このページではなぜ温度が上がると湿度が下がるのか。また、温度が下がると湿度が上がるのか。温度と湿度の関係についてわかりやすく図で解説しています。
結論からいってしまうと温度と湿度の関係は、”空気の温度(おんど)が上がると湿度(しつど)は下がり、空気の温度(おんど)が下がると湿度(しつど)は上がります”。
空気は、水蒸気(水が蒸発して気体に変化したもの)を含むことができ、”空気中に含まれている水蒸気の割合(%)”を「湿度(しつど)」と言います。
例えば上図のように、空気中に最大で100の水蒸気を含むことができるとして、実際に含まれている水蒸気の量が30だとすると、湿度は30%ということになります。
(”1[m3]の空気中に含むことができる水蒸気の最大量のこと”を「飽和水蒸気量(ほうわすいじょうきりょう)」と言います)
では空気の温度が上がる(下がる)と湿度が下がる(上がる)原理について、それぞれ詳しく解説していきます。
空気の温度(おんど)が上がると、空気中に含むことができる水蒸気の最大量が増える(実際に空気中に含まれている水蒸気量は変化していない)ため、その空気の湿度(しつど)は下がります。
まず空気中に含むことができる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)は、その空気の温度によって変化します。
上図のように空気の温度が高いほど”その空気中に含むことができる水蒸気の最大量は多く”なり、反対に空気の温度が低いほど”その空気中に含むことができる水蒸気の最大量は少なく”なります。
なので空気の温度が上がると、空気中に実際に含まれている水蒸気量は変わらずに、空気中に含むことができる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)だけが増えます。
これにより例えば空気の温度が上がることで、もともと飽和水蒸気量100だったものが150に増えるため、実際に含まれている水蒸気量は30のままなので、計算すると湿度は20%((30/150)×100)になる(湿度が下がる)、というわけです。
(空気の温度が上がる前は、湿度30%((30/100)×100)です)
反対に空気の温度(おんど)が下がると、空気中に含むことができる水蒸気の最大量が減る(実際に空気中に含まれている水蒸気量は変化していない)ため、その空気の湿度(しつど)は上がります。
空気の温度が低いほど、空気中に含むことができる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)は少なくなります。
なので空気の温度が下がると、空気中に実際に含まれている水蒸気量は変わらずに、空気中に含むことができる水蒸気の最大量(飽和水蒸気量)だけが減ります。
これにより例えば空気の温度が下がることで、もともと飽和水蒸気量100だったものが50に減るため、実際に含まれている水蒸気量は30のままなので、計算すると湿度は60%((30/50)×100)になる(湿度が上がる)、というわけです。
(空気の温度が下がる前は、湿度30%((30/100)×100)です)
以上が「温度と湿度の関係!なぜ温度が上がる(下がる)と湿度は下がる(上がる)のか?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
≪名前は知っているけどわからないもの≫
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など