このページでは行燈の読み方と意味、「あんどん」と「ぎょうとう」どちらが正しいのかを解説しています。

 

 

 

1.行燈の正しい読み方は「あんどん」「ぎょうとう」?

 

結論から言ってしまうと、行燈の正しい読み方は「あんどん」になります

 

行燈の”行”は「い(く)」「こう」「ぎょう」「あん」、”燈”は「とも(す)」「とう」「てい」「どん」と読むことができますが、行燈を「ぎょうとう」と読むのは間違いです。

 

 

「あんどん」は行燈の他にも”行灯”と書き表され、一般的には”行灯”と表記されることが多いです。

 

次の章で行燈の意味について解説していきます。

 

2.行燈の意味について

 

行燈は「木や竹などの枠に紙を貼り、その中に油皿を置いて火を灯す照明具のこと」の意味として用いられています。

 

現在では中に火を灯すのではなく、電球を入れたりすることも多いです。

 

 

もともと持ち運ぶためのものであったため、”行灯(行燈)”という字が当てられていました。

 

ですがその後に持ち運びやすいように進化した「提灯(ちょうちん)」ができたので、行灯(行燈)は”据置(すえおき)用”、提灯は”携行(けいこう)用”として使用されるようになりました。

 

 

以上が「行燈の読み方と意味、”あんどん”と”ぎょうとう”正しいのは?」でした。

 

 

3.まとめ

これまで説明したことをまとめますと、

  • 行燈の正しい読み方は「あんどん」で、「ぎょうとう」は間違い。
  • 行燈は「木や竹などの枠に紙を貼り、その中に油皿を置いて火を灯す照明具のこと」の意味。

 

 

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