このページでは白旗の読み方と意味、「しらはた」と「しろはた」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.白旗の正しい読み方は「しらはた」「しろはた」?

 

結論から言ってしまうと、白旗の正しい読み方は「しらはた」「しろはた」「はっき」になります

 

白旗の”白”は「しろ」「しら」「はく」、”旗”は「はた」「き」と読むことができます。

 

 

ただ一般的には白旗は「しろはた」と読むことが多いです。

 

 

 

また白旗の”白”の読み方は「はく」と読むことはできますが、
もともとそれ単体では「はっ」という読み方をすることはできません。

 

白旗のように「はくき」ではなく、「はっき」と変化して読むのは、日本語の「促音化(そくおんか)」と呼ばれているものです

 

 

促音化とは、”2つの語が結びついて1つの語になるときに、発音しやすくするために、後ろの語(カ行・サ行・タ行・パ行)の前に付いた音が「っ」(これを促音という)に変化する現象のこと”を言います。

 

白旗であれば、白(はく)+旗(き)なので、旗(後ろの語)の前に付いた音である”く”が促音の”っ”に変化します。

 

 

 

例えば「楽器(がっき)」や「切削(せっさく)」は促音化なしで読むと、
「がくき」や「せつさく」と読むのが普通です。

 

もともと”楽”には「がっ」という読み方はないですし、”切”にも「せっ」という読み方は存在しません

 

 

ですが日本語では促音化によって促音(「っ」)に変化するため、
「楽(がっ)」「切(せっ)」と変化させて読んでいるのです。

 

ただすべての言葉が促音化によって促音(「っ」)に変化するわけではないので、注意してください。

 

次の章で白旗の意味について解説していきます。

 

2.白旗の意味について

 

白旗は「白色の旗。特に、戦意がないことや降伏の意を表す白い旗のこと/昔、源氏が用いた旗(平氏は赤旗を用いた)のこと」の意味として用いられています。

 

 

白旗を用いた例文としては、「白旗を掲げて降伏を告げる」や、「彼らは白旗を手に持ち投降した」のような使い方で用いられています。

 

一般的に白旗は前者の意味で使われることがほとんどで、どちらの例文も「白色の旗。特に、戦意がないことや降伏の意を表す白い旗のこと」の意味で使用しています。

 

 

以上が「白旗の読み方と意味、”しらはた”と”しろはた”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 白旗の正しい読み方は「しらはた」「しろはた」「はっき」のすべて。
  • 白旗は「白色の旗。特に、戦意がないことや降伏の意を表す白い旗のこと/昔、源氏が用いた旗(平氏は赤旗を用いた)のこと」の意味。

 

 

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