このページでは詩歌の読み方と意味、「しいか」と「しか」どちらが正しいのかを解説しています。




1.詩歌の正しい読み方は「しいか」「しか」?


結論から言ってしまうと、詩歌の本来の読み方は「しか」でしたが、
いま現在では「しか」と「しいか」のどちらでも問題はありません


詩歌の”詩”は「うた」「し」の読み方はありますが、「しい」という読み方はありません。



ただ一般的には詩歌は「しいか」と読むことがほとんどです。




詩歌を「しいか」と読むのは本来の読み方ではなく、
この「しいか」は”慣用読み”と呼ばれる読み方になります。


慣用読みというのは、誤った読み方の人が増えて広く定着したことで、
その誤った読み方についても間違いではないとされた読みのことです。



簡単に言えば、詩歌を「しいか」と間違って読む人が増えたために、
「しか」でも「しいか」でも正しい読み方ということにしよう!となったわけです。


なのでいま現在での詩歌の読み方としては、「しか」と「しいか」はどちらも正しい読み方となります。


次の章で詩歌の意味について解説していきます。



2.詩歌の意味について


詩歌は「漢詩と和歌のこと/詩・和歌・俳句など、韻文(いんぶん)の総称のこと」の意味として用いられています。



韻文というのは、”一定の韻律(音声的な形式)を持ち、形式の整った文章のこと”を意味します。



以上が「詩歌の読み方と意味、”しいか”と”しか”正しいのは?」でした。



3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 「しか」が本来の読み方で、「しいか」は慣用読み。
  • 詩歌の読み方は、「しいか」「しか」のどちらでも正しい。
  • 詩歌は「漢詩と和歌のこと/詩・和歌・俳句など、韻文の総称のこと」の意味。



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