結論から言ってしまうと、当月の正しい読み方は「とうげつ」になります。
当月末は「とうげつまつ」と読みます。
当月の”月”は「つき」「がつ」「げつ」(連濁により「づき」)と読むことはできますが、当月を「とうづき」と読むのは間違いです。
次の章で当月の意味について解説していきます。
当月は「いま現在の月。今月のこと/ある出来事が起きた(または起きる)、特定の月のこと」の意味として用いられています。
当月の後者の意味は、”ある出来事が起きた(過去)、または起きる(未来)月”を指して用いられます。
(ある出来事が起きたり起きる予定が、いま現在の月と、同じ月であっても当月(後者の意味として)は使える)
例えば後者の意味は、「4月以降、当月のデータ通信量が5GB(ギガバイト)以上になると、当月末まで通信速度が制限されます」や、「地元の祭りが9月にあるが、当月中はずっと天気が悪いみたいだ」のように用いられます。
前者の例文は”(例えば)7月にデータ通信料が5GB以上になると、7月末(7月31日)まで通信速度が制限されること”、後者の例文は”地元の祭りがある9月中はずっと天気が悪いこと”を意味しています。
このように前者の例文は”ある出来事=データ通信料が5GB以上になること”、後者の例文は”ある出来事=地元の祭りがあること”を指しているんですね。
以上が「当月の読み方と意味、”とうげつ”と”とうづき”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど