結論から言ってしまうと、顰めるの正しい読み方は「ひそめる」「しかめる」の両方になります。
顰めるの”顰”は「しか(める)」「ひそ(める)」「ひん」と読むことができます。
ただ顰めるは「ひそめる」「しかめる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので注意が必要です。
次の章で顰めるの意味について解説していきます。
顰める(ひそめる)は「(痛み・不安・不快な気持ちから)眉にしわを寄せること」の意味として用いられています。
「ひそめる」は、一般的には”眉を顰(ひそ)める”のように使われます。
顰めるを「ひそめる」と読むと上記のような意味になりますが、
「しかめる」と読むと「(痛み・不安・不快な気持ちから)顔・額にしわを寄せること」の意味となります。
「しかめる」は、一般的には”顔を顰(しか)める”のように使われます。
このように顰めるは「ひそめる」「しかめる」のどちらで読むかによって、意味が少し異なるので覚えておきましょう。
顰めるを用いた例文としては、「彼は天気予報を見て眉を顰(ひそ)める」や、
「私はあまりの痛みに顔を顰(しか)める」のような使い方で用いられています。
前者の例文は「(痛み・不安・不快な気持ちから)眉にしわを寄せること」の意味で、
後者の例文は「(痛み・不安・不快な気持ちから)顔・額にしわを寄せること」の意味で使用しています。
以上が「顰めるの読み方と意味、”ひそめる”と”しかめる”正しいのは?」でした。
これまで説明したことをまとめますと、
<難読漢字の一覧>
(写真あり)藜、櫛、羆など
(写真あり)竜髭菜、青梗菜、蕗など
(写真あり)岩魚、栄螺、鱧など
(写真あり)海驢、犀、猫鼬など
(写真あり)花鶏、信天翁、杜鵑など
(写真あり)薊、金木犀、百合など
(写真あり)水黽、蟋蟀、蟷螂など
(写真あり)外郎、皮蛋、雲呑など
(写真あり)行灯、暖簾、轆轤など
<読み間違えやすい漢字の一覧>
哀悼、重複、出生、集荷など
依存、過不足、続柄など
<難読漢字の一覧(偏)>
(写真あり)鯆、鰍、鰉など
(写真あり)蝗、蠍、蝮など
(写真あり)梲、栂、樅など
(写真あり)鎹、鍬、釦など
<覚えておきたい知識>
鉄火巻きの具材は?、クリスマス・イヴはいつ?など
(写真あり)カラーボックス、ACアダプターなど