このページでは寒空の読み方と意味、「さむぞら」と「かんくう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

 

結論から言ってしまうと、寒空の正しい読み方は「さむぞら」になります。

 

寒空の”寒”は「さむ（い）」「かん」、”空”は「そら」「くう」と読むことができますが、寒空を「かんくう」と読むのは間違いです。

 

 

 

また”空”の読み方は「そら」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「ぞら」という読み方をすることはできません。

 

寒空のように「さむそら」ではなく、「さむぞら」と濁って読むのは、日本語の「連濁（れんだく）」と呼ばれているものです。

 

 

連濁とは、”２つの語が結びついて１つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語の語頭が清音から濁音に変化する現象のこと”を言います。

 

寒空であれば、寒（さむ）＋空（そら）なので、空（後ろの語）の語頭である清音の”そ”が濁音の”ぞ”に変化します。

 

 

 

例えば「手紙（てがみ）」や「綿毛（わたげ）」は連濁なしで読むと、
「てかみ」や「わたけ」と読むのが普通です。

 

もともと”紙”には「がみ」という読み方はないですし、”毛”にも「げ」という読み方は存在しません。

 

 

ですが日本語では、連濁によって後ろの語頭が清音から濁音に変わるため、
「手紙（てがみ）」「綿毛（わたげ）」と濁らせて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が連濁によって濁音に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で寒空の意味について解説していきます。

 

 

寒空は「冬の寒い空のこと/冬の寒い天候のこと」の意味として用いられています。

 

 

寒空を用いた例文としては、「寒空の下で時間を忘れて話した」や、
「この寒空で半袖短パンだったことには驚きだ」のような使い方で用いられています。

 

前者の例文は「冬の寒い空のこと」の意味で、
後者の例文は「冬の寒い天候のこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「寒空の読み方と意味、”さむぞら”と”かんくう”正しいのは？」でした。

 

 

これまで説明したことをまとめますと、

 

 

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