらが正しいのかを解説します。

 

どうぞご覧ください。

 

 

 

1.解夏の正しい読み方は「げげ」「かいなつ」?

 

では解夏の正しい読み方は、「げげ」「かいなつ」どちらなのかを見ていきましょう。

 

結論から言ってしまうと、解夏の正しい読み方は「げげ」になります

 

解夏の”解”は「と(く)」「かい」「げ」、”夏”は「なつ」「げ」と読むことができますが、解夏は「げげ」と読むのが正しく、「かいなつ」と読むのは間違いです

 

 

 

また解夏(げげ)のように「解(げ)」が用いられている言葉には、
「解熱(げねつ)・解脱(げだつ)・解毒(げどく)・解由(げゆ)」などがあります。

 

解夏(げげ)のように「夏(げ)」が用いられている言葉には、
「一夏(いちげ)・結夏(けつげ)・夏書(げがき)・夏至(げし)」などがあります。

 

 

次の章で解夏の意味について解説していきます。

 

2.解夏の意味について

 

では解夏の意味について見ていきましょう。

 

まず解夏は「陰暦7月15日に夏安居(げあんご)を解くこと」の意味として用いられています。

 

夏安居(げあんご)というのは、”夏の3か月の間、僧が1か所にこもって修行すること”を意味します。

 

 

陰暦(旧暦のこと)7月というのは、現在の暦(新暦のこと)にすると、
”7月下旬から9月上旬頃のこと”を指すためしっかり覚えておきましょう。

 

 

また解夏を用いた例文としては、「解夏までの間は外には出られない」や、
「解夏までまだ日数がある」のような使い方で用いられています。

 

 

以上が「解夏の読み方と意味、”げげ”と”かいなつ”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ