※上は蒸留装置の写真
結論からいってしまうと蒸留水とは、”蒸留という方法によって不純物が取り除かれた純度の高い水”です。
蒸留というのは、”液体混合物に含まれる物質の沸点(液体から気体に変化する温度)の違いを利用し、加熱して発生した気体を冷やして再び液体に戻すことで、それぞれの物質に分離する方法”を指します。
まず水道水やミネラルウォーターなどの水にはミネラル(カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム)などの不純物が含まれていて、その不純物が含まれている水を加熱すると、その中で沸点の低い物質である水(液体)が水蒸気(気体)に変化します。
(水の沸点は、1気圧下で約100℃です)
そして上図のように、加熱して発生した水蒸気を冷やすことで液体である水に戻るので、その水が不純物の取り除かれた純度の高い水(=蒸留水)になる、というわけです。
蒸留水は、主に工業用・医薬品・アロマスプレー・化粧品の原料などに用いられます。
また、蒸留水を水分補給に用いることもできますが、蒸留によってミネラル成分が取り除かれているため、ミネラルウォーターなどと比べると味気がなく美味しくないので飲用には向いていません。
(水の味は、その水に含まれているカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムなどのミネラル成分が大きく影響しています)
以上が「蒸留水とは何かをわかりやすく図で解説!」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
哀悼、重複、出生、集荷など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど
(写真あり)メンマ、かんぴょう、マシュマロなど
(地図あり)軍艦島、淡路島、屋久島など
<豆知識>
(写真あり)カレーの容器、視力検査の器具など
<名前は知っているけどわからないもの>
(写真あり)アヒージョ、マリトッツォなど
(写真あり)磯(いそ)、沿道、郊外など
(写真あり)うなじ、くるぶし、土踏まずなど
<よく使う言葉>
慣習的、致命的、便宜的、作為的など
互換性、慢性、普遍性、必然性など
蛙化、明文化、マンネリ化、擬人化など